ビートルズの名曲アートとか、プライスレスな夕日とか【2016瀬戸内国際芸術祭‐7 伊吹島】

 2016-11-27
 前編「人生一発大逆転のまち、観音寺



吹島の「トイレの家」は、この島を代表するアート。

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この日はなんとこのアートのクリエイターである石井大五さんが直接アートについて解説してくれました。

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伊吹島の多くのトイレが母屋から分かれた離れにあるのを見た石井さんは、母屋と離れの関係が、四国本土と伊吹島、大都市と僻地の関係に見え、日本の辺境のように位置づけられた伊吹島を、トイレが象徴しているように見えたのだそうです。
そこでこのトイレを島の中心のようにつくることで、伊吹島に暮らす島民に、自分自身が中心である、と考えてほしい、という思いからこの作品が生まれたのです。

建物は、11本の光のスリットが通るように設計されています。
うち6本は、この島を中心として世界の6大陸の6都市へと向かって広がる世界を、残りの5本は、島の伝統的な行事の開かれる日と夏至、冬至の日の午前9時の太陽方位の方向を示しています。

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迷路のような光のスリットの通り道は、まるでこの島の路地のよう。
季節や時刻によって、光の角度や、光の雰囲気が大きく変わり、路地の表情もその時々によって違うのだそうです。

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トイレの家なので、もちろん本当のトイレとしても利用できます。

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こんな青い空を見上げて開放感あふれるトイレなので、普段なかなか出ない人も、ここだとすっきりするとかしないとか。。。

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アート作品ではありませんが、トイレの家の隣には、同じく石井さんが設計した消防署が。

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今日は特別に屋上に登れる、というので、さっそく行ってみます。
島の家並みと海を見下ろす、素晴らしい眺めでした。

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この屋上は緑の人工芝で作られていて土足は厳禁。裸足でのんびりリラックスできることを基本としているのです。
例えば、昼寝がしやすいように、傾斜が付いていたりするのですが、本当に昼寝をしてる人がいるの、わかりますか?

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さて、トイレの家の向かい、旧伊吹小学校舎の中に入ると、そこで展開されている作品「沈まぬ船」。
島の人たちや小中学生らと一緒に約6万個の浮きを使って作り上げた魚群のイメージは迫力満点。

「魚群」なんて、まるでパチンコの激熱リーチみたいですね。
でもこんなスゴイ魚群が出れば、100%確変大当たりって感じですね。

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窓の外には島の立派な瓦屋根と瀬戸内の海。

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廊下を進むと、バイクゲームやりたい人が募集されてます。
やりたいやりたい!

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これは「伊吹島ドリフト伝説」と呼ばれるアート(たぶん・・・)。

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実際に取材して本物さながらに設定された伊吹島の路地を、スーパーカブ(?)で制限時間内に一周できたらミッション完遂!というレーシングゲームなのですが、これがかなり難易度が高いらしいのです。

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なんといっても伊吹島の路地は迷路のように細くてぐにゃぐにゃしてますからねえ。
目の前でお兄ちゃんがやってましたが、家や壁に衝突したり、路地から飛び出してきた猫をよけてコケたり、神戸からやってきたセトゲー女子(28歳独身・歯科衛生士・彼氏いない歴6ヶ月)に見とれてガードレールをつき破って海に転落したり、と散々で、隣で見ていた彼女にひっぱたかれてました。

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僕もチャレンジしてみようかと思ったのですが、セトゲー女子の誘惑に100%負ける姿を娘に見せるわけにはいかない、ということで今回はパスしました。。。

きっとこうい島のじいちゃんだったらクリアするんでしょうね。。。

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島の坂道をさらに上に行き、昔、保育園があった眺めのよい場所にあるのがフィリピンのアーティスト、アルフレド&イザベル・アキリザンさんによる「Here, There, Everywhere」。

ビートルズの名曲と同じタイトルのこのアートは島の林から切り出した竹を支えにしていりこ加工で使う網を組み合わせてつくったパラボラアンテナのような作品。

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アンテナの真ん中に登って、そこから外の世界を見ると、こんな感じ。

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ちょうど正面に、仲よさそうに寄り添うカップル。
まさにポール・マッカートニーのうたったあの美しいラブソングのラストフレーズ、

I will be there and everywhere  どこにいたって 僕は君のそばにいるよ
Here, there and everywhere   ここにいても、そこにいても、そう、どこにいても

の世界で、ちょっとうらやましく思いました。

なので制作者の本当の意図はわかりませんが、ここは自分の大切な人へ、愛を叫んで世界中に発信する場としていいのではないかと思います。

みなさんもぜひ、伊吹島の中心で愛を叫んでみてください。



伊吹島から観音寺への最終フェリーの出発時間は17時20分。
秋会期の10月から11月にかけては、ちょうど瀬戸内海に夕日の沈む時刻と重なるのです。

伊吹島の回りには、大きな陸地や島がないので、天気がいいと水平線近くに沈む夕日を見る絶好のポイントなのだそうです。

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この絶景は想定外でした。
ギリギリまで島を見て歩いていたので、船に乗り込むのが遅く、船内の座席に座れず、仕方なく親子3人で外のデッキの床に座り込んでいたのですが、まさにプライスレスなサプライズプレゼントでした。

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伊吹島も、素晴らしかった。。。



<2016年10月9日訪問>



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