Fly me to the moon 月まで、あと3km。【静岡/浜松市 前編】

 2016-06-30
GWテキトー旅も、この日が最終日。

今日もこのまま浜松から先の東海道を歩いて、疲労困憊のまま翌日会社に行くのもなかなかチャレンジングで素敵なのですが、あまりに日に焼けた精悍な顔になりすぎて、GW明けで5月病の女子たちの心をひとり占めしてしまうのも罪な話。。。

そんなわけで今回の東海道テキトー完歩はいったん一区切りして、今日はこの浜松の近くにある、遠い世界へ(どっちなんだ!)行ってみることにしました。


とりあえず、浜松のシンボルタワー、オークラアクトシティを見ながら浜松城へ。

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浜松の市街地を通りぬけて・・・・・

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おー、朝でよかったぜ!


浜松城は、浜松市役所の横から登り口があるのですが、市役所にはこんな垂れ幕が。

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早くも来年の大河の話ですが、次はここ遠江・浜松が舞台なんですね。
真田丸が秀逸だからなあ。そのあとは大変だろうけど、柴崎コウの女城主、どうでしょう。


さて、この浜松城、実はこうして間近で見るのは初めてなのですが、復元されている天守は意外に小ぶりなんですね。
ここは若き日の家康が17年間過ごしたお城として知られています。

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そんなわけで浜松の街じゅうには、この家康くんが。

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この浜松を足掛かりに、天下統一を成し遂げた家康にちなんで、浜松のゆるキャラはこの「出世大名 家康くん」
出世大名の名前の通り、なんと2015年のゆるキャラグランプリを受賞したそうです。

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なんでも彼は人々に出世運を授けることができる、ということで出世を願う世の中のサラリーマン諸君から引っ張りだこらしいので、そーゆーのに興味がある方は、ぜひこの浜松駅前の家康くんの前で二礼二拍手一礼(かどうかはわかりませんが)でご参拝ください。

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さて、今日の目的地はロケットじゃないといけないところだと思ったので、浜松の自衛隊航空基地へと向かいかけたのですが、いやいや、電車でも近くまで行けるという話を聞いたので、まずは遠鉄・新浜松駅へ。

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ここから遠州鉄道で終点の西鹿島まで行きます。

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浜松の広い市街地を抜け、浜北を過ぎ、車窓が住宅街から田園風景に変わると、やがて終点の西鹿島。
なかなかかっこいい駅舎ですね。

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ここで天竜浜名湖鉄道に乗り換えて、二つ隣の天竜二俣駅へ。

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たった1両の天竜浜名湖鉄道に乗り換えると、いきなりローカルな感じになって、窓の外もこんな風景に。
天竜川がずいぶん近くに迫ってきてたんですね。

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到着した天竜二俣駅は、旧天竜市、今は浜松市天竜区の中心で、この天竜浜名湖鉄道の本社もある、沿線の中核駅。

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しかし、なんとものどかな古ーい駅で、キャッチコピーは登録有形文化財の駅。
上下線のプラットホームの上屋や駅舎、転車台や扇形車庫などが本当に国の登録有形文化財になっているのです。

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日本の原風景に出会える鉄道路線、として売り出し中ですが、確かにこの眺めはいつかどこかで見たことのあるような郷愁を感じますね。
うん、なかなか素晴らしい。

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この日はウォーキングイベントをしているらしく、駅もかなりの人で賑わっていました。

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ここから先は天竜二俣駅で借りたレンタサイクルで移動することにしました。
天竜の市街地を抜けて北の方へ5~6キロ走ると、やがて左手に天竜川が寄り添ってきます。

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国道473号線から県道360号線が分岐したちょっと先に、その看板はありました。

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そう、ここから月まで、あと3kmなのです。

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<2016年5月8日訪問 つづく>




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見付学校とか運命鑑定士とか浜松餃子とか【東海道テキトー完歩 袋井~浜松】

 2016-06-27

 前編「静岡の県民食、「さわやか」初体験!


まんなか袋井駅が今日東海道テキトー完歩のスタート。
どうせならJRも便乗して駅名標を「どまんなか袋井」とかにすれば、もう少し乗降客も増えるだろうに。。。

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どまん中通りとかどまん中西小学校とか、昨日に引き続き「まん中以外に取り柄はないのか!」という感じの袋井の町を歩きますが、ホントにまん中以外はあまり特徴のないまま、いつの間にか旧宿場町の外へ出てしまいました。

途中、木原畷と呼ばれる古戦場を通りますが、「家康が関ケ原に向かう際に腰かけた石」という、やはり「どまん中」クラスの見どころしかありませんでした。

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やがて袋井市から磐田市に入ると、旧街道は大日山という小高い山への上りとなります。
林の中の静かな坂道がしばらく続いたかと思うと、いきなりビックリな建物が。

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出ました!旧東海道を歩いて400km、たぶんこんなに近くでおみかけするのは初めてじゃないでしょうか?
旧東海道が国道1号と合流している区間にはあったのかもしれませんが、旧道沿いではおそらく初めてです。

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なんとなく旧道沿いにはいろいろな文教的な規制がありそな感じ・・・だったんですが、やっぱりあるところにはあるんですね。
あーよかった、旧東海道散歩ガール35歳(ガールじゃないか・・・)と行動を共にしてなくって!
だって彼女が坂の途中で急に「あらっ、めまいが・・・」とかになっちゃったら困るもん。


んなこたどーでもいいとして、やがて大日山上の平らな台地に出て、あたりは落ち着いた住宅街となります。

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左手遠くにYAMAHAの本社とヤマハスタジアムを眺めると、道は今度は下りとなり、坂を降りると旧見付宿の町並みに入ります。

この見付のシンボルと言っても過言ではないのが「旧見付学校」
これは明治8年に落成した、現存する日本最古の洋風木造小学校校舎なんだそうです。

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同種のものでは松本の旧開智学校なんかが有名ですが、見付学校のほうが1年早くできたのだそうです。
開智学校よりはこぶりですが、なかなか威風堂々としていて美しい学校マニアのぼくにはうれしい誤算でした(ここに来るまでこの存在を知りませんでした・・・)。

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中は資料館になっていて自由に見学できるのですが、最近はやりの親切なボランティアガイドのおじさんとしばらくの間、ヤマハとかジュビロとか磐田とか日本の未来について語り合ったあと、階上の展示室へ行ってみます。


こうした施設にありがちな「昔の暮らし」的な展示がありますね。

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おおおおお、メンコがあるじゃないか!
たぶんこれ全部持ってたかも。

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これは持ってなかったな。。。
6歳の僕にはきっと刺激が強すぎるので、パパとママが隠してしまったんだと思います。
今でも欲しいもん。

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ゴメン、これはいらない・・・・・

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なーんて、こんなところでいつまで妄想してるわけにはいかないので、先に進みます。
しかし見付の宿場町を抜けてすぐのところにまたこんな発見しちゃったんですねー

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何がすごいって、ここ、見た感じはすごくトラディショナルなジャパニーズテンプルなんです。

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しかしここ、実は当たる占い・ライブチャット占い・メール占いのラブアミューズ専属の開運☆運命鑑定士の連安寿さんイチオシの恋愛パワースポットなんだそうです!すごいでしょー?

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確かにパワーありそな感じなのですが、ジャパニーズとらでぃしょなるなお寺と、占い鑑定士という組み合わせで「ここが本物 恋愛成就スポット!」と打ち出すのもなかなか珍しかったもので、時代は変わったなあ、と。

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やがて磐田の駅前に出ると、ジュビロ君とジュビ子ちゃんが(スミマセン名前わかりませんでした)お出迎え。

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見付学校のおじさんも言ってましたが、磐田と言う名前もすっかりジュビロのおかげで有名になって、日本人の大多数に知られるようになりましたね。

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磐田を過ぎ、天竜川を越えるといよいよ今日の目的地、浜松に入ります。
彼方に見えるのは浜松駅前のシンボルオークラアクトシティですね。

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浜松に入ったとたん、さっそく目に飛び込んできたのが、うなぎ屋。

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しかし最近はこっちも有名らしいですね。
餃子といえば宇都宮、って感じだったんですが、浜松もそうだったんですね。

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そんなわけで、東海道テキトー完歩ファンクラブの浜松支部会員1号さんが、地元のラーメンファンから聞いてくれた情報を得て、その日の夜は「一文字 結」というお店へ。

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ここは中華そばのお店なのですが、餃子ももちろん食べられます。

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この中華そば、写真で見るだけでもうまそうでしょ?
実際も見た目通りでした。
さすが僕の東海道ネットワーク。

でもネットワーク広げてるわりには一人飯多いよな、と。

・・・放っておいてくれ!




今日の結果:袋井宿~浜松宿 23kmを制覇! 
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 440㎞/512km




<2016年5月7日訪問>

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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。


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たびねすに新着記事掲載!炎に浮かぶ猥雑極彩画 土佐赤岡絵金祭り

 2016-06-24
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!


ずっと行きたかったお祭りですが、意外に怖くなく、むしろすごく情緒的なお祭りでした。


ぜひ読んでみてください!


  入口⇒  炎に浮かぶ猥雑極彩画 土佐赤岡絵金祭り


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静岡の県民食、「さわやか」初体験!【東海道テキトー完歩 金谷~袋井 後編】

 2016-06-21
 
 前編「東海道に日本一の茶畑発見!



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東海道沿いの(僕が知る限り)日本一美しい茶畑を過ぎると、小夜の中山峠の上りは終わり、その頂上付近に「久延寺」というお寺があります。

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ここに遠州の七不思議といわれる「夜泣き石」というものがあるというのです。

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あっ、これは夜泣き石の前にいたネコですね。。。

このネコ人に慣れているのか、おもむろにすり寄ってきて何か食べ物をくれ、とねだってきます。
残念ながらおにーさん何も持ってないんだよ。
愛ならあげられるけど、きっと、いらないでしょ?


さて、この「夜泣き石」とは、昔、久延寺に安産祈願にきた妊婦が中山峠を越える途中、山賊に襲われて殺されてしまったのですが、お腹の切り口から生まれた赤ん坊を助けるため、母の魂はかたわらの石にのり移って泣いたのだそうです。赤ん坊は、泣き声に気づいたお寺のお坊さんに拾われ大事に育てられたのですが、母がのり移ったこの石は、しばしば夜中に泣き声をあげるので「夜泣き石」と呼ばれるようになったのだそうです。

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その後、この話を聞き同情した弘法大師が、石に仏号をきざんでいったという伝説があるため、弘法大師がここにいるんですね。

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しかし実は夜泣き石というのは現在2か所にあって、もうひとつの国道1号線の小夜の中山トンネル近くにあるものがホンモノで、こちらはどうやらホンモノじゃないという説が多いようですが、よくわかりません。。。

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久延寺のすぐ脇には「扇屋」という茶屋があり、名物子育飴を売っています。
これは先の夜泣き石伝説で、久延寺の和尚が飴で子を育てた、ということからきているのだそうです。

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小夜の中山をググググッと下ると山あいの小さな宿場町日坂に出ます。

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街道沿いには「川坂屋」という旅籠跡が少し目立つくらいで、あとは昔ながらの住宅が並んでいる、比較的地味な宿場町でした。

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そんな中、パン好きな僕としては何とも気になるいい感じのお店を見つけたのでぶらっと入ったのですが、実はこの岡パン、このあたりではかなり有名なお店のようなのです。

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一番人気がこのメロンパン。
もちろんそんなことはあとから知ったことなのですが、ちゃんと買ってるところがすごいですねー

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昼食用に、と菓子パンを3つ買ったら、若くて愛想のいい娘さんが、僕だけに一つおまけをくれました。
(と思っていたら、結構おまけ、くれるようです・・・)


日坂を過ぎて、あまり特徴のない町並みをしばらく歩くと、やがて掛川宿。
掛川のシンボル、掛川城ですね。

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実は前夜は掛川に泊まっていたので、夜の掛川城には前日に来ていたのでした。

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町中の建物も城下町風ですね。

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掛川は司馬遼太郎が「功名が辻」で描き有名になった、妻、千代の内助の功で知られる山内一豊によって城郭や城下町が整備された町。大河ドラマ放映の時には結構盛り上がっていたような気がします。

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晴れ男の僕にしては珍しく、この日は掛川の町を抜ける頃から本格的な雨が降りだしてきて、東海道テキトー完歩史上初の雨中の旅となりました。
この日も前日と同じ掛川市内のホテルに連泊するつもりだったので、今日はもう中断して、このままホテルに帰っちゃおうかとも思ったのですが、このあと今日のゴールのつもりでいた袋井までの区間はあまり見どころも多くなさそうだったので、そのままちゃっちゃと歩いてしまうことに。

ほとんど寄り道することもなく、工場わきの道路や住宅街の中を、クルマのしぶきをよけながらの約2時間、このツライ時間を耐える唯一のモチベーションは、静岡の県民食レストラン「さわやか」にいくぞーというもの。

夕飯でひとりコンビニ弁当食べるくらいだったら、ぜひ「さわやか」に行きなさい、と東海道テキトー完歩ファンクラブの静岡在住女性からアドバイスを受けたので、今日は袋井の旧東海道に近いお店まで行くことにしていたのでした。

そんな中、唯一気になったのが、この「スズキ化石博物館」
かなり手作り感あふれる仕様の博物館で、どう考えても個人のお宅にしか見えません。

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化石発掘体験、かなり興味があったのですが、雨も降っていて、すでに疲れでかなりパワーダウンもしていたので、泣く泣く割愛したのでした。

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あとからネットで調べると、この「スズキ化石博物館」、やはり鈴木さんという個人がやっている博物館で、なかなかまじめな内容のようです。
館内が自宅になっているのかどうかはわかりませんが、かなり生活感あふれる自宅チックな感じです。
入場は無料のようですが、予約が必要とのことですので、近くにお越しの際は、ぜひ。
たぶん鈴木さんからマンツーマンで、きわめて学術的な説明が受けられるのではないかと思います。

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さて、ようやく袋井の町に入ると、こんな小学校が。

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こりゃまた思い切った名前の学校だねーと思っていると(思わないか)、これはあくまでも愛称で、ホントの名前は袋井東小学校。


そう、袋井という地名は、ここでは「どまんなか」と言い換えられているのです。

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袋井は、東海道のほぼ真ん中であったことから「ど真ん中」を売りにしているんですね。

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袋井の宿場の西の端まで歩き、国道1号に出たところに、本日の目的地、炭焼きレストラン「さわやか」がありました。

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「さわやか」は静岡県内に29店舗を展開するハンバーグレストラン。
僕はできれば一人でこんなファミリー&カップルレストランには入りたくはないのですが、「静岡県民の誇り」「究極のハンバーグ」などという話を聞いていたので、せっかくなのでどんなもんだろう、と意を決してチャレンジ。
平日の6時前だというのに店内はほぼ満席。やはりファミリー&カップルばかりで、イケメンのおにーさんが一人で入るとどうしても注目をあびてしまいます。

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さわやか、といえば「げんこつハンバーグ」という、要はげんこつのように丸くて分厚いハンバーグが定番だったようですが、僕が食べたのはチーズハンバーグ。
19歳で当時は道産子の道民食だった(というほどでもないか・・・)びっくりドンキーのチーズバーグディッシュの味を覚えてから、ハンバーグといえばチーズ、と決めているので、チーズハンバーグの味でくらべてみたかったのです!

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中は結構レアで、挽肉も赤みががってはいましたが、わりと歯ごたえのある、しっかりした感じのおいしいハンバーグだったことは間違いありません。
でもやっぱりびっくりドンキーのジャンクな味が好きかな。
ごめんなさいね、静岡県民の皆さま。
元北海道民より。



今日の結果:金谷宿~袋井宿 25kmを制覇!  (寄り道入れると46693歩/35.87kmを踏破)
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 417㎞/512km




<2016年5月6日訪問 つづく>

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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

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旧東海道に日本一の茶畑発見!【東海道テキトー完歩 金谷~袋井 前編】

 2016-06-18
まぐれで予定を変えて大井川鉄道ですっかり1日寄り道しましたが、西風もおさまったので、翌日から東海道テキトー完歩の続きに戻ります。

この日の区間は金谷から西へ。
牧之原台地を越えて、掛川、袋井方面に向かいます。

金谷駅の横で東海道線のガード下をくぐって駅の裏手に出ると、旧東海道は早くも上りにかかります。

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金谷坂町と呼ばれる街道沿いの家並みを抜けて、金谷の町並みを見下ろす高台にでると、国道473号と交差します。

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ここから先は金谷坂と呼ばれる石畳の道となります。

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石畳の入り口にはかつての茶屋を復元したような無料休憩所と、「石畳茶屋」と呼ばれるカフェがありましたが、まだ営業時間前だったようでクローズ中。

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石畳をちょっと上ると、何やら赤い幟がたくさんはためいています。
ここに「すべらず地蔵尊」というお地蔵さんが祀られているのです。

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東海道を越える旅人が、山道で滑らないように敷かれた石畳にちなんで建立されたお堂ですが、「すべらない」にかけて、受験生の合格祈願スポットになっているんだそうです。

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せっかくなので僕も何か願掛けしてみようかと思いましたが、今から東大に入って学問するのもちょっと面倒くさいし、芥川賞もきっとこの「日本に、もっと恋する旅」を出版したら黙っていても受賞しちゃいそうなので、特に合格をお願いするようなことは見当たりません。
そんなわけで、最近マンネリ化してきた「ムフフネタ」が滑らないように、とだけお願いしてその場をあとにしたのでした。。。


金谷坂を登り切ると、牧之原台地の上に出て、また見渡す限りのお茶畑。
あれ、お茶の郷からここまで1キロしか離れてなかったんだ。
だったら嫁と娘をこっちまで連れて来ればよかったかな。

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しばらくするとこんな看板があって

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なるほど、たしかに茶ですな。

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金谷坂のあとは菊川坂。今度は下りです。
いい感じの茶畑の間を下るので、写真をバチバチ撮りまくっていたのですが、こんなの序の口だった、というのはまだこの時はわかりませんでした。

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菊川坂を下り、金谷と日坂の間の宿であった菊川の町並みを越えると、箱根峠や鈴鹿峠と列んで、東海道の三大難所と呼ばれていた「小夜の中山」越えとなります。

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距離は短いけれど急峻な坂をしばらく登ると、見たこともないような一面の緑が目の前に開け、山の斜面に沿ってずっと続いています。

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どうですか、この均整の取れた美しい模様。

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最近は美しい棚田が注目を浴びるようになってきて、多くの観光客が訪れる棚田もあるようですが、この茶畑はそれに全く引けを取らない美しさです。

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こんな緑、今まで見たことないです。

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旧東海道のお気に入りの場所がまたひとつ増えました。
ここは絶対5月の八十八夜の季節に来るべきです!




<2016年5月6日訪問 つづく>

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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
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たびねすに新着記事掲載!これぞ群馬の止まりすぎる道路!【群馬・大泉】

 2016-06-15
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!


いわゆるB級スポットですが、実際に行ってみると「止まれ」の赤が朝日に映えて、これがなんともまあ、美しいのです!

ぜひ読んでみてください!


  入口⇒  止まれで赤に染まる道。群馬の止まりすぎる道が美しい!



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夢の吊橋渡れば、今夜はしっぽりスマタナイト【静岡・寸又峡温泉】

 2016-06-12
 
 前編「これぞ絶景の秘境駅 奥大井湖上駅



又峡温泉には、実は15年前頃に一度泊まったことがあります。

奥泉の駅から寸又峡に向かう路線バスが、何百メートルも下の谷底を見下ろすような、まさに崖っぷちスレスレの細い道を通るのでめちゃくちゃ怖かったのと(当時は路線バスなのに女性の車掌さんが乗っていました。すれ違いも難しい区間が多かったんだと思います)、山中の渋~い温泉街がかなりいい味を出していて、老後はここに籠って執筆活動をしたい、と思った記憶があります。


バスにはもう車掌さんも乗っていなかったので、道も多少はよくなったのかもしれませんが、それでも相変わらずこんな道です。

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このガードレールの下は、落ちたら確実にお陀仏、という感じの高さなので、やっぱり今回もヒヤヒヤもんでした。。。


寸又峡の温泉街は、奥泉の谷底から高い峠を越えて、再び深い谷底まで下った場所にあります。

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以前来た時は、深ーい山に四方を囲まれた、まさに訪れる人も少ない秘湯、という感じだったのですが、今回来てみると、なんかちょっとあか抜けているんですよ。

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寸又峡温泉バス停横のメインストリート。
昔よりこぎれいになってる気がする。

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その先には「足湯カフェ」なんてしゃれおつなお店ももできていて、このあとめくるめくスマタナイトを過ごすのだと思われるおにーさんとおねーさんが仲良く混浴なんかしています。

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そもそもGWとはいえ、こんな奥地にかなりの観光客、しかも今までこんな秘湯の温泉地では見たこともなかったような若者がたくさん来ているんですよ。
その理由はこの看板の左上にある「夢の吊橋」。
聞いたことありませんか?

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トリップアドバイザーの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋ベスト10」にランクインしたのをきっかけに、大注目を浴びているようで、寸又峡に来る観光客のほとんどはココ目当てではないかと思うのです。

ま、吊り橋なんてどうせ怖くて渡れないんだろうけど、写真くらいは撮りたいな、と思って僕も行ってみます。
右手に寸又川を見下ろしながらゆるやかな坂を上り、狭いトンネルをくぐります。

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トンネルを出ると、あら、レトロな公衆電話がこんなところに。

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うーん、こんな山奥に公衆電話必要なんだろうか。
遭難者の緊急用電話くらいしか考えられないなーと思っていたのですが、こんな深い谷を見てふと思い出したことがあります。

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それは福井の東尋坊にある「救いの電話」。
自殺の名所と言われる東尋坊で、身投げする前にもう一度誰かに相談して思い直させるように用意されている電話ボックスですね。
この先もっと奥深くまで登って、谷底まで滑落したら間違いなくお陀仏、という感じなので、そういう意味ではここも東尋坊に似てるな、と。

ま、電話には何も書いてないですけど、もしかしたらそんな使い方もあるのかもしれませんね。


そのまま進むといよいよ夢の吊橋へと下る別れ道が。
しかし、そこにはこんな看板があったのです。

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『ここから遊歩道が狭くなるためGW、紅葉シーズンなどは一方通行となります。
 歩行に自信のない方は「飛龍橋」方面の散策をお楽しみください

なぬっ、吊り橋を渡れないヘタレ野郎はこの先は行っちゃいけねえ、ってことかい旦那ァ~。

と、心の中でひとり啖呵を切ったのはいいものの、やはり吊り橋を渡れる自信は100%ありません。

そんなわけで、「わぁ~こわそ~」とか言いながら吊り橋方面に降りていくスマタカップルを横目に、僕だけがそのまま崖の上の道を奥へと進んだのでした。

お前らあとでビビッてしょんべん漏らすなよ!

・・・失礼しました。。。


やがて遠く谷底に、見えてきました夢の吊橋。

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おぉぉぉぉ、渡ってるよ、みんな。。。
予想通り、へっぴり腰で今にも漏らしそうなおねーちゃんもいるけど。

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ちょっと別の角度からみるとこんな感じ。
いやー、これはムリでしょ。
しょーべんどころか、もっとスゴイの出ちゃいそうです。。。

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まあ、ありがちな都市伝説、というか秘境伝説、というかまあどっちでもいいんですが、この橋の真ん中で若い女性が恋のお祈りをすると夢が叶うとされているんだそうな。

なんで若い女性じゃなきゃあかんのや!
おじさん、おばさんの幸せはどうなっているんや!

ということで、そんな伝承では不公平すぎるので、全国2500万人の恋がしたいおじさん、おばさんと寸又峡温泉関係者のために

「この橋の真ん中でおじさん、おばさんが恋の祈りをして寸又峡温泉に泊まると、その夜はもれなくムフフなスマタナイト」

という秘境伝説を唱えたいと思いますので、みなさん拡散よろしくお願いします。




<2016年5月5日訪問>




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これぞ絶景の秘境駅、奥大井湖上駅 【大井川鉄道 後編】

 2016-06-09
 
 前編「素晴らしいぞ、南アルプスあぷとライン



上の秘境駅、といわれる奥大井湖上駅から下界へと通じる道はこのたか~い鉄橋脇の通路のみ。

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ひーひー言いながら渡り終わったあとに高台に登って振り返ると、こんな感じ。
鉄橋の先にある、ちょこんと突き出た幅20~30mほどの半島の上が駅です。

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鉄橋の先から結構な長さの階段を上ると、ようやく一般の道らしきものが現れ、ようやく下界に通じたことになります。
秘境駅のビュースポットはさらにそこから少しだけ上ったところ。
駅の対岸の1車線の舗装道路沿いに、遮る木々がなく湖を見下ろせる場所があるのです。


駅から歩き始めて約15分、そのロケーションはこんな感じ。
これが、人里離れた湖上の秘境駅、「奥大井湖上駅」の全貌です。

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まるでジオラマの駅みたいですが、これ、もちろんホンモノです。

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ここで列車が来るまでしばらく待つことにします。
何組かの人たちが同じようにカメラを持って待っていますが、あまり鉄っちゃん的な人は見かけず、熟年の夫婦だったり、孫連れの3世代家族だったり、ごく普通の観光客っぽい感じでした。

やがてガタガタと音を立てながらあの赤い列車がレインボーブリッジの上に現れます。

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この日は強い西風のため、旧東海道散歩をパスしただけあって、山の中でもそれなりに風が吹いていて、列車でこの橋を渡るのも結構怖かったのです。
思いっきり湖の上を走るのに、こんな感じで橋桁と線路しかないんですから。

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湖上駅に列車が到着します。

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その全景。
これは確かに絵になりますね。
駅から歩いて15分程度でこんなに素晴らしい鉄道風景がみられるところはなかなかありません。

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タイミングよく、そう長い時間待つことなく上りと下りの2本の列車を見たあと、そのまま隣の接阻峡温泉駅まで歩いてみます。
この撮影スポットから20分ちょっとくらいだったでしょうか、山の中の県道を下っていくと、やがて大井川沿いのやや開けた場所に出て、接阻峡温泉の小さな集落が現れます。

県道沿いにある川根本町の資料館、やまびこ。
今回は列車の時間があるのでちょっとトイレを借りただけでしたが。

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そこから少し高台に上ったところに接岨峡温泉駅があります。

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山奥の秘湯なので、旅館もたぶん2,3軒くらいしかないのだと思いますが、ここのお湯は炭酸を多く含んだ重曹泉で若返りの湯、と言われるほどすんばらしい!!と静岡の若返りの湯マニアから聞いたことがあります。

僕はいつも年齢より相当若く見られるので、例えば万万が一、20歳も年下の女性から思いを寄せられちゃったりすると、それはそれで不都合なことも多く困ってしまうので、若返りの湯、なんてものはまったくもって迷惑千万ですが。

ま、それはそれとして、接岨峡温泉の駅前には森林露天風呂があり、たぶん日帰り入浴もできるので、20歳年下の彼女、もしくは彼氏がほしい方は、ぜひ。

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大井川鉄道の井川線(通称:南アルプスあぷとライン)は千頭駅とこの先の井川駅を結んでいるのですが、この接岨峡温泉駅から先は2014年の台風の被害で現在運休中で、この駅が暫定的な終着駅になっています。

この先の区間は今までも災害により何度も運休→復旧を繰り返しているため、JRのローカル線であればとうの昔にそのまま廃止されていてもおかしくはないのですが、この大井川鉄道は、その都度、不死身にも復活を遂げるのです。
いいぞ!大鉄、頑張れ!

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僕が以前来た時は終点の井川まで行ったのですが、そんなわけで今日は残念ながらここで折り返しとなります。
終点の井川の先には井川ダムというこれまた大きなダム湖があって、そこから静岡駅までの長距離ローカル路線バスが走っていて、それもまたよかったので、全線開通したらみなさまもぜひそのパターンで(今は静岡までの直通バスはなく、途中乗換らしいですが)。

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折り返しの列車でふたたび奥大井湖上駅を通り、レインボーブリッジを渡り終え、行きの車窓で気になっていた長島ダム駅で途中下車してみます。

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ここから先、日本一の急勾配を下るためにアプト式機関車を連結した列車を見送ります。
こう見るとやっぱり結構な勾配ですね。

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長島ダムの駅は堤防と同じ高さ付近にあるのですが、そこからダムの直下近くまで降りてみます。

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ダムの下にはしぶき橋という橋がかかっていて、対岸まで渡ることができます。

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しかしまあ、ダムの直下は常にこんな感じになっているので、

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要するに、しぶき橋、とはこういうことなんです。
運よくちょっとでも強い風が吹けば、スプラッシュマウンテン以上に涼しい体験ができそうです。

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長島ダム駅前から、あぷとラインに並行して走る大井川鉄道バスに乗って、奥泉の駅へ。
あぷとラインだと長島ダム駅から奥泉駅まで所要23分のところ、路線バスだとなんと9分。
列車より路線バスのほうがはるかに速い、非常に珍しい区間です。

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奥泉で下車した理由は、ここが寸又峡温泉へのバス乗換駅となっているからなのです。


せっかく大井川鉄道&バス全線乗り放題きっぷを買ったので、すまたにも行ってみないとね。




<2016年5月5日訪問 つづく>




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素晴らしいぞ、南アルプスあぷとライン!の巻【大井川鉄道 中編】

 2016-06-06
 
 前編 「ま、窓の外も中も、す、素晴らしい眺めなんだな


アルプスあぷとラインはスイスの山岳鉄道のようにぐんぐん高度を上げ、森林を抜け、峡谷を渡ります。

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いやー、やっぱり来てよかった。
素晴らしいぞ、南アルプスあぷとライン!

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15年くらい前に一度乗ったことはあるのですが、たぶんこんなに天気がよくなかったんでしょう。
なんだかはじめて見た景色みたいな新鮮さがあります。


土本駅の手前で見える大井川と、寸又峡温泉の方から流れてくる寸又川との合流地点。
左が大井川で右が寸又川ですが、全然色が違いますね。

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大井川の方はこの上流にいくつもダム湖があるため緩やかな流れなのですが、寸又川の方は途中にダムのない支流をいくつも集めて流れてきているため、濁った荒々しい色をしています。


千頭を出て約40分、列車は「アプトいちしろ」の駅に到着します。
ここから次の「長島ダム」駅までが、この井川線の別名「あぷとライン」となっている、日本唯一の「アプト式」鉄道区間なのです。

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アプト式というのはスイスのカール・ロマン・アプトさんが発明した、急勾配を上るための鉄道システムの一種。普通の車輪では登れないような急勾配を、坂道専用の歯車が付いた機関車を補助にして運行するというもの(下の写真の線路の真ん中のギザギザ)。
これがそのアプト式の機関車です。

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南アルプスあぷとラインのアプトいちしろ駅から長島ダム駅間は、90パーミル(1000mの距離で90mの高低差を登る)という日本の鉄道路線で最も急な区間となっているので、この区間には必ずアプト式機関車2両が増結されるのです。

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アプトいちしろを出発して、アプト式機関車は線路についた歯車をガタガタ言わせながら日本最急勾配区間をゆっくりと進みます。
(乗り心地は特に今までと変わりませんが、坂もめちゃくちゃ急なところを登ってるな、という感じはしませんが)

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しかし長島ダム側から今登ってきた区間を振り返るとこの通り!!

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あっ、これはやりすぎですね(笑)

本当はこんな感じ。

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こう見ると、確かにかなり登ってますね。


駅名にもなっている通り、アプト式区間の最後に車窓に現れる長島ダムは大井川をせき止めたダム湖で、接岨湖(せっそこ)とも呼ばれていますが、ここは帰りに下車したのでその際にまた詳しくご案内します。

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長島ダムでアプト式機関車を切り離したあとも、南アルプスあぷとラインには次々とハイライトが。

ダム湖となってエメラルドグリーンの水を並々とたたえた大井川に沿ってさらに進むと、赤い大きな橋に差し掛かります。

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これが接岨湖にかかる レインボーブリッジと呼ばれる橋。
この橋の真ん中にあるのが秘境駅としても人気の奥大井湖上駅です。

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「奥大井湖上」という名の通り、この駅は湖の上にある駅なのです。
この赤い地面がプラットフォーム。湖の上に向かって伸びています。

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ホームの先端から下を見下ろすと、この眺め。

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正確には湖につき出た半島の上のわずかなスペース設けられていて、駅の周りには民家どころか道さえないため「秘境駅」などと呼ばれてますが、そもそも観光用に作られた駅なので、本当の意味では秘境駅といういい方はちょっと違うかもしれません。

ホームには『Happy Happy Bell 風の忘れもの』という幸せを呼んでくれる鐘や、恋人たちが愛を誓いながら鍵をかけるための『愛の鍵箱』などが設置されています。

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どうやら「湖上駅で愛を誓うと、ゴールインできる確率がすごく高い!」というパワースポットらしいです。

うーん、全然秘境駅じゃないじゃん・・・

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また駅から少し登ったところには「レイクコテージ奥大井」という駅周辺唯一の建物があり、1階には休憩所とトイレ、2階は展望台があります。


しかし(たとえエセ秘境駅であろうとも)この駅の素晴らしいのは、湖の対岸の山の中腹から眺めたこの駅の全景。
これが対岸方向の写真で、このちょうど中腹くらいにある道路からの眺めが「絶景の秘境駅」といわれています。

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しかししかししかし、この撮影スポットまで行くには、このレインボーブリッジを歩いて湖の上を渡って、対岸まで行かなくてはならないのです。

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この駅と下界を唯一結ぶ道は、なんとこの鉄橋の線路わきの通路のみ!
ひぇ~勘弁してくれ~~~

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みんなこんなふうに列車の真横を歩いて、結構な高さのある鉄橋を渡るのです。

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いや~な場所です、高所恐怖症の人間には。
それでも行くしかありませんね、ここまで来たら・・・・・



<2016年5月5日訪問 つづく>




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「ま、窓の外も中も、す、素晴らしい眺めなんだな」の巻【大井川鉄道 前編】

 2016-06-03
来の予定では、この日から一人で旧東海道を西へ向かい、東海道テキトー完歩の続きをするつもりでした。

天気予報を見ると、この日の静岡は晴れ。
しかし風速5~10mの強い西風が1日じゅう吹く模様。
いやだなー、これから俺、1日じゅう西に向かって歩くんだよなー
しかし朝から空には雲一つなく、天気は素晴らしいのです。

そんなわけで、急遽予定を変えて、この日は金谷から大井川鉄道に乗って寄り道をすることにしたのでした!
まあその前々日、通りがかりに大井川鉄道の新金谷駅に寄った時に、もうすでにかなり心揺れ動いていたんですけどね。


大井川鉄道の金谷駅。
渋い車両ですね。昔、東急あたりを走ってた感じですね
(と思って調べてみたら、これは南海からの払い下げ車両だったようです)

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まずはこの普通電車で大井川本線の終点、千頭駅まで行きます。
どうせなら今日は一番奥まで行くつもりなので、大井川鉄道・バス全線乗り放題のフリー切符を買いました。
よーし、せっそもすまたも周遊するぞ!

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新金谷を過ぎ、金谷の市街地を抜けると、やがて車窓には大井川が。
しかもいきなり雄大な感じで、ドーン!とあらわれて来るんですよ。

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いやー、やっぱりいいな大井川鉄道。
前に一度来たときは、こんなに天気良くなかったのですが、天候によって同じ風景でも全然印象違いますね。

窓の外には美しい里山。
しかしこの日は窓の中にもそれに劣らぬ美しい光景が広がっていたのです。

GWの家族旅行で来ているのでしょうか、お父さんとお母さん、幼稚園の年長と年少くらいの子供二人が僕のひとつ前のボックス席に座っているのですが、その、ちょうど40代にさしかかった頃、という感じのお母さん、年相応に多少ふっくらとしつつはあるのですが、とてもいい感じなんですよ。

足立区ヤンママ風でもなく、世田谷セレブ風でもない、西武池袋線の石神井公園とか大泉学園とかにいそうな普通のお母さん風なんですが、なんと表現したらいいんだろう・・・
あっ、菊池桃子!
桃子を少しだけアンニュイな感じにして、色っぽくしたお母さんなんですよ(笑)

5月のよく晴れた午前9時の陽だまり電車の中でウトウトしているお母さん、隣の子供に話しかけられたり、寄り掛かかられたりして、時々目を覚ますのですが、この時のしぐさがたまらないのです。
目を覚まして、子供の問いかけに答えたり、寄り掛かった子供の体にそっと手をかけたりしたあと、ここはどこだろう、という感じで窓の外の大井川を眺めるのですが、やがてまた少しずつ瞼がふさがり、眠りに入ってしまう・・・

この一連の所作が何とも美しいのです。
「ま、窓の外も中も、す、素晴らしい眺めなんだな・・・」
裸の大将で描かれていた山下清画伯ふうに言うと、こういう感じになります。
(「裸の大将」のドラマの舞台が大井川鉄道沿線だったので、画伯の気持ちになってみました・・・)


とはいえ、そんなところばっかり見てたわけではないので、ちゃんと車窓の解説もいたしますよ。

途中の家山駅。
この近くにSLと桜が一緒に撮影できる有名なスポットがあって、桜の季節にはこの駅まで臨時のSL急行が運行されています。

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対向の上り列車、いったん発車しかけましたが、若い女の子が駅舎のほうから走ってきたのでいったん停まり、再びドアを開けて救済。
ローカル線らしくていいですね。
おっさんが走ってきても待ってくれるんでしょうか・・・

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この日は5月5日、子どもの日。

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こいのぼりだけじゃなく、大井川には吊り橋もかかっていて、ちょっとした観光名所になっているようです。
これは塩郷駅を降りてすぐのところにある「塩郷の吊り橋」。
大井川にかかる吊り橋の中で一番長いのだそうで、大井川鉄道はこの吊り橋の下をくぐります。

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桃子ファミリーはここで降りて行きました。
きっと彼女は子どもたちが走り回り、ゆらゆらと揺れる吊り橋の上でもまったく臆することなく、5月の緑をちょっとまぶしそうに眺めることでしょう。
そんな姿もちょっと見てみたかったですね。


金谷から1時間10分ほどで大井川本線の終点、千頭駅に到着。
SLを含め、金谷発のすべての列車はここが終点で、ここから先は「南アルプスあぷとライン」と呼ばれる支線・井川線に乗り換えとなります。

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千頭駅の構内には、この先の井川線を走る赤い小さな機関車と客車が並んでいます。

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ここまで来て、このあぷとラインに乗らずに帰っちゃいけませんよ。
大井川鉄道は、この先がここまでの区間の何十倍もいいんです(今までの区間も、もちろんいいのですが)。

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井川線の車両には窓もあり、厳密にはトロッコ列車のくくりではないのですが、窓ガラスはホームに入線時からすべてフルオープンになっていて開放的。

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と思ったら一部にはこんなトロッコ風の車両もありました。

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GWの期間中ですが、まだ朝早い時間のため、乗車率は半分くらい。
ちょうどみんなが景色を楽しめるくらいの人数です。

機関車に引かれた小さな車両が遊園地のおもちゃ列車のようにゆっくりと動き出し、キーキーと車輪を軋ませながら千頭の街なかを通ると、みんながこちらに向けたスマホのシャッターを押しています。
写真撮るだけじゃもったいない。。。乗ればいいのに。


千頭の町を抜けるとさらに雄大になった大井川の奥に南アルプスの山々が見えてきます。

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このあたりで採れるブランド茶「川根茶」のお茶畑と大井川のコラボレーションも。

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南アルプスあぷとラインはスイスの山岳鉄道のように森林の中の急勾配をズンズン登っていきます。

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いやー、やっぱり来てよかった。
素晴らしいぞ、南アルプスあぷとライン!



<2016年5月5日訪問 つづく>




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