父娘ふたり旅 仙台育英とか甲子園歴史館とか【2017センバツ甲子園観戦記‐1】
2017-04-30
家族3人での旅行はもう何十回もありましたが、娘と二人で泊りがけの旅行、というのはそういえば今までなかったのでした。彼女も中学3年になるし、もしかするとそういう機会はもうないのかなあ、と思っていたのですが、ひょんなことから今回初の父娘ふたり旅が実現したのでした。
その舞台は春のセンバツ甲子園。
僕は昔から高校野球をよく見ていて、実家のある群馬や関東近県の地方予選はもちろん、ここ数年は甲子園にも毎年のように見に来ていたのですが、その影響か、娘も知らぬうちにプチ高校野球フリークになっていて、甲子園に行ってみたい!と言っていたのでした。
今回、娘が絶対見たい!と言っていたのがセンバツ1回戦屈指の好カードと言われていた東京の早稲田実業と高知の明徳義塾。
早実の話題の超高校級スラッガー清宮君VS元巨人&メジャーリーガー松井秀喜の5打席連続敬遠事件で有名な明徳義塾。
まあ、確かに僕も超見たい!!
最初は家族で、と言っていたのですが、嫁さんは仕事の関係でその日はどうしても休めない、ということだったので、じゃあ二人で行こう、ということになったのでした(嫁さんは翌日から合流)。
そんなわけでやって来ました、甲子園。

いやー、毎年来てても、何回来てもいいなー、甲子園。
毎年違う球児たちの、歴史上たった一回しかない毎年違うドラマが、ここで生まれるからなんでしょうね。
甲子園球場の前で、開会式の入場行進の時に使ったボードを持って記念撮影ができるのですが、娘が選んだのは仙台育英。

何年か前に夏の甲子園で準優勝した時のエース、佐藤世那(せな)くんに惚れ込んでいて、今でも仙台育英ファンなんだそうです。
今日の第1試合はその仙台育英VS福工大福井。

うちの家族は、毎回甲子園出場校を各々が全校順位づけして、勝敗を得点化して野球賭博をするのですが(ただし賭けるのはマッサージの権利くらいですが・・・)、娘の今大会の1位予想は仙台育英。
しかしこの日はあっさり逆転負けで1回戦敗退でした・・・残念。
第2試合は試合中盤で早くもワンサイドゲームになったので、甲子園球場にある甲子園歴史館に行ってみることに。

実は僕もここに入るのは初めてだったのです。
高校野球好きだったらここはハマるよ、という話を聞いていたのですが、なるほどー。
甲子園大会の歴史とともに、歴代の名勝負に関する展示やそのハイライトシーンのVTRがズラッと。

怪物江川、東邦のバンビ坂本、浪商の牛島と香川、星稜VS簑島の延長18回の死闘・・・
これ、ほんの一部です。
こりゃ確かにハマるわ。。。
これは早実ハンカチ王子VS駒大苫小牧時代のマー君ですね。

娘が知ってるのはこのあたりからかなあ、この決勝再試合は家族旅行先の福島で見てたんですが、それももう覚えてはいないと思うけど。
歴代の甲子園出場校の名前が入ったボール。

わが母校もちゃんとありますよ。センバツに2回出てます。

現西武の高橋光成くんを擁して、故郷・群馬の前橋育英が初出場初優勝した大会の勝ち上がり表もありました。


甲子園球場なので、もちろん阪神タイガース関係の展示もありますが、どちらかというと高校野球が中心でしたね。

途中の通路には高校野球漫画で埋め尽くされています。

おおおお、南ちゃん!

一番奥の企画コーナーは、センバツ特集2017。

ここには抽選会で使った今大会出場校のネームボードがあり、記念撮影できるようになっていました。

まあ、これは彼女のお目当ての学校のひとつだったので、記念に1枚。

ところがなんと、彼女はこの学校にも注目していることが判明しました!
普通の人には、読み方さえわからないこの学校、「こずかた」と読みます。

不来方の お城の草に 寝ころびて
空に吸われし 十五の心
この石川啄木の有名な歌にある不来方のお城とは盛岡城のこと。
そう、不来方とは昔の盛岡の呼び方で、現在は盛岡のベッドタウンとなっている矢巾町にある岩手県の高校で、21世紀枠と呼ばれる特別枠で選出され、今回甲子園初出場となった学校です。
21世紀枠とは、文武両道で頑張っている学校や困難な環境の中で頑張っているものの、あと一歩で甲子園に届かなかった学校が選出されるのですが、この不来方高校はその後者。
なんと部員たった10人で秋の岩手県大会で準優勝し、東北大会でも強豪光星学院と接戦を演じ、甲子園にやってきたのです。
おとーさんはうれしいよ。こういう学校に君が注目して応援してるなんて!
明日、早実VS明徳義塾戦のあとには不来方高校も登場します。
よーし、明日は不来方応援しよう!!!
センバツ高校野球とはあまり関係ないのですが、中にはトリックアートもあって、誰でも剛速球が投げられる、とのことで、やってみました。

こんな感じで甲子園1日目は終わったのですが、なかなか楽しいですね、父娘ふたり旅。
<2017年3月23日 訪問つづく>
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たびねすに新着記事掲載!たまらん坂で忌野清志郎さんの聖地散歩
2017-04-27
専門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!今でもここに来ると、キヨシローがアコギ持って「多摩蘭坂」を唄ってるような気がしてなりません。
入口 ⇒ 国立・たまらん坂で忌野清志郎さんの聖地散歩



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日本一口下手な恐竜の町/神流町恐竜センタ―編【ぐんまちゃん紀行】
2017-04-24
前編「日本一口下手な恐竜の町/恐竜足跡編」「恐竜王国 中里 神流町恐竜センター」は旧中里村の中心部から少し西(チベットの奥地方面)にあります。
同じ恐竜王国を名乗ってはいても、福井の県立恐竜博物館とはくらべものにならないほど質素な佇まいですな。

しかし中は意外に広くて、本館と別館、その間に設置された野外展示など9つのゾーンに分かれて展示があります。

おお、これが恐竜の足跡発見を伝える新聞の第一報。
昭和60年、もう30年も昔のことだったんですねー

奥に進むと小さいながらも ライブシアターがあって博士とサウルスくんが案内してくれます。

中庭にはティラノサウルスの骨格の標本があるのですが、普段は触ることのできない恐竜の標本にここではなんと自由に乗ることもできる、というのがウリのようです。

そしてここがこの博物館のメインステージ、「モンゴルの恐竜たち」の展示コーナー。
ささやかですが、実物大の恐竜全身骨格があります。
しかしなんでモンゴルなんだ?と思ったのですが、どうやらここにあるのはモンゴルで発見された恐竜の化石らしいのです。

そんなわけで、なぜかこの展示場の端っこにモンゴル衣装を着て記念撮影ができるコーナーがありました。
恐竜にはあまり興味を示さなかった嫁と娘ですが、この仮装コーナーはぜひやりたい!ということで張り切って記念撮影。

(・・・嫁画像は割愛)
おとーさんの狙いとはちょっと違うんですが、まあ楽しんでるなら良しとしましょう。。。
館内では化石レプリカ制作体験ができるほか、土日や夏休みは恐竜の足跡遺跡の近くで化石発掘体験もできるようです。
特に化石発掘は毎回大人気なんだそうです。

僕はまだ行ったことないのですが、福井の県立恐竜博物館には恐竜の全身骨格が43体もあるそうですので、こことはやっぱり規模が違いますね。
夏休みの北陸家族旅行で、今度は福井の恐竜博物館にも行く予定だからさーと言うと、嫁と娘に、ここで見たからもういいんじゃない、と言われてしまいました。
まあ女子はそんなもんなんでしょうね。男の子だったらそれなりに楽しめる施設だと思います。
そんなわけでこの「恐竜王国 中里」、福井まで行くと交通費も宿泊費もかなり痛いなあー、なんとか近場ですませるわけにはいかんだろうか、という控えめな家計のご家族にはおススメです。

「日本一口下手な恐竜タウン・神流町」、ぜひ応援してあげてください!
【おまけ】
この日本のチベット奥多野へ向かう長距離路線バスに、ぜひ降りてみたいバス停があったのです。
しかしこの路線は2~3時間に一本しかないため、わざわざそのためだけに山と川以外に何もない場所で降りるのに抵抗があって前回のバス旅では泣く泣く通過していたのですが、今回はクルマなので帰りに寄れる、ということに気づいたのでした。
そのあこがれの停留所は、ココ。

どーです、いい停留所でしょ!
めくるめく名前のこの商店、何を売っているお店なのか、ぜひとも見てみたかったのですが、その前になぜこんな道の途中の路肩でクルマを停めるのか、嫁と子供に説明しなければなりません。
おとーさん、そーゆー願望があるんじゃないの?やーらーしー
とか言われるのを覚悟で、いざとなったら正直に告白しようかと思っていたのですが、幸いなことに眼下にダム湖が見下ろせる場所にあったため、ちょっとダムの写真撮ってくる、と言ってなんとか浮気親父呼ばわりされるのを回避したのでした。
そしてあこがれの浮気商店さんは、コチラ。

うーん雑貨屋さんですね。
あざやかなトリコロールのテントが、日本のチベットにはやや派手やかすぎるきらいはありますが、この中でめくるめくような秘め事が行われているとも思えませんでした。
<2016年5月1日訪問>
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日本一口下手な恐竜の町/恐竜の足跡編【ぐんまちゃん紀行 神流町】
2017-04-21
日本の恐竜の町、といえばなんといっても福井県の勝山町。あそこの福井県立恐竜博物館は土日や夏休みともなるとティラノキッズやらトリケラガールやらで、連日大変な賑わいである、と聞いています。
そんな中、このぐんまちゃんにも「恐竜の町」を標榜し、「サウルスくん」というゆるキャラまでいる町があるのです。
それが群馬のチベットと言われる奥多野地方にある「神流町」。

あれっ?
どこかで聞いたことあるぞよ、と思った方、貴殿はこの「日本に、もっと恋する旅」の熱心な読者として、ここにこれを表彰します、というレベルの貴重なお客様です。いつもありがとう!
そうなんです、以前「日本一口下手なこいのぼり祭りの町」として紹介したこの神流町は、「日本一口下手な恐竜の町」でもあったのです!
結構な観光資源あるじゃないか、神流町!もっとプレゼンテーションの勉強しろよ!
そんなわけで、日本一口下手なこいのぼり祭りの際、足を延ばして、この日本一口下手な恐竜タウンにも行ってみたのでした。
さて、以前「日本一口下手なこいのぼり祭り」の本番前の様子はレポートしたのですが、(日本一口下手なこいのぼり祭り 前編/後編)今回はそのあと再度訪れた、本番の話。

谷間に泳ぐこいのぼりたちがあまりにも素晴らしかったので、きっとうちの嫁と娘も喜ぶだろう、ということでGW(ただし去年の)前半の5月1日、まーそこまで言うのなら行ってみてもいいよ、的な二人を連れていざ、日本のチベットに向かって車を走らせたのでした。
お祭り会場に到着してみると、あら、意外に賑わってるじゃありませんか!

日本一口下手だなんて言ってゴメン。。。
手作り感満載な感じはするけど、イベントステージなんかもできていて、けっこう盛り上がっています。

そして800匹のこいのぼりは、今日もおもしーろーそーおーに泳いでいます。

ものごころついたときから、日本を代表するクールでエレガントな大都会・埼玉県に住む娘にとって、こいのぼりが泳いでいるのを見るなんてめったにないハズなので、どう、すごいでしょ?と聞いてみると、ベビーカステラ食べたい、という反応でした。ドンマイ!
そんなわけで、実家から片道1時間近くかけてやってきたわりにはあっさりと終わってしまったので、じゃあさらにすごいところを見せてやろう、ということで、日本のチベットをさらに奥まですすんだのでした。
こいのぼり祭りが行われている神流町の中心部からさらに車で20分走り、合併前は「中里村」と呼ばれていた地域に入ります。

この旧中里村の中心部(と言っても村役場の建物くらいしかない)から秩父方面への国道299号(と言っても車のすれ違いも困難な一車線の急峻な山道)を2~3キロ進むと道端に突如現れるのが、恐竜の足跡。

これは「漣岩(さざなみいわ)」と呼ばるれ、約1億3000万年前の白亜紀に水の流れたあとがそのまま残った崖なのですが、この岩に残る不思議なくぼみが、1985年に恐竜の足跡である、と認定されたのです。
なんとこれが日本で初めて認められた恐竜の「足跡化石」なのです。

この横と縦にあるポツポツが足跡なんだそうです。

この足跡が発見された頃、まだ僕は群馬に住んでいたのですが、地元ではそれなりのニュースになっていたようで、どうやら浪人中に原チャリだか友達のクルマだかに乗ってここに一度来たことがあるらしいのです(FBにアップしたら、友達から昔行ったよねーと言われて思い出しました・・・)。
そーいえば、この道を通って、そのまま小鹿野やら秩父やらまで遊びに行ったことがあるような気がします。
毎日が日曜日!がキャッチフレーズだった僕たちは、浪人時代、あまりにいろんなところにドライブらやツーリングやらに行っていたので、すっかり忘れてました。
何やってたんだ、浪人時代の俺!

この発見がきっかけとなって、旧中里村は『恐竜王国 中里』と自らを名乗り、その後中里村の中心に恐竜センターが開館したことにより「日本の恐竜タウン」の仲間入り、となったのです。

おー、わざわざ福井まで行かなくてもここにあるじゃん恐竜博物館!
と言えるレベルかどうかはわかりませんが、さっそく入ってみます。
<2016年5月1日訪問 つづく>
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たびねすに新着記事掲載!群馬のチベットに口下手なこいのぼり?【神流町鯉のぼり祭り】
2017-04-18
専門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!日本一口下手だけど、日本一面白そうに泳いでるこいのぼりたちのお話です。
入口 ⇒ 群馬のチベットに口下手なこいのぼり? 神流町鯉のぼり祭り



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What a fantastic cherry blossoms!【東京・隅田川花見船】
2017-04-15
桜の季節になると、通勤の途中で遠回りをしながら花を愛で、のんびりと散策をするのが僕にとっての毎年の花見でした。そんなわけでここしばらくの間、いわゆる花見宴会、というのに参加したことはありませんでした。
場所取りがあったり、花を見てるのか人を見てるのかわからないようなごちゃごちゃした空間に詰め込まれたり、運が悪いと花冷えでめちゃくちゃ寒い思いをしたり・・・花見宴会というのはあまり好きではなかったのです。
ところが今年、数か月に1度集まって飲んでいる会社のメンバーで花見をしようということになりました。
しかも4月最初の金曜日の夜、屋形船に乗って。
おーそれはすごい!
桜の時期の週末に、花見船に乗れるなんてなかなかないな、ということで、10数年ぶりに夜の花見宴会というやつに参加してみることにしました。
そして当日の夜、集合場所に行ってみると、なんとこんな光景。

おー、これは香港ですか?
このまま船に乗って水上レストランのJUMBOにでも連行されてしまうのでしょーか、と思ってしまうほど。
しかしここはれっきとした日本。
東京の勝どき乗船場です。

普段から屋形船の乗船場として使われている場所ですが、特にこの花見の時期は船がたくさん集まって派手派手なので、香港チックに見えてしまうのでしょう。

埠頭の周りにはこれから屋形船に乗るたくさんのさらりーまんとかおーえるとか、はたまた僕たちのようなぐろーばるなびじねすまん、もとい、Global Businessmanも待っています。

そう、今日はGlobalな花見の会なのです。
かつて僕が世界にまたがって、もとい、またにかけて活躍していたころ、ジンバブエ、じゃなくって英国での仕事で大変お世話になった、当時ロンドン支店にいたメンバーとの宴席なのです。
そんなわけで、今回の宴席には日本人以外のメンバーもいるので、今日の公用語は英語。
OK! No Problem.
I am studying English on the NHK radio 「Basic-English」 every morning!

あっ、写真はイメージです。
が、この方々も英国から日本に観光に来ていたらしく、たまたま僕たちと隣り合わせて、ロンドン話で大変盛り上がりました。
この夜は花見船のピークなので、1つしかない桟橋に何艘もの船が入れ代わり立ち代わりやってきて、お客さんを乗せて出発していきます。

船の中はこんな感じ。

僕たちが乗ったのは「晴海屋」の屋形船。

船内はこんな感じ。
2016年に就航したばかりの日本で一番大きな屋形船で、定員は134人なんだそうです。

箸袋に「浮かぶ料亭」とありますが、確かに食事は本格的な和風会席で、おいしかったですよ。
屋形船の名物、揚げたての天ぷらももちろんついていました。

勝どき埠頭を出航して、隅田川をさかのぼり、浅草へ。
隅田川沿いの桜並木の近くにたくさんの屋形船が停泊して、船内から花見を楽しんでいます。

そしてなんといっても屋形船ならではの眺めがこれ。

桜の向こうにスカイツリーですよ!
これはここからでなければ見られない景色ですよね。

What a fantastic cherry blossoms!
これは外国人じゃなくてもみんな喜びますよ。
みんな船の屋上に出て記念撮影したりしてますが、それでもこの余裕。
狭い桜の木の下での宴会にくらべて、なんと優雅なお花見であることか。

スカイツリーに時々雲がかかったりして、これもまた幻想的。

いやー、素晴らしいな花見船!
よかったよかった、誘ってくれてありがとう、My friends!
でもちょっと英語づくしは疲れたな・・・
次回は6月に国立劇場で外国人のための歌舞伎講座に行こう!という話になったけど、当然説明は全部英語なんだろーなー。。。
<2017年4月7日 訪問>
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カラカウア大パレード&ハワイの長岡花火【ホノルルフェスティバル&レインボー駅伝‐3】
2017-04-12
前編「最高のチームビルディングとかカラカウアのパレードとか」あのカラカウア大通りをわざわざ通行止めにして、約2時間にわたって70もの団体がパレードする、というホノルルフェスティバルのフィナーレ。
沿道にはたくさんの人々が座り込んで楽しんでいますが、日本人は少なく、現地の人とか日本以外の国からの観光客が多いですね。まあ確かに日本人はわざわざホノルルに来て日本の伝統芸能見ないですからね。
実はこうした文化パレードっていうのを真剣にみたことがなかったので、通常のクオリティレベルがわからないのですが、ありゃりゃ、やっちまったなーというものから、おぉぉぉぉぉぉ、というものまで様々。まあ手作り感あふれる感じでほのぼのとはしています。
そんな中で特筆すべきものをいくつか。

あっ!
・・・別に僕のマル秘コレクションから間違ってアップしちゃったわけではありません。
これはれっきとしたパレードの様子ですよ!(一応自主規制ということで、小さく載せてみました)
そう、これはボディビルディングの団体のパレード。

えっ?ボディビルダーってパレードするの?
ところどころであの筋肉ムキムキポーズとかやるんだろうか、と思って見ていましたが、にこやかに手を振って通り過ぎるだけでした。
【問題】 この中に一人だけ間違えちゃって紛れ込んでいるふつーの中年入口前の人を探してください

たぶん一発でわかると思いますが、彼はこの団体を日本から連れてきた添乗員だそうで、なぜかパレードに混ざって最高の笑顔で手を振りまくって、沿道の観客から拍手喝采を浴びていました。
これはさいたま竜神まつり会の「Big Dragon」

こーゆーのもウケてましたね。ポリスのおにーさんたちもすっかり楽しんじゃってます。
これは日本の伝統文化、ですかね。
高森チンドン隊。

九州の高森かと思ったのですが、これは山口県の岩国にある団体なのだそうです。
存続の危機に直面していた地元の祭りを絶やさないために、商工会女性部の方々が中心となり立ち上げたのだそうです。
腰痛の方も頑張ってます!

みんな楽しんでやってる感じがありありとにじみ出ていて、イイ!
そして、真面目に感動したのがコレ!

なんだか黄色い衣装の大集団が、規律正しくダンスを踊りながらカラカウア通りをすすんできます。
これは園田学園高校という兵庫県の250人の女子高生たち。

この学校は毎年この時期にハワイに修学旅行で来ていて、このホノルルフェスティバルでパレードするのが恒例行事になっているのだそう。

あのカラカウア通りをまるで校庭のように自由自在に駆け巡っています。しかもみんな一糸乱れぬ美しさ。
それもそのはず、彼女たちは毎年、半年にもおよぶ厳しい練習を乗り越えてきているのです。

遊びじゃないんですよ。
このパレードを通じて友達との絆や国際文化交流、いろんなものを学んでいるのです。
沿道のいろんな国々の観客も大喝采!

ハワイに修学旅行?と思ったけれど、こういう修学旅行も、すごくいいなあ。
やはり後半になるとメインどころが集中してくるので、だんだんと大がかりなものに変わっていきます。
弘前ねぷたもこのパレード常連らしいです。

パレードはまだ続いていたのですが、集合時間になったのでいったんカラカウア通りから離れて、向かったのはココ。

2015年にワイキキビジネスプラザの上にオープンした「スカイワイキキ」という空中庭園のようなラウンジ。
(上の写真の半円のように出っ張った部分)
このテラス部分は、空中にせり出すように設置されていて、まわりもガラス張りなので、まるで空中に浮かんでいるみたいなんだとか。。。

僕は酒と女と高いところは苦手なので近づきませんけどね。
ワイキキの夜景もこの通り。

カラカウア通りのパレードも見下ろせました。

さて、なぜここに集合したかというと、今日はこのあと、ここからすごいものが見られるからなのです。
それはなんと長岡花火!!!

ホノルルフェスティバルのフィナーレとして、ワイキキのビーチから15~20分間にわたって打ち上げられるのですが、ここはそれを楽しむためには最高の特等席となるのです。

しかしなぜハワイで長岡花火が?とお思いでしょうが、実は長岡市とハワイ州は友好都市関係にあるのです。

アメリカとの開戦に最後まで反対していたものの、結局ハワイの真珠湾攻撃を指揮することになってしまった連合艦隊司令長の山本五十六の出身地が長岡であったことから、平和を願ってこの両都市は友好都市関係を締結したのだそうです。
その友好関係のシンボルが、このホノルルフェスティバルで行われる「長岡花火」。
以来この長岡花火はホノルルフェスティバルの恒例行事になっています。
恥ずかしながら僕は本物の長岡花火は見たことがなかったので、これはラッキーでした。

ううむ、さすが長岡花火!
そこらへんの花火大会とは全然迫力が違います。
ハワイでのイベントとはいえ、手を抜くことないのでしょう。
仕事人ですなあ。
ということで、このホノルルフェスティバル&ホノルル駅伝レポートを終えたいと思います。
ぜひまた来年、駅伝で会いましょう。
<2017年3月10~14日訪問 おわり>
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最高のチームビルディングとか、カラカウア通りのパレ―ドとか【ホノルルフェスティバル&駅伝-2】
2017-04-09
前編「ハワイでなぜか駅伝に!」タスキを受け取って、その他大勢チームの第3走者としていざスタート!
昔から長距離は意外と早く、箱根駅伝とまではいかないものの、小学校の駅伝大会の補欠くらいには選ばれていたこともあったので(笑)、少なくとも完走は余裕かなあと思っていたのです。だから本当はカメラでもぶら下げながら、沿道の景色でも写してこようかな、と思っていたのですが、さすがにそんな人はいなかったので、以下沿道の様子はGoogleさんにお借りしています。
カピオラニ公園内の芝生の上のでこぼこした即席コースを快調に飛ばし、カラカウア通りに出たとたん、なんだか両側のふくらはぎに張りが・・・
あら、なんかこれやばい?
無理したら途中で足つっちゃうかも?
そんなわけで無理しない程度のスピードに緩めて、カラカウア通りからダイヤモンドヘッドロードに入ります。

やがてながーい上り坂に。

まあコースを見て覚悟はしてたので、ここは無駄な抵抗はせず少し歩きます。
(センパイ曰く)「いいか、上りは無理するな。そのかわり下りになったら惰性で全速力で戻ってくればいい!」
ハイ、センパイ!アドバイスあざーす!
ようやく長い上り坂を終え、平坦になった少し先の折り返し地点から、遅れを挽回すべく全速力で走ろうと思ったのですが、あら?今度はなんか頭がフラフラするよ・・・

Googleマップによると、このあたりはどうやらこんなに素晴らしい眺めの帰り道だったようですが、正直、そんな余裕はなく、やばいぞ、足がつる前に熱射病か?と不安になる始末。。。
仕方なくさらにしばらくの間歩いて頭を落ち着け、下り坂が始まったところからようやく走り始めます。
途中で現地の人やボランティアが拍手したりポンポン振って応援してくれるので、その時だけ愛想笑いして手を上げたりしながらも帰りは一応全速力で走って、なんとかゴォォォォォォォォール!

完走メダルももらいました!
自分が走ってめちゃくちゃつらかったのがわかったので、チームメイトがヘロヘロになりながら戻ってくるのを見ると意味もなく感動!

アンカーの最年長のセンパイが戻ってくるのをみんなで今か今かと待ち構えて、ゴールに倒れ込んだ瞬間、誰ともなくみんなで拍手&握手の嵐。
いやー、これは素晴らしいチームビルディングです!
そう、僕はこの感動を企画書に落とし込むためにココにやってきたのでした(そう、これは仕事なんです)。
来年は僕の企画書に感動して、さらにたくさんの人がこの駅伝を走るに違いありません!
ちなみにタイムですが、一応予想よりは5分くらい早かったです。下りで結構頑張ったんだと思います。
でももし来年もう一回走るのであれば、もうちょっとちゃんと練習してあと5分くらいはタイムを縮めたいな・・・
さて、午前中で駅伝は終わり、その日の夕方は別のイベントに。

なんと、あのにぎやかなワイキキのメインストリート、カラカウア通りが通行止めになっています。
こんなの初めて見た!!!
と、今度はあのシェラトン・モアナ・サーフライダーの前でなんかやってるぞ。。。

これは秋田の竿燈じゃないっすか。

これは「ホノルルフェスティバル」と言って年に一度、日本各地のお祭りをはじめ文化や芸能、武道・スポーツなど様々ジャンルで日本とハワイの交流を深めることを 目的にしたイベントなのです。

この日はそのフィナーレとなるカラカウア通りでのパレードが行われるのです。
白バイ隊を先頭に、日本とハワイ、そしてアジアの国々など約70の文化・芸能団体が、約2時間にわたってこのカラカウア通りをパレ―ドします。

現地のマーチングバンドを先頭に、

日本とハワイの文化交流といえば鉄板のフラダンスのグループ

よくわからないゆるキャラ

着物のおかみさん衆

ダウン症の子供たちのヒップホップ(これはかなり観客も盛り上がってました)

臺灣(台湾)のひとたち

・・・とまあ、わりとなんでもあり、って感じなのですが、その中でも秀逸だったものを次回いくつかご紹介したいと思います。
<2017年3月10~14日 訪問 つづく>
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たびねすに新着記事掲載!「GWが一番美しい!旧東海道の茶畑が緑の絶景」
2017-04-06
専門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!思わず「夏も近づく八十八夜~」と茶摘みの歌を口ずさんでしまうほどの風景でした!
入口 ⇒ GWが一番美しい!静岡・旧東海道の茶畑が緑の絶景に



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ハワイでなぜか駅伝、の巻 【ホノルルフェスティバル&レインボー駅伝】
2017-04-03
10年以上ぶりに、なんとハワイに行くことになりました。以前はちょこちょこと仕事で行ってたのですが、最近は仕事での訪問機会はなく、かといって日本にもっと恋する伝道師である僕が、プライベートで海外に積極的に出るはずもないので、すっかりご無沙汰していたのでした。
まあ単に飛行機に乗りたくなかっただけですけど。。。
今回は久しぶりに仕事、というか研修というか、まあそんな感じの会社の行事としての訪問。
そう、けっして遊びではないのですよ。
そんなわけで、今回は「日本に、もっと恋する旅」の番外編。
ハワイに、もっと恋する旅?
いえいえ、そんな「クレアトラベラー」みたいなしゃれおつなネタは書けませんので、僕らしく非常に日本的なハワイをご紹介します。
出発は羽田空港国際線ターミナルからのハワイアン航空。
おおおおお、羽田の国際線ってこんなに新しくなったんだ!

ってどんだけ情報古いんだよ、俺。
羽田の国際線と言えば、ずっと昔に地方空港みたいなちっちゃなターミナルから中華航空で台湾に行った記憶しかありません。。。
インバウンドのお客様も多いので、こんな日本風のオブジェもありました。

✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈
そんなこんなでハワイに到着!

いきなり絵ハガキみたいな写真ですが、これはホテルの客室のラナイ(バルコニー)からの眺め。
ハワイ通の方は、このラナイからの写真だけでどこのホテルかわかりますよね。

下を見下ろすとホテルのプール。

すぐ横のこの赤い瀟洒な建物はシェラトン・ロイヤルハワイアン。

そう、答えはシェラトン・ワイキキ。
シェラトンワイキキの客室からの眺めは「これぞハワイ」って感じですね。
せっかくなので朝昼晩と写真を撮ってみました。
【日の出】

【朝食会場から】

【夕暮のダイアモンドヘッドとサーファー】

【夜景】

・・・・・・やばいやばい、クレアトラベラーみたいになっちゃう。
ということで、軌道修正して、今回のハワイのメインイベントのひとつをさっそく紹介します。
そんなわけで、翌朝。
ダイアモンドヘッドを遠くに望むカピオラニ公園に、なにやらぞろぞろと人が集まっています。

なんとそのイベントは、駅伝!

そう、今回はこの「ホノルルレインボー駅伝」と呼ばれるこの大会に、会社のメンバーとチームを組んで参加するのです。
しかも1チーム5名で計6チーム30名も!

毎年この駅伝に参加するのが僕の会社のここ数年の恒例行事なんですが、もちろんうちの会社にそんなに元駅伝選手がいるわけではありません。
そう、走るのはふつーのおじさん。というか、しゃちょーも含め、会社ではかなり職位の高いメンバーばかりで、平均年齢はたぶん50才くらい。
そんでもって走行距離は約5.4キロ。
ここからあの遠くに見えるダイヤモンドヘッドの中腹まで行って、折り返してまたここまで帰ってくるのです。ひぇー。

僕は昨年事情があって来られなかったので、今回が初参加なのですが、2回目、3回目のツワモノおじさんもたくさん。
えー、センパイホントに駅伝なんか走れるんっすか?っていう感じの方もたくさんいるのですが、今まで全員が完走しているので(一部ゴール後病院送りになった人はいたようですが)たぶん僕も大丈夫なんじゃないか。。。と思っていたのです。
スタート前によくわからないゆるキャラたちとズンバでウォーミングアップ。

そして朝9時、一斉にスタート!

ちなみにうちの会社には1チームだけ1軍として本気モードのチームが編成されていて、昨年はシニアの部(平均年齢50歳以上)で優勝!メンバーの予想タイムを聞くと山道を含む5.4キロを24分前後と、みんなかなり早いです。ちなみにしゃちょーも1軍です。
僕はもちろんその他大勢のほうのチームの第3走者。
これが第1走者から第2走者へのタスキの受け渡しのシーン。
このかなりゆるーい感じがいいですね。

次は僕の番なのにウォーミングアップもせず、戻ってきたランナーをちゃかしたり写真撮ってたり、ナメてました完璧に、ハイ。
しかしそのことに気づいたのは、タスキを受け取って走り始めてからだったのでした。。。
<2017年3月10~14日 訪問 つづく>
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