砂漠、ゴジラ、マグマと競争 三原山登山編 【東京都・伊豆大島】

 2015-03-01

前編  行くなら、今でしょ!お得に伊豆大島

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さていよいよ登山です。
三原山の外輪山上にある大島温泉ホテルの駐車場横から登山道に入ります。

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登山道と言っても、最初は平坦でまっすぐな一本道が続きます。
靴さえ気をつければ、登山と言ってもハイキングレベルの軽装でも十分な感じです。

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両側の木々がだんだんと低木になり、しばらくすると一面のすすき野原となります。

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少しずつ道が傾斜しはじめ、やがて溶岩石が目立つようになります。

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このあたりは1986年の大噴火の際、溶岩流が流れ出ていたところなのでしょう。
もし今、三原山が突然大噴火を起こしたら、きっとマグマの餌食になるんだろうな、と考えながら歩きます。
しかしあとあと聞いたところによると、三原山の溶岩流は非常にスピードが遅く、時速数キロ程度だったそうです。
それなら走れば余裕で逃げ切れそうですね。
恐怖で腰を抜かしてしまった単独♀登山家(独身、32歳)をやさしくお姫様抱っこしながらでも逃げ切れるかもしれません。

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後ろを振り返るとこんな感じ。
溶岩、すすき野原、森、その向こうの外輪山の上に大島温泉ホテルの建物が見えます。

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三原山の内輪山にかなり近づいてきました。
ここから東側は、裏砂漠と呼ばれる黒い大地が続いています。
国土地理院の地図において日本で唯一「砂漠」と表記されている場所なんだそうです。

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裏砂漠方向の眺め。
まるでアメリカ西部の荒野か、猿の惑星か、って感じですね。
とても首都東京にある景色とは思えません。

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ようやく登山らしい急な勾配となり、それがしばらく続きます。

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大島温泉ホテルを出て1時間弱でお鉢巡り(火口一周道路)と合流します。
このお鉢めぐりは約2.5キロで三原山の火口をぐるっと一周できる散策道です。

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お鉢巡りと合流してしばらくすると「ゴジラ岩」があります。
日本全国「ゴジラ岩」と呼ばれる奇岩は数多くありますが、この三原山のゴジラ岩こそ本当のゴジラだと言われています。
というのは、1984年に公開された映画「ゴジラ」第16作で、自衛隊の作戦によってゴジラは伊豆大島の三原山に見立てた架空の火口に落とされてしまうという結末になっているのですが、その2年後の1986年に三原山が大噴火を起こした際に、このゴジラ岩ができあがったのです。
そのため、1986年の噴火はゴジラの祟りで、このゴジラ岩はゴジラが火口から這い上がってきたのだ、とも言われているそうです。
恐るべきゴジラパワー。。。

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続いて現れるのは三原神社。

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この神社は、1986年をはじめとする数々の大噴火の際も、なぜか溶岩流が神殿を避け直前で両側へとながれを変えていることから、奇跡の神社と呼ばれています。

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社を避けるように、すぐわきを溶岩が固まっているのがわかりますか?

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古代から島の人々は三原山の噴火のことを「御神火」と呼んで、山頂近くにこの祠を建て、崇め奉ってきました。
だからこの神社はその「御神火」から護られたのだとも言われています。



三原神社あたりからの眺め。
海の向こうに富士山が見えると最高なのですが、この日は残念ながら見えませんでした。

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三原神社の先でお鉢めぐりから枝分かれして火口展望台へと続く一本道。
ワイルドですね。

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三原山の火口は、高さ60階のビルがすっぽりと入ってしまうほどの深さがあり、赤、茶、黄、橙、紫、青、緑、白、黒、灰など様々な色に染まった大地が牙をむくように露出し、ところどころから白煙が立ち上っています。
ここは大地の激しい息遣いを感じる動のパワースポットですね。
地球の持つ果てしないエネルギーを十分に吸収できることでしょう。

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下りは「山頂遊歩道」を通って、三原山山頂口のバス停に向かいます。
下りだと山頂口まで30分くらい着いてしまうので、温泉コースの登山道より距離は短いのですが、急な勾配はこっちの方が長く続く感じがします。
この道は全面舗装道なので、歩きやすいのかもしれませんが、舗装した急勾配の道はやっぱり風情がない感じがします。今回は下りなのでよかったのですが、上りでこんなに急勾配の舗装道がずっと続くと気が滅入るかもしれません。
登山はやっぱり土の路の方があまり抵抗なく登れますね。


山頂口バス停付近から見た三原山全景。

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大島温泉ホテルを出発して約3時間。登山というよりトレッキング程度の軽い運動でしたが、母なる地球のエネルギーを十分に感じた三原山紀行でした。

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<2015年2月21日訪問 つづく>



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