念願の、太陽の森ディマシオ美術館へ【新冠町】2015北海道‐10 

 2015-11-21
  前編: 超十勝晴れにつき、急遽ドライブへ


広から200キロ、はるばるやってきた『太陽の森 ディマシオ美術館』は、日高地方中部の町、新冠の中心部からさらに30分ほど山の中に奥まった、新冠町太陽地区にあります。
札幌から来れば、帯広から来るよりはやや近いかもしれませんが、いずれにせよ人里離れたかなり辺鄙な場所です。
ここに公共交通機関で来るのは超難易度の高いところなので、いずれ静内か新冠からレンタカーかレンタバイク、場合によってはレンタサイクルかなあ、と思っていたくらいです。
そういう意味では今日、こんな形で突然来ることができたのはラッキーでした。帯子に感謝ですねー


さて、この美術館、なぜこんな辺鄙な場所にあるのか、というと、ここは昔の小学校の廃校跡を利用した建物だから。
その名も「太陽小学校」という名前だったそうです。
確かに廃校とともに忘れ去られてしまうのは惜しい名前ですね。

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太陽っぽく明るく塗られた旧校舎にこの空、素晴らしいですね。


『ディマシオ』とはフランス幻想絵画の巨匠、ジェラール・ディマシオのこと。

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僕は美術界には全く素人なのですが、彼は時に油彩とは思えぬほど細密な男女の裸像を、時に極めて写実的な未知の世界を描く幻想絵画の鬼才と言われていて、どうやらこのディマシオのパトロンが日本にいて、その方がこの美術館のオーナーとなっているようです。
特にディマシオが94年から3年がかりで描いた、世界最大といわれる油彩画を飾るための場所を探していたところ、ちょうどこの小学校跡がネットオークションで売り出されていることを知り、体育館のサイズを測ったところぴったりだったことから、ここに美術館が作られたのだそうです。


中に入ると、なるほど、学校の廊下ですね。

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洗面所も、こんなふうに残っています。

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かつての教室が展示スペースになっています。

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おっと、これが「油彩とは思えぬほど細密な男女の裸像」ってやつですね。

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うーん、これが「極めて写実的な未知の世界」?

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この角と複数の乳房、ってのはどうやらディマシオの定番のようで、ところどころの絵で見かけたような。。。


旧校舎の一番奥から旧体育館に入ると、この美術館のメイン「世界最大の油彩画」の展示ルームとなります。

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ざっと全景はこんな感じ。
上のほうに体育館の天井がありますので、その巨大さがおわかりでしょうか?

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しかし実はこれ、ちょっとからくりがあって、絵画の上下左右に鏡を置くことによって、実施以上に大きく見せてもいるのです。
この写真、よく見ると下の方が鏡になっているのがお分かりですか?

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この写真も、顔のこめかみのところを中心に上下左右が対称になっているのがお分かりでしょうか?
実際の絵はこのこめかみのほくろから左下の部分だけで、あとは鏡に映った部分なのです。

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実際の絵画の大きさは9m×27mですが、この壁画を囲むように上下左右に貼られた鏡が、この絵を無限大の大きさに見せているのだそうです。

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帯子もさすがにここに来たことはなかったらしく、喜んで写真をバチバチ撮りまくってたので、よかったよかった。
そういえばここ、美術館としては珍しく、自由に写真撮影していいということでした。

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1時間に1回(だったと思います)、この世界最大の油彩画のスペースでちょっとした音と光のショーがあります。

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といっても今はやりのプロジェクションマッピングみたいな派手で緻密なやつではなく、ディマシオ氏の世界観を説明するナレーションとともに油彩画をはじめ会場のところどころがライティングがされる、というレベルのものでしたが。


日の当たる明るいサロンは、かつて給食スペースだった場所。

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太陽、という名前の通り、あたたかい時間がゆっくり流れるような、美術館でした。





<つづく/2015年9月21日(月)訪問>





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