遠州新居の関所越えのち手筒花火【東海道テキトー完歩 新居宿 前編】

 2016-08-02
 前編「眉毛のスズキさんとか高くてうまいギョーザバーガーとか



海道新居宿には東海道3大関所といわれた新居関があったのでした。

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いつもこういう関所跡みたいなところに来ると思うのですが、奉行の姿の人形とか、読めもしない昔の古い書物があっても正直あまり面白くないので、わざわざ入場料払って見る気にはならないんですよね。
むしろ「関所越え体験」みたいな観光プログラムがあったらおもしろいんじゃないでしょうか。厳しい関所の奉行に当時の様子そのままに、取り調べられちゃうのです。

中に入ると入り鉄砲や出女を取り締まる「改め女」とかがいて、
「おにいさん、もしや猿股の中に鉄砲を隠していやしませんか?」
「いえいえ・・・めっそうもないことです」
「でも・・・猿股の前のほうに何か大きなモノを隠してるじゃありませんか」
「あ、それは偉大なるワタクシ自身でございますが・・・・・」
「えっ、それはなんと立派な・・・あ、いえ、すみませぬ、仕事なので大変申し訳ないのですが、念のため中を確認させていただけますか・・・きゃああああああああ・・・」

そんな体験ができるのなら入場料として「通行手形」を買ってこういう施設もちゃんと見学するんだけどなあ。




さて、この新居の関所跡の先の突き当たりを左に曲がったあたりが新居の宿場町の中心部となります。
今回の旅のメイン、「遠州新居の手筒花火」は、ここ新居の「諏訪神社奉納煙火祭礼」というお祭りのこと。

お祭りのスタートまでまだ時間があったのですが、町内にできている集会場には威勢のよさそうなおにーちゃんたちがスタンバってます。

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普段は静かそうな横道に入っても、町の人々が結構ウロウロしていて、やはりなんだかお祭りのウキウキ感がありますね。

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18時近くになると、各町内で笛と太鼓が鳴り響き、やがて煙火会場へ向かって進み始めます。

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この遠州新居の手筒花火は町内6つの地区の役人(やくびと)により運営されているのだそうです。
これは中街(仲町)って書いてあるんでしょうかね。

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今日の花火会場である「新居中学校」向かう通り沿い。

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このお祭りは毎年7月下旬の金曜から日曜まで行われているのですが、土曜日の今日は前夜祭と呼ばれていて、花火の打ち上げは2回目なのです。
前日1日目の花火は「試み」とよばれ、その年の花火の具合を見るために試験的、練習的に出す花火なのだそうですが、練習とはいえかなり規模の大きなもので本番に近い迫力があるため、ここにも大勢の現物人が訪れるのだそうです。

そして今日、2日目が花火の本番である前夜祭。
明日の3日目が本祭と呼ばれるものなのですが、花火は行われずお神輿が町内を練り歩くのだそうです。

いずれにせよ、今日これから行われる2日目の夜が一番のクライマックスだと思います

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2日目の前夜祭は、午後6時にこの諏訪神社の神主から「斎火」とよばれる手筒花火の点火に使われる火がおこされることによりスタートするのだそうですが、このシーンはパスして早めに会場に向かいます。

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会場の新居中学校は、諏訪神社横の坂道を登った先、町を見下ろす高台の上にありました。
校庭を半分に仕切って、花火会場と観客席(というよりただの校庭)に分けています。
写真の木でできた台のようなものは「ヤマ」と呼ばれる花火を点火する場所。

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会場には万一のときのための消防車が一台。
校庭にもともとある石段が、いい感じのスタンド席になっています。

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花火のスタートまであと1時間以上あったので、人はまだそれほどいないのですが、花火会場の正面には無人の三脚がずらっと並んでいます。町中にでかいカメラを抱えたおっさんやおばはんがたくさんいたのできっと彼らのものなんでしょう。
結果、空いているのは正面からはずっと離れた場所しかなく、地元の家族連れは端っこでつつましくレジャーシートを広げて座り込んでいます。

いずれにせよ、はなはだ迷惑ですな。
こういう輩はでかい望遠レンズを持ったままどこに行っても人を押しのけバチバチ写真を撮りまくって、私いい趣味でしょう?とか自慢してるんでしょうが、立派なのは単なるカメラの性能だけであって、あなた方の写真でも生き方でもありません。
やつらが本番直前に当たり前のような顔をして戻ってきたら、後ろから花火の中に全員蹴り倒してやりたいと思います。


さて、これが諏訪神社の神殿でおこされた「斎火」でしょうか、火縄のようなものが各町の役人に移されているようです。

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やがて町を練り歩いた各町の笛太鼓が7時15分の開始に向けて次々とやってきます。

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7時を過ぎ、あたりがようやく夏の遅い夕暮れに包まれはじめる頃、唐突に何発かの打ち上げ花火があがり、遠州新居の手筒花火が始まりました。

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そして櫓の上の手筒花火から豪快に火の花が噴き出しはじめます。

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<2016年7月23日訪問 つづく>


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『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。




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コメント
次回、戻ってきたカメラおっさんたちを蹴り飛ばしてくれて、脇に追いやられた家族連れや読者の方々の溜飲を下げてくれることを期待してるよ。
カメラやってるんだけど、たまにこんな迷惑なヤツらがいて、置いてあった三脚で殴ってやりたくなることがある。
【2016/08/03 08:22】 | とりよた #- | [edit]
あまりに激しく成敗したのでここでは書けないけど、もうしません、と言わせといたよ(笑)
【2016/08/03 08:35】 | Wanderlust (ワンダーラスト) #- | [edit]












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