真田丸列車、しなの鉄道「ろくもん」に乗車【軽井沢‐上田 前編】

 2016-02-29

明けすぐに北信(信州の北部のこと)へとあんなに素晴らしい家族旅行をしたばっかりなのに、また信州である。

会社のチームの懇親旅行が軽井沢だったことをすっかり忘れていたのである。
そもそもなんでこんな寒い中、軽井沢なんだ、という話である。

まあ確かに高校生の頃から旧軽銀座が庭のようなもんで、浅野屋のパンが夏休みの毎日の朝食だった僕からしてみれば、冬の軽井沢もなかなか風情あっていいもんだよ、という大人の気持ちになれるが、軽井沢と聞いても、いつの日か夏の別荘でテニスとかゴルフ三昧したいなあ、という淡い願望くらいしか思い浮かばない庶民にとってみれば、なんで冬やねん、という話である。


「えっ、確か軽井沢でいい、って言ってましたよね?」
なんでまた軽井沢なの?と旅行幹事に聞いたところ、この返答である。

「軽井沢プリンスのコテージに大人数で泊まって、暖炉を囲んでみんなで盛大に2次会やる、って言ってましたよ・・・」

確かにコテージのリビングだったら全員集まって飲めるんで楽しい、とか言った覚えがないことはない。
ただ軽井沢プリンスのコテージに暖炉なんかないはずなので、どこかで酔って妄想してそんなこと言ったんだろうか。。。

そんなわけで、とにかく軽井沢である。


なお、1日目の部は、参加者のプライバシー権と名誉権の保護、および僕の会社のブランド保護とコンプライアンス上のリスク管理により、割愛させていただきます。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


翌朝、起きて外に出てみると、コテージのまわりは2~3日前に降った雪でこの状態。
軽井沢は標高こそ高いものの、あまりたくさんの雪が積もることはなくこの状態はわりと珍しいのだそう。

P1230180 (640x480)


コテージはホテル棟から歩いて5~15分くらいの場所に点在しているので、こんなに雪が積もると移動が大変。
シャトルバスや移動用のカートもあるのですが、こういう日は激混みでなかなかつかまらないため、金曜の夕方、仕事終わりのまま革靴で駆けつけたメンバーは雪上でコケる人、続出。
なんでまた軽井沢。。。と恨まれているかもしれませんが、コテージでの2次会は予想通り楽しかったので良しとしましょう、はい。

P1230182 (640x480)


さて、2日目は基本自由行動なのですが、わざわざ軽井沢くんだりまで来て、何もせずに朝帰ってしまうのももったいないので、今まさに話題沸騰中の真田丸めぐりでもしようかな、と早めに朝食を済ませたあと仲間を募ってみたのですが、前の晩さんざん飲んだくれていたメンバーたちは

「軽井沢が庭だなんて妄想でも言えない私たちにとって、せっかくの機会ですから、このコテージライフ、ゆっくり過ごしたいです」

とか言ってぐうたら過ごすつもりらしく、賛同者はわずか1名。

しかたなくまあたまには男二人で真田めぐりでもしながら、戦国武将の義と勇について語り合うのもよかろう、ということで軽井沢駅に行ったところ、こんな垂れ幕が。

P1230194 (640x480)


長野新幹線開通後にJRから経営移管された、しなの鉄道の軽井沢から長野駅までを走る観光列車「ろくもん」。休日を中心に1往復半程度運行しています。
「ろくもん」とはもちろん真田氏の家紋、「六文銭」のこと。

NHKの大河ドラマに「真田丸」が決まったのと同じような時期にデビューしたので、すごくタイミングがいいのですが、おそらくそのずっと前から誘致活動を続けていて、満を持しての登場だったんでしょうね。

もちろんこの列車のことは知っていたのですが、まあ、真田丸がスタートした直後の土曜日だし、まず席なんか取れない(定員72名で全席指定)でしょ、と思っていたのです。
ま、ダメもとで聞いてみようか、ということで軽井沢駅の窓口で空席を確認すると、なんと9席空いてます、とのこと。

そういえば体たらく軍団の女子チームが「ろくもん」だったら乗りたいけどー、とか言ってたので、一応電話してあげると

「イクイク、すぐに行きます!」とのこと。

おまえら、軽井沢コテージライフを満喫するんじゃなかったのかよ!

そんなわけで、突然7人へと大幅増加した「真田丸めぐりの旅」一行は、ろくもんに乗って上田まで行くことになったのでした。


雪は残っているものの、天気はまずまずの軽井沢駅。

P1230195 (640x480)


雪の白にこの深い赤、なかなか映えますね。

P1230205 (640x480)


車体のロゴ。
レストランカ―、とある通り、この列車は3両編成のうち2両が食堂車になっている、今、はやりのレストラン列車なのです。

P1230202 (640x480)


車中では、軽井沢のレストラン「こどう」、東御市の「リストランテ フォルマッジオ」、小布施の「鈴花」など、沿線地域の食材を使用した食事サービスが提供されます。お値段、乗車券込みで12,800円。料理内容は上り下りで違うようです。

P1230200 (640x480)


ただし、食事サービスは当日予約はできないので、僕たちは座席指定のみの1号車へ。
残念。。。けっして12,800円が高いから食事できなかったわけではないですよ!

P1230216 (640x480)


デザインはこうした観光列車ではすっかりおなじみの水戸岡鋭治さん。
ななつ星、つばめ、いぶすきのたまて箱、和歌山電鐵たま電車、富士登山列車・・・・・
彼の列車に僕もたくさん乗っています。あっ、ななつ星はたぶん近い将来。。。

P1230217 (640x480)


軽井沢出発は10時40分。
上田まで通常は50分程度の区間を1時間20分ほどかけて、ゆっくり進みます。

P1230211 (640x480)


信濃追分の駅を出たあとあたりが、沿線で浅間山が一番きれいに見えるのだそうです。

P1230255 (640x480)


「ろくもん」はスピードを落としてこの浅間山ビュー区間を通過します。

P1230253 (640x480)


さっそく車内をちょっと探検。
売店コーナーのお土産。ドリンクもここで注文できます。

P1230278 (640x480)


その向かいのソファーにある記念撮影用のボード。

P1230228 (640x480)


「ろくもん」の車掌さん?のユニホームはもちろん六文銭ハッピ。

P1230279 (640x480)


この「ろくもん」、列車のユニークさもいいんですが、むしろ手作り感満載のあったかいホスピタリティサービスがいいんですよ。

たとえば、これは小諸駅で出発の際のワンシーン。

P1230289 (640x480)

軽井沢から乗ってレストランで前菜を提供していた、レストラン「こどう」の黒服スタッフがここで下車してお見送りしてくれるのですが、隣りのお父さん、お母さんのこのパフォーマンスの素晴らしいこと!
このお父さんとお母さんもレストランのスタッフだったのか、詳細は聞き逃してしまったのですが、とにかくこの列車の関係者のお見送りです。

この他にも停車する主要な駅での駅長の見送りサービスや仮装パフォーマンス(後で書きます)、しなの鉄道本社前ので社員のウェルカムボード掲示など、みんなで心から歓迎、という思いをガンガン感じますね。


お金かけなくてもできる、地方鉄道ならではの素晴らしい取り組みです。



<2016年1月23日訪問つづく>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
スポンサーサイト
タグ :

おじいちゃんの野鳥の家【群馬県藤岡市・庚申山】

 2016-02-25

じいちゃんは鳥の先生だった。
毎朝、こうしん山にさんぽに行って、いろんな鳥をみつけてたみたい。
おうちには鳥の写真が何千まいもあるよ。
夏休みにおじいちゃんといっしょにこうしん山に行くと、すれちがう人はみんなおじいちゃんのことを知ってるんだ。

FSCN0305.jpg


あの青い鳥はなに?
あれは「オオルリ」
すずめのなかまだけど、しっぽが長いでしょ。

あの美しい声の鳥はなに?
あれは「がびちょう」
よその国から来た鳥だからみんなにきらわれててちょっとかわいそうなんだよ。

おじいちゃんは毎日どこになんの鳥がいるかがわかっていて、「クロツグミちゃん」とか「オオタカくん」とか名前でよんでいて、まるで友だちの家にあそびに来てるみたい。
鳥たちも、おじいちゃんが来るとうれしそうにきれいな声で鳴くんだ。
いいなあ。僕も早く大きくなって鳥とお話がしたいなあ。

DSC01178.jpg


でもある日、おじいちゃんがとつぜん入院しちゃった。
いつものように鳥に会いに行くとちゅうで胸が苦しくなってきゅうきゅう車で病院にはこばれて、僕たちがかけつけたときには、おじいちゃんはもう話すことができなくなっていた。

そしてだれにもさよならを言わないまま、おじいちゃんは死んじゃった。
お別れのときにおじいちゃんの顔をみたら、泣いているような、笑っているような顔だったよ。

僕もさよならをいえなかったのはくやしいけど、おじいちゃんもみんなにさよならを言えなくって悲しかったのかもしれないね。だからちょっと泣きそうな顔なのかな。

でも、もしかすると、おじいちゃんも鳥になって今ごろこうしん山で「おおたかくん」とか「クロツグミちゃん」といっしょ空を飛んでるのかもしれないね。
「がびちょうのがびさん」とか「オオルリのルリちゃん」といっしょに歌をうたっているのかもしれないね。だからきっとちょっと笑っているのかな。



だから僕はいつかこうしん山におじいちゃんの野鳥の家をつくってあげたいとおもうんだ。
おじいちゃんのとった写真がいつでもたくさんかざってあって、おじいちゃんの友だちがいつでも集まってくる場所。
そして鳥になったおじいちゃんが友だちの鳥たちをつれていつでも帰ってこられる場所。

20160225220011f46.jpg

おじいちゃん、野鳥の家でまた会おう。
夏休みになったら、ううん、今度はもっともっとたくさん遊びに来るからね。




共感したら、1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

小布施堂のモンブラン朱雀でクリ三昧とか【小布施町】

 2016-02-19
 
  前編 「念願のスノーモンキー登場!



布施堂は、代々小布施の名士であった市村家が経営する和菓子店ですが、系列に江戸時代から続く造り酒屋「桝一市村酒造」、スモールラグジュアリーのホテル「枡一客殿」、蔵を改造して作ったレストラン「蔵部」などのを持つ、小布施観光の中心となる一大コンツェルンなのです。

P1110097 (640x480)



小布施と言えば、栗。
栗と言えば、僕が大好きな食べ物。
この小布施堂は、高級栗菓子で有名なのです。

とはいえ、いきなり栗菓子というわけにもいかないので、まずは栗おこわ。
(ちなみにランチは小布施堂系列のレストランではありませんでした)

P1110054 (640x480)


町の和食レストランには、ほぼ例外なく栗おこわがあるんじゃないか、というくらい栗なんですよ、小布施は。
シンプルなんですが、クリ好きの僕は大満足です。


さて昼食後は小布施堂の目の前にある北斎館へ。
葛飾北斎が晩年の4年間、この小布施に逗留し、町に残されていた作品も多かったことから昭和51年に開館した美術館です。
この時の企画展では北斎の「富嶽三十六景」と安藤広重の「富士三十六景」の比較をやっていて、なかなか面白かったです。

P1110058 (640x480)


この北斎館のすぐ横から通じる小路が「栗の小径(くりのこみち)」。
小布施のイメージ写真として一番よくつかわれているのがこのあたりのカットじゃないでしょうか?

P1110059 (640x480)


これは小布施の町並み修景事業の一環としてつくられた遊歩道で、栗の間伐材を敷きつめられたことからそう名づけられたのですが、道端に栗の木を植えたり、壁を栗色にしたりして、今は名実ともに栗の道になっているのだそうです。

この栗の小径の突き当りあたりにあるのが、高井鴻山記念館。
高井鴻山は小布施堂や桝一市村酒造場を経営する市村家の祖先だったそうで、江戸時代に文人墨客のパトロンとして、この小布施に文化サロンを開いていて、北斎もその中のひとりとしてここに滞在していたのだそうです。

P1110070 (640x480)


現在の小布施町長も市村家の一族から出ていますので、市村家は本当に昔からの名士なんですね。

さて、その市村家が経営する施設もこの周辺に固まっています。
まずは江戸時代から続く酒蔵、桝一市村酒造場本店。

P1110093 (640x480)


ここは桝一市村酒造場の直売店ですが、店内には“手盃台”(てっぱだい)と呼ばれる和風なカウンターがあり、そこでは、量り売りでその場でお酒が飲め、おちょこ一杯から全銘柄を味わうことができるのだそうです。

P1110092 (640x480)


お酒が好きな人にはいいですよね。
僕は・・・気仙沼でかなり鍛えましたが、まだまだ修行が足りないので今回はチャレンジを見送ります。

P1110096 (640x480)


枡一酒造場の中庭は通り抜けられるようになっていて、ちょっとした散歩道のようになっています。

P1110104 (640x480)

P1110106 (640x480)


さすが市村コンツェルン、って感じですね。

P1110102 (640x480)


そしてこの酒造場の蔵を活かした和風のレストランが「蔵部(クラブ)」。
この伝統的なお屋敷ふうの建物がそれです。

P1110047 (640x480)


この蔵に、この、枡一のロゴ、絵になりますねぇ。

P1110049 (640x480)



そして僕が今、一番気になってるのが、この、枡一客殿というスモールラグジュアリーなホテル。
部屋は全12室、江戸時代の土蔵や昭和初期の土蔵倉庫などの建物が中心で、内部は和モダンな洋式スタイルなんだそうです。

P1110077 (640x480)


いつかしっぽりと泊まってみたいもんですね。
しかし残念ながら家族と来るところではないな。。。

P1110083 (640x480)



この小布施堂グループに、というより、この小布施町にかつて存在していた一人の女性がいました。
彼女の名前は「セーラ・マリカミングス」。

関西の大学に一年間の交換留学生として来ていたアメリカ人の彼女が、オリンピックをきっかけに卒業後、長野にやってきて、ひょんなことからこの小布施堂を紹介されてここで働くことになったのだそうです。
一時期、テレビで紹介されたり、新聞や雑誌でもたくさん記事が出たりしたのでご存知の方も多いかもしれませんが、彼女は「小布施の台風娘」という異名をとるくらい突拍子もなく果敢な行動で、日本人にはない視点から、小布施に数々のイノベーションを起こした、と言われています。

ところが数年前に、そのセーラが突然小布施堂をやめて、小布施の町から消えてしまったのです。
僕のチームで、セーラにちょっとした仕事をお願いしていたので、最初にその話を聞いた時はびっくりしたのですが、契約していた仕事は滞りなく行われ、今は長野の別の集落で農業を核に新しい事業をやっているみたいです。

小布施が年間120万人もの観光客を呼ぶようになったのも、セーラの功績、という話もある一方、地元では彼女のやり方に対していろいろな意見もあったようなので、詳細はわかりませんが、僕個人としては残念です。

江戸時代の小布施の文化サロンを現代によみがえらせた「小布施ッション」とか「国際北斎会議」とか「小布施見にマラソン」とか、それまでの小布施の人たちができるわけない、と思ったことをどんどん実現させていった功績は大きいと思うのです。
まちづくりに成功したところには必ず「よそもの」「わかもの」「ばかもの」がその中心にいる、と言われていますが、セーラはたった一人でその3役をやっていたのですから。


いけないいけない。
つい本性が出て真面目な話をしてしまった・・・・・


さて、僕は小布施は2回目ですが、ここでやってみたかったこと、それは栗菓子を死ぬほど食べること。

クリ好きですから、はい。

そんなわけで、栗のソフトクリームを食べ、そのあとどこかで栗の甘味でも、と思っていたら、やはりここは小布施堂、登場です。
小布施堂のイタリアンレストラン「傘風楼(さんぷうろう)」の「モンブラン朱雀」。
14:15~15:00までのカフェタイムでしか提供しないため、1日20組くらいしか食べられないのだそうです。
たまたま受付開始の14:00ちょっと前に通りがかったので運よく入ることができました。
ドリンク付き1250円。値段もさすが、小布施堂。

P1110107 (640x480)


上から撮っちゃうとかわいく見えますが、結構どーん!とかなりのボリュームがあるのです。
このお皿、デザートプレートじゃなくって30㎝くらいある大きなお皿ですからね。
このモンブラン、ソフトボールくらいある感じです。

P1110112 (640x480)


食べ終わると、さすがの僕も、もうしばらくはクリなんか見たくない、という感じで小布施をあとにしたのでした。

P1110122 (640x480)


長野駅に着くと駅ビルでは放映が始まったばかりの真田丸の大々的なキャンペーンが。
真田一族に関連する市町村の観光パンフレットを見ているうちに、行ってみたくなってしまいました。

そもそも現代の真田幸村、と言われている僕がいかないわけにはいかないですからね。

P1110150 (640x480)


そんなわけで、2週間もしないうちに、再び長野方面に向かうことになるのでした。



<2016年1月11日訪問 このシリーズ終了>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

念願のスノーモンキー軍団、登場!【長野・地獄谷野猿公苑‐2】

 2016-02-17
 
  前編 「いざ、スノーモンキーの地獄谷野猿公苑へ




地獄谷野猿公苑の入り口を入って谷底の方に降りながら奥に進むと、あの、有名な露天風呂があります。

が、お猿さんチーム、山から下りてきたばかりのせいか、あまりお風呂に入る気配がありません。

P1119917 (640x480)


人間みたいに、寝起きにひとっ風呂、って感じじゃないんですかね、お猿さんチームは?
まあ毎日温泉に入れるので、そんなにあわててお風呂に入ることもないのかもしれませんね。

P1119910 (640x480)


とも思ったのですが、よく考えてみたらみんな朝ご飯を食べるのに夢中なんですね。

P1119931 (640x480)


お風呂の中にも餌らしきものが撒かれているので、中にはこんなふうにお風呂の中で食べているお猿さんもいますが、大部分のサルは外にまかれた餌を一生懸命食べています。

P1119865 (640x480)


やがて、少しずつお風呂に入るお猿さんが現れます。

P1119877 (640x480)


子どもにはやっぱりちょっと熱いんでしょうか、お風呂に入っても親の背中からなかなか離れようとしません。

P1119886 (640x480)


バッチリカメラ目線ですね。
ここのサルは人間に慣れていて、まったく物おじしません。また観光客が直接餌をあげないようにしてるので、僕たちに餌をねだることも、何かをひったくったりもせず、自然体のサルの様子が観察できるのです。

P1119914 (640x480)


お湯の中で毛づくろいしているサルもいましたが、ちょっと角度が悪いですね。

P1119921 (640x480)


場所を移動・・・と思ったものの、露天風呂の周りはいつの間にかこの状態。
スノーモンキーを撮影しようとする観光客であふれていて、一度ポジショニングしてしまうと、場所の移動はなかなか難しいのです。

P1119943 (640x480)


ま、わずかですが雪景色にもなって、念願のスノーモンキーに対面できたのでした。
娘と嫁もカワイー、カワイーと連発していて十分に満足したものと思われますが、帰り道、サルの横を通ったら、なぜかうちの嫁だけ威嚇されてました。同類かと思われたのでしょうか。。。

P1119965 (640x480)



地獄谷からいったん渋温泉を経由して湯田中駅に行き、ここから長野方面に戻ります。

湯田中駅のプラットホーム。
終着駅独特の風情がありますね。

P1119994 (640x480)


やがてかつて小田急ロマンスカーだった特急がやってきました。
このあとこの列車に乗って小布施に向かいます。

P1110010 (640x480)


最後尾の展望席が空いていたので、渋温泉や地獄谷方面の山々を眺めながら進みます。

P1110019 (640x480)


湯田中から信州中野までの急勾配を駆け降りて、長野盆地に出るとまもなく小布施駅。
湯田中からはわずか20分程度です。

P1110023 (640x480)


小布施は、重厚な伝統的景観や歴史文化、地場産業をうまく活かした計画的なまちづくりの成功例として有名です。
クレアあたりはもちろんのこと、婦人画報レベルの雑誌にまで特集されるような信州のおしゃれなまち、というイメージがすっかり定着しています。

P1110034 (640x480)


3連休の最終日とはいえ、駅前は閑散としていて、町の中心部へと向かう途中もこんな感じ。
たぶんみんな車で来ているんでしょうね。なんだかんだ言って町の中心部にはたくさんの観光客がいましたから。

P1110037 (640x480)


その町の中心部にある小布施堂。


P1110043 (640x480)

小布施といえば、この小布施堂なしには語れないのです。



<2016年1月11日訪問 つづく>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

いざ、スノーモンキーの地獄谷野猿公苑へ【長野・地獄谷野猿公苑】

 2016-02-14
覚めてみると、窓の外はまだ暗い闇に包まれていましたが、眼下の横湯川の河原がうっすらと白くなっているのがわかりました。
夜の間に少し雪が積もったようでした。

外に出てみると、温泉街の石畳の上はもう解けて残っていませんでしたが、金具屋の屋根はうっすらと雪化粧しています。

P1119785 (640x480)

P1119837 (640x480)


朝一番で、9湯めぐりの最後、結願湯である「大湯」に入ります。

P1119792 (640x480)


P1119789 (640x480)


そして大湯の前の階段を上って渋高薬師で参詣して印受すれば満願成就。九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるのですよ。
善光寺の極楽の錠前もクリアしちゃったし、これからどんだけ幸せが訪れるんだ、我が家。

P1119809 (640x480)

スタンプ係りの娘が、真ん中に最後の印を押します。

P1119823 (640x480)


全部めぐるとこんな感じになります。
いやー、結構大変だったー。
日独親交ができたりもして楽しかったけど。

P1119988 (640x480)


高薬師から渋温泉を見下ろすと、ほんのりと雪に覆われ、ようやくこの季節の渋温泉本来の姿にほんの少しだけ近づいてきたようでした。

P1119819 (640x480)



今日はこのあと、いよいよ念願の地獄谷の野猿公苑へスノーモンキーを見に行く予定にしているのですが、混む時間帯になるとたくさんの観光客でカメラの場所取り合戦になる、というような話も聞いていたので、できるだけ早めに行こうと思っていました。

渋温泉から地獄谷に最も近い駐車場までの道は、通常、冬季間は一般車両通行止めになっているのですが、土日祝日はこのルートを観光客向けの「スノーモンキー観に(ミニ)バス」というのが走っているので、おそらくこのバスで地獄谷まで来る人が多かろう、と予測。
このバスの朝一便より前に行くために、渋温泉の先の上林温泉までバスで行ってそこから林道を30分歩くことにしました。

ホテルの人に上林温泉行きのバス停の場所を聞くと、上林温泉の林道入口まで送迎してくれると言います。
帰りのバスは「スノーモンキー観に(ミニ)バス」に乗るつもりだ、というと、予約制なのでチケット買わなきゃ乗れない、とのことで、結局、川を渡った渋温泉駐車場にある旅館組合のバスチケット売り場まで案内してくれて、そこから送迎という接遇ぶり。


いつも僕はあまりホテルについて書かないんですけど、こんな感じでかなりお世話になったので、今回泊まった「渋ホテル」、写真載せて宣伝しておきましょう!

P1119980 (640x480)


渋温泉の旅館は全体的にクオリティが高くて、利用者からのアンケート評価の平均もとても高いようです。
温泉自体の魅力ももちろんですが、この「渋ホテル」をはじめとして他の旅館もきっとサービスレベルが高いのでしょう。
この渋温泉は、旅館だけじゃなく、温泉街全体を通して、来たお客さんに満足して帰ってもらいたい、という雰囲気がありますね。素晴らしいです。

P1119983 (640x480)


ちなみに渋温泉駐車場にいた、渋温泉のゆるキャラ。しぶざるくんだそうな。

P1119974 (640x480)



さて、ホテルの車で上林温泉の野猿公苑入口まで送ってもらったので、ここから先は林道を歩くことになります。

P1119838 (640x480)


林道は、こんな感じ。
アップダウンはほとんどありません。
雪が積もっていると歩くのは大変だったと思いますが、この朝はさほどでもなかったので、普通に歩くことができました。

P1119839 (640x480)


途中には猿と人間を対比した看板がシリーズで続いています。

P1119840 (640x480)


林道に入って20分くらいでしょうか、目の前に地獄谷温泉の一軒宿「後楽館」が見えて来ると野猿公苑はもうすぐ。意外とあっさりと到着した感じです。

P1119846 (640x480)


9時開園の5分前くらいに着いてみると、おぉ、それでもやっぱり結構な人が並んでいますね。
この時間に来ているということは、みんな上林温泉に泊まっていた人なんでしょうか?
昨日に引き続き、西欧人が結構目立ちます。

P1119855 (640x480)


オープン時間になってもなかなか開かないなあ、と思っていると、係員がやってきて
「猿がまだ山から降りてきていないので、開園できません」
と説明しています。

言われてみればさっきから、猿を呼ぶ笛の音がピーピーと鳴らされて、周囲の山にこだましています。

ここではサルたちを餌付けしていて、毎朝この開園に合わせて笛で呼び、食事を与えているのでしょう。
ただしここでの餌づけはショーではなく、サルたちを自然に観察できる状態に留めておくため手段であるため、観光客が餌をやることは固く禁じられています。

待っているちょうど眼下には地獄谷の噴泉がありました。

P1119856 (640x480)


やがて無事に猿が降りてきたようで順番に入園がはじまり、奥にある地獄谷の露天風呂の方へ歩いて行くと、いました、お猿さんチーム。

P1119863 (640x480)


何匹くらい降りてきているのかわかりませんが、予想以上にたくさんの軍団で山を下ってきているようです。




<2016年1月11日訪問 つづく>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

たびねすに新着記事掲載!「一度だけでもみてほしい、信州上田 戦没画学生慰霊美術館 無言館」

 2016-02-12
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



  入口⇒  一度だけでいい、あなたに見せたい絵がある。



IMG_2202 (640x480)

IMG_2204 (640x480)

IMG_2208 (640x480)




ぜひ読んでみてください!



共感したら、1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →

タグ :

射的に卓球、千と千尋の神隠しの宿【長野・渋温泉‐2】

 2016-02-10
 
 前編 成田エクスプレスに乗って湯田中へ


泉に来ると、普段はホテルでゆっくりすることが多く、特に夕食後に外を出歩くことはめったにないのですが、渋温泉は夜の温泉街散策も楽しい、と聞いていたので(というか、湯めぐりも半分残ってるし)、夕食を食べ終わると、またまた浴衣に下駄ばきで外に出てみたのでした。

P1109778 (640x480)


この渋温泉街の中心に、この温泉を象徴する宿があります。

P1109723 (640x480)


歴史の宿、金具屋。
国登録文化財の木造四階建て、数寄屋造りの重厚な建物は、あの「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのひとつか、とも言われていますね。

P1109717 (640x480)


湯屋のモデルと言われている温泉旅館は結構あって、道後温泉本館や四万温泉の積善館、台湾の九份あたりが有名ですが、僕はこの金具屋のイメージが一番近いと思っています。

P1109775 (640x480)


ここは昼も夜も、晴れても雪でも絵になりますね。
素晴らしいです。いつもまでも残してほしい建物です。

P1109670 (640x480)


そして古き良き温泉街、といえば射的。

P1109768 (640x480)


500円で14発くらいだったかな、最初の3,4発は外したけど、コツをつかんじゃうとあとは簡単。
10個くらいの景品を落して、こりゃーすげーな、と思っていたら賞品にトランプもらいました。まあ遊びだからそんなもんでしょ。

P1109767 (640x480)


それでも結構繁盛してて、みんなわーっ、とかきゃーとか言って楽しんでました。

P1109756 (640x480)


そして温泉街の途中にはなんと無料の卓球場が。
歌恋会館って名前が渋いですねえ。。。

P1109729 (640x480)

娘がどーしてもやりたい、というので、家族対抗マッサージ10分間杯、ガチンコ卓球対決をやりました。
そして僕が大人げなく優勝しました。。。


そんな間に湯めぐりも3つ。
そう、ここは湯めぐりがあるから、夜でも温泉街に人がたくさん出ているんですね。
こんなに温泉街を楽しむ、って経験をしたのは、これが初めてかもしれません。1泊2日じゃ、時間が足りないくらいです。

P1109743 (640x480)


最後の9番結願湯「大湯」を残して湯めぐりが終わったところで、今日はホテルに帰ります。

P1109701 (640x480)


予報だと今夜半から冷えて雪が降るかも、ということでしたので、文字通りのスノーモンキーが見られることを期待しましょう。




<2016年1月10日訪問>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

成田エクスプレスに乗って、湯田中温泉郷へ【長野・渋温泉‐1】

 2016-02-08

  前編 一生に一度は行きたいウラ善光寺


日の宿泊地、渋温泉に向かうため、長野電鉄の長野駅に行ってみると、ここは東京駅の地下ホームか?と勘違いしてしまうような電車が。

P1109615 (640x480)


成田エクスプレスですよね、これ。
と思ったらなんかちょっと違うぞ。

P1109619 (640x480)


なんとかつての成田エクスプレスは、「ながでん特急、スノーモンキー号」に生まれ変わって活躍していたのでした。

P1109620 (640x480)


この長野電鉄では、首都圏のJRや私鉄の数多くの中古車両が第2の人生を送っています。
今回も小田急のロマンスカーとか東急の普通電車とかも見ましたよ。

この特急スノーモンキー号に乗って約45分、終点の湯田中まで乗車します。
3連休ということもあり、編成はたった3両ですが、車内はほぼ満席。
外国人も多いのですが、ここは特に西欧人の比率が比較的高いのが目立ちます。


終点の湯田中駅。

P1109659 (640x480)

予想通り、雪、全くありません。
こりゃースノーモンキー(雪の露天風呂にお猿さんというあの構図)どころじゃないかも。
そもそも今年は暖冬なので、お猿さんたちもあまり温泉に入らないんじゃないか、という話もあるくらいなのです。
雪、今晩どっさり降ってくれー!


さて、送迎バスでホテルにチェックインして、まずはチョー渋いと言われる渋温泉の温泉街を散策してみます。

渋温泉のお楽しみのメインは、石畳の温泉街に9つある外湯の湯めぐり。
地域住民の方も利用する、すべて無料の外湯なのですが、それぞれのお風呂がとても小さくて2,3人も入るといっぱいになってしまうようなところも多いため、観光客は渋温泉の宿泊者限定で利用できるようになっています。

宿泊者はホテルで外湯の鍵が付いた木製の大きな巡浴手形が渡されるので、これを持って浴衣と下駄に着替えていざ、出発!

P1109781 (640x480)


小さな温泉街で、外湯もすぐ近くに密集しているため、あんまり順番は関係なしに、とりあえず目についたところからトライします。
鍵を開けてみて、玄関に下駄が密集していたらいったんパス。
きっと湯船が人であふれているので、またあとでにした方がいいのです。

例えば、これは二番湯「笹の湯」。
右が男湯、左が女湯で、大きさはみんなこんな感じです。

P1109748 (640x480)



九湯めぐりにチャレンジする人は、旅館で「祈願手ぬぐい」というのを買っておいてお湯から上がったら、こうして祈願手ぬぐいの該当湯のところにスタンプを押すのです。

P1109679 (640x480)


1番から8番まで全部巡って、最後に結願湯と呼ばれる9番の大湯(9番だけは最後にします)に入り、その目の前にある「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就、九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるのだそうです。


実は1泊2日で9湯めぐるのって、考えてみると結構たいへん。
そこでとりあえず、食事前に5湯、夕食後に3湯、翌朝大湯で結願して薬師詣り、という感じでトライすることにしました。

しかもこの渋温泉、熱いんです。源泉の温度が60度くらいの温泉らしいのですが、かけ流し状態でひかれているので、水で薄めない限り、もうたけし軍団状態ですよ。

P1109745 (640x480)


ある湯に僕が入ると、外国人のお父さんと幼稚園児くらいの子供二人(ゲルマン系っぽいので、たぶんドイツ人でしょう)が先客として入っていました。
案の上、熱くて湯船に入れないようでお父さんは下半身だけを入れ真っ赤な状態、子どもたちは足さえ入れられず洗い場に体育座り状態。
水で薄めていいのかどうかわからないので我慢しているんでしょうね。さすが生真面目なゲルマン系。
そこでこころやさしい僕は、外国人にも日本を、もっと好きになって帰ってもらわなきゃ、ということで、

Guten tag!Ich liebe dich (こんばんは。愛してるぜベイベー)

と大学時代に習った流ちょうなドイツ語で話しかけ、子どもたちの足元に水を入れてやり湯船に入れるようにしてあげたのです。

赤茶色のヒゲをはやした真面目そうなお父さんは、僕にありがとう、という感じの目くばせをしただけだったのですが、湯船に入ることができた子供たちは大騒ぎ。

女湯にはお母さんがいるのでしょう。壁の向こうに向かって

「×○§♂÷€∇」

と叫んでいます。

すると壁の向こうから、ちょっと硬い感じの声ですが、色が白くて鼻高で、細身長身のゲルマン系と思われる女性の声で

「まあ、じゃあその温泉職人に来てもらって、こっちも水で薄めてほしいわ。私も熱くって入れないのよ」

という意味のドイツ語が聞こえたのです。
まあ、ここは僕のドイツ語力をあまりひけらかす場でもないので、今ここではわざわざドイツ語では書きませんが、まあそんなような意味のことを言ったんだと思いますよ、たぶん、もしかすると、希望的観測を言えば。

赤ひげのお父さんは、相変わらず何も言わずに「ウン」という感じで目くばせしてきます。

そうか、お父さん公認かー。
どうやら女湯にはお母さんしかいないようです。
どうしても温泉職人である僕に湯温を調整してほしい、ということであれば、これも日本をもっと好きになって帰ってもらうための僕のミッションとして、一肌脱ぐ(というかすでに裸でしたが)しかありません。
それに日本には混浴、という文化があるんだ、ということも知ってもらういい機会でもあるかもしれません!


そんなわけで、赤ヒゲのお父さんの肩に乗って、男湯と女湯を仕切る壁の上によじ登り、いよいよ白肌のゲルマンお母さんをほんのり赤いお母さんにするためにいざ突撃、と思ったところでガラガラガラと女湯のガラス戸が開き、僕の娘と嫁が入ってきたのでした。

「あのさー、外人さんがアツくて入れないみたいだから水で薄めてあげてー」
「はーい」

こんなふうに、今日も僕は、日本に、もっと恋する人々を増やす地道な活動にいそしんでいます。


まあ冗談抜きで本当に熱いお湯が多いので、1つのお湯に浸かっているのはぜいぜい5分が限度、パッと入ってパッと出るという感じなのですが、5つのお湯に入るとさすがにボーっとしてくるので、ブラブラと歩きながらいったんホテルへと帰ります。


温泉街の途中の路地。

P1109678 (640x480)

噂にたがわず、なかなかいい雰囲気ですよね。
夜も期待できますね。




<2016年1月10日訪問 つづく>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

一生に一度は行きたいウラ善光寺/お戒壇めぐり&山門拝観【長野】

 2016-02-06
んごとなき理由で年末年始の休みを文字通り隅から隅まで、ひとりテキトー旅で過ごしたので、年明けの3連休のうち2日間くらいは大変企画性の高い家族旅行をせざるを得なくなったのである。

次に家族で大旅行をするのは、北陸新幹線で加賀屋あたりに行って泊まるか、あるいはななつ星で死ぬほど散財するか、はたまたアメリカのオーランドあたりにファーストクラスで行って毎朝ディズニーブレックファストで飽きちゃったなあーもうーと、叫ぶしかないな、と考えていたので、さて、1泊2日という中途半端な日程で旅行するとなると、どこに行っていいか正直迷ってしまったのである。

そんなとき、会社の同僚が年末に仕事で志賀高原に行って、志賀高原は、まあ志賀高原、って感じだけど、その麓の渋温泉は渋いぞ(別に親父ギャグではなかったようだ)、という話を聞いていたので、まあ、今話題のスノーモンキーもいることだし、いいじゃないか、渋温泉!ってことでとりあえず北陸新幹線に乗って長野に向かったのである。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


年明け2週目くらいまで、今年は暖冬でどこも雪不足、というニュースを聞いていたんですが、いざ碓氷峠を越えて軽井沢に出てみると、浅間山、おまえもかー、という感じ。
フツー真っ白ですよ。この時期の浅間山って。

P1109611 (640x480)

こりゃー長野市内はおろか、湯田中も、渋も、地獄谷にも雪なんかなさそうな感じで、あれっ?全然スノーモンキーじゃないじゃん!となりそうな予感。
いくら僕が晴れ男だからって、TPOってものがあるんで、降るべき時には降ってもらわないと困るんですが。

上田の駅を過ぎると、見えてきました、上田城址。
ちょうどこの日からNHK話題の大河ドラマ、真田丸の放送がはじまるってことで、この上田はさぞかし盛り上がっていることと思います、はい。

P1109613 (640x480)

しかし実は今月もう一回長野に来ることになっていたので(すっかり忘れてた・・・)、上田はまたその時にして、今回はとっとと長野まで向かいます。


僕はすでに豊川稲荷やら会社の近くの神社やらに行ってたのですが、家族揃っての初詣はまだだったので、せっかく長野に来たのなら、ということで善光寺に行ってみることにしました。
善光寺門前通りのゆるやかな坂を上って仁王門を越え、仲見世通りに入ると、この人混み。

P1109631 (640x480)


外国人旅行者が増えたのか、真田丸人気なのか、その両方かもしれませんが、もうお正月の初詣もあらかた終わった時期のわりには、めちゃめちゃ賑わってます。

P1109635 (640x480)


実は善光寺で以前からぜひやってみたかったことがあったのですが、一人ではなかなかできない体験なので、今回晴れてチャレンジしてみることにしました。

それは、善光寺のお戒壇めぐり。

善光寺のご本尊が安置されている場所の地下に暗黒の回廊があって、この真っ暗な回廊をめぐり、ご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れ、ご本尊と結縁を果たすと極楽浄土が約束される、と言われているのです。

本堂の右手、内々陣と呼ばれる場所にお戒壇めぐりの入り口があります。

IMG_0480.jpg 
(イメージ)


お戒壇めぐりには拝観料が必要で(500円)、手前にはその自動券売機があったりなんかして、意外と世俗的じゃん善光寺、とか思いながら地下への階段を下りると、いよいよお戒壇めぐりのスタート。


下に降りてちょっと進むと、ホントに真っ暗!
ベトナムのクチトンネルだってこんなに暗くなかったぞ!
この暗さ、若き頃、馬子に誘われて夜這いに行った日高の馬小屋以来の暗さだぞ!

普段から威厳あふれる家長であるゆえに、お父さん先頭お願いします、と懇願されたので、探検隊は僕・娘・嫁の順番。
「右側の手すりをたどりながら、腰の高さに壁をなでていくべし」的な案内板があったので、おそるおそる右手を伸ばしながら進みます。

IMG_6847.jpg
 (イメージ)


「え?右いくの?」
「あ、ごめんなさい」
「ここ曲がりますよ~」
「鍵どこ?…まだ?」
「いや~ん、そこ私のお尻~」

あ、最後の一つは僕の幻聴かもしれません。。。

まあでも真っ暗闇の中を手さぐりで行くので、本当に中はこんな感じです。
距離は約45メートルだそうですが、相当長く感じます。
やがて誰かがガチャガチャと何かを触る音が前の方から聞こえてくるので、極楽の錠前(鍵)が近づいてきたことがわかります。
右壁に手を置きながら歩いていると、無事に極楽の錠前に到着!
これで僕も、極楽浄土行きが決定ですね。


いやー、今回、家族でお戒壇めぐりをして本当によかった。暗闇の中、みんなで手をつないで、より一層絆が強まりました。

これが例えば、
叶わぬ恋だと知っているので、普段は僕に淡い憧れだけを抱いてる八王子在住の主婦40歳と、なにかのはずみで一緒に入り、暗闇の中でごにょごにょとなってしまったら、きっと地上に出た途端に
「私と一緒に極楽に行くか、地獄に堕ちるか、ここで決めて」
と迫られることでしょう。

あるいは、
本当は入ってみたいんだけど、怖くて勇気がでないひとり旅中の聖マリアンナ女子医大生が、まるで5月の風のようにふらっとやってきた一人旅の僕をみつけ、僕の後ろを黙ってついて来たのはいいものの、やはり途中で怖くなって思わず僕にすがりつき、
「今夜の戸隠神社の宿坊も、やっぱり一人じゃ怖いんです。だからこのまま一緒に戸隠の山にこもって昇天、もとい、精進してください!」
と懇願されてしまうかもしれません。

みなさんも、善光寺のお戒壇めぐりには、くれぐれもご注意ください。


さて、念願のお戒壇めぐりも終わり、長野市内に戻ろうと歩き始めると、今度はこんなの発見。

P1109638 (640x480)


山門拝観って、善光寺4、5回目だけどしたことないなあ。
山門、ということはこの上に登るってことですね。

P1109639 (640x480)


高いところなのでちょっと躊躇しましたが、娘に下見に行かせると、急な階段はあるけどたぶん大丈夫そうだ、ということなので僕も登ってみます。

上に登るとこの景色。

P1109648 (640x480)


仲見世通りの向こうに仁王門と長野市街が一望できて、なかなか壮観でした。

P1109646 (640x480)


このあとは長野駅まで戻って、湯田中に向かいます。



<2016年1月10日訪問 つづく>



行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :

豊川稲荷とかウララとか恋みくじとか【東海道テキトー完歩 御油~吉田(豊橋)】

 2016-02-04
回のテキトー旅もこの日が最終日。

前日、偶然豊川稲荷の近くであることに気づいたので、ま、お正月でもあるし、豊川稲荷にこんなに接近する機会もあまりないので、朝一で行ってみることにしました。
東岡崎からそのまま豊川稲荷に直通する電車もあって便利です。

P1039452 (640x480)


名鉄の豊川稲荷駅とJR飯田線の豊川駅は同じ駅前ロータリーを囲むように隣接していて、豊川らしいキツネのモニュメントが。

P1039463 (640x480)


駅前から豊川稲荷表参道が続いていて、稲荷までは5分も歩かない感じの距離です。

P1039469 (640x480)


この表参道は別名「なつかし青春商店街」だそうで、全国のがんばる商店街77選にも選ばれている活気ある通りなんだそうです。

P1039471 (640x480)

よくあるレトロなホーロー看板シリーズですが、この一番上の「ウララ」ってのはみたことないなあ。
調べてみたところ、どうやらはるか昔のティッシュかなにかの宣伝説が有力なのですが、そんな昔にティッシュなんてあったのかなあ。もしかするとちり紙時代に登場した最先端のティッシュだったのかもしれませんね。
ウララ~とかいうと、すぐ「リンダ、困っちゃうー」を思い出してしまうハイジ世代の僕ですが、この空飛ぶ女子は、やはりリンダなんでしょうか?

・・・違いますね。
リンダなら、もう少しスカートを風でめくれた感じに仕立てて、「リンダのテッィシュ使ってくれないなんて、困っちゃうー」的なコピーじゃないといけませんね。


さて、豊川稲荷のまさに門前にあるいなり寿司屋さん。
さすがに一等地にあるだけに、伝統のある有名店らしく、まだ朝早いというのにスゴい行列。

P1039476 (640x480)

ホテルで朝食たっぷり食べたあとだったので、この時は食指を動かされなかったのですが、今から考えるとやっぱり本場のいなり寿司、食べればよかったと思います。


豊川稲荷は伏見稲荷大社、祐徳稲荷神社とともに日本3大稲荷と言われていて、正月3日だというのに、朝からけっこうな人。

P1039488 (640x480)

P1039505 (640x480)


最近はヒルズの外国人にも信仰深い方がいるようですねー

P1039544 (640x480)


本殿から奥の院に行く途中に、「恋みくじ」なるものを発見!

P1039512 (640x480)


そーか、これはお稲荷さんが「人生最後のモテ期なるものがはたして今年はやってくるのかどうか、占え」って言っておられるに違いない、と直感し、周りの白い目も気にせず気合を込めて200円を投入し、握りしめた恋みくじをエイや!と引き上げると・・・

「この愛はきっと結ばれます。高鳴る胸の思いの限り、愛の心を告白しましょう」と書かれてました。

そーなのか。どの愛なんだろう?
ま、とりあえず、悪い内容ではなさそうなので、告白しまくればモテ期は来る、というふうに解釈しておくことにしました。。。


豊川稲荷の一番奥の方にある、霊狐塚。

P1039529 (640x480)


ここには1000体以上の狐の石像が安置されていて、なかなか壮観です。

P1039527 (640x480)


その前の岩山になにやら人だかりがしています。

P1039530 (640x480)


なんでもこの岩の隙間には、ここを以前訪れた人が入れた硬貨が入っていて、それを木の枝などでうまく取り出せるとお金持ちになると言われているのだそうで、みんな一所懸命穴をほじくってるんですね。
うまく穴からお金を取り出せた人はそのお金をお守りにするのだそうで、一年後にお金が儲かったら、お礼としてその何倍かの硬貨をこの岩の隙間に隠しに来ればいいらしいのです。

ということは、最初は1円でもいつの間にか10円、100円、500円になって行くんだろうけど、それ以上になったらどうするんだろう?
1000円札とか1万円札とかが入ってる・・・わけないか。


妙厳寺庭園から本殿を望みながら歩き、豊川稲荷をあとにします。

P1039552 (640x480)


今日はこのあとJRで豊川駅から小坂井駅まで行って、そこから吉田宿(豊橋)まで、旧東海道を歩いてから東京に帰ります。

P1039561 (640x480)


小坂井駅から吉田宿(豊橋)まではまっすぐ行けば5キロ程度なので、あっという間に着いてしまいそうです。
途中にはあまり見どころもないのですが、瓜郷遺跡という弥生時代の遺跡がありました。

P1039563 (640x480)


やがて旧東海道は、豊川の土手に沿う形になり、豊川にかかる「とよはし」を渡ると、いよいよかつての吉田の宿場町、現在の豊橋市の中心部に入ります。

P1039569 (640x480)


「豊橋」の地名の由来は、東海道にかかるこの「とよはし」だったんですね。

P1039572 (640x480)


なるほど、豊橋は手筒花火の発祥の地でもあったんですね。

P1039588 (640x480)


マンホールに書いてあるってことは、ホンモノですよ。町の何よりの誇り、ってことでしょう。

P1039578 (640x480)


豊橋の路面電車の「札木」駅のあたりが、かつての吉田宿の中心だったようなので、今日はここで終了とします。

P1039584 (640x480)


せっかくなのですぐ近くにある吉田城址まで足を伸ばしてみます。

P1039599 (640x480)


お城のすぐ脇を豊川が流れていて、遠くには奥三河の山々が見えましたが、岡崎城や豊川稲荷とは違って、誰にも会うことはありませんでした。

P1039600 (640x480)


いいかげんフラフラしてないで、正月くらい早く帰りなさい、ということなんでしょうね。



今回の結果(2日間合計):岡崎宿~吉田宿 32kmを制覇! 
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 377㎞/512km




<2016年1月3日訪問>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。




行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→ にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ  

よかったら、また来てください! →
タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫