100回目の夏、ブラバン甲子園 超個人的ベスト8 【後編/準決勝&決勝】
2018-08-20
前編「100回目の夏、ブラバン甲子園 超個人的ベスト8【前編】」ブラバン甲子園2018、超個人的ベスト8後編は準決勝進出、そして決勝進出、優勝チームを発表します。
その前に、今回ベスト8には入らなかったものの、印象的な応援だった学校をいくつか紹介しましょう。
まずは佐久長聖。
ここはPL学園出身の監督がいる関係で、「ウイニング」「ビクトリー」といった往年のPLの応援が聴けるのです。僕が見た試合は「ウイニング」しか演奏されなかったのですが、オールドファンならきっと耳にしただけで懐かしいメロディー。もっと聴きたかったですね。
続いて仙台育英。
去年の3回戦で優勝候補の大阪桐蔭を9回裏逆転サヨナラで破った試合を僕は目の当たりにしていたのですが、間違いなくその時に一役買ったのが「スンジョン」というチャンテ。
うぉーおお、うぉーおお、うぉーおおおおおお
みたいな感じで伊達ふうな男くさい応援なんですが、これがハマった時の破壊力がスゴイ。
今年は浦学との屈指の好カードに敗れてしまいましたが、最終回の攻撃で相変わらずの迫力でした。

そして沖縄・興南。
今回、この興南の試合はアルプススタンドで見たのですが、やっぱりうちなー(沖縄の人)と一緒にハイサイおじさんを歌って踊りながら応援するのはめちゃくちゃ楽しかったです。

最後に忘れてはならないのが近江。
近江の応援も独特で、洋楽を駆使したカッコよさでは群を抜いているのですが、実はこの近江戦、僕は試合に集中しすぎていて途中でブラバンを撮影する余裕がなかったのです。
僕の田舎の群馬代表・前橋育英との2回戦は4-3で近江がサヨナラ勝ち。

この試合が僕にとっては今回のメインイベントだったので、手に汗握る展開すぎて動画、撮れませんでした。
きちんと動画が残ってればベスト8に入っていてもおかしくはない素晴らしい応援です。
9回の攻撃で流れる「ファイナルカウントダウン」とか、敵ながらチョーカッコよかった。
さて、ここからが本番。まずは準決勝進出の2校から。
準決勝進出① 奈良大付属(初出場・奈良代表)
今年も天理に出てほしいな、と思ってバーチャル高校野球で奈良の決勝を見ていたのですが、まさかの延長サヨナラ負け。
勝ったのは奈良大付属?
知らんがな。天理の邪魔すんなよー、とか思ってたのですが、いやいやいやいや、甲子園でここの応援を聴いてビックリ。
ブラスバンドは同じ奈良県内の学校の応援を受けて4校合同の編成らしいのですが、迫力もあるし、なかなか上手い。
そして何よりなんだかめちゃくちゃカッコいいチャンテをやるのです。
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この曲は「青のプライド」というらしく、甲子園初出場をきっかけにロッテの応援歌の作曲などで有名なジントシオさんが作ってくれた曲。僕がこの夏、一番カッコいいと思った曲でした。
準決勝進出② 浦和学院(南埼玉代表)
うーん、このあたりからは迷いますね。決勝進出でも全然おかしくはないんです浦学。もう紙一重。
僕は埼玉にも住んでいたので、県営大宮球場ではよく浦学の応援聴いていたのですが、やっぱり甲子園で聴くと違いますね。
浦学といえば浦学サンバと浦学マーチ。とにかく明るくてノリがよくてスピード感あふれてるのが特徴ですが、いいんですよこれが。
よく関西の応援は恫喝迫力系で関東は軽快ノリノリ系と言われますが、浦学はその軽快ノリノリ系の代表ですね。
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ここまでかベスト4。
いよいよ残りは2校の決勝戦となります。
さて、惜しくも準優勝となったのは・・・
決勝進出(準優勝) 愛工大名電(西愛知代表)
愛工大名電、ここのブラバンを生で聴いたのは初めてだったのですが、衝撃でした。
テクニックも大阪桐蔭と双璧レベルで素晴らしいのですが、なんといってもその選曲。
ディープ・パープルですよ、あの70年代イギリスの伝説のハードロックバンドの。
なんでも愛工大名電のスクールカラーが「深い紫」ということから「ディープ・パープル」という、えっ、それだけ?っていう感じのシンプルな繋がりなんだそうですが、まあ、このバンドがやるとカッコイイ。
特に1回の攻撃でいきなり始まる「BURN(バーン)」とか震えるレベルです。いーのか甲子園でディープ・パープル!!
僕も大学時代にハードロックバンドやっててディープ・パープル歌ってましたから、ええ。
それでは「Smoke on the Water~Burn」のメドレーをどうぞ!
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・・・そしていよいよ晴れある第1回、超風祭的ブラバン甲子園、優勝は・・・
ドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュルドュル(自己ドラムロール)・・・
決勝進出(優勝) 慶応(北神奈川代表)
なんと言っても伝統の力ですよ、慶応は。アルプスの迫力が並みじゃないっす。
突撃のマーチ、そしてダッシュケイオウ。高校野球応援の元祖の一つともいえる六大学の超有名曲ですが、本家本元の演奏はやっぱり違いますね。
夏は10年ぶりの出場、試合当日は日曜日ということで、多くのOBが駆けつけていたのでしょう。アルプス全員が声をあげて応援しているシーンは久しぶりに見ました。
劣勢の高知商との第4試合、ナイターでの9回裏の怒涛の応援は忘れられません。
一緒に見ていたうちの娘があの中に入って一緒に応援したい、と言ったくらいです。男子高だけどね(笑)
途中で相手が2回連続でキャッチャーフライをミスしますが、ナイターでボールが見にくかったのもあると思いますが、この地響きのような応援も影響していたに違いありません。
短編の2分バージョンと9回の怒涛の長編7分バージョン、2本をアップします。
時間があればぜひ長編バージョンをご覧ください。
2分バージョン
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9回裏(夜)7分バージョン
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甲子園の主役はもちろんグラウンドの選手たち。
でも今や甲子園でのブラバンの応援はなくてはならないものになっていると思います。



ブラバンの大音量と大声援は、間違いなく選手たちの見えざる力を引き出してくれています。

さあ、100回目の夏は、果たしてどんなフィナーレを迎えるのでしょうか。
楽しみでもあり、少し寂しくもあります。
<了>
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100回目の夏、ブラバン甲子園 超個人的ベスト8 【前編】
2018-08-19
今年もまた、甲子園に行ってきました。
第100回の記念大会ということで、開会前からメディアにも多く取り上げられていて、いつも以上に異様な盛り上がり。
中盤以降は、毎日入場するのも一苦労だったのですが、今年は6日間、合計19試合を観戦してきました。
100回記念大会にふさわしく、今年も劇的な名勝負がたくさんありましたね。
僕が見た中では星稜VS済美の2回戦、今年から導入されたタイブレークの延長13回ウラ、逆転サヨナラ満塁ホームランで済美が13-11で大逆転勝ちをおさめた試合。
この試合、終盤まで7-1でリードした星稜の勝ちを誰もが疑わなかった8回に済美が一挙8得点で逆転。

しかし9回表に星稜が追い付いて、延長へ。

延長12回まで勝負がつかず、タイブレークに入った13回に劇的なドラマで幕切れ。

最後はファールになりそうな大飛球が甲子園の浜風のいたずらで戻されてライトのポールにあたりホームラン。
星稜にまたひとつ、伝説的な負けが増えちゃいましたね。

僕は2回戦しか見られませんでしたが、そのあともイケメン超高校級投手吉田くんを擁する秋田・金足農業の、連日の逆転ミラクル快進撃で盛り上がっていますよね。

そんなわけで、準決勝、決勝を前に今年のブラバン甲子園 超個人的ベスト8を選出したいと思います。
とはいっても、僕が今回観戦したのは1回戦の一部と2回戦全試合で合計35校。全出場校を観戦したわけじゃないので、あくまでも僕が今年見た中でのベスト8です。
1回戦で姿を消し、観戦できなかった中には「ジョックロック」や「アフリカン」でブラバン甲子園の世界でも有名な智辯和歌山があったりするのですが、こうした学校は対象外としています。

また、大会の戦績とは一切関係ありません。あくまでもブラバン甲子園視点でのベスト8です。
しかも超個人的なやつですからクレームは一切禁止です(笑)
全校VTRで紹介しますので、真剣に見ると結構時間かかります。
でもこれは音を出して聴かないとその良さは全くわからないので、ぜひ時間があるときにイヤフォンつけて聴いてみてください。

まず前編では、ベスト8に勝ち残ったうちの4校(準々決勝進出校)を紹介します。
準々決勝進出① 折尾愛真(初出場・北福岡代表)
初出場で日大三に16-3と大敗するも、応援は負けていませんでした。
ブラスバンドの上手さというよりも、精一杯の大きな声援(特に女子生徒)がすごく印象的でした。
僕の好きな東大の応援歌「不死鳥の如く」をやっていたのが(僕が見た試合では)この学校しかなかったのも選出の理由です。
不死鳥の如くの途中に入る、初出場らしい初々しい声援をぜひお聴きください。
点差が何点に開いても、この声援の大きさが全く変わらなかったのには正直ホロっときました。
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準々決勝進出② 報徳学園(東兵庫代表)
報徳といえば、今ではすっかり高校野球応援の定番となった「アゲアゲホイホイ(通称アゲホイ)」の発祥の学校。
もともと高校野球の応援歌の定番だった『サンバ・デ・ジャネイロ』に2014年ころ、報徳の応援団が偶然つけた合いの手が「アゲアゲホイホイ」のはじまり。
翌年夏の兵庫県大会準々決勝で明石商に負けた際、「よかったら自分たちの応援を使ってほしい」と託したのですが、明石商が翌年のセンバツでこの応援に乗ってベスト8に進出したことにより全国にブレイクした、というのが真相のようです。

今回は100回記念のため、兵庫からは2校選出され、その明石商も見事西兵庫代表で出場しました。
アゲホイ発祥の報徳と、それを広めた明石商もちろん両方観戦しましたよ!
でもやっぱり報徳のほうが元祖だけあって、その迫力は抜群。一糸乱れぬ野球部員応援団の跳躍と掛け声は球場全体を味方につけるパワーがありました(もちろん明石商の時も球場全体が手拍子してましたけどね)
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準々決勝進出③ 龍谷大平安(京都代表)
ブラバン甲子園、と言えばまずこの学校、といわれる奈良の天理が県予選の決勝で負けて、今回はさびしい思いをしていた僕にとって、平安の出場はめちゃくちゃうれしいニュースでした。
平安、といえば「怪しいボレロ」と呼ばれるおどろおどろしいチャンステーマが門外不出のオリジナル応援。ブラバン甲子園がこれほど騒がれる前から何度か甲子園で聴いたことあるんですが、めちゃくちゃ頭の中に残るんですよね。
ジャ ジャカジャ ジャ ジャカジャ ジャ ジャ ジャカジャジャカジャジャカジャ
という重ーいボレロのリズムに乗って
おー おー おー おー かっとばせー
を延々と繰り返すんですが、ハマるわ、これ。
平安は流行りのヒット曲にも媚びず、これ以外の応援もほぼオリジナルで、それがまたカッコいいのです。
やはりそこは天理と同じく伝統の力ですよね。
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準々決勝進出④ 大阪桐蔭(北大阪代表)
本大会では押しも押されぬ優勝候補筆頭の大阪桐蔭がなんで準々決勝で終わるのよ!と責めないでください。
ブラスバンドも大阪桐蔭は優勝候補、おそらく今大会1,2を争う上手さだというのもよーくわかっています。
僕だって大阪桐蔭の応援聴いてると、ここはコンサートホールかよ!と思っちゃうくらいですから。
あえて理由を探すと、なんども聴きすぎて、新鮮さを感じないっていうところでしょうかね。だって毎年出場して、しかも何試合も勝ち進んでるんだもん、そりゃ何回も聴くわ(笑)

個人的には桐蔭のウィリアム・テルが大好きなんですよね。こんなにシンフォニックな高校野球の応援はありまへん。
でも今年僕が見た試合は、ちょこっとだけしかやらずにVTRにも撮れなかったんですよね。そこも残念。
それでも毎年選手に合わせて全部違うテーマ曲をセレクトするし、新曲も積極的に取り入れるし、スゴイブラバンだと思います。
そんなわけで曲をチョイスするのも難しいのですが、今回は定番と言える「パワプロ(根尾くんテーマ)」「You are スラッガー(藤原くんテーマ)」「転調するアゲホイ」の3本をまとめました。
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前編の4校は以上です。
後編は準決勝進出チーム、そして決勝進出、優勝チームの発表をします。
ちなみに本大会決勝戦前夜にアップ予定です、お楽しみに!
続き⇒100回目の夏、ブラバン甲子園超個人的ベスト8 後編
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ボックスシートで酒池肉林とか、甲子園の魔物とか【2017夏の甲子園たび後編】
2017-09-30
前編「史上最高の一回戦とか、ホテルピエナの日本一の朝食とか」お盆休みの甲子園観戦から帰ってきたものの、どうもまだもの足りないのです。
今年は優勝行けるんじゃないか、と僕が密かに思っているわがふるさとの前橋育英が2回戦も勝ち進んで、雨天順延の影響もあり、なんと土曜日が3回戦、それに勝つと日曜日が準々決勝。
ばっちり週末じゃん。
これは野球の神様が俺に応援に行け、と言ってるに違いない。
ということで1週間もたたずに帰ってきました、甲子園。

「アメトーーク!高校野球大好き芸人」の影響か、昨今の甲子園人気は異様に高まっていて、お盆が明けたとはいえ週末は朝から満員。

入場券売り場前には「売り切れ」の文字といつになるかもわからない再発売を待つ人の長蛇の列。。。
そんな中、高貴なる僕にはこんなシートが用意されているのでした。

(ロイヤル・・・・・かどうかはわからないけど)ボックスシート。
え?弁当が一人分で淋しい感じだとかいうな!
これからここに入れ代わり立ち代わり高校野球大好き女子がやって来て、酒池肉林がはじまるんだ!!

(※酒池肉林イメージ)
そーなんです、今日はこれからはるかと美玲がここに来ることになっているのです。
はるかと美玲と言ってもそーゆーニックネームなだけで、綾瀬はるかと桐谷美玲かどうかは保証しかねます。
あわてて合流しないようご注意ください。場合によっては噛まれます。
気仙沼で一緒だったはるかと美玲が「甲子園でタッチの南ちゃんゴッコしたーい!」というので、僕がこのボックスシートを手に入れて、試合の途中からやってくる彼女たちが入場券売り場で並んだり、酷暑の屋根なし席で溶けないようにしてあげたのです。
嗚呼、なんという高貴なる俺!
定価11,000円のボックスシートを、ヤフオクで24,500円というリーズナブルな価格で落札できたのも高貴ゆえのなせる業でしょう。
35,000円とか50,000円とかで売りに出されてるのもありましたから。
てゆーか、ふざけんな、転売クズ野郎!
甲子園のチケット、なんとかしたほうがいいですな。
前売り券はほとんど転売クズ野郎に買い占められてて転売でしか手に入らないし、かといってお盆や週末の内野当日券は早朝から並ばないと入場さえ危うい。
身をもってそのアホくささを経験したので、今度新たな入場券販売システムを高野連に提案しに行こうと思います。
さすが高貴なる俺!
さて、土曜日の3回戦のメインイベント、わがふるさとの前橋育英ですが、僕の予想が100%外れて敗退してしまいました。

僕は昨秋からずっとこのチームを見てきたのですが、こんなに打たれたのは初めてみました。
ベストなコンディションではなかったようですが、のちに優勝することになった相手チームの花咲徳栄高校が強かったんでしょう。

あー、4年前の再来で、優勝すると思ってたんだけどな、前橋育英。
手首の骨折からの回復途中ながらも気合でホームラン打ったキャプテン飯島くん、痛みで顔をしかめる場面も多く、思いっきりプレイできなかったんだと思います。

無念だったでしょう。ベストなコンディションでやらせてあげたかったですね。
しかし前橋育英ロスでどよーんとしていた僕の目を覚ますようなゲームが次々に起っちゃうのが甲子園。
3回戦最後の試合、春の覇者で今回も押しも押されぬ優勝候補筆頭の大阪桐蔭VS仙台育英。

1-0で迎えた仙台育英最後の攻撃。
9回裏ツーアウトランナーなし。
誰もがこれで終わり、と思った瞬間から物語がはじまっちゃうのが甲子園。
ちょっと長いですが時間がある方はぜひ見てください。約9分、甲子園のムードがどんどん変わっていく様子から、物語の結末まで全部入っています。
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甲子園には魔物がいる、と言われますがまさに魔物。
仙台育英の応援が球場全体を巻き込むくらいの迫力だったのは確かですが、最近は甲子園の手拍子がずいぶん安くなったのも関係があるのだと思います。
これもアメトーーク!をはじめとするバラエティやドキュメンタリーの影響か?とも言われていますが、甲子園の劇的な逆転劇を過度に物語化するあまり、最近は観客の方もそういう場面を期待して拍手や手拍子、タオル回しで負けているチームの応援に一方的に加担するのです。
今年僕が見た中だけでもこの試合以外に中京大中京ー広陵、天理-明豊、仙台育英ー広陵などでそういうシーンがありました。
見てる分には逆転劇は面白いけど、やってる高校生にしたら球場全体を敵に回したようでかわいそうですよね。
そして、翌日の準々決勝。
この日は天理が登場するので、夏休みの自由研究をやっている娘のためにビデオ撮影のおとーさんになりきります。
試合開始と同時に流れるこの天理のファンファーレ。
試合開始のサイレンと、なんでこんなにカッコよくマッチするのか!
甲子園球場の方が、天理のファンファーレに合わせてサイレン鳴らしてるとしか思えませんね。
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ちなみにこの動画、ツイッターでアップしたら、リツイートされまくってインプレッション18万、動画再生回数3万5千と大ヒット。
最初のアナウンスにある天理高校の「一番 レフト 宮崎くん」のお兄さんからメッセージが来て、この動画をください!ということだったので快く応じました。
甲子園の応援、うまいブラスバンドはあまたありますが、なんか天理は別格ですね。
一番最初に天理の応援を反対側のアルプススタンで聞いた時、ビビりました。
正直、対戦相手なのに、この「ワッショイ」とか一緒になって口ずさみそうになっちまいましたから。
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甲子園、今年は二回に分けて、計18試合。

夏の甲子園がこれほど愛されるのは、始まる頃はまだ蝉の鳴く夏真っ盛りなのに、終わる頃にはグラウンドにトンボが舞い、見上げるといつの間にか秋空になっているからだ、と聞いたことがあります。

今年も夏が終わりますね。

しばらくは、甲子園ロスになりそうです。
<2017年8月19-20日 訪問 このシリーズ終わり>
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史上最高の1回戦とか、ホテルピエナ神戸の日本一の朝食ブッフェとか【2017夏の甲子園たび中編】
2017-09-21
前編「2017夏の甲子園たび 第1弾」
2017年8月11日(海の日)。
この日は甲子園での高校野球史上伝説の日となったのでした。
それは朝6時30分での満員御礼入場制限。
ご覧ください。
朝7時、第1試合開始の1時間も前なのに、外野席までびっしりでもうどこにも入れまへん。。。

それは「史上最高の1回戦の4試合」と話題となっているこの対戦カードが、お盆の大型連休初日と重なったから。

確かに全部スゴイ組み合わせ。
8校中6校が甲子園優勝校、うち4校は史上7校しかない春夏連覇の伝説校。
そして秀岳館も甲子園2期連続ベスト4で今回も優勝候補。
んでもって米子松陰は唯一のノンタイトル・・・・・まあ、がんばれ!
結果的にこの日は梅田や三宮を朝5時に出る阪神電車始発に乗っても内野席のチケットは買えず、外野席に行くしかなく、それよりあとになった人たちは、外野席も微妙だったんじゃないか、というレベルですね。
こうなることを見越して、事前に高貴なるパワーで前売り券を手に入れて、当日券売り場に並ぶ庶民を横目に6時過ぎに余裕で到着し、開門と同時に最高の席をゲットしたおとーさんの株は当然のごとくうなぎ登り。
ま、ヤフオクで手に入れただけなんだけどね。。。
「ブラバン甲子園」を夏休みの研究論文にするという娘の影響で、今回はアルプススタンドのブラスバンドも注目してみたいたのですが、この日はやはり智弁和歌山がすごかった。
一時は6‐0で負けていたのですが、魔曲とよばれる智弁のチャンステーマ「ジョック ロック」がかかると大逆転。
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娘の論文じゃないけど「高校野球の応援における心理的効果とパフォーマンスの向上」確実にあるんですよね。
娘よ、どんな応援だったら最も効果的か、を科学的に導き出したら、いろんな高校からお声がかかるかもしれんぞ!
この日、嫁のイチオシだった横浜高校は秀岳館の前に姿を消しましたが、のちに今大会の主役となる広陵高校・中村くんのホームランも見られたし、大阪桐蔭にボロボロにやられると思ってた米子松陰も想像以上の好チームだったし、いい4試合でした。
ちなみにこれが広陵の中村くん。
将来は広島カープのスターになるかもしれません。
なかなかイケメンです。カープ女子は100%オチることでしょう。うらやま。

まったく高校野球的な視点ではありませんが、熱闘甲子園で何度も紹介された中村くんのおかーさんも、きれいで大変よろしいですな。
さて、今回は大阪ではなく、神戸三宮に泊まっていたのですが、その理由は・・・
この続きは新サイトに移動しました。
ぜひお読みください
↓
「日本一のホテル朝食」食べくらべ? 「ホテルピエナ神戸」vs「森のスパリゾート 北海道ホテル」
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2017夏の甲子園たび前編 好カード連発!史上最高の1回戦
2017-09-18
最近、我が家の高校野球熱はなぜかどんどんヒートアップしているのであります。嫁さんはアメトーーク!の高校野球シリーズのVTR見まくってるし、中3の娘は春のセンバツを見に甲子園に行ったばかりなのに
やっぱり甲子園は夏だよねー、最後の夏、春とは全然重みが違うよねーとか
甲子園に行ける高校に入って野球部のマネージャーやりたい、とか
今年の夏休みの自由研究は「高校野球の応援による心理的効果とパフォーマンスの違い」にしようかなー
とかブツブツ言っています。
そんなわけで、我が家の今年の夏休み旅行は甲子園に。
まあ受験生だけど5日や6日関係ないでしょ。
というかむしろ旅行くらいしたほうがいいでしょ。

おおおおお、娘じゃないけど、やっぱ甲子園は夏だよねー、暑い中、ひーひー言いながらかちわりでしょ。

初日の午後はせっかくなのでUSJにも行きたい、という嫁と娘と別行動にしてひとりで観戦。
雨で開幕が1日順延したおかげで、僕のふるさと群馬の前橋育英が山梨学院に快勝したゲームも見ることができました。

さて翌日からが本番。
この8試合、全部見まっせ―!!!

特にこの第4日のカードが「史上最高の1回戦4試合」と言われていて何かと話題になっているのです。
この日、第3日目はお盆前の平日ということで、さほど混んでいなかったので、ゲキ混み必至の明日の座席の品定めも兼ねてのんびり観戦。

甲子園観戦セット。
甲子園の目の前にあるイオンの地下食品売り場の専用コーナーが充実してまっせ!
1日4試合見るとなると炎天下の座席では到底無理。
こんな感じの内野の銀傘の下がいいですな。

初出場のおかやま山陽高校。
広島カープみたいな真っ赤なチームだなあ、と思ってたら会社の広島のパイセンからメッセンジャーが。

「甲子園来とるんじゃろ?いまどこじゃ?」
「今3塁内野にいますけど」
「わしも3塁アルプスにおるで。山陽高校の付きそいじゃ!ちょいと顔出せや」

パイセン、顔広すぎっす。。。
娘とは春にも行きましたが、嫁さんがまだみたことない!と騒ぐので、途中で「甲子園歴史館」に入場してみました。

甲子園伝説の名勝負ギャラリー。

何度見てもいいですな。
「江川、雨に散る」ですよ。
このタイトル、そしてこのスコアボード。

「(サヨナラ押し出しとなった)あのボールは、高校野球で最高の1球だった」
そして江川のこのコメント。
常設展が終わって一番奥、ここはそのシーズンシーズンごとの特別展示場。

朝日新聞のスポーツ面にシリーズで連載されている「あの夏」の抜粋版が展示されていました。

僕は欠かさず読んでいるんですが、これがまたいいんですよ。

松山商VS熊本工 奇跡のバックホーム
PLVS横浜 延長17回、怪物松坂、人生で一番苦しい試合
明徳VS星稜 松井の5打席連続敬遠
やばいやばい思わずまた全部読み込んじゃう。
甲子園のマウンドで、誰でも剛速球が投げられるトリックアートがあったので、嫁に投げさせてみました。

あ、これ嫁ちゃうわ。。。
特設コーナーではプロ野球のドラフト会議での指名シーンを模した遊びができる、ということで娘と嫁がチャレンジ。

これは娘。

あれっ?キミ、広島ファンだったっけ?
そして嫁。

おうおう、早実じゃねーだろ、君の出身校。。。
そういえば早実の清宮くん、今回は出られなかったんですよね。
僕は地方大会も含めもう何回も見てるし、娘も春のセンバツで観ましたが、嫁はとうとう生清宮くんを一度も見られませんでした。
その代わりといっちゃーなんですが、この日の第4試合は初出場の早稲田佐賀高校。

ユニフォームも応援歌もまさに早稲田!でしたが、残念ながら試合は敗れてしまいました。
そうだ、娘よ、来年は早実のマネージャーとしておとーさんを甲子園に連れてきてくれ!
・・・むずいか。
<2017年8月9~10日 訪問 つづく> 続き⇒史上最高の一回戦とか、ホテルピエナの日本一の朝食とか
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