室蘭夜景に萌える夜 【2014‐秋‐北海道_15】

 2014-11-14
■10月11日(土) 午後
 

の日の午後は、帯広から日高山脈を越えて、室蘭へ。

なんでまたそんなに急いで、という感じですが、今日は土日の夜しか運行していない、室蘭夜景バスというのに乗ることになっていたからでした。

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最盛期に比べればかなり寂しくなってはいるものの、室蘭は北海道を代表する工業都市で、大きな港もあるため、はやりの工場夜景もそれなりにきれいなんだろうなあ、とは思っていましたが、それほど関心があるわけではありませんでした。
ところが、何かのついでで見た本に、世にも美しい室蘭の工場夜景が載っていて、がぜん行ってみたくなったのでした。

そこで室蘭夜景について調べていたところ、室蘭観光協会と道南バスが主催しているこのバスツアーを発見したのです。
なにやら、普段は立ち入り禁止で、このバスに乗った人しか行けない夜景スポットもあるらしいのです。

うーん、だけど夜景バス、あんまり乗りたくないなあ。
きっと札幌あたりからやってきた大学生の甘っちょろいカップルとかが僕の後ろの席に座って、
夜景、綺麗だね。でも君の方が、もっときれいだよ
とか言ってるのが聞こえて、25年前の自分を思い出していやーな気分になったりするんだ・・・

それに、僕みたいに最果てひとり旅が似合いすぎる大人の男が、こんな夜景バスになんか乗っちゃいけないんだ。
だいたい、もし僕の隣りに、失恋旅行で傷心を癒やしに北海道にやってきた、鎌倉の28歳OLが座ったらどうするんだ。
きっと彼女は前の傷を削除する前に、新しい恋を見つけ出してすぐに上書きしてしまうに決まってる。
やれやれ。

そんなわけで、室蘭観光協会から僕がひとりでこのバスに乗るのは大変危険なのでやめてほしい、と申し出があったため、室蘭港の女、室蘭蘭子を誘おうと思ったけど、残念ながらそんな人はいなかったので、札幌に住む友人に声をかけて室蘭で待ち合わせ、一緒に乗ることにしました(笑)



バスは東室蘭駅前の乗り場から16:45に出発します。

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3連休ということもあってか、45人乗りのバスは満員です。
予想していた大学生カップルはあまり見当たらず、シニア世代の夫婦、本州からの旅行客らしきファミリー、地元のおじさんおばさんグループなどが目立ちます。懸念していた傷心OLらしき旅人もどうやら見当たりません。ちょっと残念。。。


最初の夜景スポットは、「道の駅みたら室蘭」
室蘭が誇る美しい橋、白鳥大橋のたもとにある道の駅です。
夕暮れで日が沈むまで多少時間があるので、ここで買物時間も含めてちょっと停まるようです。


室蘭港と反対側の太平洋側の夕景。目の前にあるのは大黒島。

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室蘭港も廃れてしまって、長距離フェリーも全廃され、今は1日20隻程度しか船の出入りがないそうです。
といったようなネタを、地元の観光ボランティアのようなおじさんとおばさんがバスのガイドとして務めていましたが、なかなかわかりやすく好感が持てました。


暗くなるまで道の駅の売店にいると、こんなの見つけました。

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ご存知でしたか?
僕も北海道の友達がSNSでアップしているのを見て最近知ったばかりでした。
鉄の町、室蘭ならではの、ボルトで作った人形、名付けてボルタ(男の子)です。

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こっちは女の子、ナッティ。
要は、ボルトとナットですね。

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1個500円くらいだったので、もちろんお土産にボルタとナッティ1つづつ買いました。


道の駅の次は、祝津公園展望台というところへ。
この時間になると本格的に日が暮れて、白鳥大橋夜景がその全貌を現しました。

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でも、まだまだ。
僕が見たいのは、空中に妖しい宝石をバラまいたような、工場夜景のカットです。
この橋を渡って、対岸へ行き、いよいよ工場夜景の真っただ中に向かいます。


次に着いたのは陣屋除雪ステーション。
ここが普段は立ち入ることのできない、このバスだけの夜景観賞スポットです。
JX日鉱日石エネルギー室蘭製造所を間近に見下ろすことが出来る特別なポイントということですが、写真にすると、ずいぶん暗いです。

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たぶん、このあたりがどアップになると、妖しい宝石のように映るのだと思いますが、僕のiPhoneではこれが限界。
望遠も足りず、しかもオートではピントが合わないので、どうしてもソフトフォーカスになってしまいます。

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うーん、まあよくある話、写真のテクニックにだまされたパターンかな、と思い、最後の夜景スポットへ。
崎守ビュースポットと呼ばれる場所で、ここもこのバスならではの立ち寄り場所だということです(一般車もいましたが)。
さっき見たJX日鉱日石エネルギー室蘭製造所をより近づいた場所から眺めたのですが、ここはよかった。


さっきより多少鮮明に見えるし、何よりも工場の明かりが海に映ってきれいでした。

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たぶんこの中に入れば、宝石だらけなんだろうけどな。

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そんなわけで、最後に少し盛り上がって、室蘭夜景バスの旅は終わったのでした。

ちなみに料金は1,000円。
安いですよね。
これは観光客を室蘭に呼び寄せるためのツアーで、これ自体を営利目的にしていないからなのでしょう。
だから一緒に渡されたパンフレット類の中に、室蘭の観光マップやグルメマップなんかも入っていました。

室蘭といえば、やきとり?
いや、僕はカレーラーメン。

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札幌行きの特急列車を待つ間、以前も食べたことのある駅前のラーメン屋に入って、カレーラーメンを食べました。
札幌の友人は、こんなの初めてだ、と言いながらも、おいしい、と言って食べてくれました。



<10月11日 終わり>






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