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余呉湖の天女をめぐる冒険とか、石田治部と鶏足寺とか【2018 そうだ、関西、行こう!-2】

 2019-01-23
前編「なんちゃってビワイチとか、マキノ高原メタセコイヤ並木とか



陸本線の近江塩津を出た列車が長いトンネルを抜けると車窓右側に湖が現れます。
ほとんどの人はこれは琵琶湖の北端に違いない、と思うのですが、実はこれが余呉湖。

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ほどなくして余呉駅に到着すると、ホームからもその姿が望めます。


この奇跡のショットから考えると、余呉湖が「日本のウユニ」になるためには
①風がなく湖面が完全な水鏡になっていて
②晴れ過ぎず、曇りすぎず、細切れの雲の間から青空が少しのぞいてる状態
③季節は冬の早い時間帯
という結構厳しい条件が必要そうです。

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Ⓒ奥ひわ湖観光協会


そしてこの日の余呉湖の姿といえば・・・

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日本のウユニのかけらもなし・・・

湖面は波立っちゃってるし、空はどんより曇ってるし、まあこれじゃー仕方ないですね。
いろんなサイトを見ても、あの写真のほかには「日本のウユニ」と言えるほどの出来栄えのものは皆無なので、ホントに奇跡の1枚なんでしょうね。

この写真があまりにも広がりすぎちゃって、重い十字架を背負っちゃってるんじゃないかなー、余呉湖。
こんなのいつでも見られるわけじゃないんだけど、来る方はやっぱりそれを期待してくるわけだからね。
たぶん1年に1度か2度、気象条件が完璧に揃ったときに、凄腕のカメラマンが撮影しないとこれはムリですわ。


そんなわけで心優しい僕が、重い十字架を背負った余呉湖のために別の魅力を紹介しましょう!
実は余呉駅にもレンタサイクルがあって、湖一周6キロをのんびり自転車でも巡れるのですが、この日は列車が遅れて時間が押してたし、天気もイマイチたっだので、ぶらっと徒歩で湖畔を散策しました。

まず、余呉湖第一級の見どころといえば、この天女の像。

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なんでも余呉湖にはいくつかの羽衣伝説があるのだとか。
天から舞い降りた天女がこの湖で水浴びをしていると、その姿に一目ぼれした土地の男が木にかけてあった羽衣を隠してしまい、天に帰れなくなった女を娶ってたくさん子供を産ませたが、後日羽衣のありかを見つけられてしまい、天に逃げ帰られてしまう、というのがだいたい共通した話。

おおお、俺も天女の水浴び見たいぞ!
羽衣隠すくらいで天女を娶れるなら、いくらでも隠すぞ!

日本のウユニより、むしろ日本の天女のほうが見たいぞ!


ということで天女を探します。

おお、もしかしておまえは天女か?

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伝説では天女は白鳥に姿を変えてこの湖に降りてきたのだと言います。
これ、どー考えても白鳥じゃなくって鷺なので、ちょっと残念な天女かもしれないけど、まあ羽衣脱いで水浴びしてくれるなら何でもいいぞよ!

とか思ってたら、

「グヮー!グヮー!(あたしゃー土地の男以外興味ないの。それも消防士とか自衛隊員みたいなガテン系ムッキムキのやつ)」

と言って飛びたってしまいました。

チッ、どいつもこいつも時代はガテン系かよ。。。


そんなわけでさらに奥に行ってみると血沸き肉躍る看板が!

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おおお、賤ケ岳の合戦!

この正面に見える山が柴田勝家と羽柴秀吉が信長亡き後の覇権を争った賤ケ岳ですな。

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自転車借りてたらふもとまで行って山頂まで登ってもよかったんだけどなー。
でもまあ僕が好きなのは知性派石田三成だし、賤ケ岳で功を立てた7本槍の武将たちみたいなガテン系は趣味じゃないんだよね。



以上、余呉湖の魅力紹介でした!

え?全然魅力紹介になってないって?
ま、ホントはもっと天気がよければめっちゃ静かでいいところなので、それは皆さま自ら確かめください。



さて、余呉駅から再び電車に乗ってなんちゃってビワイチを再開します。

次に降りたのは木ノ本駅。

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ビワイチ周辺でどこかいいところないかなー、と探していたらこんな感じの写真発見しちゃったんですよねー。

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この真っ赤な落ち葉の「鶏足寺」の最寄り駅が、この木ノ本なのです。

しかしSNSの力はやっぱすごいよね。こんな落ち葉の写真一枚だけで、廃寺となっていたお寺に人を呼び寄せちゃうんだからね。
鶏足寺なんて、この写真見るまでは全然知らなかったんだけど、実際、平日にもかかわらず、うじゃうじゃ人がいましたから。


この鶏足寺は木ノ本から5~6キロ山間部に入ったところにあるので、本日の2回目のなんちゃってビワイチレンタサイクリング。
ま、全然琵琶湖沿いじゃなかったけどね。

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北国街道の宿場町だった木ノ本の古い町並みを抜けて30分ほど走ると古橋という集落があり、そこからは参道を少し上ります。

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参道の途中に亀山の茶畑というのがあるのですが、看板読んでみるとここのお茶、石田三成の三献茶にゆかりがあるんだとか。

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おー、俺の友、石田治部!素晴らしいところじゃないか、ここ!
やっぱガテン系の7本槍より知性派三献茶で功を立てる方が草食系ビンビンナイスミドルの俺には親近感がわくな。

そうそう、石田三成のツイート、めっちゃ面白いので皆さんもぜこれで三成ファンになってください!




そんなわけで、鶏足寺に到着するといきなりハイライトの例の落ち葉スポットがあります。

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僕みたいなテクニシャンの腕にかかると、SNSで拡散されている画像とそう引けを取らないまずまずの仕上がりですが・・・

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しかしちょっと上から眺めるとまだまだこんな感じ。

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この落ち葉スポットは立ち入り禁止になっていて、歩いたりすることはできません。
もうこれは一種の見世物ですな。

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紅葉もまだまだ最盛期にはちょっと早いかな、という感じなので、落ち葉ももう少し積もることでしょう。

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この鶏足寺、724年に創建され、最盛期には湖北の比叡山と呼ばれるほど隆盛を極めた大寺院ですが、現在は廃寺となっていて、奥にお堂が残っているのみでした。

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木ノ本に戻る途中にぜひ寄ってみたい場所がありました。
それは「つるやパン」。

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このお店の名物は「サラダパン」。
名前は「サラダ」ですがコッペパンの中に入っているのはなんとマヨネーズ和えされたタクワン!

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しかしこれがなかなかいけるのです。
なかなか、なんて行っちゃ失礼だな。今やこのサラダパン、滋賀県発のご当地パンとして全国的に有名になってるんだとか。

ちょうどこの時期は映画「カメラを止めるな」とのコラボパッケージになってました。

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なんでも「カメ止め」の監督が木之本町出身なのだそう。
僕も「カメ止め」見ましたが、なかなかスゴイ映画でした。

サラダパン以外にもユニークなパンがたくさんあったので、翌日の朝食用にたくさん買いだめしたのですが、僕が買い物してる間にも地元の主婦や野球帰りのがきんちょたちが次から次へとやって来て、たくさんパンを買っていきました。

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ホントにみんなに愛されてるお店なんでしょうね。



<2018年11月16日訪問 つづく>


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