一生に一度は行きたいウラ善光寺/お戒壇めぐり&山門拝観【長野】

 2016-02-06
んごとなき理由で年末年始の休みを文字通り隅から隅まで、ひとりテキトー旅で過ごしたので、年明けの3連休のうち2日間くらいは大変企画性の高い家族旅行をせざるを得なくなったのである。

次に家族で大旅行をするのは、北陸新幹線で加賀屋あたりに行って泊まるか、あるいはななつ星で死ぬほど散財するか、はたまたアメリカのオーランドあたりにファーストクラスで行って毎朝ディズニーブレックファストで飽きちゃったなあーもうーと、叫ぶしかないな、と考えていたので、さて、1泊2日という中途半端な日程で旅行するとなると、どこに行っていいか正直迷ってしまったのである。

そんなとき、会社の同僚が年末に仕事で志賀高原に行って、志賀高原は、まあ志賀高原、って感じだけど、その麓の渋温泉は渋いぞ(別に親父ギャグではなかったようだ)、という話を聞いていたので、まあ、今話題のスノーモンキーもいることだし、いいじゃないか、渋温泉!ってことでとりあえず北陸新幹線に乗って長野に向かったのである。


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年明け2週目くらいまで、今年は暖冬でどこも雪不足、というニュースを聞いていたんですが、いざ碓氷峠を越えて軽井沢に出てみると、浅間山、おまえもかー、という感じ。
フツー真っ白ですよ。この時期の浅間山って。

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こりゃー長野市内はおろか、湯田中も、渋も、地獄谷にも雪なんかなさそうな感じで、あれっ?全然スノーモンキーじゃないじゃん!となりそうな予感。
いくら僕が晴れ男だからって、TPOってものがあるんで、降るべき時には降ってもらわないと困るんですが。

上田の駅を過ぎると、見えてきました、上田城址。
ちょうどこの日からNHK話題の大河ドラマ、真田丸の放送がはじまるってことで、この上田はさぞかし盛り上がっていることと思います、はい。

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しかし実は今月もう一回長野に来ることになっていたので(すっかり忘れてた・・・)、上田はまたその時にして、今回はとっとと長野まで向かいます。


僕はすでに豊川稲荷やら会社の近くの神社やらに行ってたのですが、家族揃っての初詣はまだだったので、せっかく長野に来たのなら、ということで善光寺に行ってみることにしました。
善光寺門前通りのゆるやかな坂を上って仁王門を越え、仲見世通りに入ると、この人混み。

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外国人旅行者が増えたのか、真田丸人気なのか、その両方かもしれませんが、もうお正月の初詣もあらかた終わった時期のわりには、めちゃめちゃ賑わってます。

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実は善光寺で以前からぜひやってみたかったことがあったのですが、一人ではなかなかできない体験なので、今回晴れてチャレンジしてみることにしました。

それは、善光寺のお戒壇めぐり。

善光寺のご本尊が安置されている場所の地下に暗黒の回廊があって、この真っ暗な回廊をめぐり、ご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れ、ご本尊と結縁を果たすと極楽浄土が約束される、と言われているのです。

本堂の右手、内々陣と呼ばれる場所にお戒壇めぐりの入り口があります。

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(イメージ)


お戒壇めぐりには拝観料が必要で(500円)、手前にはその自動券売機があったりなんかして、意外と世俗的じゃん善光寺、とか思いながら地下への階段を下りると、いよいよお戒壇めぐりのスタート。


下に降りてちょっと進むと、ホントに真っ暗!
ベトナムのクチトンネルだってこんなに暗くなかったぞ!
この暗さ、若き頃、馬子に誘われて夜這いに行った日高の馬小屋以来の暗さだぞ!

普段から威厳あふれる家長であるゆえに、お父さん先頭お願いします、と懇願されたので、探検隊は僕・娘・嫁の順番。
「右側の手すりをたどりながら、腰の高さに壁をなでていくべし」的な案内板があったので、おそるおそる右手を伸ばしながら進みます。

IMG_6847.jpg
 (イメージ)


「え?右いくの?」
「あ、ごめんなさい」
「ここ曲がりますよ~」
「鍵どこ?…まだ?」
「いや~ん、そこ私のお尻~」

あ、最後の一つは僕の幻聴かもしれません。。。

まあでも真っ暗闇の中を手さぐりで行くので、本当に中はこんな感じです。
距離は約45メートルだそうですが、相当長く感じます。
やがて誰かがガチャガチャと何かを触る音が前の方から聞こえてくるので、極楽の錠前(鍵)が近づいてきたことがわかります。
右壁に手を置きながら歩いていると、無事に極楽の錠前に到着!
これで僕も、極楽浄土行きが決定ですね。


いやー、今回、家族でお戒壇めぐりをして本当によかった。暗闇の中、みんなで手をつないで、より一層絆が強まりました。

これが例えば、
叶わぬ恋だと知っているので、普段は僕に淡い憧れだけを抱いてる八王子在住の主婦40歳と、なにかのはずみで一緒に入り、暗闇の中でごにょごにょとなってしまったら、きっと地上に出た途端に
「私と一緒に極楽に行くか、地獄に堕ちるか、ここで決めて」
と迫られることでしょう。

あるいは、
本当は入ってみたいんだけど、怖くて勇気がでないひとり旅中の聖マリアンナ女子医大生が、まるで5月の風のようにふらっとやってきた一人旅の僕をみつけ、僕の後ろを黙ってついて来たのはいいものの、やはり途中で怖くなって思わず僕にすがりつき、
「今夜の戸隠神社の宿坊も、やっぱり一人じゃ怖いんです。だからこのまま一緒に戸隠の山にこもって昇天、もとい、精進してください!」
と懇願されてしまうかもしれません。

みなさんも、善光寺のお戒壇めぐりには、くれぐれもご注意ください。


さて、念願のお戒壇めぐりも終わり、長野市内に戻ろうと歩き始めると、今度はこんなの発見。

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山門拝観って、善光寺4、5回目だけどしたことないなあ。
山門、ということはこの上に登るってことですね。

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高いところなのでちょっと躊躇しましたが、娘に下見に行かせると、急な階段はあるけどたぶん大丈夫そうだ、ということなので僕も登ってみます。

上に登るとこの景色。

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仲見世通りの向こうに仁王門と長野市街が一望できて、なかなか壮観でした。

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このあとは長野駅まで戻って、湯田中に向かいます。



<2016年1月10日訪問 つづく>



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