高野山なんちゃって修行紀行/天空都市現る編【和歌山県・高野町】

 2015-04-04
野山に初めて足を踏み入れた時、日本にもこんな山岳都市があるんだー、とびっくりしたことを覚えています。

その時は高野山に泊まるつもりもなく、和歌山から奈良に向かう途中になんとなく2,3時間、というつもりで立ち寄っただけだったのですが、想像以上に奥深い場所で、日帰りでは到底もの足りない気分だったので、いつか改めて泊まりでゆっくり来ようと思っていました。

そんなわけで2013年の4月、春色の和歌山電鐵に乗ったあと、再び高野山にチャレンジしてみたのでした。



和歌山電鐵の終点、貴志駅から6キロほどのJR船戸駅までタクシーで行き、そこからJR和歌山線に乗って約1時間、橋本駅まで向かいます。

高野山は、この橋本駅から南海高野線に乗り換えて終点の極楽橋まで行き、そこからケーブルカーに乗って山頂まで上がり、さらにバスに乗り継いでようやく到着するのです。

この南海高野線ですが、日本では数少ない山岳鉄道として有名らしいのです。
橋本から極楽橋までの19.8kmの間に急勾配、急カーブと24のトンネルが続き、443mの標高差を一気に駆け上がるのだそうで、この区間は「こうや花鉄道」という別称がつけられていて、「天空」という観光列車も走っています。
 こうや花鉄道 天空



これは一番最初に高野山に行ったとき(たぶん2010年頃)に持って帰ってきたもの。全線開通80周年だったらしいです。

image3 (640x479)


そのウラには浴線マップがありましたが、要約すると、トンネルと急勾配がすごいんだぞ、と書いてあります。

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勾配を示す50‰(パーミル)というのは、1000m進むと50m登る、ということらしく、この50‰がこれだけ連続するというのはかなりキツイようです。昔、群馬から軽井沢に向かう碓氷峠に国鉄一の急勾配というのがあって66.7‰だったのですが、電車が単独では上り下りが困難なため、この区間だけ機関車を付けて運行していました。
機関車もつけずに電車が自力で動く勾配としては最大級なのでしょう。


駅の標高差が記載されたフリー切符。

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関ヶ原の戦い後に蟄居させられた真田幸村が潜伏していた真田庵があった九度山の駅を過ぎると、たしかにまあ、とにかく山の中を走るのですよ。
人がほとんど住んでなさそうな険しい谷間を、右に左に曲がりながらどんどん分け入っていきます。

そうして到着したのが終点の極楽橋。
南海線のホームからそのままケーブルの乗り場までの連絡通路があり、電車を降りた人は全員ケーブル乗り場へと進みます。
この駅に用事がある人は誰一人いないようです。
それもそのはず、駅を出ても駅前食堂や駅前よろずやどころか民家の1軒もないのです。

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ⒸWiki

なんば行きの特急列車が発車する長いホームがあったりして、駅は立派です。
けれども駅の外にあるのは緑と川のせせらぎ、そして駅名の由来となっている赤い極楽橋だけ、そんな感じです。

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ⒸWiki


そのまま南海鋼索線(こうさくせん)のケーブルカーに乗って、標高867mの高野山駅へ。
普通はこーんな山をケーブルカーで這い上がった先にあるのは山頂への最後の登山道か、せいぜい土産屋の2、3軒くらいか、と思うじゃないですか。

IMG_2361 (640x480)


しかし現れたのは堂々たる高野山駅の駅舎。

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ⒸWiki

しかも駅前にはこのバスターミナル!
こんな山の中にこんなにたくさんのバス必要?と思ってしまうのですが、実は高野山はバス路線がめちゃくちゃ発達している便利なところなのです。

800px-Koyasan_Station02n3200.jpg
ⒸWiki


とりあえずケーブルを降りた乗客は、またまた全員バスに乗り込みます。
ここも駅舎以外何もない乗り換え専用駅なのでした。
そして、ここからバス専用道路を10分ほど進んだ先に巨大な天空都市が現れてくるのでした。





<2013年4月5日訪問>






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