貸切ナイトミュージアム ~直島・ベネッセハウス/瀬戸内島たび 4 【香川県】

 2014-07-05
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瀬戸内国際芸術祭をめぐる島たびの最後は、直島。

直島は前にも一度来たことがあり、想像以上に素晴らしいところだったのですが、その時は直島には泊まる予定にしておらず、後ろ髪を引かれる思いで夕方、島を出た覚えがあります。
特にその時訪れたベネッセミュージアムで、この美術館の中にホテルの客室があって、そこに泊まれるということを知って、いつかまた来てみたい、と思っていたのでした。
そんなわけで、9日間の旅の最後の夜は、生まれてはじめての「美術館での宿泊」という企画にしてみたのでした。


高松から高速船で直島の宮浦港へ。
ベネッセハウス宿泊者は、港で荷物を預ければ、ホテルの客室まで運んでもらえたり、島内の主要ポイントに停まりながらホテルまで送迎する専用のシャトルバスを利用できるので、ちょっとした優越感を感じることができます。えへん。

シャトルバスを使って、島内のアートをめぐったりしながら、ベネッセハウスまで向かいます。


「直島銭湯 I♡湯」

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ちゃんと営業してますので、お風呂に入れます。
オール鏡張りの浴場で、しかも混浴です。

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・・・・・ウソです(笑)
営業しているのはホントです。



直島町役場

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町役場の建物も「直島建築」と呼ばれる作品群のひとつだそうです。クールです。


本村地区の家プロジェクトという作品群を見て、バスに乗り、海が見えてくると、いよいよベネッセアートサイトと呼ばれる地区に入ります。

ご存知、進研ゼミや進研模試で有名なベネッセ(今はもう教育だけでなく、もっと幅広い分野に進出していますが)が運営する3つの美術館と4つの棟からなるホテルベネッセハウスが集まった、ビーチから小高い山までをも含む広大な一帯です。
ベネッセの前身、福武書店の創業者が瀬戸内にゆかりのある岡山出身で、この場所をお気に入りであったことからここに作られたのだと聞いています。


ベネッセハウスミュージアム入口。
ここは、名前の通り美術館ですが、今日の泊まりは、この中です。

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チェックインして美術館の中を通って、客室に向かいます。
部屋はこの上にあります。

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ホテルベネッセハウスには4つの棟がありますが、今回泊まったのは、美術館の中に客室がある、ミュージアム棟。
夜の美術館は、このミュージアム棟に泊まる人たちだけの貸切となります。


客室からの眺め。

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レストランでの夕食代も入れると、この日の1泊だけで、この旅行で泊まった他の7泊と同じくらいの金額でした。。。
が、結論から言うと、それだけの価値はあったんじゃないか、と思います。

例えばそれは、ミュージアムツアー。

夜の宿泊者専用ツアー

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例えばそれは、ミュージアムのひとり占め(正確に言うと、家族3人占め)



ブルース・ナウマン 「100生きて死ね(100 Live and Die)」

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ネオン管で綴られた様々な言葉が順々にバっと点いたり消えたりします。
その言葉は「Live」だったり「Die」だったりします。
Play and Live とか Try and Die とか。
100個の言葉が一つずつ点灯し終ると、全部のライトがいっぺんに点灯します。
約7分間に1回だけ。
全点灯はいつかいつか、と目の前に立ち止まって待ってしまう、不思議なアートです。


夜のミュージアムで椅子を三つ並べ、親子三人でぼーっとアートを眺めた時間、Priceless(プライスレス)。

Master CardのCMみたい(僕はあれ、大好きなんです)ですが、このわずかな時間も、きっと将来いくらお金を出してもけっして買うことのできない、貴重な時間であったことは間違いありません。



翌朝の散歩にて

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この有名な草間かぼちゃは、山を下って海岸沿いに降りたところにありました。


<セトゲー&瀬戸内島たび まとめ>

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去りゆく夏を惜しむような容赦ない日差しの下で、汗をダラダラ流しながら、アートを巡って小さな島の細くて急な坂道を登り下りした毎日。

パスポートを首から下げて、鑑賞が終わると一個一個スタンプを押す(スタンプがだんだんたまってくると、嬉しくなってくる)そんな、なんだかお遍路みたいな感じもいい(そういえば四国だし)

この暑さと、新しいアートに接する直前のワクワク感と、我慢できずにぐびぐび飲み干した水のおいしさは、きっとずっと忘れない。

ハワイもいい。ディズニーリゾートもいい。
でも、ときどきこんな旅をするのも、もっといい。

日本に、またひとつ、恋しました。



<2013年8月訪問>



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