呉艦船めぐりとか呉のB級グルメラッシュとか【呉・このセカ聖地巡礼-3】
2017-02-16
前編「頑張れ!音戸の渡し船」
予想以上に興味深い見どころが多かったせいか、それともセンパイの組んだ日程が弾丸すぎたのか、予定はかなりずれこんでいましたが、次は呉港に戻ってクルーズ船に乗っての「艦船めぐり」。
でもその前に小腹空いたでしょ、というすずさんの案内で、れんが通りと呼ばれるアーケード街にある福住の「フライケーキ」を購入。

このカリッとした食感が自慢の揚げまんじゅうは呉市民のソウルフードなんだそーです。

と思っていたら、呉港のターミナルにあるセブンイレブンでこちらも呉名物のメロンパンを勧められて購入。

これは市内にある「メロンパン」という会社の看板商品で、こちらも呉のソウルフード。現在では呉以外でも広島県内の各所で販売され、全国各地で行われる催事販売ではあっという間に売り切れてしまうほどなんだそうです。
ラグビーボールのような形の大きなパンに特製のクリームがたっぷり詰まったものなのですが、味も形もメロンとはあんまり関係ないような。。。

このメロンパン、直営店や市内の百貨店でしか買えず、他のコンビニにはないのですが、この呉中央桟橋ターミナルのセブンイレブンでだけは売っているんだそうです。
だからここは穴場の売り場なんだよねー、とすずさん。
さすが呉ピカイチのニセガイド!でもお昼前にそんなにおやつ食えねえっすよ!
さて、呉の誇る名所としてセンパイとすずさんの次なるおススメは「艦船めぐり」。
この内容はたびねすに書いていますので、詳細はこちらを ⇒惚れ惚れするぜその雄姿、呉艦船めぐり
これがこの艦船めぐりのステッカーなんだけど、このタコが話してる「て~っ」という言葉の意味が気になる。。。

呉中央桟橋を出発。
桟橋の向こうに大和ミュージアムや、どでかい潜水艦が目印の「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」が見えます。

すぐ左に造船工場が見えてくるのですが、ここが戦艦大和が生まれた場所なんだそうです。

「今日は艦船がみんなおめかししちょってかわいかねー」とすずさん。
「今日は天皇誕生日じゃけんのー」とセンパイ
※呉弁への翻訳は想像です

これは「満艦飾(まんかんしょく)」と言って、祝日や自衛隊記念日など特別な日に飾られているんだそうです。
艦首からマストを通して艦尾まで、信号旗などの旗が連ねて掲揚されています。
うれしくて「わしゃーラッキーじゃのー」と僕もエセ呉弁で言ってみます。

そー言えば、たびねすの原稿のタイトルを最初は「(艦船に)こんなに近くていいんですか?」的な内容にしたら、いろいろあるようで「あまり近いを強調しないでください」と言われちゃいました。
はい、そんなに近くはないですよ、ごれは1本300万円の望遠レンズ使ってるので近く見えるだけですわ。。。

艦船めぐりも終わって、センパイの予定した弾丸日程もいよいよ最後のランチ。
海軍カレーとか、呉ふうお好み焼きとか選択肢はたくさんあったのですが、僕がまったく想像もしたことがなかった「呉の冷麺」を食べてみることにしました。
海軍カレーとかお好み焼きは、まあ「呉のグルメ」と言われても、なんとなくはいはい、という感じなのですが、冷麺は、
「は?冷麺?盛岡じゃなくて呉で?」
という感じだったので、どんなもんなのか、チャレンジしてみたいと思ったのでした。
呉の冷麺は、発祥の店、「珍来軒(ちんらいけん)」と「呉龍(ごりゅう)」が人気を二分するのだそうですが、今回は呉龍へ。

ここの常連はだいたい「れーわんだい」なんで、そう注文してみんさい、とすずさん。
「れーわんだい?」ってなんすか?
で、出てきたのがこれ。

「冷麺・ワンタン入り・大」すなわち「レイ・ワン・ダイ」ということなんだそうです。
このお店はワンタンが売りなので、男性はワンタン入り冷麺の大(1.5人前)がおススメなんだそう。
さすがに人気なだけあっておいしかったですよ。
韓国冷麺みたいな細い透明な麺ではなく、中華そば風の平麵にやや甘くてピリ辛のスープでクセになりそうな味ですね。
さすが呉の名士であるセンパイ(本当に町じゅうでいろんな人から声かけられててびっくりしました)の弾丸日程のおかげで、あっという間の半日でしたが、駅に送ってもらってこれでおしまい。
なんだかすずさんと別れるのも寂しくなっちゃいましたが、本業じゃないんですよね。
昨日も遅くまで働いてたのにお付き合いさせちゃってありがとーございました。
次回はセンパイとお店に行きますね。
たぶんセンパイとすずさんがいなかったら、僕は「この世界の片隅に」の舞台をちょちょっと見るだけで、呉の本当の良さなんか全然わからなかったと思います。
おかげでいつかまた来たい、恋するまちがひとつ増えました。
<2016年 12月23日訪問>
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