岐阜のマチピチュ「天空の茶畑」 前編【2017隠岐島流れ旅‐17 揖斐川町上ヶ流茶園】

 2017-07-29
前編「大正モダンガールと分水嶺でのお別れ



近、日本もマチュピチュばやりなのか、いろんなところで日本のマチュピチュが発見されているみたいです。

僕はまだ大分にある「宇佐のマチュピチュ」くらいしか行ったことがないのですが、今回の帰りにちょっと寄ってみたいマチュピチュがあったのでした。

それは人呼んで「岐阜のマチュピチュ」。
そこは別名「天空の茶畑」と呼ばれているらしいのです。

いいじゃないか、岐阜のマチュピチュ。
GWはまさに夏も近づく八十八夜、今が一番茶畑が美しい時期。
「茜たすきに菅の笠」すがたの無垢な茶娘が、せっせと新茶を積みながら僕を待ってるに違いない!

そう、僕は意外と茶畑マニア(だと一昨年あたりから気付きはじめたの)です。


岐阜のマチュピチュは、岐阜県の揖斐川町と呼ばれるところにあります。
大垣から出ている養老鉄道というローカル私鉄の終点、揖斐駅がその最寄駅。
そんなわけで、大垣から養老鉄道で揖斐駅へ向かいます。

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大垣から30分で揖斐に到着。
天空の茶畑は、ここからまだずっと奥のほうにあります。
なんてたってマチュピチュですから。。。

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ということで、ここから先はレンタサイクル「養老くん」

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好きだねーレンタサイクル。
隠岐のおねーさんに褒められて調子に乗ってんじゃないの?
とお思いの貴兄に私はお伝えしたい!
いやいやいやいや、ここはサイクリングのメッカなんですよ、と。


この養老鉄道沿線には揖斐川沿いのサイクリングロードが整備されているので、電車に自転車もめっちゃ積めちゃうほど。

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・・・めっちゃというほど積まれてませんでしたが。。。


ま、とにかくこの養老鉄道には「養鉄トレクル(たぶんトレイン&サイクルの略)」といって、沿線の数か所にレンタサイクルの貸し出し場所があって乗り捨ても自由、とレンタサイクラーにとっては便利な地域なのです。


そんなわけで揖斐駅で予約していた電動レンタサイクル「養老くん」を借り、いざ出発!と思ったのですが、背中の荷物が重い。。。
レンタサイクルポートがあるくらいだから、揖斐駅には当然コインロッカーくらいあると思っていたのですが、そんな気配はまったくなし。もちろん近くにも荷物が預けられそうなところはありません。

コインロッカーくらい用意しとこうぜ、養鉄トレクル!
5泊6日の今回の旅の荷物とか想い出とか煩悩とか女の子の連絡先とかがぜーんぶ詰まったリュックを背負ったまま、これからマチュピチュに向け命をかけて困難な道のりを進むのは不安この上ありません。

こんなことなら大垣駅で預けてくればよかったぜ、どこかにショッピングモールでもないかな、と途方に暮れて自転車を漕いでいると、揖斐駅からずいぶん南に下ったところにありました、ロードサイドのパチンコ屋さんが。
最近の大型パチンコ店には無料のロッカーがあるので、それを半日ほど使わせてもらうことにしたのですが、まあタダじゃ申し訳ないので、ここは一発ロッカーも借りて、なおかつこの千円を10倍にして僕に還元してこそパチンコ屋さんも本望だろう、と勝負を挑んでみたのですが、あっという間に3千円が消えてしまいました。

市価の10倍でしたな、ここのコインロッカーは。

さて、ロッカーを探してずいぶんに南の方へ下ってきてしまったので、ここから本来進むべき方向だった西へと向かいます。

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揖斐茶の産地らしく、途中でところどころに茶畑が出てきますが、ここはまだマチュピチュではありません。

この岐阜のマチュピチュでは、電動サイクルを借りた人向けに「マチュピチュクーポン」というオトクなクーポンブックがあります。
有料で1部500円ですが、道中のオアシスポイントと呼ばれるお店で2回、いび茶・コーヒーなどのドリンクもしくは地域のスイーツなどが楽しめる、ということなので僕も購入してみました。

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コインロッカーを探して南へ下ったこともあり、岐阜のマチュピチュに向かうメインの道からはちょっと反れてしまったので、途中で唯一見つかったお店でまずは一回目のチャージ。

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まずはお店で特製のタンブラーと交換して(これもクーポンでもらえます)、その中に1回目のドリンク、「揖斐名産 精力満点!おとーさん夜も頑張ってジュース」を入れてもらいます(ウソ)。

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ちなみに2回目は帰りにレンタサイクル返却場所近くの池田町の商店街で「肉桂餅(にっきもち)」という地元の銘菓と交換しました。

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肉桂とはシナモンのことで、ニッキ(シナモン)を練りこんだ生地でこしあんを包んだ餅菓子。大阪の堺の名物として有名なようですが、この西美濃・揖斐地方でも昔から銘菓とされているようです。

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この右奥の茶色っぽいお餅がそうですね。
タンブラーもドリンクもスイーツもぜーんぶ合わせて500円ならば、コストパフォーマンスとしてはまずまずではないでしょうか。


やがて粕川という揖斐川の支流が現れ、その流れに沿って渓谷沿いの道を進みます。

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岐阜のマチュピチュがあるのはかつての春日村(現在は合併して揖斐川町)。

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君が代発祥の地とな?
そんなの全然知らなかったのですが、どうやらこの春日に「さざれ石公園」という公園があり、そこにある大きなさざれ石が君が代の元になったものなんだそうです。
が、ここからまだ相当先のようなので、今回はマチュピチュが優先なので割愛しました。

やがて樫村というバス停のあたりに分かれ道があって「天空の里 上ヶ流 車で10分」と書かれた看板が出てきます。

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この道を曲がると、いよいよマチュピチュへの天空ロード。

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ま、こーゆー感じの道ですわ。
でももうびっくりなんかしません。
あの、島のおねーさんうっとりの(かなりしつこい。。。)隠岐の赤尾展望台への道にくらべたら楽なもんです。

途中の少し開けたところでなんか見えてきたぞ。

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おおお、天空の茶畑っぽいけど、これが岐阜のマチュピチュか???

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いやいや、まだまだここは違うみたいです。

山襞の向こうに遠く濃尾平野が見渡せるあたりまで登ってくると・・・

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小高い山の上に出たのか、いきなり視界が開けて一面の茶畑が出現します。

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ここが岐阜のマチュピチュと言われる「天空の茶畑」。

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おおお、とうとう着いたぞ岐阜のマチュピチュ!

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とか言って「養老くん」と記念撮影なんかしてたのですが、どうやら本当の「岐阜のマチュピチュ」と言われる風景を楽しむには、ここからもっと上に行かなければならなかったのです。



<2017年5月7日 訪問つづく>   ⇒岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑 後編



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