真田丸列車、しなの鉄道「ろくもん」に乗車【軽井沢‐上田 前編】

 2016-02-29

明けすぐに北信(信州の北部のこと)へとあんなに素晴らしい家族旅行をしたばっかりなのに、また信州である。

会社のチームの懇親旅行が軽井沢だったことをすっかり忘れていたのである。
そもそもなんでこんな寒い中、軽井沢なんだ、という話である。

まあ確かに高校生の頃から旧軽銀座が庭のようなもんで、浅野屋のパンが夏休みの毎日の朝食だった僕からしてみれば、冬の軽井沢もなかなか風情あっていいもんだよ、という大人の気持ちになれるが、軽井沢と聞いても、いつの日か夏の別荘でテニスとかゴルフ三昧したいなあ、という淡い願望くらいしか思い浮かばない庶民にとってみれば、なんで冬やねん、という話である。


「えっ、確か軽井沢でいい、って言ってましたよね?」
なんでまた軽井沢なの?と旅行幹事に聞いたところ、この返答である。

「軽井沢プリンスのコテージに大人数で泊まって、暖炉を囲んでみんなで盛大に2次会やる、って言ってましたよ・・・」

確かにコテージのリビングだったら全員集まって飲めるんで楽しい、とか言った覚えがないことはない。
ただ軽井沢プリンスのコテージに暖炉なんかないはずなので、どこかで酔って妄想してそんなこと言ったんだろうか。。。

そんなわけで、とにかく軽井沢である。


なお、1日目の部は、参加者のプライバシー権と名誉権の保護、および僕の会社のブランド保護とコンプライアンス上のリスク管理により、割愛させていただきます。。。

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翌朝、起きて外に出てみると、コテージのまわりは2~3日前に降った雪でこの状態。
軽井沢は標高こそ高いものの、あまりたくさんの雪が積もることはなくこの状態はわりと珍しいのだそう。

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コテージはホテル棟から歩いて5~15分くらいの場所に点在しているので、こんなに雪が積もると移動が大変。
シャトルバスや移動用のカートもあるのですが、こういう日は激混みでなかなかつかまらないため、金曜の夕方、仕事終わりのまま革靴で駆けつけたメンバーは雪上でコケる人、続出。
なんでまた軽井沢。。。と恨まれているかもしれませんが、コテージでの2次会は予想通り楽しかったので良しとしましょう、はい。

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さて、2日目は基本自由行動なのですが、わざわざ軽井沢くんだりまで来て、何もせずに朝帰ってしまうのももったいないので、今まさに話題沸騰中の真田丸めぐりでもしようかな、と早めに朝食を済ませたあと仲間を募ってみたのですが、前の晩さんざん飲んだくれていたメンバーたちは

「軽井沢が庭だなんて妄想でも言えない私たちにとって、せっかくの機会ですから、このコテージライフ、ゆっくり過ごしたいです」

とか言ってぐうたら過ごすつもりらしく、賛同者はわずか1名。

しかたなくまあたまには男二人で真田めぐりでもしながら、戦国武将の義と勇について語り合うのもよかろう、ということで軽井沢駅に行ったところ、こんな垂れ幕が。

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長野新幹線開通後にJRから経営移管された、しなの鉄道の軽井沢から長野駅までを走る観光列車「ろくもん」。休日を中心に1往復半程度運行しています。
「ろくもん」とはもちろん真田氏の家紋、「六文銭」のこと。

NHKの大河ドラマに「真田丸」が決まったのと同じような時期にデビューしたので、すごくタイミングがいいのですが、おそらくそのずっと前から誘致活動を続けていて、満を持しての登場だったんでしょうね。

もちろんこの列車のことは知っていたのですが、まあ、真田丸がスタートした直後の土曜日だし、まず席なんか取れない(定員72名で全席指定)でしょ、と思っていたのです。
ま、ダメもとで聞いてみようか、ということで軽井沢駅の窓口で空席を確認すると、なんと9席空いてます、とのこと。

そういえば体たらく軍団の女子チームが「ろくもん」だったら乗りたいけどー、とか言ってたので、一応電話してあげると

「イクイク、すぐに行きます!」とのこと。

おまえら、軽井沢コテージライフを満喫するんじゃなかったのかよ!

そんなわけで、突然7人へと大幅増加した「真田丸めぐりの旅」一行は、ろくもんに乗って上田まで行くことになったのでした。


雪は残っているものの、天気はまずまずの軽井沢駅。

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雪の白にこの深い赤、なかなか映えますね。

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車体のロゴ。
レストランカ―、とある通り、この列車は3両編成のうち2両が食堂車になっている、今、はやりのレストラン列車なのです。

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車中では、軽井沢のレストラン「こどう」、東御市の「リストランテ フォルマッジオ」、小布施の「鈴花」など、沿線地域の食材を使用した食事サービスが提供されます。お値段、乗車券込みで12,800円。料理内容は上り下りで違うようです。

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ただし、食事サービスは当日予約はできないので、僕たちは座席指定のみの1号車へ。
残念。。。けっして12,800円が高いから食事できなかったわけではないですよ!

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デザインはこうした観光列車ではすっかりおなじみの水戸岡鋭治さん。
ななつ星、つばめ、いぶすきのたまて箱、和歌山電鐵たま電車、富士登山列車・・・・・
彼の列車に僕もたくさん乗っています。あっ、ななつ星はたぶん近い将来。。。

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軽井沢出発は10時40分。
上田まで通常は50分程度の区間を1時間20分ほどかけて、ゆっくり進みます。

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信濃追分の駅を出たあとあたりが、沿線で浅間山が一番きれいに見えるのだそうです。

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「ろくもん」はスピードを落としてこの浅間山ビュー区間を通過します。

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さっそく車内をちょっと探検。
売店コーナーのお土産。ドリンクもここで注文できます。

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その向かいのソファーにある記念撮影用のボード。

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「ろくもん」の車掌さん?のユニホームはもちろん六文銭ハッピ。

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この「ろくもん」、列車のユニークさもいいんですが、むしろ手作り感満載のあったかいホスピタリティサービスがいいんですよ。

たとえば、これは小諸駅で出発の際のワンシーン。

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軽井沢から乗ってレストランで前菜を提供していた、レストラン「こどう」の黒服スタッフがここで下車してお見送りしてくれるのですが、隣りのお父さん、お母さんのこのパフォーマンスの素晴らしいこと!
このお父さんとお母さんもレストランのスタッフだったのか、詳細は聞き逃してしまったのですが、とにかくこの列車の関係者のお見送りです。

この他にも停車する主要な駅での駅長の見送りサービスや仮装パフォーマンス(後で書きます)、しなの鉄道本社前ので社員のウェルカムボード掲示など、みんなで心から歓迎、という思いをガンガン感じますね。


お金かけなくてもできる、地方鉄道ならではの素晴らしい取り組みです。



<2016年1月23日訪問つづく>



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