ふるさとの小さな町が頑張る芸術祭!中之条ビエンナーレとか命と性のミュージアムとか

 2017-10-09
之条ビエンナーレ。

あまり聞いたことのない名前だと思いますが、これは僕のふるさと群馬の山奥の小さな町でやっている芸術祭なんです。
2007年からはじまって2年に一度行われているので今年が6回目の開催なのですが、僕はまだ一度も行ったことがなかったのです。

新潟の「越後妻有 大地の芸術祭」や香川の「瀬戸内国際芸術祭」のようにいくつもの市町村が広域で連携するメジャーな芸術祭ではなく、人口わずか1万数千人の小さな町が独力で頑張ってるのでぜひ応援したい!と思い、今回は芸術祭の開催資金を募るクラウドファンディングにふるさと納税の形式で200万円、違った、2万円ほど寄付したのでした。

するとこんなセットが送られてきました。

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・中之条ビエンナーレ2017のパスポート
・オリジナルパスケース
・中之条ビエンナーレガイドブック
・そして中之条町で使える1万円分の感謝券(商品券)

寄付した金額の6割相当以上のお礼が戻って来ちゃってなんか申し訳ない感じ。
でもこういう明確な目的に対するクラウドファンディング型のふるさと納税もわるくないな、と思います。



ぜっかくパスポートやら感謝券やらをもらったからにはぜひ行かなくては!ということでさっそく9月9日の開催初日に中之条へ。

アートでスマートでスイートなMy familyはこういう芸術祭が大好きなので、いつもは家族で行くことが多いのですが、今年は娘のテストがあるとかで、おとーさんひとりでアートにまみれて、そのままアートになっちゃってもいいよ!とわけのわからない送りだしをされたのでした。

経験上、ひとりでめぐるこーゆー里山型芸術祭はバイクに限ります。
クルマだと小回りが利かないし、自転車だとさすがにアップダウンがきつすぎるし電動のバッテリーも1日はもたない。
そんなわけで高崎まで電車で行って、そこから原チャリを借りていざ、中之条へ!
(高崎から中之条まで40キロ近くあるんですが、近くにレンタルバイクないんですわ。。。)



上毛三山のひとつ、榛名山の山麓を少しずつ高度を上げながら進んでいると、僕の琴線にビビビビビーーーーーンと刺さるような建物の横を通過したような気が。

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あわててバイクを止めて振り返るとそこに現れたのは、群馬の超B級スポットとの誉れ高い「命と性のミュージアム」。

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入口の前に
”性に興味のない人 曲がった解釈をする方は気分を損なう事がありますので入場しないで下さい。”
と書いてある!

おおおおおお、性に興味ありありだぞ!
気分を損なうどころか高まるに違いないぞ!

と思ったのですが、時間が超タイトなため泣く泣く割愛。
まあここにあることがわかったので、また今度ゆっくり来ることにしました。

ちなみに、僕の真面目なブログではけっして書けないようなこのミュージアムの館内がここに紹介されているので、よかったらご参照ください。  ⇒ 大人の珍スポバスツアー 命と性ミュージアム

少子化抑制のため、来館記念に、赤ちゃんを作っていくためのベッドとかもあるみたい。
うーむ。ひとりで来るところではないかもしれない。。。


途中で見えた榛名山と伊香保温泉街。

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伊香保の温泉街、結構高いところにあるんですね。



さて、中之条は群馬県の北部にある人口1万6千人の町。
過疎の進む町とはいえ、この地域、吾妻郡の中心地でもあります。

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JR中之条駅もすでにアートになってますね。
上野から特急草津号で2時間ですから、それほど不便な場所にあるわけではありません。

ただし市町村合併のため、この中之条の面積はだだっ広くて、新潟県とも長野県とも接している山岳地帯がずっと続くのです。
中之条トリエンナーレはそんな町内を「中之条・伊勢町」「伊参」「名久田」「四万」「沢渡・暮坂」「六合」という6つのエリアに区切って行われています。

今回僕はこの広ーいエリアにおよぶ中之条トリエンナーレを2日間でぜーんぶ回っちゃおう、というつもりだったのですが、結構ツラいかな、という感じ。ま、行けるところまで行ってみたいと思います。


中之条ビエンナーレのインフォメーションセンターになっている中之条駅前の通運ビルにあるアート。
「TAKE FREE」と書いてあるので、このアートになってる古着、もっていってもいいみたいですね。

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この古着、町の人々の古着のような気がします。もう自分では着ることのない古着を持ってきて、これから自分で着てみたい古着を持って帰る。そして作品はその姿をどんどん変えていく・・・そんなフリーマーケット型のアートなんでしょうか。

中之条の無垢で清楚なおねーさんが大切に着てきた古着とかないかなあー
あ、もちろんうちの娘のために探してるんですよ!



中之条のメインストリート。

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ここは古くからこの地域の中心市街地として栄えたエリアですが、吾妻の山々を背後にゆるやかな坂の両側に商店街が並ぶ、なかなか情緒的な町並みですね。


「中之条・伊勢町エリア」はこの中之条の市街地を中心に、商店跡や料亭跡などの空家を舞台にしたものや、酒蔵や材木店などの建物や内装を活かしたアートが展開されています。


「中田木材」は町の普通の材木やさん。

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でも中に入るとアートになってます。

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近年まで日本酒が造られていた旧廣盛酒造の歴史ある重厚な建物もアートスペースになっています。

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2階にはあだるてぃーなアートが!

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僕ももう中学生のチェリーボーイでもないし、まあアートだとわかってるので、こーゆーの見ても普段はめったに変な気分になることはないのですが、ムクムク・・・もといチクチクと、これはなんか僕の琴線に触れちゃったみたい。

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書いてみたいぞ、ボディーアート!
色を塗りたくるようなボディーアートじゃなくって、まるで彫り物みたいなモノクロ感がいいですね。


かと思うと、町の空き地にこんなものが。

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どうやらこの家の人の作品らしいのですが、これもアートの一種か?と思ってガイドブックや地図を見てもどうやらアート作品ではないみたい。

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よく話すおじさんが、家の前を通る人にいろいろと話しかけてますが、どうみてもアーチストの風貌っぽくないので、これはおじさんなりの精一杯のおもてなしなんでしょう。


そう、この中之条ビエンナーレ、基本的にユルいのです。
小さな町なので観客とアーティスト、そして地域の住民の距離感がとても近いんですね。
各会場の受付に座る地域のお父さんやお母さんが気さくに話しかけてきたり、作品のすぐ横にいるアーティスト本人が直接解説をしてくれたりと、なんともフレンドリーなアートイベントなのです。


商店街の空き店舗の中にポツンと座っているこの女性が、実はこの作品のアーチストだったりします。

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なんだこれ?と思って見てると、いきなり後ろからアーチスト本人が話しかけてきたりするのです。

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この居住空間、町の人々からいろんなものを借りて外国人のアーチストと二人、生活できるか、というアートなんだそうです。

もちろんタダで借りるんじゃなくて、モノではなく「コト」との交換で借りているだそうです。

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「こしのマッサージ」だの「毎日あいさつ」だのと言った契約書?(領収書)があってなかなか面白かったです。


なーんて感じで回っていたらやばいやばい、もう相当時間食っちまった!
まだまだこの先は長いのです。



<2017年9月9日 訪問 つづく>    続き⇒ 木造校舎の情緒的アートとか眠る男とか

     


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たびねすに新着記事掲載!甘く、酸っぱく、情緒的?中之条ビエンナーレは小さな町の大きなアートイベント

 2017-09-16
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



時が止まったままの木造校舎や養蚕農家、文豪たちが愛した温泉街を舞台とした甘く、酸っぱく、情緒的なアートイベントです。

 入口 ⇒ 甘く、酸っぱく、情緒的?中之条ビエンナーレ

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たびねすに新着記事掲載!関東にも恐竜王国が!群馬・神流町恐竜センターと恐竜足跡

 2017-06-02
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



日本の恐竜タウンといえば福井県の勝山市が有名ですが、わざわざ福井まで行かなくても、首都圏から手軽に行けるのが関東の恐竜王国・神流町の魅力です。


 入口 ⇒ 関東にも恐竜王国が!群馬・神流町恐竜センター


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日本一口下手な恐竜の町/神流町恐竜センタ―編【ぐんまちゃん紀行】

 2017-04-24
 前編「日本一口下手な恐竜の町/恐竜足跡編



「恐竜王国 中里 神流町恐竜センター」は旧中里村の中心部から少し西(チベットの奥地方面)にあります。

同じ恐竜王国を名乗ってはいても、福井の県立恐竜博物館とはくらべものにならないほど質素な佇まいですな。

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しかし中は意外に広くて、本館と別館、その間に設置された野外展示など9つのゾーンに分かれて展示があります。

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おお、これが恐竜の足跡発見を伝える新聞の第一報。
昭和60年、もう30年も昔のことだったんですねー

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奥に進むと小さいながらも ライブシアターがあって博士とサウルスくんが案内してくれます。

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中庭にはティラノサウルスの骨格の標本があるのですが、普段は触ることのできない恐竜の標本にここではなんと自由に乗ることもできる、というのがウリのようです。

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そしてここがこの博物館のメインステージ、「モンゴルの恐竜たち」の展示コーナー。
ささやかですが、実物大の恐竜全身骨格があります。
しかしなんでモンゴルなんだ?と思ったのですが、どうやらここにあるのはモンゴルで発見された恐竜の化石らしいのです。

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そんなわけで、なぜかこの展示場の端っこにモンゴル衣装を着て記念撮影ができるコーナーがありました。
恐竜にはあまり興味を示さなかった嫁と娘ですが、この仮装コーナーはぜひやりたい!ということで張り切って記念撮影。

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(・・・嫁画像は割愛)


おとーさんの狙いとはちょっと違うんですが、まあ楽しんでるなら良しとしましょう。。。


館内では化石レプリカ制作体験ができるほか、土日や夏休みは恐竜の足跡遺跡の近くで化石発掘体験もできるようです。
特に化石発掘は毎回大人気なんだそうです。

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僕はまだ行ったことないのですが、福井の県立恐竜博物館には恐竜の全身骨格が43体もあるそうですので、こことはやっぱり規模が違いますね。
夏休みの北陸家族旅行で、今度は福井の恐竜博物館にも行く予定だからさーと言うと、嫁と娘に、ここで見たからもういいんじゃない、と言われてしまいました。
まあ女子はそんなもんなんでしょうね。男の子だったらそれなりに楽しめる施設だと思います。


そんなわけでこの「恐竜王国 中里」、福井まで行くと交通費も宿泊費もかなり痛いなあー、なんとか近場ですませるわけにはいかんだろうか、という控えめな家計のご家族にはおススメです。

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「日本一口下手な恐竜タウン・神流町」、ぜひ応援してあげてください!



【おまけ】

この日本のチベット奥多野へ向かう長距離路線バスに、ぜひ降りてみたいバス停があったのです。
しかしこの路線は2~3時間に一本しかないため、わざわざそのためだけに山と川以外に何もない場所で降りるのに抵抗があって前回のバス旅では泣く泣く通過していたのですが、今回はクルマなので帰りに寄れる、ということに気づいたのでした。

そのあこがれの停留所は、ココ。

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どーです、いい停留所でしょ!
めくるめく名前のこの商店、何を売っているお店なのか、ぜひとも見てみたかったのですが、その前になぜこんな道の途中の路肩でクルマを停めるのか、嫁と子供に説明しなければなりません。

おとーさん、そーゆー願望があるんじゃないの?やーらーしー

とか言われるのを覚悟で、いざとなったら正直に告白しようかと思っていたのですが、幸いなことに眼下にダム湖が見下ろせる場所にあったため、ちょっとダムの写真撮ってくる、と言ってなんとか浮気親父呼ばわりされるのを回避したのでした。

そしてあこがれの浮気商店さんは、コチラ。

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うーん雑貨屋さんですね。
あざやかなトリコロールのテントが、日本のチベットにはやや派手やかすぎるきらいはありますが、この中でめくるめくような秘め事が行われているとも思えませんでした。



<2016年5月1日訪問>





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日本一口下手な恐竜の町/恐竜の足跡編【ぐんまちゃん紀行 神流町】

 2017-04-21
本の恐竜の町、といえばなんといっても福井県の勝山町。
あそこの福井県立恐竜博物館は土日や夏休みともなるとティラノキッズやらトリケラガールやらで、連日大変な賑わいである、と聞いています。

そんな中、このぐんまちゃんにも「恐竜の町」を標榜し、「サウルスくん」というゆるキャラまでいる町があるのです。
それが群馬のチベットと言われる奥多野地方にある「神流町」。

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あれっ?
どこかで聞いたことあるぞよ、と思った方、貴殿はこの「日本に、もっと恋する旅」の熱心な読者として、ここにこれを表彰します、というレベルの貴重なお客様です。いつもありがとう!


そうなんです、以前「日本一口下手なこいのぼり祭りの町」として紹介したこの神流町は、「日本一口下手な恐竜の町」でもあったのです!

結構な観光資源あるじゃないか、神流町!もっとプレゼンテーションの勉強しろよ!

そんなわけで、日本一口下手なこいのぼり祭りの際、足を延ばして、この日本一口下手な恐竜タウンにも行ってみたのでした。



さて、以前「日本一口下手なこいのぼり祭り」の本番前の様子はレポートしたのですが、(日本一口下手なこいのぼり祭り 前編後編)今回はそのあと再度訪れた、本番の話。

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谷間に泳ぐこいのぼりたちがあまりにも素晴らしかったので、きっとうちの嫁と娘も喜ぶだろう、ということでGW(ただし去年の)前半の5月1日、まーそこまで言うのなら行ってみてもいいよ、的な二人を連れていざ、日本のチベットに向かって車を走らせたのでした。

お祭り会場に到着してみると、あら、意外に賑わってるじゃありませんか!

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日本一口下手だなんて言ってゴメン。。。

手作り感満載な感じはするけど、イベントステージなんかもできていて、けっこう盛り上がっています。

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そして800匹のこいのぼりは、今日もおもしーろーそーおーに泳いでいます。

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ものごころついたときから、日本を代表するクールでエレガントな大都会・埼玉県に住む娘にとって、こいのぼりが泳いでいるのを見るなんてめったにないハズなので、どう、すごいでしょ?と聞いてみると、ベビーカステラ食べたい、という反応でした。ドンマイ!

そんなわけで、実家から片道1時間近くかけてやってきたわりにはあっさりと終わってしまったので、じゃあさらにすごいところを見せてやろう、ということで、日本のチベットをさらに奥まですすんだのでした。



こいのぼり祭りが行われている神流町の中心部からさらに車で20分走り、合併前は「中里村」と呼ばれていた地域に入ります。

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この旧中里村の中心部(と言っても村役場の建物くらいしかない)から秩父方面への国道299号(と言っても車のすれ違いも困難な一車線の急峻な山道)を2~3キロ進むと道端に突如現れるのが、恐竜の足跡。

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これは「漣岩(さざなみいわ)」と呼ばるれ、約1億3000万年前の白亜紀に水の流れたあとがそのまま残った崖なのですが、この岩に残る不思議なくぼみが、1985年に恐竜の足跡である、と認定されたのです。
なんとこれが日本で初めて認められた恐竜の「足跡化石」なのです。
 
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この横と縦にあるポツポツが足跡なんだそうです。

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この足跡が発見された頃、まだ僕は群馬に住んでいたのですが、地元ではそれなりのニュースになっていたようで、どうやら浪人中に原チャリだか友達のクルマだかに乗ってここに一度来たことがあるらしいのです(FBにアップしたら、友達から昔行ったよねーと言われて思い出しました・・・)。
そーいえば、この道を通って、そのまま小鹿野やら秩父やらまで遊びに行ったことがあるような気がします。
毎日が日曜日!がキャッチフレーズだった僕たちは、浪人時代、あまりにいろんなところにドライブらやツーリングやらに行っていたので、すっかり忘れてました。
何やってたんだ、浪人時代の俺!

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この発見がきっかけとなって、旧中里村は『恐竜王国 中里』と自らを名乗り、その後中里村の中心に恐竜センターが開館したことにより「日本の恐竜タウン」の仲間入り、となったのです。

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おー、わざわざ福井まで行かなくてもここにあるじゃん恐竜博物館!
と言えるレベルかどうかはわかりませんが、さっそく入ってみます。



<2016年5月1日訪問 つづく>






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