錦帯橋 朝の散歩編 【山口県・岩国市】

 2014-09-02
<前編からのつづき>

帯橋の朝、6時。
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まだうっすらと霞のようなものがかかっていて、山上の岩国城が隠れています。


昨夜は岩国城下吉川の落武者の霊にビビッて向こう岸へ渡れなかったので、今日はそんな弱気な自分への反省も込めて、うさぎ跳びで五層の橋を渡ろうと思います。

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ウソです。。。



ここ、錦帯橋は24時間渡れますが、有料です。
日中は料金徴収の係員がいますが、朝晩は無人で、一応料金を箱に入れて渡ることになっています。
地元の散歩の人は・・・・・入れてないだろうなあ。。。


橋を渡り終えた先には、吉香公園や吉川家資料館など、岩国城下の吉川家ゆかりの地となっていて、人影もないため、300年前と変わらぬような、幽玄な世界が広がっていました。
やっぱり夜来なくってよかった。。。

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山頂の岩国城へ上るロープウェーはまだ運行していなかったので、今回はパスしました。



錦川に沿って、山裾を歩きます。
遠景の錦帯橋も、なかなかです。

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ブラブラ歩いて向かったのは、岩国高校。
後輩の出身校だそうです。あまり意味ないですが、一応表敬訪問。

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ちなみにこの学校、公立の普通科高校ですが、野球が強く、今年(2014年)は春、夏連続で甲子園に出場しました。
僕も高校野球は好きなので、春も夏も後輩と一緒に甲子園に応援に行きましたが、どちらも緒戦で負けました(笑)。
でもまあ、大したものです。


岩国高校への入り口の目の前に、川西駅があり、錦川鉄道の気動車がちょうど通りかかりました。

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再びブラブラと錦帯橋方面に戻ります。

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7時を過ぎてから錦帯橋に戻ると、朝靄のようなものはすっかり晴れ渡り、遠く山上に岩国城が見えます。

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錦帯橋。
朝には朝の、夜には夜の美しさがある、やはり日本三名橋であることは間違いありません。




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錦帯橋 シャイな鵜飼体験編 【山口県・岩国市】

 2014-08-31
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口県岩国市出身の後輩が僕の職場にいます。
彼がことあるごとに故郷の話をするので、なんだか知らないうちに岩国は僕にも縁のある町であるかのような錯覚に陥ったのか、山陰から瀬戸内に向かうついでに、わざわざ遠回りして岩国に行ってしまったのでした。

出雲大社のあと、出雲市から高速バスで広島に入り、翌日、宮島・弥山とまわって、岩国の錦帯橋前のホテルに着いたのは夕方近くになってのことでした。

10年くらい前、なぜか大晦日の夜に岩国に泊まって、ここで新年を迎えたことがあります。
年末にパチンコで大勝ちしたので、せっかくだからどこかに出かけよう、と12月30日の当日でも唯一予約のとれた寝台特急「あさかぜ」に乗って、なんとなく岩国で降りたのでした。
岩国から錦川鉄道渓流線に乗りかえて終点の錦町まで行ってみたはいいものの、雨だったのですぐに折り返して、錦帯橋でも見ようと思ったら、その手前のパチンコ屋でまた大勝ちしてしまい、終わってみたら暗くなっていたのでそのまま岩国に泊まってしまった、ということがありました。
僕がまだ旅打ちをしていた頃の話です。いつか機会があったらこの頃の話も書きたいと思います(笑)



そんなわけで岩国も錦帯橋も確か3回目くらいなのですが、今回初めて体験するイベントがあります。
それは鵜飼。
岐阜の長良川で有名な、あの鵜飼です。

岩国の錦帯橋前でそんなことをやっているなんて全く知らなかったのですが、今まで生で鵜飼を見たこともなかったので、鵜飼観覧船に乗ってみることにしました。

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あたりが薄暗くなりかけた頃、10人強の客を乗せて船は錦帯橋より少し上流の橋の下から出航し、そのまま錦川を上流の方へ向かいます。

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が、ちょっと進んだところで船は停まってしまいました。
どうやら錦川の水量が通常より多いらしく、安全上これ以上は行けないらしい・・・のですが、この船頭さん、とてもシャイなのか、ほどんど説明がありません。

鵜飼鑑賞船は最初の1時間が食事をしながらの錦川遊覧で、後半の1時間が鵜飼の鑑賞となっています。
夕食用に各々が注文したお弁当がテーブルの前に揃っているのですが、船頭さんは食べてもいいとも悪いとも言わないので、船も進まず、時間だけがただ過ぎ去ってゆく中、乗船客は弁当と船頭さんを交互に見ながらどうすべきか悩んでいます。

結局、誰かが我慢できずに弁当を食べ始めると、みんなそれに倣って無言でもぐもぐと食事を始めたため、夏の終わりの虫の声と、ときどき船を撫でる錦川の波の音を聞きながらの船上での静かな晩餐、という(文字にしてみると)とても情緒あふれる体験ができたわけです。

シャイな船頭のおじさん、ありがとう。
でももうちょっとホスピタリティを磨いたほうがいいよ。。。



さて、後半の1時間は鵜飼の時間です。
篝火を焚いた鵜飼船がやってきて、僕たちの乗る鑑賞船の横を通り過ぎます。

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鵜飼とは、伝統装束に身を包んで船の先端に乗っている鵜匠(うしょう)という人が、5~10匹の鵜(ウ)を紐で操って、鮎などの魚を漁獲する伝統的な漁法のことを言います。
手前に鵜が泳いでいるの、わかりますか?

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鵜は、鵜匠から鮎をとるための厳しい訓練を受けて、一人前、もとい、一鵜前になるのに3年かかるのだそうです。
鵜は、篝火に驚いて逃げる鮎を水の中に潜って次々と捕獲します。鵜匠はタイミングよくそれを引っ張り上げるのです。

完全に観光用の漁なので、鵜に捕獲された鮎は、僕らが乗る鑑賞船の方にどんどん投げ込まれてきます。
女子大生くらいのグループや家族連れの子供たちが、きゃあきゃあ言いながら鮎を集めています。

でもこんな時間に生の鮎をもらっても困るだろうに。みんな家に帰るのかな?



鵜飼船とすれ違いざまに、鵜匠と鵜の動きを注視するのですが、暗闇の中、篝火だけが頼りなので、結局鵜が鮎を捕まえて吐き出す、という決定的なシーンは目撃できませんでした。
まあ、その分幻想的な雰囲気ではあったし、日本の伝統イベントとして、一度は経験しておいてもいいのかな、という感想です。

(残念ながら錦帯橋の鵜飼は先日(2014年7月末)事故があり、今年いっぱいは運航中止になっているようです。新たな対策を整えて、来年以降の再開が待たれます)



宵の錦帯橋。
ライトアップされて、川面にくっきりと反射しています。

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夜もなかなかいいですね。

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橋の向こう側まで行ってみようかと思いましたが、岩国城下の落武者の霊がいると怖いので、やめておきました(笑)

<後編へ続く/2013年8月訪問>



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