JR九州「はやとの風」乗車記とか「前立腺の友」とか【2017鹿児島会議たび】
2018-02-06
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JR九州「はやとの風」とか「前立腺の友」とか【鹿児島県】
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鹿児島仙巌園のち、大島高校甲子園応援ツアーへ【2014 奄美の旅‐5】
2016-03-26
前編「想像以上の絶景続き 【奄美大島一周 後半】」
帰りのフェリーに乗ろうと、名瀬港に向かうと、異様な人・人・人

そう大島高校の甲子園応援団が大挙してフェリーに乗り込もうとしています。

この船だけでなく、このあとにも臨時便が出ている模様です。
盆暮れGWは別として、奄美路線は普段はそんなに混むこともないので、2等の雑魚寝でも、十分のんびりできるのでしょうが、今回はまあ、そんなこともあろうと思って、2等寝台を予約しておいたのでした。
4人部屋ですが、ベッドが確保されているので安心です。
帰りのフェリーはマリックスライン。
行きのA-LINEとこのマリックスラインが鹿児島~沖縄路線を1日おきに交互に運航しています。

船内ももちろん大島高校御一行様で大賑わい。

フェリーで11時間かけて鹿児島に着き、そこからさらに甲子園までバスに乗って12時間かけて応援に行くそうです。
甲子園まで、ほぼ24時間の旅。離島はやはり大変です。
そんなふうに思ってたら、なんだか大島高校を応援したくなって、帰りに僕も再び甲子園に応援に行こう、と決意したのでした。
夜21時ころ名瀬を出港、帰りもほとんど揺れることなく、快適に船旅は進んで、あっという間に夜が明けました。
甲板からみる朝日。

そして錦江湾に入ると、うっすらと薩摩富士(開聞岳)も見えてきます。
桜島とはまた違って、この眺めもいいですよ。

揺れさえしなければ、船の旅も素晴らしいですね。
朝8時すぎ、鹿児島新港に到着。鹿児島中央駅まで30分、歩いてみます。
鹿児島中央駅。新幹線ができてかなり都会の駅になりました。
昔は三角屋根の「西鹿児島」っていうのんびりした感じの駅だったんですけどね。

大島高校の試合は翌日の午後なので、ゆっくり大阪に帰ればいいや、ということで、今まで行ったことのなかった鹿児島市内の仙巌園に行ってみました。
仙巌園は薩摩藩島津家の別邸として、桜島を望む美しい庭園が有名な場所で、別名磯庭園とも言われていて、鹿児島の桜の名所でもあります。

入口を入ると、いきなり薩摩藩の大砲が登場。

これは「鉄製150ポンド砲」で後ろの石組みを「反射炉跡」と言うそうです。
この仙巌園に隣接して「集成館」という薩摩藩が日本で最初に作った近代的工業群があり、2015年には、明治日本の産業革命遺産の構成遺産として世界遺産に登録されました。
そのままズンズン奥に行くと険しい岩山を背景に茶室や御殿が広がっています。


桜は残念ながらまだ五分咲きくらいでした。

そしてこの景色。
逆光でうまく映っていないのですが、庭園の向こうに雄大な桜島が。

桜島を築山に、錦江湾は池に見立ててこの庭園は造られているそうです。スケールでけえな、薩摩藩!
午後であれば順光で、錦江湾と桜島の眺めがさぞかし素晴らしいんだと思います。
桜にはまだ五分咲でしたが、新緑も萌え出でつつあり、きれいでした。

よーく見てみると 背後の岩山に何やら文字が。

この文字は「千尋巌(せんじんがん)」。
3文字の大きさは上下で11メートル。1814年に、27代島津斉興がのべ3900人の人夫を使い、3カ月かけて作らせたのだそうです。
それではさぞかし含蓄ある言葉なのかな、と思いましたが、「とても大きな岩」という意味だそうで、あまり大した含蓄はなかったようです。
そんなものに3900人、3か月!やっぱりスケールでけえな、薩摩藩。
午後、鹿児島から再び九州新幹線に乗り、一路関西へ向かい、翌日。
再びやってきました甲子園。

大島高校側のスタンドには、奄美から来た6000人の応援団(フェリー10隻分)に、本土在住の4000人を合わせて1万人の大応援団。
それ以外の球場の観客も、判官びいきという感じで、8割が大島高校への声援。

1球ごとにどよめいて、ヒットが出ればお祭り騒ぎ、アウトにすれば拍手喝采。
僕が今まで生で見てきた高校野球の中で、最高に盛り上がってた試合でした。

そんな大応援を受けて、甲子園初出場の大島高校、頑張りました。
(結局最後に優勝した)京都の平安高校を相手に前半は押せ押せムード。
途中までは1対1の互角の戦いでした。

結局最後は力尽きて大敗してしまったけど、感動しました。
大島高校の大応援団も、試合終了後は相手チームの校歌に合わせて大歓声と手拍子を送ってました。
まあ、島の人々にとっては、勝っても負けても最高に楽しいお祭りだったんでしょうね。

奄美大島。
僕にとっては関係のない、絶海の離島だったはずなのですが、帰ってきてみたら、なんだか身近な友達になった感じです。
<2014年3月24日~25日訪問 このシリーズ終わり>
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想像以上の絶景続き 奄美大島一周後編【2014 奄美の旅‐4】
2016-03-16
前編 「奄美ブラックラビット号で奄美大島一周へ」
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奄美大島バイク一周の旅 Vol.2 ヤドリ浜/ホノホシ海岸/マングローブ原生林
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さくら前線を突き抜けて、奄美大島へ【2014奄美の旅‐2】
2016-03-09
前編「甲子園、和歌山経由奄美大島へ」
新大阪から山陽・九州新幹線「さくら」に乗ります。
駅の列車表示板もさくら色なのがいいですね。

九州新幹線は普通車でも4列シートで座席も広々としています。
いいですよね。普通に新大阪から博多に行くのでも、のぞみじゃなくってこっちに乗りたくなります。

新大阪から鹿児島まで4時間ちょっと。
ずいぶん早くなったなあ、というのが実感です。
九州新幹線の全線開通前に「つばめ」には乗ったことがあるのですが、九州新幹線全線開業後はこの時が初乗車だったので、新鳥栖とか久留米とか熊本の新幹線駅を通るのは初めてでした。

鹿児島中央駅から奄美大島行きのフェリーが発着する鹿児島新港まで30分ちょっとなので、ぶらぶらと歩いて行ってみます。
和歌山城ではつぼみだったさくらは、鹿児島市内では咲き始めの状態。
さくら号に乗っている間に桜が満開になっていればよかったんですが、いくら南国とはいえ、まだちょっと早かったみたいです。
でも奄美に着いたらきっと桜前線を突き抜けちゃってるんだろうな。。。

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奄美大島バイク一周の旅 Vol.1 マルエーフェリー/アマミノクロウサギロード
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いぶたま、すなわち指宿のたまて箱 【指宿】2015夏九州-23(完結編)
2015-10-28
JR九州のユニークな観光列車のひとつとして有名な「IBUTAMA」、すなわち「指宿(いぶすき)のたまて箱」。今回の旅行の最後を飾るイベントとして楽しみにしていたのですが、最終日はあいにくの雨。
晴れ男、またもや不発、って感じでした。。。
まずはその前日から。
知覧を巡った後、その日の夜は指宿に宿泊。


この日はずっと天気よかったんですよね。
ホテルにチェックインすると客室からは一面の海。オーシャンフロントですよ。
窓の外に見えるのは知林ヶ島。

この角度と時間が合わないので、この写真ではわからないのですが、この島は3月から10月頃の大潮または中潮の干潮時に長さ約800mの砂の道が出現し、陸地側から歩いて渡ることができるのです。
イメージはこんな感じ。

ⓒいぶすき総合観光サイト
陸と繋がる島であることから,縁結びの島とされていて、この砂州を手をつないで渡って、島にある展望台の「チリンズベル」という鐘を一緒に鳴らすと、その夜はムフフになるのだそうです。

ⓒいぶすき総合観光サイト
(・・・・・・ムフフの部分、妄想です)
たまたまこの日は大潮ではなく中潮になるかならないか、なので砂州を渡れるかビミョーな時期だったのですが、翌朝の干潮時、せっかくだから行ってみよう、とホテルから歩いて向かったんですが、途中で雨に降られ結局あえなく断念したのでした。
次回はムフフな相手と再チャレンジ!なんて、けっして思っていません。。。
さて、指宿といえば砂蒸し風呂ですね。
僕たちもホテルの大浴場に併設されている砂蒸し風呂、入りましたよ。
自分たちでは写真が撮れないので、イメージはこんな感じ。

ⓒいぶすき総合観光サイト
(しっかし砂蒸し風呂に入ると、みんなきれいにみえますねー、この写真だけなんでしょうか?)
うちの娘は砂蒸し風呂がすっかり気に入ったらしく、夜も朝も何回でも入りたい、と騒いでおりました。
お前、一回1000円だぞ!
そんなこんなでそれなりに指宿は満喫したのですが、最後の日が雨。。。
指宿駅前の竜宮城も、雨に濡れております。

今回は行きませんでしたが、指宿の南方にある長崎鼻は、浦島太郎伝説の地とも言われていて、竜宮神社もあるのです。

ⓒいぶすき総合観光サイト
浦島太郎といえば「たまて箱」。
そんなわけで、「いぶたま」につながるのです。


「いぶたま」は鹿児島中央~指宿を1日3往復する特急列車。
水戸岡鋭治さん(「ななつ星」もこの人のデザイン)のデザインしたJR九州の人気観光列車です。
外観は、この、ブラックジャックみたいな白と黒。

そして何といっても一番の特徴は、ドアがたまて箱になっている点。

わかりますかね、たまて箱みたいに煙が出てるのが。
ドアが開くと、煙が立つようになっています。
まあ、それだけなんですけどね。
この煙を浴びると、ムフフな気分になったりするわけじゃありません。。。
中のデザインも、やはり水戸岡カラー満載ですね。

このブログでも、水戸岡さんのデザインした「A列車で行こう」(JR九州)、「たま電車」(和歌山電鐵)なんかは紹介していますけど、基本、どれも似てます。
ロビースペースの座席は、常に海の方を向いています。

ⓒいぶすき総合観光サイト
晴れていれば、真っ青な錦江湾と桜島が見られたはずですが。。。

まあ、そんな景色を妄想してください。。。
車内には浦島太郎伝説のストーリーや歌詞が飾られていました。

鹿児島までは50分ほどなので、あっという間に着いてしまった「いぶたま」の旅なのでした。

うーん、どうせだったら「特急 竜宮城」みたいな列車を走らせて、中で海のお姫様たちがムフフな感じで楽しませてくれたら雨でも楽しかったのにな、なんて全然思いませんでした!
<2015 夏九州シリーズ おわり>
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