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桔梗屋/ほったらかし温泉~桔梗屋の信玄餅詰め放題とか、ほったらかし温泉とか【週末は山梨にいますたび 後編】

 2018-12-24
前編「習志野の美爆音とか、人は城、人は石垣…とか


末は山梨にいますたび、2日目。
週も明けて月曜になっちゃったけど、ま、タイトルそのままで行きましょ。

この日、朝一番で向かったのはココ。

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なにやらめっちゃ人並んでますよね。

ここは山梨土産のド定番、「信玄餅」で有名な桔梗屋さんの本社工場。
僕たちが泊まっていた石和温泉のすぐそばにあります。

この朝も早よから行列つくって並んでる人々の目的は、これですよ。

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毎日人数限定で参加できる「信玄餅の詰め放題」。
220円で、ビニール袋に詰め放題ってことで、これが今、大大大人気。毎日朝から整理券をゲットするための行列ができているのです。

平日の詰め放題は9時30分スタートですが、整理券はだいたい8時半頃から配布されるというので、僕たちは8時15分にやって来て列に並んだのでした。

前日に電話をかけて何時くらいに並べばいいのか参考までに教えて、って聞いたら、受付のおねーさん曰く、
前回の月曜は8:45に整理券終了でした、とのこと。

休日は6時頃から並び始めるってきいたけど、整理券配布と同時くらいに行っても大丈夫そうじゃん!
やっぱこーゆーのは平日がいいね平日が。
ま、それでも少し余裕をもって8時15分くらいに行くのが旅のプロ、風祭からのワンポイントアドバイスだぞ、はっはっはー。


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そして8時30分、いざ整理券配布開始。
長ーい列がもぞもぞと動き始めます。

「今、整理券30枚目でーす」
「整理券50枚目配布でーす」
整理券配布所にいるスタッフの声が工場内に響き渡り、そのたびに列に並ぶ人々は「あー」とか「うー」とか言ってます。
確かにそんなふうに煽られると、いったい今日は整理券が何枚あるかもわからないのに、なんとなく「おー」と声が出ます。

「ここで100枚目でーす」
おー、いいぞいいぞ、あともう少しだ。

いよいよ第4コーナーをまわって最後の直線、鞭をビシビシ入れて差しにかかろうかというその瞬間、
「本日の整理券120枚、こちらで終了でーす。ありがとうございましたー」

はっ?

なに、終了って?
俺たちの番まで、あとふたりじゃん。

早く言ってくれたら、もっとビシビシ鞭打って自らをビンビンに奮い立たせて、前にいた練馬区大泉学園から来たっぽいマダムグループを後ろからまとめて刺した、もとい、差したのに!

毎日500円の昼食代を切り詰めたおとーさん、
20年間毎月ため込んだへそくり貯金を切り崩してきたおかーさん、
そしてなけなしの年金から捻出した220円×2人分を握りしめた老夫婦。。。

僕の後ろに並んでいる、こうした清く貧しく美しい市井の庶民たちの声を代表して、おいらがどげんか抗議せんといかん!
と強い使命に駆られて一歩前に踏み出そうとしたところ、みんな意外にあっさりと「あーやっぱダメだった、仕方ないねー」とか言いながら、三々五々散ってしまったのでした。。。

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ほー、そーゆーことか。
配布終了時間、8時40分。
たしかに受付のおねーさんが教えてくれた時間とは大きく違わなかった。
しかし8時30分から120枚の整理券配り始めたら、200人並んでても5000人ならんでても配布終了時間は8時40分とゆーことが今、あきらかになりました。

ということで、みなさまも自称「旅のプロ」とか言う人間に、整理券配布終了時間の少し前くらいには余裕をもっていきなさい、とかいうアドバイスを受けたら「イケルイケル詐欺」を120%疑って、まずはけーさつにご相談ください!
ちなみにこの日の合否ライン(B判定)は8時10分、合格80%以上のA判定は8時という感じでした。


くっそー、わざわざ朝も早よから(ヘアーの乱れをせっせとせっせと整えて)やってきたのにー
と怒りを鎮められないままいると、工場内のコンビニに何やら商品の案内版が。

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ほーなるほど。
ここには桔梗屋ならではのコラボ商品が揃ってんですな。

そんなわけで食べてみましたよ、ガリガリ君桔梗屋Ver

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アイスを食べ終わる頃になると整理券の配布は終わったのに、また新たに人々がく並ぶ列ができてきたので、あれは何?と聞いてみると「アウトレット販売会」の列とのこと。
開店は9時でもう間もなくですが、詰め放題ほどは並んでいないので、そのまま待ってみることにしました。

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「アウトレット販売」は桔梗信玄餅の詰め放題ではないのですが、形落ちしたものや賞味期限の近いものが格安で売られていて、ここも開店と同時に押すな押すなの大盛況。

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人気商品はホントにあっというまに売り切れですね。


隣で工場見学もできるみたいだったので入ってみます。

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なかでも注目はこの桔梗信玄餅を包む過程。
1人平均4~5秒。すごいなこれ、ぜんぶ人の手で包んでたんだな。

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友人も家族用に格安の信玄餅詰め合わせセットを購入してご満悦。

「いやー風祭くん、工場見学もできたし、お土産も買えてよかったよ!確かにプロの君がおすすめする今日のハイライト、桔梗信玄餅の詰め放題はできなかったけど、それを補って余りあるよー」

いや、いいから。変なフォローいらんから。
今度こそ、すんごいとこ行くから。


そんなわけで次に僕たちが向かったのは、石和の隣、山梨市の山の上をグングン登ったところにあるほったらかし温泉。

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この温泉、そのネーミングのインパクトはもちろんのこと、この絶景ビューで一躍大ブレイクした話題のスポット。


浴場は撮影禁止なのでこれは外からの写真なのですが、露天風呂の湯舟からはほぼこんな感じで富士山、そして眼下に甲府盆地が見えるのです。

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ここは毎朝、日の出の1時間前から営業しているので、ホントは日の出風呂がサイコーだったのですが、我が友に
「お、温泉宿に来て、ご、5時にアッシーとして車出させられるのだけは勘弁してください!」と固辞されてしまいました。

あっちの湯日の出
(そんなわけで、これはほったらかし温泉さんから借りたイメージ)


ここには我が友もご満悦!

「いやー風祭くん、さすが」
 
風祭のライフが10回復した。


そんなわけでそのあとは張り切って甲府ビギナーの友人のために

昇仙峡
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そしてほうとう(しかも甲府駅前の小作)
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とかいう、べたべたな甲府観光を案内してあげた心優しき風祭プロ。
もー思い残すことはない、明日仕事だから早めに群馬に帰りたい!という友人を引き留め、選抜出場を決める大一番、第3試合準々決勝の前橋育英VS山梨学院を観戦します。

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せっかくだから俺たち郷土の群馬県勢がセンバツ決めるの見ていこーぜ!
この球場は縁起いいから、まず勝利はカタいっしょ!

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・・・・・まさかのコールド負けでやんの。


「いやー風祭くん、今日は素晴らしい1日だったよ!まさかの桔梗屋イケルイケル詐欺にあったり、高校野球通の君の眼力が珍しく外れて前橋育英がめっちゃコールド負けしたのは残念だったけど、ほったらかし温泉とかほうとうとかそれを補って余りあるよー」

いや、いいから。
変なフォローいらんから。



<2018年10月22日 訪問 このシリーズ終わり>


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武田神社~習志野の美爆音とか、人は城、人は石垣…とか【週末は山梨にいますたび 前編】

 2018-12-21
末は、山梨にいます。

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・・・といきなり「やまなし観光推進機構」の回し者になったわけじゃーありませんが、10月下旬の週末、秋の高校野球の関東大会が今年は甲府で開催だったので、僕は山梨にいたのでした。
今年の春、中央線沿線に引っ越したので、立川から特急に乗っちゃえば、甲府は案外近かったりするんですよ。

そんなわけで、10月20日、大会初日の朝、僕はもうすでに甲府駅のホームに立っていたのでした。

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会場は甲府の郊外にある山日YBS球場。

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この球場は7年前、僕の母校がめっちゃ久しぶりに関東大会に出場したときに見に来て以来。
まーどうせ私立の強豪には勝てっこないから、善戦して21世紀枠あたりでセンバツに出られればいいな、と思いながら観戦してたら1回戦で東海大望洋に勝ち、おー、これで21枠は固いぞ!とか思ってたら、準々決勝の東海大甲府にも勝っちゃって、なんと自力で31年ぶり2回目というセンバツ出場を決めた縁起のいい球場なのです。

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さて、今年の開幕戦は、故郷群馬の前橋育英VS作新学院。

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開幕戦から全国制覇経験校同士の対戦!なんて贅沢なカードだ!
7年前、うちの学校は準決勝で作新に負けたけど、縁起のいい球場なので、きっと育英は作新に勝つに違いない。
そんでもって明日出てくる桐生第一も勝つだろう。今年も群馬勢は2校選抜出場だ!

7年前もうちの高校と健大高崎の群馬勢2校がセンバツ切符を勝ち取っていたので、今年も根拠もなくそんなふうに自信満々で乗りこんできたわけです、はい。

そして予想通り、前橋育英が作新に1-0で完封勝ち。

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おー山日YBS、やっぱお前なかなかいい球場だぞ!
山も近くてきれいだし。

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この日は2試合しかなかったので、いったん家に帰ります。
というのは、なんと甲府のホテルがほとんど満室だったんですよね。行楽シーズンの土曜日、かつ、高校野球ファンが大挙して押し寄せていたからかもしれませんが。

ま、甲府から立川まで1時間ちょっとだし、また明日出直せばいいや、ってことで。。。



そして翌日。

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いきなり習志野ブラバンの美爆音!
夏の予選じゃないですからね、これ。秋の大会でこんだけ鳴らす学校も珍しいです。

なんでもこの日は吹奏楽の全国大会があって、全国大会出場メンバーは球場には来ていなかったのですが、それでもこの演奏。
・・・というか習志野はこのくらいのほうがいいかも。フル編成だと、ほんとに爆音すぎて高校野球の応援どころじゃなくなるって。

この日の第1試合はこの習志野VS桐生第一だったのですが、なんと延長14回タイブレークの末、習志野の勝ち。
あれっ、ちょっと方向性違うぞ、山日YBS!群馬センバツ2校じゃなかったのか?

とか思っていると、FBに今、僕の目の前に広がってるのと同じような画像がアップされてるじゃないですか。

図1


ん?誰かこの球場にいるぞ。
いつか一緒に野宿しながら全国47都道府県高校野球観戦制覇の旅に出よう!と誓い合った元バックパッカーの高校野球女子か?と思ったけど、彼女はたぶん今日は九州で興南の追っかけやってるはずだし・・・どこの高校野球女子だ?

週末は、山梨でデート。うふっ

ってな感じの新しいやまなし観光推進機構のキャッチコピーの誕生か?
と、胸を時めかせて発信元を見ると・・・

なんだ(失礼)、大学時代の友人♂でやんの。


彼は北海道の大学で同窓だったのですが、同じ群馬の出身だったこともあり(高校は別)、入学直後から腐れ縁がずっと続いていて、時々群馬だったり千葉だったり、高校野球のスタジアムでばったりあったりするのです。

彼は今は東京から地元に帰り群馬に住んでいるのですが、息子2人が栃木の佐野日大を卒業したらしく、佐日が関東大会に出てくると、遭遇確率が高いのです。


どーも どーも どーも どーも!

どうやら彼は今朝、群馬を車で出て、今日はこのあとの第2試合の佐野日大戦まで見て甲府に泊まり、明日ちょっと観光してから帰る、ということらしいのです。

おー、観光したいのか!しかも車で来てんのか!
じゃあめっちゃおもろいところ、一緒に行ってやるぞ。

こーんなとことか(わりとホント)。

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Ⓒほったらかし温泉


こーんなとことか(妄想)。





まー、とにかくこーゆーのは俺に任せろ。絶対満足させるから!

え?ずいぶん自信満々だけど行ったことあるのかって?

いや、ないんだけどね。
ないから行ってみたいんだよね。

そんな僕の十全十美なプレゼンに終始圧倒され、完全に洗脳された彼が
「お、お願いだから武田神社と甲斐善光寺にだけは行かせてほしい・・・」
という条件提示を示したので、それは快く受けてあげることにして、いざ、旧友との「週末は山梨にいます」たび、がスタートしたのでした。

(まえおき長っ!)


さて、それじゃーまずは文学部日本史学科出身の彼が熱望した武田神社。

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いいねいいね、武田神社。文学部国文学科出身の俺はあんま興味なかったので、今まで来たことなかったし。

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そーそー、山梨といえば、みんな2歳で教え込まれる郷土の偉人武田信玄風林火山(テキトー)。

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・・・とかいって最初はさらっと流していたんですが、この神社、意外とすごいぞ。


武田神社は伝説の武将、武田信玄を祀っていることから「勝ち運」を祈願する神社として知られていますが、「勝つ」といっても誰かとの争いに勝つだけではなく、「自分に勝つ(克つ)」ことを祈願するのがいいといわれています。

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いいこと言うなあ、武田神社!
そーだぞ!
人生の先達として敢えて苦言を呈させてもらうと、人との争いに勝つ前に、まずは己に勝つ(克つ)ことが重要だぞ。
「克つ」ってのは欲望とか煩悩とか週末デートとか混浴温泉からかけ離れて、自らの進むべき道を究めるってことだぞ。
そうすれば相手は関係なく、自然と勝利は君の手の中に入ってくるもんだぞ!


そしてこの武田神社、戦国時代に武田家の屋敷があった場所に建てられているのですが。。。

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躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)・・・信長の野望をプレイしたことのある方はみなさんご記憶かと思いますが、この躑躅ヶ崎館、武田氏の本拠でありながら、お城じゃないんですよ。だから防御力めっちゃ弱い。
え、武田チームの戦闘能力みんなめっちゃ高いのに、なんで城だけこんな・・・と嘆いたプレイヤーの皆様も多かったと思いますが、これが武田のスゴイところだったんだなー、とここに来てみて初めて分かりました。

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諸大名が競って天を仰ぐような巨大な天守閣を作る中、武田家は領民に余計な負担がかからないよう、質素な屋敷を本拠にしたのだといいます。

領民に負担をかけて苦しませるくらいなら、自軍の戦闘能力や治政にもっと磨きをかけて城を不要にすればいいのだ!
信玄や彼を取り巻く軍師たちが、そんな心意気を胸に、自らに克っていた様子が、手に取るように浮かんできました。

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(Ⓒ信長の野望 武田信玄イメージ)


「人は城、人は石垣、人は堀」。
どれだけ城を強固にしても、人の心が離れてしまえば世の中を収めることができない、という信玄の名言ですね。

ここに来て、それを初めて実感しました。

いやー、いいじゃないか、武田神社!ちょっとウルっと来た!



武田神社の鳥居を出ると、遠くの山の向こうに富士が見えるじゃないですか。

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甲府盆地を見下ろす高台に立つと、いつの間にか真白に雪をかぶった富士がどこまでも僕たちに並走してきます。

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いやー、いいまちだなあ、甲府!


<2018年10月20~21日 訪問>


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LINEトラベルに新着記事掲載!首都圏から1泊2日で盛り沢山!甲府周辺観光モデルコース

 2018-11-13
門家が教える旅先ガイドLINEトラベルjp(たびねす)」に新着記事掲載しました!


歴史・自然・温泉・土産・食を全部楽しめる甲府盆地。
最近はほったらかし温泉とか桔梗屋の信玄餅詰め放題とか大人気ですよね。
首都圏から1泊2日でこんなにバランスよく盛り沢山に楽しめる場所はなかなかないですよ!


 入口 ⇒ 首都圏から1泊2日で盛り沢山!甲府周辺観光モデルコース


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あっちの湯日の出



ぜひ、読んでみてください!



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国鉄最高地点とかバブル前の清里とか【青春18たび 1982年春‐5】

 2015-03-31
前編-1  君は「青春18のびのびきっぷ」を知ってるか?
前編-2  サヨナラ模様とか、夜汽車とか 
前編-3  幽玄な飛騨川とか、女湯展望列車とか。
前編-4  目覚めよ、若者!恐怖の夜汽車3連泊



央本線初鹿野駅、深夜1時54分。
上り新宿行きの夜行列車を降りた僕たちは、寒々しい駅の待合室で2時12分発の下り長野行きの夜行を待っていました。
あの眠さ、あの寒さ、駅前の闇の暗さ、なんか覚えてるなー、30年以上前のことなのに。

しかもこのブログを書くために調べてわかったのですが、今はもう初鹿野駅という名前はないんですね。
甲斐大和という名前の駅に変わっているのだそうです。

初鹿野駅のスタンプが残っています。あんな山の中の小駅にもちゃんとスタンプが置いてあったんですね。
駅名が変わってしまった今はもうない貴重なスタンプということですね。

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ついでに甲府駅のスタンプも。
甲府駅では下車していなかったので、夜中の停車時間中に押しに行ったのでしょうか?

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途中、日野春という駅で夜明けを待つために長時間停車し、小淵沢にはAM5時1分着。
ここで小海線の始発列車に乗り換えます。

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なぜかのあたりこから写真が残っています。
これより前は写真を撮ってなかったんでしょうか?
謎です。。。


小淵沢駅スタンプ。

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小海線といえば、八ヶ岳の麓、国鉄で一番標高の高いところを走る路線として有名です。

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国鉄駅の標高順に並べると、1~9位が小海線、10位に辛うじて中央本線の富士見が入る、ということで、ほぼベスト10を独占です。
国鉄最高地点を目指して、きっとウキウキしながら小淵沢5時45分発の小海線始発列車で野辺山へ向かったのでしょう。


野辺山駅に到着。
今は白い高原の教会チックな駅舎ですが、当時は木造の建物でした。

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国鉄最高駅という文字入りの入場券が残っていました。

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そのあと、歩いて野辺山~清里間にある、国鉄最高地点へ。

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うしろに見えるのが八ヶ岳です。
今は『日本鉄道最高地点』として「幸せの鐘」付きの石造りの立派なモニュメントができていますが、当時は至ってシンプルな木の標識でした。


このあたりで写したのでしょうか、何枚か列車の写真も残っていました。

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時代を感じさせるディーゼルカーですね。

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そのあと歩いたのか、もう一度列車に乗ったのかは不明ですが、清里駅を訪れています。

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駅前を歩くおねーさんに時代を感じますね。
清里はバブル時代に東京の女子大生がこぞって押し寄せて、テニスやらペンションやらひと夏の冒険やらでたいそう賑わったところですが、まだこの頃はそこまでのイケイケ感はありませんでした。

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国鉄のワン・ツー・スリーが揃っている切符、とか言って煽られたのかもしれませんが、無意味なきっぷ買ってます。

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再び戻った小淵沢駅で見たあずさ。
今はもうこんな車両じゃないですよね。

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そのあとは下諏訪に行って、ようやく初めてホテルに宿泊した記憶があります。


最終日の3月29日は上諏訪に移動して諏訪湖や高島城を見たようです。

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そのあと中央本線で新宿方面に戻り、帰り際になぜか高尾山に登り、八王子から八高線で群馬まで帰ったようでした。
最終日はさすがに疲れたのでしょうか、日記も写真もあまり残っていませんでした。

こうして初めての「青春18のびのびきっぷ」の旅は終わったのですが、これは結構ヤミツキになりました。
このあと長い休みをつかっては北海道、山陰と「金はないけど若さはあるぜ!」的な旅に出かけていますので、また機会あったらここでご紹介します。



<1982年3月28~29日訪問 終わり>






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犬目宿 【山梨県】

 2014-08-23


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平成猫町紀行~つげ義春の幻想を追って【山梨県・犬目宿】


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