人生一発大逆転のまち、観音寺へ 【2016瀬戸内国際芸術祭-6 観音寺・銭形砂絵~伊吹島】 

 2016-11-24
 前編「大島なくして、セトゲーなし


戸内国際芸術祭が行われている「西の島々」の中でも一番西、愛媛県境にほど近い場所にあるのが、伊吹島。
その伊吹島へは香川県の西端の都市、観音寺からのアクセスとなります。
伊吹島への次の船まで時間があったので、観音寺をぶらぶらと歩いてみます。

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観音寺と言えば、青春デンデケデケデケ。
なんじゃそりゃ?とお思いの方もいらっしゃるかと思います(というかほとんどの方はそうでしょう)が、これは芦原すなおさんの直木賞小説で、あの大林宣彦カントクにより映画化された青春物語のこと。
ベンチャーズのデケデケデケデケ・・・に電撃ショックを受けた高校生が、うどんと海しかない香川の片田舎で、ロックバンドを組んでひっちゃかめっちゃかやっちまう、というお話。
僕はこの映画、結構好きなのです。

その、うどんと海しかない片田舎といわれているのが観音寺なのです。
しかし観音寺を舐めてはいけません。
うどんと海以外にもあるのです、立派に世の中に誇るべきものが。

それが、これ。
銭形砂絵「寛永通宝」ですね。

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これは海岸の白砂に描かれた東西122m南北90m周囲345mもある巨大な砂絵。
観音寺の町はずれにある琴弾公園の裏山の山頂展望台から見るとこんなふうにきれいな円形に見えます。

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寛永10年(1633)に高松藩主、生駒高俊がこの地を訪れた際、それを歓迎するために一夜にして作られたものですが、今も当時と同じ絵柄で残っているのだそうです。もちろんその裏では毎年春と秋に市民のボランティアが 「砂ざらえ」を実施し、砂絵を美しく整えているからなのですが。
夜は緑色にライトアップされていて、今や観音寺随一の観光スポット。
この銭形を見れば健康で長生きし、しかもお金に不自由しないと伝えられ、多くの人々がこの絵を見にくるのだと言います。

まあ確かに生で見るとなかなか迫力があるんですよ。
そんなわけでどうもこの観音寺、最近は「銭」とか「金運」をキーワードに町おこしを狙っているようです。

たとえば公園にも寛永通宝。

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マンホールも、もちろん銭形。

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そしてなんとこの観音寺の町なかにある宝くじ売り場「観音寺チャンスセンター」、こんな地方の小さな売り場のくせに、なんと国内の宝くじ史上最高賞金額8億円を2本も出したのです!
なので年末ジャンボの最終日でもないのに、ひっきりなしに購入者がやってきます。

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町のビルの壁には金運を前面に打ち出した巨大な看板が。
招き猫に寛永通宝に宝くじ8億円。
なんでもありですな・・・

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ぜひ、宝くじを買いに、観音寺へ!
購入前に寛永通宝の砂絵を見ておくとさらに効果ありまっせ!


さて、伊吹島へは観音寺港から船で25分。

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伊吹島の人口は574人で、セトゲーの西の島の中では面積は比較的小さいのですが、人口が一番多い、いわば最も人口密度の高い島。
それでも最盛期は4500人近くの島民がいたようですので、当時にくらべればずいぶんさびしくなってしまったのでしょう。

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ここは良質ないりこの産地として栄えてきた島。
讃岐うどんの出汁に欠かせない煮干しいりこ。そのいりこの中でも最高とされるのが「伊吹いりこ」なのだと言います。
恥ずかしながらここに来るまで「いりこ」ってなんだかわからなかったのですが、イワシの煮干しのことなんですね。

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島の沿岸部には平地が少ないため、中央部の高台が島の中心地となります。
アートも高台に集中しているので、みんな船を降りると港の前の激しい急坂を上るしかありません。

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起伏の多い島にはりめぐらされた迷路のような坂道。
これがこの伊吹島の魅力でもあります。

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夏だとこの坂道を上ったり下りたりするのはかなりきついでしょうが、今回は秋会期なのでなんとか大丈夫。

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港からの急坂を上り、かつて小学校があったやや開けた場所にあるのが、トイレの家。

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これは前回2013年の芸術祭からある、この伊吹島を代表する作品です。



<2016年10月9日訪問つづく>



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