夜のかまくら ハイライト 【秋田県・横手かまくら‐2】
2015-01-31
前編 横手かまくら-1横手かまくらのハイライト、夜の部がはじまりました。
横手かまくらの主な会場は、横手城のある横手公園、羽黒町武家屋敷通り、二葉町かまくら通り、市役所本庁舎前道路公園の4か所です。
期間中はこの4か所を結ぶシャトルバスが10分間隔で運行されていますので、移動は便利なのですが、ピーク時は結構混むので、何本か待たなくてはならないケースもあります。
かまくら館近くの乗り場は案の定混んでいたので、まず最初に二葉町かまくら通り会場まで歩いて行ってみることにしました。
途中、横手川を渡る蛇の崎橋にかかると、眼下にミニかまくらの灯りが。

おぉ、これはなかなか幻想的。
川原に降りてみると、ひとつひとつのミニかまくらの中にはろうそくの火が。
これ全部に点灯するの、大変だろうな、と思うほどの数です。
二葉町会場は、普通の民家の並ぶ細い路地のところどころにかまくらが点在しています。
昔からこの通りのかまくらは町内会が主体的に運営していて、最も伝統的なかまくらの姿を残している会場だと言われています。

しかし週末で人がたくさんいるので、なかなか中に入るきっかけがつかめません。
かまくらと言えば、中にいるめんこい子供たちから「はいってたんせー」と声をかけられて「おぉそうか、じゃあお兄さんもちょっくらお邪魔してみよっかな」的な感じでものごとが進むと思っていたのですが、とんでもありません。
かまくらの外には順番待ちの人々が待っているような状態だったので、ささっと一通り眺めてここは終わりにします。
次の会場は、横手城の天守閣とかまくらのコラボレーションが味わえる横手公園。
ここは山道となるので、シャトルバスを利用して移動します。
横手城とかまくら。

そのまま横手城の天守閣まで登ってみます。

上から見たかまくらの頭頂部。

なんかプリンみたいですね。
なんかこのままだとかまくらの中に入らずに終わってしまいそうなので、仕方なく僕も順番待ちして、いざ、カマクラ!
『かまくらに入ったら、まずは水神様が祭られている祭壇にお賽銭をあげてください。そうすると子供たちが甘酒や焼餅をふるまってくれますので、火鉢にあたり、子供たちとの「話っこ」を楽しみながら、雪国情緒を味わいましょう。』
かまくらでの振る舞い方マニュアルにはこんなふうに書いてあったのですが、子供たち、結構あっさりしてました。
なかなか共通の話題もなく(あたりまえか)会話もさほど弾まないので、お餅食べて、甘酒飲んで、まあ雰囲気が味わえたからよしとしよう、ということであえなくかまくら体験は終了いたしました。

横手のかまくら。
ちょっと人が多すぎて、にほん昔話に出てくるような鄙びたかまくらではなかったけど、でもやっぱり来てよかったと思います。
欲を言えば、観光客もいないような普通の通りになぜかポツンとひとつだけかまくらがあって、「はいってたんせー」という声に誘われて中をのぞいてみたら、そこには色白秋田美人のお姉さんがひとり佇んでいた、みたいなシチュエーションがあるともっとよかったのですが。
このシリーズ、終わり。
<2013年2月16日 訪問>
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