ヤン坊&マー坊、長浜ヤンマーミュージアム 【滋賀・長浜】

 2015-05-30
賀県の長浜に「ヤンマーミュージアム」という企業テーマパークがある、というので密かに行ってみたかったのでした。

最近は、日清のカップラーメンミュージアムをはじめとして、企業ミュージアムも単なる自社のPRにとどまらず、大人も子供も楽しめるようなクオリティの高いものが多くなってきましたが、このヤンマーミュージアムもなにか期待できる感じがしたのです。

実はこの日から家族合流で、GWの家族旅行という立てつけに変わったので、僕ではなく一応子供が主役となります。
うちの子供にとって滋賀県は初めての訪問ですから、まあまずは王道の琵琶湖遊覧だろう、と考えていたのですが、あいにくの雨模様。どんより灰色でガスに霞んだ琵琶湖で船に乗っても仕方なかろう、ということでこのヤンマーミュージアム案が突如浮上してきたのでした。



東京から新幹線で来た家族と米原で合流して、北陸本線の各駅停車で約15分、長浜駅へ。

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ヤンマーミュージアムは長浜駅から徒歩15分程度ですが、道中も、なかなか渋い。

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長浜は豊臣秀吉が拓いた城下町として賑わい、北国街道の宿場町として栄えたことから古い町並みや黒壁の町並みで有名なのですが、このあたりは市街地からやや外れた場所にも関わらずなかなか雰囲気があるのです。
旧北国街道沿いだからなのでしょうか。

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やがて見えてきます、ヤンマーミュージアム。
これが全景。

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エントランスでは、当然のようにヤン坊&マー坊がお出迎え。

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なんだかこの「ヤン坊&マー坊天気予報」って去年終わっちゃったらしいですね。
というか去年までやってたんですね。
最近全然見てなかったので、もうずっと昔に終わった番組だと思ってました・・・


さて入場料600円(子供300円)を払って入ってみます。

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まずはディーゼルエンジンやショベルカーなど、YANMARの主力商品の展示や映像での紹介があるのですが、このあたりはふつーの企業ミュージアムと特段変わりはありません。

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このヤンマーミュージアムでは、ボートやパワーショベルの操作シミュレーションなど、体験型のアトラクションが超人気なのです。

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特に人気なのは、この建機シミュレーター体験。

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まあパワーショベルの運転体験ですね。
これは大人も楽しめる1人10分の本格的な体験なのだそうですが、先着の予約制らしく、朝一番に来れなかったので、当然のことながらもう枠は閉館間際のものしかありません。夕方までここにいるわけにはいかないので残念ながらパス。

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JR東海のリニア館の新幹線運転シュミレーターなんかは1時間単位の抽選なので、あとから来た人にもチャンスがあることを考えると、あのやり方の方が域外からの旅行客にはやさしいかな。まあ倍率はめちゃくちゃ高いけど。


2階から眺めると、こんな感じです。

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この船の操縦もできるんですよ。
まあ、ここもTDR並みの待ち時間だったのであきらめましたが。

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屋上にはビオトープと足湯があるテラススペースになっています。

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琵琶湖も見えますね。

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感想は・・・うーん、結局、体験ものができないと、普通の企業ミュージアムと同じですねえ。
そう考えると、GWには行くもんじゃないですね。
行くなら絶対平日がいいですよ。子供は休みじゃないので難しいでしょうけど。



さて、雨も降ったりやんだりのようでしたが、せっかく長浜に来たので中心部の黒壁スクエアへと行ってみます。

道中が、またまた渋い。

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この交差点が、旧市街地の中心である「札の辻」にあたる黒壁スクエア。
下の写真の建物が「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行(1899年竣工)。以前、この建物が取り壊されることになったのをきっかけに、旧市街の古建築の保存と再生のため、長浜市と地元民間企業が共同で第3セクターの会社「黒壁」を立ち上げ、周囲の古建築を、次々と美術館、ガラスショップ、工房、ギャラリー、カフェ、レストランへと再生して、「黒壁の町並み」を作り上げたのだと言います。

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たくさんの観光客であふれていますよね。
今や湖北最大の観光スポットとして人気となっていて、町おこしの成功例として有名なところでもあります。

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長浜といえばもう一つ、この人とこの人ですね。

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銅像のタイトルは「出逢い」ですよ。
「三献茶」というエピソードですよ。

・・・・・思い出せない方は、中学校の歴史の教科書を見直してくださいね!


と、いうのは冗談で、これは若き日の豊臣秀吉と佐吉(石田三成)ですね。
鷹狩から帰ってきた秀吉を出迎えた小僧の三成が、最初の一杯目はゴクゴク飲めるぬるいお茶をなみなみと、2杯目はちょっと熱めのお茶を適量、3杯目は熱いお茶を少量差し出したことにより、いたく秀吉に気にいられ立身出世の階段を上った、という有名なお話しですね。


長浜の町を歩きながら、「長浜は秀吉と三成が出会った町で、実は云々・・・」と子供にこの話をしてたら、GOODタイミングでこの銅像が出てきたので、父さん面目躍如ですよ。
長浜に来たのは確かに2回目ですが、けっしてこの銅像があることを覚えててその話したわけじゃありませんよ!


まー、それはそれとして。
長浜といえば、この長浜城。

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秀吉が最初に築いた居城として有名です。
天守閣からは、琵琶湖がきれいに見えました。

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雨も上がって少し明るくなり始めていたので、琵琶湖周遊もいいなあ、と思いましたが、今日はこれからうちの娘熱望のメインイベントがあるので、先に進みます。



<2015年5月4日訪問/つづく>





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たびねすに新着記事掲載!「四日市あすなろう鉄道」

 2015-05-28
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



  入口⇒ 明日への希望を乗せて走れ!四日市あすなろう鉄道、誕生。


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ぜひ読んでみてください!



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ゆあさ行灯アート展 【和歌山・湯浅】

 2015-05-26
浅は、和歌山市から30キロほど南、紀伊水道に面したところにある古い町。
醤油醸造発祥の地といわれ、醤油と金山寺味噌の醸造のほか、熊野参詣道の伝馬所でもあったことで古くから有田地方の政治経済の中心地として栄えてきたそうです。
そのため古い町並みや歴史ある建物が数多く残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

僕は以前も一度、紀伊半島をぐるっと回った時に寄ったことがあったのですが、その湯浅で「行灯アート」というイベントがある、と聞いたので、五條から和歌山線で和歌山に出たついでに、急遽行ってみることにしました。



ゆあさ行灯アート展は、2006年に湯浅の町並みが和歌山県で初めて重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けたのをきっかけに、伝統ある町に似合う行灯の夜景をつくり、町並みを散策してもらおうと始まったイベントだそうです。

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東西約400m、南北約280mという小さな区域ですが、保存地区の古い町並みがこんなふうに行灯で飾られます。

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ちなみに、昼間の湯浅の町並みはこんな感じです(2013年訪問時撮影)

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毎年、GWの期間中に開催されているので、それなりに人出も多いようです。
でも人であふれかえる、というほどではないのがちょうどいい感じです。

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飾られている行灯は基本的に一般から募集して作られたものだそうです。
あまりお金をかけていないわりには、なかなかいい感じのイベントに仕上がっています。

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醤油醸造発祥の地だけあって、街なかには今でも手作りっぽい醤油屋さんがたくさんあります。

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(2013年訪問時撮影の同じ建物)
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金山寺味噌屋さんも。

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途中、屋内の行灯ミュージアム、ギャラリーなどがありました。

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ひな人形と行灯の違いこそありますが、こんなふうに家々の中に飾られている展示物を見ると、なんだか真壁のひなまつりを思い出しました。

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路地裏にあるこの建物、これが湯浅町並み散策の中心地、甚風呂です。

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ここは幕末から昭和の終わりまで営業していた銭湯だそうです。今は資料館として改修されていて、湯浅のちょっとした観光スポットになっています。

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風呂場の中にも行灯アートがあります。

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そういえば以前湯浅に来たときにも甚風呂に寄ったのですが、案内人のおばちゃんに僕が東京から来たというと、
『まぁ、わざわざこんなところまで来るなんて珍しい。もう一生来ないだろうからたくさんサービスするよ(変なサーヴィスではない。頑張って説明するよーの意)』的なVIP待遇を受けたことを思い出しました。

甚風呂の近くの交流館あたりで待機してた大勢のボランティアガイドのおじいさん、おばあさんからも
『まー東京、そりゃたいへんだ、人生最後の湯浅だな。お茶飲め、もっと飲め!』
的な歓迎を受けた覚えがあります。

また来ちゃいましたケド、ハイ。

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甚風呂の2階から眺めた路地裏の灯り。

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「ゆあさ行灯アート展」。
手作り感満載でお金もあまりかかってなさそうだし、ぶらぶらとゆっくり回っても1時間はかからないくらいのささやかなイベントでしたが、なかなかよかったですよ。
少なくともあたたかさ、は感じました。

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古い町並み、といういい資源があるからなのはもちろんですが、ここは人もいいんですね、きっと。



<2015年5月3日訪問>





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幻の絶景鉄道跡 ‐五新鉄道‐ 【奈良・五條‐2】

 2015-05-24
 前編 額田王列車とか、日本一の長大路線バスとか。


條の新町通りは、江戸時代の旧紀州街道の景観を残す街並みが残っており、宿場、商業のまちとして発展した往時の栄華をしのばせてくれます。

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新町通りに入ってすぐ、鉄屋橋周辺の景観。

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新町通りのシンボル、「一ツ橋餅店」。
昔ながらの手作りの「餅」は夕方には売り切れてしまうそうです。

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このあたりはよくロケにも使われるようですが、さもありなん、という感じです。

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新町通り沿いにはなかなか渋い路地もたくさん張り巡らされています。

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そして通り沿いの路地の数か所から、南の吉野川畔に出られるようになっています。

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新緑とこいのぼり、似合いますよね。

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この吉野川は、和歌山県に入ると紀ノ川と名前が変わります。
紀ノ川のほうが名前は売れてますね。

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新町通りをさらに進むと、突然、異様な建造物が。

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こうして通りの上をまたいだところで、その先は宙に消えています。

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これは幻の鉄道、と呼ばれている五新鉄道の建設途中で取り残された工事跡。

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名前の通り、この「五」條と和歌山の「新」宮を結び、紀伊山地を縦断する長大山岳路線として計画されていましたが、紆余曲折あり、結局はここを列車が一度も走ることなく廃墟となった路線なのです。

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区間の途中までは跡地の一部をバス専用道路として整備し、路線バスが走っていましたが、現在はそれも廃止されてしまい、この先をたどるのはなかなか難しいようです。
開通していれば、さっき見た日本一長い路線バス、八木新宮特急バスと似たようなルートを通る予定だったのでしょう。
そう考えると、実現していれば世界遺産の山々や素晴らしい渓谷を眺めながら走る絶景鉄道路線になったことでしょう。

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吉野川の河原には、紀伊山地の深い山塊をバックに鉄橋の土台となるはずのコンクリートがポツンと残されていました。

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残念ですね。乗ってみたかったです。





<2015年5月3日訪問>





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たびねすに新着記事掲載 「絶景の四日市工場夜景3選」

 2015-05-22
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



  入口⇒ 絶景の工場夜景聖地へ、気軽に行ける四日市工場夜景スポット3選


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額田王列車とか、日本一の長大路線バスとか 【奈良・五條】

 2015-05-20
日市から奈良の五条へ向かいます。

電車に乗ろうと近鉄四日市駅に行くと、なんと「こにゅうどうくん」が。

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右側にちょろっと舌を出した小僧がいるのがわかりますか?
これがあの、権利関係に厳しい制約があったため前回紹介できなかった四日市のゆるきゃら、「こにゅうどうくん」です。
これなら駅の置物なので、ここで画像を利用しても四日市市政策推進課まで申請する必要も、版権使用料10,000円を払う必要もないでしょう。

さて、四日市から近鉄特急で大和八木まで行き、急行に乗り換えて近鉄の大和高田駅へ。そこからJRの高田駅まで歩いてJR和歌山線に乗り換えることになります。
これは近鉄特急ですね。

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JRの和歌山線のディーゼルカーには、シブいラッピングが。

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『大和は国のまほろば』だし、香具山も、たらちねの母も、つるハゲの父も、みんなこの沿線ですからわかりますよ、その趣旨は。
しかしいくらなんでも額田王(ぬかたのおおきみ)は列車のラッピングとしては渋すぎけりかり 天の香久山って感じです。

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五条までの車内では、お経のように抑揚のない万葉集の歌が、テープレコーダーから繰り返し流れていて、乗客は全員催眠術にかかったように眠りこけていました・・・・・・

(ウソです)



さて、五条(五條)は奈良県の南西部にある人口3万人程度の小さな町ですが、吉野川(和歌山県では紀の川)流域に位置していて、また吉野山地への入り口となる場所でもあったことから、大和国と紀伊国を結ぶ交通の要衝として古くから栄えてきました。

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ちなみに駅名は五条ですが、町の名前は五條市が正当のようです。


江戸の昔より旧紀州街道沿いの町として栄えていた五條新町通りは、重要伝統的建造物保存地区に指定されていて、往時をしのばせる歴史的建造物がたくさん残っているということですので、今回はその町並みを見にきたのでした。

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JRの五条駅は高台にあるのですが、五条の町は吉野川の河岸平野沿いに広がっていますので、町中へ向かうには下り坂となります。

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坂の下まで降り、大和街道を西へ。本陣の交差点で南に折れて五條新宮道路に入るとすぐに現れるのが、栗山家住宅。

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江戸時代初期の慶長12(1607)年築で、建築年代の判る民家では日本最古のものといわれています。

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ちょうどその時、このバスがやってきました。

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みなさん、ご存知ですか?
このバスは高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス、八木新宮特急バスです。
奈良県の近鉄八木駅から和歌山県の新宮駅まで全長166.9㎞、停留所の数は167、所要時間6時間30分というスケール。
途中、日本一大きな村といわれる十津川村や世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を通り、上野地では谷瀬の吊橋と呼ばれる名物橋を渡れるよう、20分の休憩もあります。

僕も以前に一度、新宮から五條まで乗ったことがありましたが、谷あいの絶壁を這うような道もあり、スリル満点だったことを覚えています。ちなみに高いところは大の苦手なので、谷瀬の吊り橋は見にさえ行きませんでした。。。

さすがにGWなので、お客さんも結構乗ってますね。


栗山家住宅のすぐ先、新町口の交差点からが、いよいよ新町通りの入り口となります。

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<つづく>




<2015年5月3日訪問>





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「あすなろう鉄道」に乗って【東海道テキトー完歩 四日市郊外編】

 2015-05-18
上靖の小説に「あすなろ物語」という作品があります。
明日は檜になろうと願いながら、永遠に檜にはなれない「あすなろ」の木の説話を通じて、何者かになろうと夢を見てもがく人々の運命を描いた小説です。

「あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。でも、永久に檜にはなれないんだって! それであすなろうと言うのよ」

物語に登場する冴子という、美しくもどこか影を負っている少女が語る言葉が印象的で、僕はこれをたぶん中学生の時に読んだのですが、今でもこのフレーズは記憶に残っています。

そんなわけで、四日市に「あすなろう鉄道」という路線ができた、と聞いてぜひ乗ってみたかったのです。

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四日市あすなろう鉄道は、2015年3月までは近鉄の内部線と八王子線でした。
予定では、近鉄の経営合理化のため鉄道を廃止し、バス路線(BRT:バス高速輸送システム〉に転換する計画だったのですが、地元の強い要望を受けて、四日市市が施設・車両を保有する公有民営方式で存続する第三セクター鉄道として残ることになったのだそうです。

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「四日市あすなろう鉄道」という社名は、ひとつは未来への希望を表す意味、もうひとつはこの内部・八王子線が軌間762mmの特殊な線路で(要は、普通の線路よりかなり細いのです)「ナローゲージ」と呼ばれていることから命名されたそうです。

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いいですよね、あすなろう、って。

このあすなろう鉄道の路線が、四日市から先の旧東海道に沿って走っているので、東海道テキトー完歩の続きで内部線終点の内部(うつべ)駅付近まで旧東海道を歩いてから、帰りはあすなろう鉄道に乗って帰ってくることにしたのでした。



四日市の市街地を抜けてしばらく歩くと、あすなろう鉄道は旧東海道のすぐ脇を並走するようになります。

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どうですか、車体、細くないですか?

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あすなろう鉄道の語源にもなった「ナローゲージ」というのは、狭い規格という意味で、ここでは線路が狭い(狭軌)であることを意味しています。
線路が狭いので、必然的に車体の幅も狭くなるのです。言われてみれば普通の電車よりも面長ですよね。


小さくて幅もとらないので、家々の軒先をかすめるように走ることもできるのです。

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もうひとつのあすなろう鉄道の特徴は、このカラフルな車体の色。

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これはたまたま地味な組み合わせかもしれませんが、3両すべてが別々の色で運転されることも珍しくはないようです。


途中の日永駅周辺の旧東海道。

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天気がよかったせいもあると思いますが、このあたりにはなかなか風情ある町並みが残っています。

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旧道から現在の東海道に出たあたりにあるのが日永の追分。

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右に行くと旧東海道で大坂方面、左に行くと伊勢となります。

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終点の内部まで歩いても四日市の市内から5~6キロ、1時間強で着いてしまいます。

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四日市に向かう列車に乗ってみると確かにナローでコンパクト。

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向こう側の女子高生たちが膝を突き合わせるように座っているのがわかりますよね。

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のんびりと家々の間をすり抜けながら、四日市まで20分弱の道のりです。

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今回の東海道テキトー完歩は、いったんここで終了し、このあとは近鉄に乗って奈良方面に向かうことにします。



今回の結果:桑名宿~日永追分付近 19kmを制覇! 
実際の歩行距離は寄り道入れて42.3キロを11時間13分
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 240㎞/512km

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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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<2015年5月3日訪問>





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工場夜景萌えの聖地、感動のハイライト【四日市工場夜景編-2】

 2015-05-16
 前編 いざ、工場夜景の聖地へ


図3 (582x640)


て、いよいよ四日市工場夜景のハイライト、大正橋エリアへ。

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ここは国道23号線の大正橋から川沿いへ歩き、コスモ石油四日市製油所の迫力ある工場夜景を楽しむことができます。
四日市でも屈指の工場夜景スポットで、プラント群のバランスの美しさや距離感、スケール感は感動モノです。


大正橋を渡ると、まず見えてくるのがこの昭和炭酸のガスタンク。

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タンクと配管も間近に迫って撮影できます。

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川の対岸にあるのがコスモ石油四日市製油所のプラント群。
全体のバランスが、なんとも美しいですよね。
軍艦島じゃないけど、まるで戦艦みたいに見えます。

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あるいは、煙突の1本1本をビルに見立てれば、マンハッタンの夜景みたいにも見えます。

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デジカメマジックを使っているので、撮影モードによって同じ構図で撮っても、ずいぶん雰囲気が変わります。

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この無機質な青い感じ、いいですよね。

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暖色を強くすると、ガラッとイメージが変わります。

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無機質なシルバーに、黄色がこんなにきれいに映えるとは。。。

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本当はこのあと自転車で行くはずだった塩浜地区へタクシーで行こうかと思っていたのですが、夜だけで10キロ以上歩いてたし、時計も22時を過ぎて、もうお腹いっぱい。
四日市の工場夜景、十分満足したのでホテルへ戻ることにしました。

結局この日はなんと55000歩、42キロも歩いちゃいました。
マラソンランナーかよ、って感じです。
さすがに体は疲れてましたが、幸先のいい1日目が過ごせたんじゃないかな、と思います。



<5月2日 終わり>



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いざ、工場夜景萌えの聖地へ 【三重・四日市工場夜景編-1】

 2015-05-14

日市といえば日本の工場夜景の中でも聖地と呼ばれるほど幻想的な光景として有名です。
日本の5大工場夜景と言われているのは、室蘭、川崎、四日市、北九州、山口の周南(徳山)の5ヶ所ですが、四日市はその中でもトップクラスの迫力があるのではないかと思います。


さて、いったんホテルにチェックインして荷物を置き、再び四日市の町中へ。
四日市の工場地帯は規模も大きく、夜景の見どころもかなり広範囲に広がっています。

図3 (582x640)

一番南の塩浜地区へは市中から片道7-8キロあり、公共交通機関もなさそうなので、まずここの往復にレンタサイクルを使い、午後8時の閉店までに返却した後、JRで富田浜駅まで行き、北から順に鑑賞しながら歩いて帰ってくる、というパターンがよかろう、と思っていました。


そんなわけで工場地帯に近いレンタサイクルの貸出場所であるJRの四日市駅に向かいます。
四日市の町の中心は近鉄四日市駅の周辺ですが、JRの駅はここから1キロほど離れています。
これが近鉄四日市駅。

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こっちがJR四日市駅。

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両駅の間は中央通りという広い道路で結ばれているのですが、近鉄駅からJR駅に近づくにつれ寂しくなっていき、JRの駅前は人影も少なく閑散としています。
まあ、このあたりは近鉄の方がはるかに便利なので致し方ないことなのでしょう。

さて、肝心のレンタサイクルですが、「こにゅうどうレンタサイクル」という名称で1日120円(電動は240円)とのことです。
おやおや伊勢商人、意外にリーズナブルじゃないの、と思っていたら午後8時まで貸出し、と書いてあるのに管理人のおじさんは7時45分までに戻ってくるなら貸し出す、とのたまう。

時刻は現在18時15分。
おじさん、僕はここから30分離れたところでこれから夜景を見るのだよ。日が暮れる7時過ぎからが勝負なのだよ。
8時に戻ればいいのであれば、10-20分は夜景を楽しめるんだろうけど、7時45分に戻るとなると、日が暮れると同時に帰って来なけりゃならないので意味がないんだよ。

と説明しようかと思いましたが、リタイヤ後のちょっとしたアルバイトであろうおじさんは、もう早く店じまいして家に帰りたいモード満載だったのでおそらく何を言っても無駄だろう、と判断し、計画を変更することにしました。

ダメじゃん、こにゅうどうくん。


ということで、JRで隣りの富田浜駅に移動し、ここから「うみてらす14」に向かいます。

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うみてらす14、というのは四日市港ポートビルの14階にある展望室のこと。山や丘などが沿岸にほとんどない四日市で、唯一プラント群を見下ろすことができるスポットなのです。

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上の展望室には、すでに夜景を鑑賞している人影がみえますね。

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展望台からの眺めはこんな感じ。

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やるなあ、四日市、なかなか素晴らしいぞ。


続いて歩いて霞ヶ浦緑地エリアへ。
ここは四日市ドームや競輪場などがある沿岸沿いから対岸のプラント群を撮影することができるスポットです。

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やっぱりちょっと距離があるところは望遠レンズでないとうまく映りませんね。

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なんだかウルトラマンに出てくる怪獣に踏みつぶされて火を噴く工場のタンクみたいですね。

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四日市ドーム。

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ところでこの四日市という街にはヤンキーが多いのでしょうか。

夕方、街を歩いていると、わりとかわいいヤンキーGirlが繁華街を闊歩しているのをたくさん見かけました。
夜になると、暴走族というほどの集団ではないのですが、2,3台で
♪ブンブンブブブン ブブブブッブブン♪ 
というあの昭和なリズムを奏でている輩を結構いろんなところで見ました。

僕がこの海岸あたりにいた頃も、結構近くまで来て走っていたので、あのかわいいヤンキーGirlたちが徒党を組んで僕を襲いに来たのだったらぜひ一戦交えてみたい、と思っていたのですが、現れたのはどうみても昭和なヤンキー小僧たちだったので、彼らを無駄に傷つけないよう、さりげなく公園の木陰に隠れておきました。

なんとかしようぜ、こにゅうどうくん。




<つづく>




<2015年5月2日訪問>





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ギロチン工場とか萬古焼とか【東海道テキトー完歩 桑名-四日市2】

 2015-05-12

前編 茶摘み/柿ピー/未確認非飛行物体



ロチン工場、鬼頭商店。

旧東海道を歩き始めた時から、桑名を歩くときは必ず行こう、とずっと考えていた場所、それがここなのです。

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ここは桑名市郊外のバイパス沿いにある、超有名なスポット。
なんといってもGoogleでもYahooでも「ギロチン工場」と検索すると最初の1ページをほぼ独占するのが、この鬼頭商店なんですから。

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金属の解体工場で、昔は実際にギロチンを使ってクルマなどを解体していたようです。
なのでもちろんギロチンで人の首を刎ねているわけではありません、はい。
実際に近くまで行ってみると、たくさん従業員もいそうな、大きな工場でした。

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でもまあそんなふつーの工場が、なぜこれほど話題になるのかも、なんとなくわかるような気もします。

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おどろおどろしい「ギロチン」の文字に、旧字体の「工場」、そして「鬼頭」。
これ以上ない組み合わせの妙というか、字面のデザイン、見た目が絶妙なんでしょうね。



そんなこんなで寄り道ばっかりしていたら、ここまでで2時間、8キロほど費やしてしまいました。
相当余裕めな日程なので、たくさん寄り道できると思っていたのですが、意外に時間の進みが早いようです。
旧東海道に戻って先に進みます。


途中、三重交通の営業所にあった路線バス。広告枠が車体を飛び出てますね。
いろんなバスを見てますが、このパターン、初めてです。
目立つ分、媒体料金も相当高いのでしょうか、だとするとおそろしい商人魂です。
桑名のあった伊勢の国には、大阪商人、近江商人と並ぶ日本三大商人である伊勢商人がいて、かなり手堅いことで有名だったそうです。
このあたりにその影響があるのかもしれません。


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桑名のマンホール。

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七里の渡しはよくわかるのですが、もう1つ別のパターンがありました。

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その手は桑名の○○○ってやつですね。



員弁川を越えると桑名から朝日町に入り、旧東海道、近鉄、JRが並走するような形になります。

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この日は本当に雲ひとつない快晴で、日中は川に入って遊ぶおねーちゃんたちもいました。

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その下流に、コンビナートがそびえはじめて、いよいよ四日市が近づいてきました。

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四日市に入るとこんな名前の町が出てきます。

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そう、ここは焼き物で有名な一角なのです。

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ばんこ焼きですよ。
読み方間違えないでくださいね。


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ばんこ神社ですよ
読み方間違えないでくださいね。


萬古神社の前には焼き物会館もありました。

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ばんこまつりですよ
絶対に読み方間違えないでくださいね(しつこい・・・)

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萬古地区を過ぎてしばらく進むと、やがて四日市の市街地に入り、旧東海道も、こんなふうにアーケード街に変わります。

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アーケード街では、なぜか突然大入道がお出迎え。
なんでも四日市の諏訪神社のお祭では日本一大きなからくり人形である「大入道」がお目見えするとのことで、これはそのレプリカか。

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首を伸ばしてウェルカムです。

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四日市には「こにゅうどうくん」というゆるキャラがいるので、最初はこれがそうなのかと思いましたが、こにゅうどうくんはもっとかわいいのだそうです。

ここでぜひ紹介したいのですが、こにゅうどうくんのイラストを使う場合は、四日市市の政策推進課まで申請が必要で、手続きが1週間~10日程度かかるようですので割愛します。
また商品や商業広告等に使用する場合には、1回10,000円の使用料がかかるようです。

さすが伊勢商人、たくましい商人魂!


<つづく>


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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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<2015年5月2日訪問>





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