岐阜のマチュピチュ「天空の茶畑」 後編【2017隠岐島流れ旅‐18 揖斐川町 上ヶ流茶園】

 2017-08-01
 前編「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑 前編



阜のマチュピチュと呼ばれる「天空の茶畑」があるのは、揖斐川町春日の上ヶ流(かみがれ)地区と呼ばれるところ。

古くて立派な家が並ぶ小さな集落がありました。

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標高が高いため寒暖の差が大きく、雲上で霧が出ることも多いため、この天空の里はお茶の栽培に適した土地なのだそうです。
古くは安政の時代からこの地でお茶の栽培が始まり、近年では農薬不使用、 有機栽培の良質のお茶として高い評価を得ているようです。

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集落の中心部にお茶屋さんがありました。
ここでは挽きたての新鮮なお茶を飲んだり、なかなか豪華なお茶のスイーツが楽しめたりするほか、茶摘み体験とかバーベキューとか日本文化体験とかできるみたいです。

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ん?なんでマチュピチュで日本文化体験?

日本文化と言っても外国人向けの簡単な書道体験のようですが、ここまでインバウンドの波は押し寄せているのでしょうか?
この日はGWということもあり、日本人ばかりでしたが。


さて、岐阜のマチュピチュ風景に出会うためには、この上ヶ流地区から「天空の遊歩道」と呼ばれる道を登ることになります。

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一面の茶畑の中を歩き始めてしばらくすると「さざれ石」が。

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これは君が代発祥のやつじゃないみたいですが。


やがて山肌をはうような急な坂道が現れて、それを10分ほど登り詰めると、絶景ポイントと書かれた地点に到着。

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振り返ると、そこには岐阜のマチュピチュが!

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おおおおお、山はちょっとマチュピチュっぽいくないけど、まあなんとか雰囲気はわかるぞ!
まあホンモノのマチュピチュには行ったことないので、偉そうなことは言えませんが。。。


おそらくこの岐阜のマチュピチュも、SNSでの拡散でここ最近急に人気になったんでしょうね。
この遊歩道ができたのも去年のことで、地元の方々がボランティアで山道を切り開いて整備したのだそうです。

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だから看板類も全部手書き&手作りだったんですね。

この日はGW最終日とはいえ、やはりかなりの人で賑わっていましたが、駐車場の誘導や受付をしているのも地元のお父さん、お母さんふうでした。

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お父さんもお母さんも、びっくりしてるでしょうね。
今まで誰も知らないような山上の秘境だったのに、急にどっと人が押し寄せてきて。しかも海外からも。



でもこれからはそんなのがもっと当たり前に、さらに激しくなっていくんでしょうね。
わかりやすいキャッチとSNS映えするワンショット。

それを見て日本中、そして世界中の人々がどんどん日本の今まで知られていなかった魅力的な場所にやってくる。
このこと自体は喜ばしいことです。

けれどもブームが去ってしまったら、荒らすだけ荒らされて、知られざる静かな秘境にも戻れず、人気の観光地にもなれず。。。
そんなふうになってしまうのも悲しいことです。


細くても、いつまでも長く生きてほしいと思います。
隠岐が毎年少しずつ島っ子をつくりだしているように、たくさんでなくてもいい、また行きたい、とか子供が大きくなったら行かせたい、とか、そんなのでもいいんだと思います。


大ブレイクした後に、そのほとんどは絶滅してしまう一発屋芸人の中でいうと、ダンディ坂野あたりでしょうかね、目指すべきところは。




<2017年5月7日 訪問 このシリーズ終わり>



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岐阜のマチピチュ「天空の茶畑」 前編【2017隠岐島流れ旅‐17 揖斐川町上ヶ流茶園】

 2017-07-29
前編「大正モダンガールと分水嶺でのお別れ



近、日本もマチュピチュばやりなのか、いろんなところで日本のマチュピチュが発見されているみたいです。

僕はまだ大分にある「宇佐のマチュピチュ」くらいしか行ったことがないのですが、今回の帰りにちょっと寄ってみたいマチュピチュがあったのでした。

それは人呼んで「岐阜のマチュピチュ」。
そこは別名「天空の茶畑」と呼ばれているらしいのです。

いいじゃないか、岐阜のマチュピチュ。
GWはまさに夏も近づく八十八夜、今が一番茶畑が美しい時期。
「茜たすきに菅の笠」すがたの無垢な茶娘が、せっせと新茶を積みながら僕を待ってるに違いない!

そう、僕は意外と茶畑マニア(だと一昨年あたりから気付きはじめたの)です。


岐阜のマチュピチュは、岐阜県の揖斐川町と呼ばれるところにあります。
大垣から出ている養老鉄道というローカル私鉄の終点、揖斐駅がその最寄駅。
そんなわけで、大垣から養老鉄道で揖斐駅へ向かいます。

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大垣から30分で揖斐に到着。
天空の茶畑は、ここからまだずっと奥のほうにあります。
なんてたってマチュピチュですから。。。

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ということで、ここから先はレンタサイクル「養老くん」

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好きだねーレンタサイクル。
隠岐のおねーさんに褒められて調子に乗ってんじゃないの?
とお思いの貴兄に私はお伝えしたい!
いやいやいやいや、ここはサイクリングのメッカなんですよ、と。


この養老鉄道沿線には揖斐川沿いのサイクリングロードが整備されているので、電車に自転車もめっちゃ積めちゃうほど。

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・・・めっちゃというほど積まれてませんでしたが。。。


ま、とにかくこの養老鉄道には「養鉄トレクル(たぶんトレイン&サイクルの略)」といって、沿線の数か所にレンタサイクルの貸し出し場所があって乗り捨ても自由、とレンタサイクラーにとっては便利な地域なのです。


そんなわけで揖斐駅で予約していた電動レンタサイクル「養老くん」を借り、いざ出発!と思ったのですが、背中の荷物が重い。。。
レンタサイクルポートがあるくらいだから、揖斐駅には当然コインロッカーくらいあると思っていたのですが、そんな気配はまったくなし。もちろん近くにも荷物が預けられそうなところはありません。

コインロッカーくらい用意しとこうぜ、養鉄トレクル!
5泊6日の今回の旅の荷物とか想い出とか煩悩とか女の子の連絡先とかがぜーんぶ詰まったリュックを背負ったまま、これからマチュピチュに向け命をかけて困難な道のりを進むのは不安この上ありません。

こんなことなら大垣駅で預けてくればよかったぜ、どこかにショッピングモールでもないかな、と途方に暮れて自転車を漕いでいると、揖斐駅からずいぶん南に下ったところにありました、ロードサイドのパチンコ屋さんが。
最近の大型パチンコ店には無料のロッカーがあるので、それを半日ほど使わせてもらうことにしたのですが、まあタダじゃ申し訳ないので、ここは一発ロッカーも借りて、なおかつこの千円を10倍にして僕に還元してこそパチンコ屋さんも本望だろう、と勝負を挑んでみたのですが、あっという間に3千円が消えてしまいました。

市価の10倍でしたな、ここのコインロッカーは。

さて、ロッカーを探してずいぶんに南の方へ下ってきてしまったので、ここから本来進むべき方向だった西へと向かいます。

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揖斐茶の産地らしく、途中でところどころに茶畑が出てきますが、ここはまだマチュピチュではありません。

この岐阜のマチュピチュでは、電動サイクルを借りた人向けに「マチュピチュクーポン」というオトクなクーポンブックがあります。
有料で1部500円ですが、道中のオアシスポイントと呼ばれるお店で2回、いび茶・コーヒーなどのドリンクもしくは地域のスイーツなどが楽しめる、ということなので僕も購入してみました。

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コインロッカーを探して南へ下ったこともあり、岐阜のマチュピチュに向かうメインの道からはちょっと反れてしまったので、途中で唯一見つかったお店でまずは一回目のチャージ。

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まずはお店で特製のタンブラーと交換して(これもクーポンでもらえます)、その中に1回目のドリンク、「揖斐名産 精力満点!おとーさん夜も頑張ってジュース」を入れてもらいます(ウソ)。

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ちなみに2回目は帰りにレンタサイクル返却場所近くの池田町の商店街で「肉桂餅(にっきもち)」という地元の銘菓と交換しました。

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肉桂とはシナモンのことで、ニッキ(シナモン)を練りこんだ生地でこしあんを包んだ餅菓子。大阪の堺の名物として有名なようですが、この西美濃・揖斐地方でも昔から銘菓とされているようです。

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この右奥の茶色っぽいお餅がそうですね。
タンブラーもドリンクもスイーツもぜーんぶ合わせて500円ならば、コストパフォーマンスとしてはまずまずではないでしょうか。


やがて粕川という揖斐川の支流が現れ、その流れに沿って渓谷沿いの道を進みます。

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岐阜のマチュピチュがあるのはかつての春日村(現在は合併して揖斐川町)。

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君が代発祥の地とな?
そんなの全然知らなかったのですが、どうやらこの春日に「さざれ石公園」という公園があり、そこにある大きなさざれ石が君が代の元になったものなんだそうです。
が、ここからまだ相当先のようなので、今回はマチュピチュが優先なので割愛しました。

やがて樫村というバス停のあたりに分かれ道があって「天空の里 上ヶ流 車で10分」と書かれた看板が出てきます。

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この道を曲がると、いよいよマチュピチュへの天空ロード。

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ま、こーゆー感じの道ですわ。
でももうびっくりなんかしません。
あの、島のおねーさんうっとりの(かなりしつこい。。。)隠岐の赤尾展望台への道にくらべたら楽なもんです。

途中の少し開けたところでなんか見えてきたぞ。

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おおお、天空の茶畑っぽいけど、これが岐阜のマチュピチュか???

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いやいや、まだまだここは違うみたいです。

山襞の向こうに遠く濃尾平野が見渡せるあたりまで登ってくると・・・

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小高い山の上に出たのか、いきなり視界が開けて一面の茶畑が出現します。

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ここが岐阜のマチュピチュと言われる「天空の茶畑」。

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おおお、とうとう着いたぞ岐阜のマチュピチュ!

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とか言って「養老くん」と記念撮影なんかしてたのですが、どうやら本当の「岐阜のマチュピチュ」と言われる風景を楽しむには、ここからもっと上に行かなければならなかったのです。



<2017年5月7日 訪問つづく>   ⇒岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑 後編



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たびねすに新着記事掲載!絶景は陸海空から攻めるのだ!隠岐国賀海岸ビューポイント3選

 2017-07-27
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



約7kmにわたって厳しくも美しい海蝕崖や海蝕洞が続き、隠岐を代表する景勝地の国賀海岸。
陸・海・空のいろんな角度から目のあたりにすれば、それが世界に通用する第一級の景勝地であることにきっと気づくはずです。



 入口 ⇒ 絶景は陸海空から攻めるのだ!隠岐・国賀海岸ビュースポット3選


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たびねすに新着記事掲載!夏の終わりは少しせつない。永平寺大燈籠ながし

 2017-07-23
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



あんなに暑くて憎たらしかった夏も、この燈籠ながしとともに終わってしまうのか、と思うと少し寂しいですね。


 入口 ⇒ 日本一の燈籠流しで夏にさよなら 永平寺大燈籠流し



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大正モダンガールと、分水嶺のお別れ【2017隠岐島流れ旅‐16 上下町並み】

 2017-07-20
前編「日本一の天空の駅から銀河鉄道へ


次駅の朝、午前5時30分。

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GWも後半に差しかかるし、特に観光地でもない三次だったらのホテルも空いてるだろう。
となめてかかっていたら、意外と混んでいて(というかそもそもホテルの件数も少なかったんですが)、かろうじて三次で見つかったホテルはカプセルなのか個室なのかよくわからない新型タイプ。

カプセルというか押入れの中みたいなベッドスペースがあって横に小さなデスクが1つ。広さはベッドスペース合わせて2畳くらい。
完全な個室でもないのですが、遮音カーテンみたいなものがついていて一応プライベートスペースにはなっていますが、女の子と一緒にしけこんでニャンニャン的なことは・・・

・・・まあできなくもないか、そういうスリルが好みなら。。。


ま、とにかくそんな部屋に泊まったのはいいのですが、温度調整ができずに困りました。
室内が暑いんです、これが。

そんなわけで普段から旅行中は「早寝・早起き・朝ごはん」的な僕ですが、この日はひときわちょー早く起きてしまったので、始発の列車でもう一度三江線に乗ってみることにしました。

昨日、宇都井駅から三次まではすっかり日が暮れたあとの乗車で、窓の外も見えなかったこともあり、今日このあと予定している三次発7時40分の福塩線の列車までに戻って来られるよう、三江線で行けるところまで行ってみよう、ということでふらっと降りたのがここ。

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作木口という、口羽の駅の二つ手前の無人駅。

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上り列車が来るまでの20分程度の時間、周辺をブラブラしてみようと駅を出るとすぐに江の川を渡る橋があり、僕が乗っていた列車が江津方面に去っていくのが見えました。

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この日はあいにくの曇り空だったのですが、始発列車だったので乗客も少なく、車窓のVTRも撮れましたので載せておきますね。

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さて、いったん三次駅に戻り、広島の福山駅と三次駅のすぐ手前にある塩町駅を結ぶ「福塩線」というかなり地味なローカル線に乗車します。
この福塩線、福山から途中の府中までは福山近郊の住宅地を走る通勤通学路線として、そこそこの列車本数もあるのですが、府中からこの三次までは列車の本数もぐぐっと減って、準三江線的な雰囲気の漂う区間。
この7時40分の列車を逃すと、次は午後まで列車はありません。

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なんでまたそんな地味なところに行くかというと、この町に行ってみたかったから。

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「白壁のにあうロマンのまち」

いいじゃないか上下町。
大正モダンガール的な装いの白壁マドンナに、平成の暴れん坊のテクニックが通用するかチャレンジしてみたいぞ!


というわけでいきなりじゃじゃーん。

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おおお、町並みは確かにロマンだけど、大正ふうモダンガールどころか、大正生まれのジジババさえいないじゃないか!!

まだGWなんだけど、雨まじりの午前中じゃ観光客も来ないんですかね。


この町並みの中心でひときわ目立つドーム状の建物が上下町のシンボル『上下キリスト教会』

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アンガールズの田中くんがこの上下町出身で、このあたりも最近テレビで時々紹介されているので見たことのある方も多いんじゃないでしょうか。


ちょうどこの時期は「天領上下端午の節句まつり」の期間中で、白壁の街並みのいたるところに大きなこいのぼりが飾られています。

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この上下町は、かつて石見銀山からの銀の集積中継地として栄え、代官所も置かれた幕府直轄の天領で、このあたりの政治経済の中心地だったこともあり、現在でもそのころの威容を偲ばせる土蔵や町屋が並び、また、白壁やなまこ壁、格子窓といった歴史的建物が残されています。


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これは明治時代の警察署あと。

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またここは「上下人形」と呼ばれる伝統工芸品が有名で、明治から昭和にかけて「でこ」と呼ばれるひな人形を買うお客で賑わったのだそうです。

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白壁マロンガール、もといロマンガールを求めて、メインストリートを外れ、さらに奥へ。

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おおお、これもいい通りだなあ。


旅館福万さんの瓦には、ちゃんと福万さんがいますなあ。

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この通りの一番奥にあるのが、大正時代に建てられた芝居小屋『翁座』。

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この上下もそうですが、かつて裕福だった町には立派な芝居小屋が残ってますよね。
ここは現存する木造芝居小屋としては、中国地方唯一のものだそう。普段は外観のみ見学可能で、ひな祭りや端午の節句には中を見ることができるようですが、この日はまだ朝早かったせいか閉まっていました。


誰もいない上下の町並みを歩いていると、突然の激しい雨。
傘も持たずに出てきた僕が、町中の古くて大きな建物の下でいつ止むとも知れない雨の通りすぎるのを待っていると、突然真っ赤な和傘が差し出されます。

見ると、そこには大正モダンガール。

「どちらまで行かれますか?お困りでしたらご一緒しますけど」


ここから先、列車は午後1時過ぎまで来ないので府中まで行くバスに乗る、というと、ではこちらへ、と僕の右の二の腕に左肩をぴったりと寄せて駅とは反対方向へと歩き始めます。

古い町並みが終わるころには雨はずいぶん小降りになって、体を寄せ合わなくても濡れそぼつことはなくなり、僕は彼女の肩から発する(あるいは僕自身の肩から発していた)熱に耐えられず、少しずつ体を離します。

国道に出て少し歩くと彼女はそこで突然立ち止まります。

「ここがちょうど分水嶺なの。こっちに流れる雨は江の川になって日本海へ、そしてあっちに流れる雨は芦田川になって瀬戸内海へ」

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分水嶺というのは、降ってきた雨の方向が別れる山脈の上の境目のこと。上下という町の名前は、水が上(日本海)と下(瀬戸内海)に分かれるところから付いたのだといいます。

僕がそう言われて水の流れを確認しようとした時には、いつの間にかすでに雨は上がっていたようでした。



残念、雨、上がっちゃいましたね。
私、この分水嶺で水が分かれて流れるのを見るのが好きで、雨が降るといつまでもここにいるんですけど、今日は晴れ男と来ちゃったかな。

バス停はこの先にあります。雨も止んだからもう大丈夫ですね。
またいつか、雨の日にここに来てくださいね。



そう言って分水嶺の向こう側に去って行ってしまう彼女の背中を見送りながら、僕は分水嶺を南へと歩き始めたのでした。






<2017年5月6日 訪問>   続き⇒「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑 前編





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