能登ウラ街道でハットリくんとか笑ゥせぇるすまんとか【2016夏北陸‐7 氷見まんがロード】

 2016-09-19
 
 前編「松田聖子のポッキー島とか加賀屋で卓球とか


嫁のれんという観光列車があります。
北陸新幹線開業の約半年後、2015年の10月からJRの金沢駅と和倉温泉駅の間で運行が始まったのですが、これが大変人気でなかなか予約が取れないのだそうです。

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ⓒJR西日本

内装は「和と美」をコンセプトに北陸の伝統文化や温泉文化を表現した豪華なつくりで、出入口のデッキには金沢金箔や輪島塗りを表現した装飾があったり、通路が日本庭園の飛び石をイメージした絨毯や友禅のオールドコレクションをあしらった空間となっていたりします。
この列車のデザインも「ななつ星」の水戸岡さんかなあ、と思っていたのですが、実は水戸岡さんではなく、近鉄特急「しまかぜ」をデザインしたチームなのだそうです。

この車内の和風の半個室で列車に乗りながら能登の懐石弁当やスイーツセットが楽しめるので、翌日はこれに乗って和倉温泉から金沢に戻ろう、と思っていて、1か月前の発売前から事前予約を入れていたにもかかわらず取れず。


無念ですが、仕方ありません。やっぱりA級王道コースは人気があるんですね。
しかしこのまま単なる移動では面白くないので、思いっきり舵を切ってB級路線に進むことにします。



そんなわけで和倉温泉から路線バスに乗って、到着したのはひみ番屋街。

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ひみ(氷見)は富山湾北部の港町で、寒ぶりで有名な海産グルメのまち。和倉温泉から富山湾に沿って、いわば能登半島をウラ街道的に走れば1時間足らずで来られるのです。この日はどうせ富山方面に抜ける予定なので、わざわざ金沢に戻らなくても氷見を通れば行程的にもショートカットできるので、花嫁にフラれた僕たちは、ウラ街道に流れ流れてきたのです。

そんでもってこのひみ番屋街でキトキト(富山弁でイキがいい、という意)の海産物のランチでも食べてからレンタサイクルを借りて氷見の街とか雨晴海岸という景勝地をブラブラしようと思っていたのですが、なんとレンタサイクルも貸し出されていて在庫なし。


無念ですが、仕方ありません。B級コースも意外と人気があるんですね。
こうなったら歩くしかないか。。。
氷見に来るのは2回目なのですが、氷見の街なかをブラブラと歩くのはそんなに苦痛ではないはず、という感覚がありました。

なぜかというと、氷見はこういう町だからです。

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町の中心部に入ると、ドーン!

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喪黒福造と記念撮影ができたり、

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町なかにハットリくんがいたり。

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ここ、富山県氷見市は、日本を代表する児童漫画家、藤子不二雄Ⓐさんの出身地なのです。

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藤子不二雄と言えば「ドラえもん」をはじめとする多くの作品をこの世に送り出した、藤本弘さんと安孫子素雄さんの漫画家コンビだ、ということは知っていたのですが、のちにコンビを解消して藤本さん(故人)が「藤子・F・不二雄」、安孫子さんが「藤子不二雄Ⓐ」という名前でそれぞれ活動していたことはよく知りませんでした。

さらに藤子不二雄の作品はどれも2人がコンビで共作しているのだと思っていたのですが、実は個々の作品は2人のどちらかがひとりで書いていたので、それぞれの代表作が違うのだ、ということも初めて知ったのでした。

そんなわけでこの氷見出身の「藤子不二雄Ⓐ」さんの代表作は「忍者ハットリくん」や「笑ゥせぇるすまん」のため、氷見の町は彼らのキャラクターであふれているのです。

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ちなみに「ドラえもん」を主筆した「藤子・F・不二雄」さんはこのあと向かう氷見の隣町、高岡出身です。

氷見の中心市街地は「まんがロード」と名付けられていて、藤子不二雄Ⓐさんが生み出したキャラクターのフィギュアがアーケード街のところどころに飾られています。

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えーと、これはハットリくんの弟だっけ?

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なんかいたねー、こういうキャラ。名前忘れたけど。

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そしてまんがロードのハイライトは、湊川からくり時計。

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これは氷見の街なかを流れる湊川に一風変った橋が掛かっていて、毎時00分になると大がかりなカラクリ時計になるのですが、たまたま5分後くらいが次のカラクリショータイムの時間だったので、そのまま鑑賞してみます。

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時間になってケムリが立ちのぼると、橋の上がカタカタと動き始め、テーマ曲とともにハットリくんたちが現れてケムマキと忍法対決をするのです。

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うん。なるほど。
ま、想定内。

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アニメを通じた町の賑わいづくりをしている似たような例としては、ゲゲゲの町、鳥取の境港がありますが、やはりまだまだあっちの方が洗練されている感がありました。
もうちょっと頑張れ、氷見!

さて、レンタサイクルがなかったのでぶらぶらと氷見駅まで歩いて、ここから列車で高岡方面に向かおうと思っていたのですが、ちょうどいい高岡行きの路線バスがあったので、それに乗ることに。

そんなわけで氷見駅は見るだけに。

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ここに来るまで知らなかったのですが、この氷見駅から高岡を越えて城端線の終点城端駅まで「べるもんた」とかいう観光列車が走っているんだそうな。

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なんだかケチャップみたいな名前ですが「べるもんた」は愛称で、正式には「美しい山と海」をフランス語に訳した「ベル・モンターニュ・エ・メール」という名前なんだそうです。
ここで言う「美しい山と海」とは氷見線沿線の雨晴海岸に代表される富山湾、城端線沿線の散居村に代表される里山風景のこと。

車内では食のサービスとして、「ぷち富山湾鮨セット」と「ほろ酔いセット」が提供されるとのこと。
花嫁のれんは有名で人気だけど、こっちはまださほど有名でもないので、こっちにすれば良かったかもしれないですね。



<2016年8月19日訪問つづく>






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