志免鉱業所竪坑櫓のセクシーな夜 【2017‐8九州‐10】

 2018-03-18
 前編「田主丸のセクシーなかっぱとか煩悩の一年の始まりとか


っと行きたいと思っていたのに、ベストな時期に合わずなかなか行けなかった場所、それが福岡空港の近くにあったのです。

それが「志免町」。

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志免と書いて「しめ」と読みます。
博多駅からバスで30分弱、福岡空港からは15分ほどで着いてしまうこの(聞いたこともないような)町に何があるというのか?
それをこれからご紹介しましょう。

ほっかほっか亭だのココイチだの、典型的な郊外のベッドタウン的チェーン店が並ぶ通りから脇道に入って、迷路のような住宅街を歩いていると突如異形の建物が見えてきます。

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カッカッカッコいいぃ~~~!!!

そうなんです。
僕はこの異世界の建造物をずっと見たいと思っていたのです!

この建物の名は「志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)」。

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かつてこの志免には「国営炭鉱」志免鉱業所があり、この竪坑櫓で採炭夫を昇降させ、石炭を搬出していたのです。


志免の町を見下ろす高台が広大な公園として整備されていて、その中央にこの孤高の竪坑櫓がそびえ立っていました。

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その大きさは高さ47.65メートル、長辺15メートル、短辺12.25メートルで、石炭層に垂直に掘られた竪坑が地下430メートルまで延びていたと言われています。

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もちろん現在は炭鉱は閉山となっていますが、近代建設技術史上非常に価値が高いものとして、国の重要文化財や近代化産業遺産に指定されています。

そりゃそーだわ。
だってマジでカッコいいもん。

廃墟とかB級スポットとかいろんなカテゴリーで語られる志免鉱業所竪坑櫓ですが、アートでスマートでスイートな僕にはセクシーなアートにしかみえまへん。

お正月。
おじーさんとこどもが上げている凧がアートのまわりを舞っています。

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これを見るだけだったら、別にベストなシーズンって関係なさそうに思えますが、この日を狙ってきたのには、実は理由があるのです。

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ただ、それには夜になるまで待たなければならないので、日が暮れるまでのしばらくの間、いったん下界に戻ります。

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竪坑櫓の高台のすぐ下にあったのが志免鉄道記念公園。

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かつてはここに国鉄の志免駅があり、ここはそのプラットホームだったようです。

志免のマンホールデザインも素晴らしいですね。
記念に1枚持って帰りたいくらいです。

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日が暮れるまでの間に夕食を食べよう、と思って志免の町まで出てみたのですが、元旦なのでチェーン店しか開いていません。
しかたなくファミレス的なお店でひとり焼肉を終え外に出ると、竪坑櫓はすでにライトアップされ、妖しく輝きはじめていました。

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そう、この志免鉱業所竪坑櫓は、クリスマスと年末年始の数日間だけ、こうしてライトアップされるのです。

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せっかくなのでライトアップされる瞬間を見よう、と思っていたのですが、この日は(いつも?)予定の時間より早く点灯してしまったようでした。


1年のうちでほんの数日しか実施されないライトアップなのですが、人影を見ることはほとんどありません。

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昨日の大晦日にみんな見に来ちゃってたのかな?
でもカウントダウンをやってたわけじゃないので、昨日もこんな感じだったのかもしれませんね。


昼間はあんなに男性的に見えた竪坑櫓ですが、夜になると、その姿はまるでセクシーな女性のよう。

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僕はまったく気づいてなかったのですが、この日がスーパームーンだったこともあるのかもしれません。

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なんだか妖しい夜がはじまりそうですね。

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やっぱり今年の僕はセクシーな1年になりそうだ、ということが確信できました。

ありがとう!



<2018年1月1日 訪問つづく>   続き⇒「呼子で朝からイカご飯。





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田主丸のセクシーなカッパとか、煩悩の1年のはじまりとか【2017-8九州-9】

 2018-03-12
 前編「日田豆田町の泪橋とか筑後吉井のセクシーな男とか


クシーな僕が、セクシーな筑後吉井の町を歩く2018年の1月1日の午前12時。

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筑後吉井はかつて5人の庄屋によって町なかに水路が引かれている、水の豊かな町でもあります。

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水もしたたるセクシーな男にぴったりな町ですな。

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んで、途中で見つけた難読苗字。
「でりは」さん?

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これは「イデリハ」さんと読むことが多く、この筑後吉井がある福岡のうきは市に集中している非常に珍しいもので、「ユズリハ」の木が由来だとする説があるようです。

ユズリハは「譲り葉」という意味で、春先に若葉が出ると、前年の葉がそれに譲るように落葉することからそう名付けられ、その様子は、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てられ、子孫繁栄の縁起物として正月の飾りや庭木に使われています。

出利葉さんの祖先は落ち延びた平氏の一族で、再び一族の子孫が繁栄することを願って「ユズリハ」と名乗ったのが由来ではないか、というロマンチックな説もあるんだそうな。

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正月早々、なんてセクシーでロマンチックな1日なんだ!
今年の僕の1年を占う、良き日になりそうだぞ!


そんな期待を胸に、筑後吉井から再び久大本線の列車に乗って隣の田主丸駅へ。

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気づきましたか?駅名標のかわいいかっぱくん。

そう、この田主丸はかっぱの町として有名で、駅舎もどどーん、とかっぱく・・・・・ん?

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いいかげんにしろ、古賀建設!
なんでわざわざ俺が行く日に工事してんだ!

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・・・って古賀建設に怒りをぶつけてもしゃーないか。

この田主丸駅、本当はこんな感じのかっぱくん駅なはずなのですが、この日は残念ながら工事中。

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くっそー、これでいいねゲットしまくろうと思ってたんだけどなー

仕方ないので、町なかのかっぱくんめぐりに出かけようと思います。
ちゃんとこんなかっぱくんMAPもあるんですよ!

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昔、お酒の黄桜のCMで

♪カッパッパ― ルンパッパー  かっぱ黄桜かっぱっぱ
 ボンピリピン 飲んじゃった   ちょっといい気持ちー 
 のーめるのーめるのーめるのーめる いーけるけるけるけろっぷ ♪

とかいう歌が流れて、セクシーかっぱ妻が登場するシーンで、思わずよからぬ妄想した貴兄も多いかと思いますが、まあそんなかっぱ妻がどこかにいるのではないか、と。


駅からちょっと歩いた場所にある田主丸中央公園。

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直立不動で頑固おやじっぽいかっぱですな。


ここはマンホールももちろんかっぱくん。

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ここはかつては田主丸町だったのですが、編入合併で今は久留米市の一部になっています。


田主丸(たぬしまる)という地名は、かつてここを治めていた庄屋、菊池丹後の「我楽しう生まる(たのしううまる)」という往生観から「たぬしまる」の名が付いたと伝えられていて、現在でも「たのしまる」と呼ぶ人が多いそうです。

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いいじゃないか、「たのしまる」!
「愉しまる」とか「嬉しまる」とか「快しまる」とかだともっといいぞ!武蔵丸はちょっと困るけど。


田主丸の町なかにもあっちこっちにかっぱくんが。
そもそもなんでここがかっぱくんの町になったかというと、この田主丸には昔からいくつかの河童伝説があったからなのだそうです。
  
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もとは熊本に棲んでいた「九千坊河童」と呼ばれる西日本随一の河童一族が、その傍若無人ぶりに怒った加藤清正に追われ、久留米の筑後川にやってきて水天宮(安徳天皇を御祭神とする水の神様)のお護り役として、領民を水害から守っていたという説、平家の大将・平清盛が落ち延びて巨瀬入道という名の河童になり、田主丸の中央部を流れる巨瀬川(筑後川の支流)の主となったという説等々、まあいろいろあるようです。


けっして大きくない田主丸の町ですが、なかなかしぶーい中央商店街があったので行ってみます。

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なんしよーと?
ちょっとよってかん?
だって。

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かわいいですな、かっぱ弁(かっぱの博多弁?)。


おおお、そしてかなりセクシーなカッパ発見!

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ヤバいよこれ、美しさは黄桜のCMに出てくるかっぱ妻レベルには到底及ばないけど、露出度が高いので、まあ許そう!


そしてその横には煩悩と戦う男かっぱ。

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・・・わかるよ、かっぱくん!

セクシーでロマンチックな1年の始まりだったはずなのですが、やはり煩悩と戦う1年となるのか、俺?



<2018年1月1日 訪問つづく> 続き⇒「志免鉱業所竪坑櫓のセクシーな夜




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チームラボ@福岡城とか博多のカップルとか【2017‐8九州‐2】

 2018-02-16
 前編「おりづるタワーのキャンドルとか



多駅前の冬のイルミネーションはいつもきれいですね。

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冬に九州に来るときは青春18きっぷを使って丸2日かけて夜に博多に着くことが多いせいか、最近はこのイルミネーションを見ると、ようやく九州ついたどー、という実感が湧いてくる私です。

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♪今日は吉原・堀之内~中洲・ススキノ・ニューヨーク~♪

博多の夜と聞けば、そんなタケちゃんマンの歌のような想像しかできないバブル世代の貴女に私は言いたい!
めくるめくような博多の夜を目の前にしても、あえてアートの道へと進む、清く正しく美しい男もいるのだ、と。

そんなわけでこの日、ホテルに荷物を置いてすぐに向かったのはここ。

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ライトアップされた福岡城址ですな。

この冬、ここで行われているチームラボのこのデジタルアートが見たかったのです。

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「チームラボ」とは、プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団.。

最近は全国津々浦々のこうしたデジタルアートイベントに引っ張りだこですね。


福岡城は城の規模としては九州一の巨城で、本丸・二の丸・三の丸などの中心部は総石垣造りで、別名、石城とも呼ばれています。その美しい石垣を中心に、福岡城が壮大な光のデジタルアート空間として演出されているのがこのイベントなのです。

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本丸に入ると、出た!タマゴアート。

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このタマゴみたいな柔らかい物体、子どもたちにバンバンキックされたり、地元の大学生くらいのカップルが、
「これ押してみてよかとね?(女子)」
「よかよか!(男子)」
「(ぼよ~ん・・・押し倒す音)」
「きゃあああー!起き上がっとっとー!あんたみたいに元気ビンビンとねー(女子)」
「そりゃ、あんたが美しかけん(男子)」 ※博多弁テキトー
みたいな感じでかなり手荒に扱われています。

おいおい大丈夫かよー、これアートだぜ。
と思っていたのですが、よかなんだそうですとー。

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これは「呼応する、たちつづけるものたちと木々」というタイトルのアートで、このタマゴくんが人に押されて倒れかけたり、人々が木々に近づいたりすることで、それぞれの光の色が変化したり、その色特有の音色が響くようになっているんだそうです。


僕も押し倒してよかですかー?
と闇夜につぶやいてみると
「よかよ、ウチ、あんたんこつ、すいとーと」と誰かが答えたような気がして、やっぱり中洲の夜に消えようか、それとも親不孝通りで福岡の港の女を探そうかと一瞬揺れましたが、今宵は清く正しく美しい夜なので、そのままアートの世界に没頭することにしました。

これも「呼吸し呼応する石垣」。

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本丸跡の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」に呼応して、まるで呼吸するかのように光ったり色を変えたりしています。


天守台の上に上ると、本丸跡の向こうに博多の夜景が。

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何千、何万もの光が呼応し、呼吸するように次々に変化しています。

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これは圧巻でした!
インスタ映え、しそうですな。

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ただ、この自撮り、大丈夫か?
ちと顔のシェアが大きすぎでないかい?


城内には別名、石垣城と呼ばれる福岡城の特徴を活かしたアートも。

これは「石垣の空書」

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大天守台跡の石垣に、空書(空間に書く書)を永遠に書き続けています。


そしてこれが「大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達」。

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花々でできた動物が、全長60m、高さ約8.5mの大天守台跡の石垣に住んでいるかのように描き出され、そして散っていきます。
すごい迫力なんだけど、あー、うまく写真に残せなかったな。。。


チームラボ@福岡城、素晴らしかったですよ。
これはこの1月で終わってしまいましたが、今後も全国津々浦々で同様のイベントはあると思うので、ぜひおすすめです。



<2017年12月29日 訪問>   続き⇒祐徳稲荷の左馬並みとか、肥前浜のうなぎ屋さんとか



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進め!卒業式新幹線 【青春18 対馬への旅‐番外編】

 2014-12-19

A列車で行こう!とフェリーを乗り継いで天草松島を統一したあとは、すぐにバスで三角まで戻り、再び三角線で熊本へ。
久しぶりに降り立った熊本駅は、新幹線開業で新しくなってました。

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今日は、そのあと博多に戻る普通列車の中で見たJR九州の中吊り広告から。

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九州新幹線開業10周年を記念して、新幹線を貸し切って卒業式をさせてくれるそうです。
やりますね、JR九州。


新幹線の中で、高校生たちが笑ったり、泣いたり、
飛び跳ねたり、抱き合ったり、
先生の話をしんみり聞いたり、
遠い都会に出て行く友達が、ホームに降りても別れ際にずっと手を振りつづけていたり。

そんな姿が思い浮かんで、想像するだけでジーンと来ちゃうじゃないですか。


ユニークな列車や、ななつ星みたいなイノベーティブな風土を持っているだけじゃなく、この会社は人の心の琴線に触れる武器を、本当にたくさん持っていると思うのです。

たとえば九州新幹線全線開業の時のCM。
エキストラでもなんでもない、九州新幹線の沿線に住む普通の人々が、ただ新幹線に向かって手を振ったり飛び上ったり笑っていたり。
そんなシンプルな映像なんですが、妙に心を動かされるんです。



思えば、九州新幹線全線開業の日は、東日本大震災があった翌日だったんですね。
そんなこともあって、人々のつながりだの絆だのが心に沁みる時期だったせいか、ネット上でもすごく話題になっていたCMでした。


もうひとつ、昔コピーライティングを学んでいたときに知った、JR九州の素晴らしいCMコピーがこれ。




 愛とか、勇気とか、見えないものも乗せている。


ですよ。
シビレますよ。



この中吊りを見てたら、そんなことを思い出したりしたので、番外編でちょっと書いてみました。


このあと、博多に向かい、いよいよ対馬に向けて出発です。


<2013年12月28日訪問>




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青春18 五島列島への旅 10  名前に魅かれて、秋月へ 【福岡県・秋月】

 2014-07-27
<はじめから読みたい方>
 青春18 五島列島への旅 1 【出発前】
 青春18 五島列島への旅 2 【岐阜県・美濃赤坂】
 青春18 五島列島への旅 3 浮気町【滋賀県・守山市】
 青春18 五島列島への旅 4 H商店街 【京都府・亀岡市】
 青春18 五島列島への旅 5  美山かやぶきの里【京都府・南丹市
 青春18 五島列島への旅 6 北近畿タンゴ鉄道 【京都府・宮津市】
 青春18 五島列島への旅 7 伊根の舟屋【京都府・伊根町】
 青春18 五島列島への旅 8  鉄子の部屋 【兵庫県・浜坂町】
 青春18 五島列島への旅 9  山陰素通り編 【島根県】


①東京🚝(東海道線)🚝大垣🚝美濃赤坂🚝守山🚝新大阪(泊)
②新大阪🚝京都🚝亀岡🚝園部🚍美山🚍園部🚝福知山(泊)
③福知山🚝(北近畿タンゴ鉄道)🚝宮津🚍伊根🚍網野🚝豊岡🚝浜坂🚝鳥取🚝出雲市(泊)
④出雲市🚝米子🚝新見🚝備後落合🚝三次🚝広島🚝小倉(泊)
5日目 小倉🚝甘木🚍秋月🚍甘木🚝博多港🚢(船中泊)
⑥青方港🚍上五島教会群めぐり🚍奈良尾港🚢福江港(泊)
⑦バイクで福江島一周🚢長崎🚍(夜行バス車中泊)
⑧阿部野橋🚝和歌山🚝(和歌山電鐵)🚝貴志🚝和歌山🚝白浜🚝紀伊田辺(泊)
⑨紀伊田辺🚝湯浅🚝岸和田🚝大阪(泊)
⑩大阪🚝奈良🚝関🚝亀山🚝四日市🚝名古屋🚅東京



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島列島へ行く方法は、言うまでもなく航空機か船になりますが、僕は飛行機が苦手なので船しか選択肢はありません。
船で行くとなると、長崎や佐世保から高速船かフェリーで行く方法と、博多港から夜行フェリーで行く方法がありますが、僕は博多港からの夜行フェリーを利用することにしました。

時間的には長崎や佐世保から高速船に乗ってしまえば1時間半から2時間前後でほとんどの島には着いてしまうのですが、そんなにすぐに着いてしまうのはなんとなくもったいないような気がして、一番時間のかかる方法にしてみました。
(そしてこれは一番お金がかからない方法でもあります。夜行便なのでホテル代も1泊浮くことになります)



小倉に泊まった翌日、博多港をその日の深夜に出るフェリーに乗ればよかったので、ほぼ丸一日、時間はあるのですが、事前には特に何も予定を決めていませんでした。なんとなくその日の気分で、博多周辺の行ったことのない場所をぶらぶらすればいいや、と思っていたのです。

秋月、八女、筑後吉井あたりの、ちょっと幹線から外れていて、その気にならないとなかなか訪れるチャンスのない渋い町が気になっていたので、今回は秋月に行ってみることにしました。


秋月は「筑前の小京都」といわれ、秋月氏、黒田氏の城下町として「秋月千軒の賑わい」と謳われるほど栄えたようです。『信長の野望』でも、比較的早い年代の設定だと、秋月城とか秋月氏とか出てきていたので、僕も知っていたのだと思います。
明治に入って「秋月の乱」なんてのもあったようですが、歴史の授業で聞いたことがあるような、ないような・・・
どちらにしてもその詳細は覚えていませんが。

地理的に、道路も鉄道も主要幹線から外れた場所にある、ということもあり、明治以降は急速に寂れていき、今は人口1000人程度が暮らす、静かな山の中の一集落になっていますが、その分さまざまな史跡や景観が比較的壊されずに残っているのが小京都、と呼ばれる所以のようです。


秋月、という名前にも魅かれますね。
名前の通り、秋の満月の夜に来て、青白い光で静かに照らされた城下を歩いてみたい気もします。

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城下町の入り口にある目鏡橋(眼鏡橋ではありません)。
秋月のランドマークのようです。

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秋月の町並み

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城下の町並みをちょっと外れると、いつかどこかで見たことがあるような里山と、豊かな日本の秋がありました。

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懐かしいといえば、この秋月中学校。

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この木造校舎。

僕の卒業した小学校は、当時、明治時代から続く歴史がある、といわれた木造校舎(これより数倍ボロかったけど)だったので、なんだか本当に懐かしくて、Facebookにアップしたら、たくさんの反応がありました。

「父の母校です。 私は行ったことがないんですよー。なーんにもない田舎だよ。といつも言ってました。私のかわりにお墓参りお願いします」という同じ会社の女の子。
「母親の地元にようこそ♪ちなみに東京に異動してくる前迄は、営業でときどき行っていました(^^)v」という友人。

今はこんな小さな集落ですが、秋月は確かに歴史を作っていた場所だったんですね。


秋月はJR鹿児島本線の基山駅から分岐する甘木鉄道(基山~甘木 13.7km)の終点甘木からさらにバスで20分のところにありますので、今回、初めて甘木鉄道にも乗りました。

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そして、途中にある、この駅

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「おお」と「いたい」の間に「、」でも打って「おお、いたい」とでもなっていればもっとわかりやすいのでしょうが、一応珍名駅として知られる駅です。
漢字で書いちゃうとどうってことはないんですが。

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そのあと、博多の街でちょっとゆっくりしてから、博多港フェリーターミナルに向かいます。
中州や天神から歩いても30分もかからないくらいなので、町なかで食事をしたあと、那珂川沿いをぶらぶらと歩いて行ったりします。

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いつ来ても「壱岐・対馬・五島」という文字に見とれてしまいます。
僕は夜の博多港フェリーターミナルの雰囲気、とても好きです。

五島行きのフェリーは、23時30分発です。




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