幽玄な飛騨川とか、女湯展望車窓とか【青春18たび 1982春‐3】

 2015-03-25
前編  サヨナラ模様とか、夜汽車とか 



陸本線の長いトンネルを抜けるたびに薄日がさしたり横殴りの雪だったりと、クルクル変わる早春の不安定な空の下、8時58分富山駅到着。
もちろん富山に足を踏み入れるのは初めてでした。

なぜかここから高山本線の急行「のりくら6号」に乗って飛騨高山に向かっています。

青春18きっぷですから、もちろん急行列車は利用できません。急行券、乗車券ともに別途買わなければならないのに敢えて急行に乗ったのは、きっと高山での観光時間を確保するためだったのでしょう。
のりくら6号で行くと、後続の各駅停車よりも1時間40分ほど早く飛騨高山に着くダイヤになっていました。

初めての高山本線ですが、ここは今でも印象に残っています。
富山を出て越中八尾に停まり、岐阜との県境駅、猪谷を出ると山また山。降り続く雪の中を、飛騨川の幽玄な渓谷に沿って走るのですが、こんな景色は今まで見たことがなくて、なんだか別の世界に足を踏み入れたような気がしたのでした。

飛騨高山には11時11分着。
高山盆地に入ると雪は止み、いつの間にか晴れ間が出ていました。

飛騨高山駅のスタンプ。

P3210747 (640x480)

なんだかこの頃はスタンプを集めていたらしく、スタンプ帳にたくさんの駅スタンプが残っていました(笑)


高山では上三之町の街並みを見たり、朝市を覗いたりしたあと、郊外の飛騨民俗村というところに行った覚えがあります。

P3210767 (640x480)
(上三之町イメージ  ※写真がなかったので、絵はがきから)

P3210762 (640x480)


飛騨民俗村はこんな感じのところです。

P3210761 (640x480)
(絵はがきから)

晴れていましたが、雪がところどころに残っていて、めちゃくちゃ寒かった覚えがあります(メモ帳にも書いてありました)。



16時10分発の各駅停車で飛騨高山を出発します。
下呂駅の手前だったと思うのですが、トンネルを出た途端、下呂温泉の旅館の女湯露天風呂が眼下に現れ、しかも結構若い女性の人影を複数発見したため、この区間3往復くらいしちゃおうか、と思ったのでした。
ちなみにこれはメモ帳には書いてなかったのですが、僕の脳みその中のメモリーには今も強く刻印されております。。。
今はもう、この高山本線随一の絶景スポットはなくなってしまったのでしょうか・・・(笑)


白川口駅スタンプ。
降りたわけではないので停車時間中に押したのでしょう。

P3210748 (640x480)


19時41分着の終点、岐阜で乗り換えて、名古屋に向かいます。
メモ帳を読むと、どうやら名古屋駅構内に早川浴場という銭湯があったらしく、そこに行くつもりだったのが、夜は20時で終わりになっていて入れず残念云々の記述があります。

そうそう、旅はそんなにうまくいかないんだよ。

そのあとは、21時26分発の上り東京行きの夜行列車に乗り、今日も車中泊。
しかも今宵は深夜の富士駅で降りて、下りの夜行に乗り換えて折り返しまた早朝の名古屋に戻ってくる、という荒業!

よくやったなー、こんなこと。信じられんわ。

案の定、名古屋からの上りは途中で通勤客が降りたところにかろうじて座れたようですが、富士からの下りは超満員で座れずに(通路に新聞紙を敷いて座っている人もいたような記憶あり)、デッキの空きスペースに陣取ったのはいいものの、ドアが開くたびに寒くて目を覚ます、というありさまでした。


それでもちゃんと夜中にスタンプ押してるところがスゴイ!
若いっていいですよね(笑)

P3210749 (640x480)

P3210750 (640x480)



名古屋には翌6時07分到着。
このあと木曽路から松本、長野へと向かいます。


<1982年3月26日訪問 つづく>






行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
スポンサーサイト
タグ :

青春18 五島列島への旅 2 【岐阜県・美濃赤坂】

 2014-07-15
1日目 東京🚝(東海道線)🚝大垣🚝美濃赤坂🚝守山🚝新大阪(泊)
②新大阪🚝京都🚝亀岡🚝園部🚍美山🚍園部🚝福知山(泊)
③福知山🚝(北近畿タンゴ鉄道)🚝宮津🚍伊根🚍網野🚝豊岡🚝浜坂🚝鳥取🚝出雲市(泊)
④出雲市🚝米子🚝新見🚝備後落合🚝三次🚝広島🚝小倉(泊)
⑤小倉🚝甘木🚍秋月🚍甘木🚝博多港🚢(船中泊)
⑥青方港🚍上五島教会群めぐり🚍奈良尾港🚢福江港(泊)
⑦バイクで福江島一周🚢長崎🚍(夜行バス車中泊)
⑧阿部野橋🚝和歌山🚝(和歌山電鐵)🚝貴志🚝和歌山🚝白浜🚝紀伊田辺(泊)
⑨紀伊田辺🚝湯浅🚝岸和田🚝大阪(泊)
⑩大阪🚝奈良🚝関🚝亀山🚝四日市🚝名古屋🚅東京

IMG_1157 (640x480)


濃赤坂。
青春18きっぷ派の皆様なら、聞いたことのある地名ですよね。
岐阜県の大垣駅からちょこんと出ている東海道線の支線の終点駅です。

大垣駅は西へ向かう青春18トラベラーが必ず越えなければならない、現代の関ヶ原、東西分け目の関所のような駅。
8両の東海道線新快速から、4両の米原行各駅停車に乗り換えるため、小走りにホームを駆けながら発車掲示板で、あるいはホームの乗り換えアナウンスで、美濃赤坂という名前は一度ならず、何度も目にし、耳にしているはずです。

そんな僕も、美濃赤坂のことはなんとなく気になってはいたものの、いつも先(西)へ先(西)へと目が行ってしまい、今まで訪問する機会はありませんでした。

今回行ってみたのも、実はほんの気まぐれです。
あとで書きますが、この日は滋賀県のとある場所を夜、訪れる目的があったので、まだ時間が余っていたのです。
東京駅を出て、東海道線の各駅停車を適当に乗り継ぎながら大垣に着いたのが、夕方16時くらい。
ここから各駅停車に乗って、米原で新快速に乗り換えれば、1時間ちょっとで目的地には着いてしまいそうでした。
さて、どうしようか、と大垣駅のコーヒーショップで休んでいるときに、ふと美濃赤坂のことを思いついたのでした。


美濃赤坂行きの2両編成の電車は、大垣駅の長いホームの米原側の先端を一部削ってできたような、3番線に停まっていました。美濃赤坂までの距離は5.0km、途中に荒尾という駅が一つだけあります。
1日20往復弱の列車は、1編成がずっとピストン輸送していても十分やっていけそうなコンパクトな支線です。

大垣を出るとしばらくは東海道本線の線路の上を走り、ちょっと右にそれたと思ったらそこが荒尾の駅。
そのまま北に方向を変えて1キロちょっと走ると、もう終点の美濃赤坂駅についてしまうのでした。
この間わずか7,8分です。

美濃赤坂には金生山という石灰岩がとれる山があるため、その貨物輸送でもにぎわっていた駅のようでした。
今でも西濃鉄道という貨物専門の路線が美濃赤坂の駅から先にも伸びているそうです。
構内も貨物専用のホーム(写真左側)があったりして広々としています。

IMG_1149 (640x480)


美濃赤坂から先の、貨物専用線。踏切もなく、かなりユルイ感じがします。
奥に見える山から石灰岩が産出されるようです。

IMG_1134 (640x480)


美濃赤坂は中山道の宿場町でもありました。

IMG_1135 (640x480)

駅からちょっと歩くと、多少そんな感じの町並みも垣間見ることができます。

IMG_1138 (640x480)

IMG_1136 (640x480)


美濃赤坂駅は無人駅ですが、なかなか立派な木造の駅舎が残っていたのですが、写真ブレブレですね、スミマセン。。。

IMG_1150 (640x480)


駅舎からホームを望む。

IMG_1152 (640x480)


折り返しの電車を1本見送ると次の電車は約1時間後でしたが、それまでにひととおりのものは見終わってしまう、コンパクトな町でした。

IMG_1156 (640x480)


このあと、いよいよ今日のメインイベント、滋賀県のある夜の街へと向かいます。



行きたくなったら、1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →

タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫