これぞ絶景の秘境駅、奥大井湖上駅 【大井川鉄道 後編】

 2016-06-09
 
 前編「素晴らしいぞ、南アルプスあぷとライン



上の秘境駅、といわれる奥大井湖上駅から下界へと通じる道はこのたか~い鉄橋脇の通路のみ。

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ひーひー言いながら渡り終わったあとに高台に登って振り返ると、こんな感じ。
鉄橋の先にある、ちょこんと突き出た幅20~30mほどの半島の上が駅です。

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鉄橋の先から結構な長さの階段を上ると、ようやく一般の道らしきものが現れ、ようやく下界に通じたことになります。
秘境駅のビュースポットはさらにそこから少しだけ上ったところ。
駅の対岸の1車線の舗装道路沿いに、遮る木々がなく湖を見下ろせる場所があるのです。


駅から歩き始めて約15分、そのロケーションはこんな感じ。
これが、人里離れた湖上の秘境駅、「奥大井湖上駅」の全貌です。

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まるでジオラマの駅みたいですが、これ、もちろんホンモノです。

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ここで列車が来るまでしばらく待つことにします。
何組かの人たちが同じようにカメラを持って待っていますが、あまり鉄っちゃん的な人は見かけず、熟年の夫婦だったり、孫連れの3世代家族だったり、ごく普通の観光客っぽい感じでした。

やがてガタガタと音を立てながらあの赤い列車がレインボーブリッジの上に現れます。

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この日は強い西風のため、旧東海道散歩をパスしただけあって、山の中でもそれなりに風が吹いていて、列車でこの橋を渡るのも結構怖かったのです。
思いっきり湖の上を走るのに、こんな感じで橋桁と線路しかないんですから。

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湖上駅に列車が到着します。

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その全景。
これは確かに絵になりますね。
駅から歩いて15分程度でこんなに素晴らしい鉄道風景がみられるところはなかなかありません。

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タイミングよく、そう長い時間待つことなく上りと下りの2本の列車を見たあと、そのまま隣の接阻峡温泉駅まで歩いてみます。
この撮影スポットから20分ちょっとくらいだったでしょうか、山の中の県道を下っていくと、やがて大井川沿いのやや開けた場所に出て、接阻峡温泉の小さな集落が現れます。

県道沿いにある川根本町の資料館、やまびこ。
今回は列車の時間があるのでちょっとトイレを借りただけでしたが。

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そこから少し高台に上ったところに接岨峡温泉駅があります。

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山奥の秘湯なので、旅館もたぶん2,3軒くらいしかないのだと思いますが、ここのお湯は炭酸を多く含んだ重曹泉で若返りの湯、と言われるほどすんばらしい!!と静岡の若返りの湯マニアから聞いたことがあります。

僕はいつも年齢より相当若く見られるので、例えば万万が一、20歳も年下の女性から思いを寄せられちゃったりすると、それはそれで不都合なことも多く困ってしまうので、若返りの湯、なんてものはまったくもって迷惑千万ですが。

ま、それはそれとして、接岨峡温泉の駅前には森林露天風呂があり、たぶん日帰り入浴もできるので、20歳年下の彼女、もしくは彼氏がほしい方は、ぜひ。

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大井川鉄道の井川線(通称:南アルプスあぷとライン)は千頭駅とこの先の井川駅を結んでいるのですが、この接岨峡温泉駅から先は2014年の台風の被害で現在運休中で、この駅が暫定的な終着駅になっています。

この先の区間は今までも災害により何度も運休→復旧を繰り返しているため、JRのローカル線であればとうの昔にそのまま廃止されていてもおかしくはないのですが、この大井川鉄道は、その都度、不死身にも復活を遂げるのです。
いいぞ!大鉄、頑張れ!

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僕が以前来た時は終点の井川まで行ったのですが、そんなわけで今日は残念ながらここで折り返しとなります。
終点の井川の先には井川ダムというこれまた大きなダム湖があって、そこから静岡駅までの長距離ローカル路線バスが走っていて、それもまたよかったので、全線開通したらみなさまもぜひそのパターンで(今は静岡までの直通バスはなく、途中乗換らしいですが)。

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折り返しの列車でふたたび奥大井湖上駅を通り、レインボーブリッジを渡り終え、行きの車窓で気になっていた長島ダム駅で途中下車してみます。

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ここから先、日本一の急勾配を下るためにアプト式機関車を連結した列車を見送ります。
こう見るとやっぱり結構な勾配ですね。

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長島ダムの駅は堤防と同じ高さ付近にあるのですが、そこからダムの直下近くまで降りてみます。

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ダムの下にはしぶき橋という橋がかかっていて、対岸まで渡ることができます。

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しかしまあ、ダムの直下は常にこんな感じになっているので、

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要するに、しぶき橋、とはこういうことなんです。
運よくちょっとでも強い風が吹けば、スプラッシュマウンテン以上に涼しい体験ができそうです。

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長島ダム駅前から、あぷとラインに並行して走る大井川鉄道バスに乗って、奥泉の駅へ。
あぷとラインだと長島ダム駅から奥泉駅まで所要23分のところ、路線バスだとなんと9分。
列車より路線バスのほうがはるかに速い、非常に珍しい区間です。

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奥泉で下車した理由は、ここが寸又峡温泉へのバス乗換駅となっているからなのです。


せっかく大井川鉄道&バス全線乗り放題きっぷを買ったので、すまたにも行ってみないとね。




<2016年5月5日訪問 つづく>




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