蒲原イルカすまし、逃しちまった!【東海道テキトー完歩 吉原宿(富士)~府中宿-1】

 2014-12-29
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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休み、青春18切符を使って東海道散歩をしながら西の方に行ってみることにしました。
前々から気になっていた、瀬戸内の2つの島、大久野島(毒ガスとウサギで有名)と大崎下島(御手洗の町並みがよさそう)を最終目的として、12月27日の朝の東海道本線に乗りました。

が、今年はカレンダーの並び上、昨日で仕事納めだった人も多く、西へ向かう青春18キッパーで、かなり混んでます。
なので早くもグリーン車に乗ってしまいました(笑)
これから何時間も歩くことを考えると、最初から立つのも嫌だし、まあグリーン券だけ買えば青春18切符でも乗れるので、よしとしましょう。


東海道は、前回、吉原宿を越えて、富士駅まですすんでいたので、今日はその続きから。
富士の駅前からきれいな富士山が半分見えています。

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駅前の商店街から眺める富士山。

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ここを日本一富士がきれいに見える商店街の暫定チャンピオンに認定したいと思います。



住宅街を2~30分歩くとやがて富士川橋梁にかかります。

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江戸の時代、ここは渡し船で越えていたのですが、水量が多く、流れも速いので、結構大変だったんじゃないかと思います。

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高いところが苦手なので、こういう橋の上から写真を撮るのは怖いのですが、あまりにも富士山がきれいなので、何枚も撮ってみました。

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富士川を越えると、旧東海道はしばらく小高い丘陵地帯を進みます。

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山の中を貫く東海道新幹線の下をくぐり抜けて、東名高速の上を越えると住所が富士市から静岡市に変わって下り坂になり、蒲原宿の町並みと駿河湾が見えてきます。

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蒲原は、安藤広重の「蒲原夜之雪」で有名な宿場町で、旧東海道の中でも古い建物が数多くの残っている町並みとして知られています。

しかし旧街道の宿場町に入ると、ほどなくみえてくるのがこれ。

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これは日本軽金属の富士川第二発電所の導水管で、自社の工場用の発電施設らしいのですが、宿場町に突如現れた無機質なパイプラインだったのでちょっとびっくり。


続いて目に入ってきたのが、これ。

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蒲原名物イルカすまし?
あとで調べてみると、これはイルカの背びれの部分を塩漬けにしたつまみあるいはおやつのようなもので、鯨ベーコンのような味がするのだそうです。
別名、蒲原ガムまたは蒲原ゴム。。。
ちょっとチャレンジしてみればよかった。


やがてなまこ壁が印象的な佐藤家へ。

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なんでもいろいろなガイドブックで塗り家造りという特徴的な建物でもある、ともっともらしく紹介されていますが、僕はあまり建築様式には詳しくないのでよくわかりません。
なまこ壁はわかりますけどね。


町の真ん中を流れる川沿いに、蒲原夜之雪の記念碑がありました。

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広重が東海道五十三次で唯一描いた雪景色として、最高傑作とも言われているらしいです。
昭和35年の国際文通週間の記念切手の絵柄に採用されて有名になったそうです。
僕は昔切手集めてたので知ってましたよ、この作品。



蒲原の町並み。

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やはり白黒の方が映えますね。



和風の建物が続く中、蒲原の洋風建築を代表する建物として有名な、旧五十嵐歯科医院。

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これは大正時代の建物で、町家を洋風に改築したもので、外観は洋風、内装は和風になっているそうです。
残念ながら年末年始のお休みで中には入れませんでした。

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旧五十嵐邸を過ぎてしばらくすすむと街道は左に曲がって旧国道1号に合流します。

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西木戸跡の道標が現れて、ここで蒲原の宿場町は終わります。

富士駅を9時に出てここまで3時間で10キロちょっと。ずいぶんのんびりしたペースで来てしまいました。
次の宿場、由比で、桜えびでも食べようと思っていたのですが、朝早かったこともあり、もう空腹感でかなり切迫した状態になっています。

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ちらほらと桜えびをうたう店が現れ始めましたが、地元に近い友達に聞いた店にたどり着くまでは、と我慢を重ねます。

蒲原から由比までさほど距離はありませんが、とても長く感じた1時間でした。


<2014年12月27日訪問 つづく>






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