小樽のセンチな朝、のちラッキーピエロをめぐる冒険【2019北海道をめぐる冒険‐13】
2019-12-29
前編「羊をめぐる冒険@日本一の赤字線トロッコ、のち甘すぎるエピローグ」北海道をめぐる冒険、最後の朝は小樽から。
あら、おセンチナイスミドルも結構ステキ!
私もいつかのあの人に、ときどきそんなふうに思い出してもらってるかしらん…
この前、小樽の彼女の話なんかしちゃったから、そんなふうに思って貴女もちょっとだけときめいちゃったかもしれません…
実際は前日が3連休の中日で、札幌のホテルが取れなかっただけなんだけどね。
でもまあせっかくなので、出発前に朝の小樽を散策してみます。

手宮線の線路跡は、散策路としてめっちゃきれいに整備されていました。

昔、僕が彼女と小樽の町を歩いてた時は、たんなる線路が残ってるだけだったような気がするけどな。
北一硝子の通りのこのあたりに、僕たちがよく行ってた「ラッキーストライク」という喫茶店というかバーがあったような気がするんだけど、その後移転して、もう閉店してしまったようでした。

って、やっぱおセンチじゃんか、俺!
ま、仕方ないさ。
あの時は彼女を手放したら生きていけないと思ってたんだ。
今もどっこい立派に生きてるけど、俺。
あ、小樽文学館!

僕の村上春樹論を酷評したセンセーは定年後、長くここの館長をしていたようですが、数年前にお亡くなりになったようです。
ま、酷評はされましたが、実は群馬出身で同郷だったこともあって、いろいろよくしてもらったことを覚えています。
僕が大学在籍当時の先生は、相当貫禄のある男に見えましたが、よく考えてみると今の僕はもうその年を越えているんですね。
さて、札幌を追い出された僕が小樽に泊まっていたのは、この日は小樽まわりの特急「ニセコ」で函館へと向かうことにしていたからでした。

小樽まわりの函館本線は通称「山線」とよばれ、ニセコなどの険しい山をいくつも越えるため、今は定期運行の特急はすべて海沿いの室蘭本線を通っています。
今回はたまたまシーズン中に運行される山線まわりの臨時特急があったので、あまりの懐かしさに乗ってみたくなったのでした。

僕が最初に北海道に来た頃は、山線にも「北海」という特急が1本だけ走っていて、早朝、青函連絡船で函館港に到着すると、4時45分発の函館発室蘭回りの釧路行「おおぞら」、4時50分発の函館発山線回りの札幌行「北海」がホームに並んで待っていたシーンが今でも思い出されます。
ほぼ同時に出発しても札幌に着くのは30分くらい時間差があったかと思いますが、僕はよく好んで山線回りの「北海」に乗っていたような気がします。
途中の余市で少し停車。

余市はNHKの連続テレビ小説「マッサン」で有名なニッカウヰスキー余市蒸溜所がありますが、ここはリンゴも有名なんですよ。
駅のホームではリンゴパイの臨時販売なんかもありました。
羊蹄山がみえて倶知安、そのあともニセコの山を延々と越えて、長万部からは噴火湾沿いをまた延々と走り、駒ケ岳が見えてくると函館はもうすぐ。

帰りの新幹線に乗る前に、もっと晴れてたらこの駒ヶ岳がよーく見えるスポットに行こうと思ってたのですが、微妙に曇天だったので、予定を変更して新函館北斗駅からこんな道を延々と歩きます。

そして30分とちょっとで着いたのはココ!

ラッキーピエロ 峠下総本店!
函館が誇るスーパーご当地バーガー、通称ラッピの総本店。
函館近郊に数多くの店舗を持ちながらも、この駒ケ岳や大沼公園に向かう峠のすぐ下に総本店があるってのもなんかすごい。

と思ってたらその理由がわかりました。
そこは函館市内の狭い敷地じゃ絶対できないワンダーランドだったからです。

寿命が3日延びる「長寿橋」。

大変ありがたい提案だと思うのですが、3日ってなんか少なくないですか?
お百度参りみたいに何百回も渡りたくなるじゃんよ。
このお店のコンセプトはおそらく「カオス(混沌)」なのでしょう(風祭調べ)。

メリーゴーランドもあるよん。

そしていざ店内に入ると、どーん!

約3000坪の土地に建つ約300坪のログハウス風店内は、まさにカオス。
ラッピのお店は1つとして同じものがなく、すべて別のテーマを持った個性的な店となっています。

僕も函館市内のお店には行ったことあるんですが、この峠下総本店は初めてで、そのスケールに圧倒されます。
っていうか超並んでるんですけど!

帰りの新幹線の時間までかなり余裕があったはずなんですが、のんびり歩いてきちゃったりしたので、この行列はちょっと不安・・・
しかしこういう時のオペレーションも慣れてるのか、思ったよりも時間がかからずに(15分くらい)注文できました。

注文後に席番号をカードに書いて入れておくと、ほどなくやってきましたよ。

ダントツ人気No.1の「チャイニーズチキンバーガー」

うまいです。これわりとマジで。
そんなわけで函館山を遠くに眺めながら、新函館北斗駅までの30分の散歩も少し幸せな気持ち。

ラッピの峠下総本店は冬はイルミネーションに包まれるみたいなので、またその時期にも来てみたいな、というか今度ラッピ全店制覇してみたいな、と早くも次回の行程を妄想しつつ今回の北海道をめぐる冒険は終わったのでした。
<2019年9月15日訪問 このシリーズ終わり>
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羊をめぐる冒険@日本一の赤字線トロッコ、のち甘すぎるエピローグ【2019北海道をめぐる冒険‐12】
2019-12-26
前編「羊をめぐる冒険ホテル ―北海道美深町 青い星通信社」羊をめぐる冒険ホテルの朝。

室内にも青煉瓦の壁があるおかげで、朝の開放感の中に重厚感も加わって独特の雰囲気ですね。
もしかしたら「羊をめぐる冒険」で主人公の「僕」が北海道の十二滝町で、最後に「羊」の居場所を突き止めた邸宅はこんな感じだったんじゃないか、と思うのです。
この日は、いよいよ「羊をめぐる冒険」へ!
「羊をめぐる冒険」とは、消息不明になっていた親友の「鼠」から送られてきた1枚の「特殊な羊」の写真がきっかけで、主人公の「僕」が「最高の耳」を持つ女の子と一緒に北海道の十二滝町へ行き、その「羊」と親友の「鼠」を探し出す冒険の物語。
本当はこんなに簡単にまとめられるような物語ではありませんが、ここでは詳細の説明は割愛します。
実は美深の町から20キロほど山奥に、羊をめぐる冒険的な牧場があるというので、今回はそこを目指してまずは羊をめぐる冒険のスタート地点である美深駅へ。

羊をめぐる冒険の主人公は旭川から塩狩峠を越えて北上し、途中駅で「全国で三位の赤字線」に乗り換えて東に向かいますが、当時この美深から分岐していた国鉄美幸線(びこうせん)が赤字ローカル線の第1位であったことも美深町が十二滝町のモデルといわれる根拠のひとつとなっています。
美幸線は「羊をめぐる冒険」発売の3年後に廃止されましたが、美深駅の2階はこの美幸線の記念館となっていて、当時の資料が展示されています。

美幸線はこの美深から終点の仁宇布(にうぷ)を結んだ20キロちょっとのローカル線でしたが、現在はその線路跡をトロッコが走っている、というのでまずはそれに乗ってみることにしました。

トロッコ王国は、旧美幸線の終点仁宇布駅から本物のレールの上をトロッコに乗って往復10キロも楽しめるアトラクション。乗客自身が運転するトロッコとしては日本最長なのだそうです。

しかし仁宇布(にうぷ)とか辺渓(ぺんけ)とか、すごい駅名だったんですね。
アイヌ語の地名を、えーい、もうめんどくさいからそのまま使っちゃえ!って感じで清々しささえ覚えるテキトーさですね!
出発前に簡単に説明を受けただけで、さっそくトロッコに乗りこみます。

もちろん運転も乗客自身がやるのですが、踏切で一時停止とか書いてあるけどだいじょーぶなのか?

ま、とりあえず乗ってみよー!ということで4人で1台のトロッコに乗り、まずは僕がハンドルを握ります。

その気になると結構スピード出るんです。
おぉっと!あやうく一時停止ぶっちぎるところだったぜ!

ま、しかしよく考えてみれば、ふつーは踏切側が一時停止するんだけどね。
というか沿線はほぼ原生林で、往復10キロの間に民家は皆無。
踏切を横切るのはヒグマとかエゾシカくらいしかいないので、こっちが一時停止する必要があるのかもしれませんね。
しかしまあ、よくこんなところに鉄道を敷いたな!
というのが偽らざる感想です。
鉄路の先に大きな町があるわけでもないし、これは確かに赤字日本一になるでしょう。
本当は美深と、オホーツク沿岸の北見枝幸駅を結ぶ予定だった美幸線(美深と枝幸)。

残念ながらその前に廃止になってしまったのですが、赤字日本一という栄光があったおかげで今でもこうして忘れ去られずに、形を変えて生き残っていられるのかもしれませんね。
トロッコを降り、この先にあるという羊の牧場へと行ってみます。

フォームイントントは仁宇布のトロッコ駅の少し先にあるペンション兼牧場。

実は羊をめぐる冒険の聖地としては、このファームイントントのほうが名前が知られていて、近年は毎年ノーベル文学賞発表の夜には全国のハルキストがここに集まり、祝杯の瞬間を心待ちしながら朗読会をやって、結局残念会になる、という恒例行事があるのです。
今回、僕たちはここには泊まらなかったのですが、青い星通信社の星野さんがファームのオーナーに電話を入れてくれたおかげで中に入って見せてもらうことができました。

ここにももちろん村上春樹のライブラリ。

テラスの目の前には牧場っぽい草原がありますが、羊は今は別の場所にいるということでした。

青い星通信社とは全く毛色が違いますが、ここは気さくなお父さんとお母さんの家、って感じ。
ここにも今度、できればノーベル文学賞受賞瞬間の立ち会いに来てみたいと思いました。
さて、羊をめぐる冒険の最後の舞台となる羊の牧場は、十二滝町の中心から数時間も歩く山の上、まるで冥界ともいえるような独特の空気を持った場所として書かれています。
この仁宇布からさらに奥に行かない限りそんな場所はないだろうな、と思っていましたが、羊は意外にもファームイントントのすぐ近くにいたのでした。

小説の中だと、この中に1匹だけまったく別の特殊な種類の羊がいるはずなんだけど、どれだかわかんないや。

せっかくなので、ここでも東京から持ってきた「羊をめぐる冒険」と一緒に記念写真を撮ってみます。

そんな僕を盗撮する女子を盗撮する女子、約1名。

おーおー女子たちよ、今回は風祭をめぐる冒険じゃなくて、羊をめぐる冒険だからほどほどに頼むよ。
と思ったけど、もう羊をめぐる冒険は終わったから、あとは好きに風祭を奪いあってくれてもいいかな。
羊をめぐる冒険も終わり、旭川に戻る前にちょっと寄ってみたいところがありました。

ここは美深の町の中にある「井上食堂」という何の変哲もなさそうなラーメン屋。
しかし中に入ると結構カオス。

メニューが貼ってるのですが、なんだかよくわかりません。
それもそのはず、スープの種類×味×油脂×麺の種類×麺のかたさが選べ、その組み合わせは実に2520種類もあるというのです。
しかし、おおおすげー!とか言って写真撮ってたら、注文を取りに来た店主の機嫌がどーもよろしくない。
なんでも店内の写真はあまり撮ってほしくないみたいなんです。
私ももういい年だからねー的なことを言っていたので、SNSで拡散されてお客さんがどっと押しかけてくるのが大変なのかもしれませんね。
ラーメンのほうはよくわからなかったので、おすすめの豚骨白濁スープをベースにテキトーに頼んでみましたが、普通に美味でしたよ。

しかしこのお店に人が殺到するのは、実はこのラーメンのせいではないのです。
本当の理由はこれ。

5Lサイズのソフトクリーム、810円。
おとーさん、いくら店内写真をNGにしても、このソフトクリーム売ってる限りはSNSで拡散されてお客さんわんさか来るんちゃうかな?
一番小さいSSサイズ80円からこの5Lサイズ810円まで、8種類のサイズがあって、僕たちがラーメン食べてる間にもひっきりなしに地元の人とか観光客っぽい人が買いに来てました。
これは4人で食べてもお腹いっぱい。
帰りの車内はバニラの香りに包まれて、これから始まる風祭をめぐる冒険の、あま~いエピローグを期待せずにはいられないのでした。
<2019年9月14日訪問 つづく>
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LINEトラベルjpに新着記事掲載!「町興し」ではなく「町残し」。臼杵観光モデルコース
2019-12-23
専門家が教える旅先ガイドLINEトラベルjpに新着記事掲載しました!― 臼杵では古いものを壊して新しく「町興し」をするのではなく、残すべき古い物で新しい町づくりを行う「町残し」をしたい ―
大林宣彦監督のこの言葉が、臼杵の魅力をすべて物語っている、と思います。
入口→「町興し」ではなく「町残し」。臼杵観光モデルコース



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羊をめぐる冒険ホテル ―北海道美深町 青い星通信社 【2019北海道をめぐる冒険‐11】
2019-12-22
前編「「湯駒荘秘湯密会」とか旭岳紅葉レポート2019とか」この記事は新サイトに移転しました。
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羊をめぐる冒険ホテル 「青い星通信社」【北海道・美深町】
<2019年9月13日訪問 つづく> 続き→「羊をめぐる冒険@日本一の赤字線トロッコ、のち甘すぎるエピローグ」
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「湯駒荘秘湯密会」とか旭岳紅葉レポート2019とか【2019北海道をめぐる冒険‐10】
2019-12-18
前編「さよなら「あふん」とか桃色「もえる」とか。留萌本線ふたたび」日本に恋する伝道師、風祭哲哉が日本で一番好きな駅、旭川。

北海道第2の都市のメインターミナルでありながら、いつもしん、と静まり返っているのは、きっとこの木の優しさのためでしょう。

そんな僕が旭川にやってきたのは、今日はここから「日本に恋する伝道師、風祭哲哉をめぐる女子たちとめぐる羊をめぐる冒険」というたいへん霊験あらたかというか、一挙両得というか、一触即発な旅が始まるからなのです。
16時30分、旭川駅の改札口前に集まったのは男女7人夏物語、じゃなくって男女4人。
あれ、男女人数合っちゃってるじゃんよ、これだと面白くないんだなー、簡単にペアリングできすぎちゃって。
メンバーは温泉突撃ライターと温泉モデルの女子2人組、ビデオカメラマンの男子1名。
うぉぉぉぉぉぉ~!
怪しすぎる組み合わせ!
ま、この経緯はまたおいおいお話しすることにして、まずはレンタカーを借りて今日の宿、旭岳温泉へと向かいます。
じゃあまずは俺が運転するから、明日以降はテキトーに交代で!とハンドルを握ると
「えー、私たち運転できなーい」
と温泉女子2名。
「ぼぼぼくも、免許取って以来ペーパードライバーでして・・・助手席でビデオ撮っててもいいですか?」
とカメラマン男子。
マジかよ、おまえら俺に運転させといてそのすきにあんなこととか、こんなこととか・・・
な、なんならスモークガラス付きのワゴン車に借り換えようか?
ということで、寄り道もそこそこにこの日のホテル、旭岳温泉の「湧駒荘(ゆこまんそう)」へ。

皇室御用達、日本秘湯を守る会の名旅館ですな。

やばっ!間違えていきなりスキャンダラスな写真アップしちまった!
この日本に恋する伝道師と温泉モデルの密会写真がFlashに流出したら、お互いのファンが暴動を起こして旭岳が噴火しちゃうレベルですな。
いや、Flashはもう古いな、文春砲で「湯駒荘秘湯密会」が今年の流行語大賞になるレベルか・・・
カメラマンのP‐岡田(以下O)はひとり別の宿に泊まる、ということで、この宿には温泉女子2人と僕だけ。

当然、この晩、この旭岳の麓の秘湯で温泉突撃レポートが行われちゃったりするかも!ということは想像に難くないでしょうが、みなさまにおかれましては必要以上にその中身を想像され、地団太を踏んだり、悔し涙で枕を濡れそぼつことのなきよう、どうか気を強くお持ちくださいませませ。
そんなわけで、気晴らしに夕食の一コマでもご紹介しましょうか。

これはメロンのヴィシソワーズですな。
半玉メロンにじゃがいもの冷製スープがたっぷり入っています。
いやいや食後にデザートたっぷり待ってるかもしれないのに、こんなにメロン食えませんがな・・・
そしてこれは蝦夷鮑の塩釜焼。

いやいやいやいや、アワビは勘弁してください。
「風祭哲哉の温泉わっしょい突撃レポート 旭岳編」がこれからあるかもしれないのに精神衛生上良くないですわ。
翌朝。

外に出ると、雲ひとつ身にまとっていない旭岳。
まるで昨夜の温泉わっしょい突撃レポートで湯けむりの向こうに見えた、知らないおっさんの立派な仁王立ち姿を思い出させるようなド迫力ですな。
さて、この日はまずはロープウェーに乗って、旭岳の紅葉狩りに行くことにします。

旭岳ロープウェイは標高1,100mの旭岳温泉から旭岳五合目、標高1,600mの姿見駅までを約10分で結ぶロープウェイ。

旭岳の紅葉は日本一早いと言われ、9月上旬に山頂から色づき始め、次第にふもとまで降りてくるのですが、今年は少し遅めのようで、まだこの状態。

紅葉なくても十分迫力あって凄いけどね。
紅葉に染まってたらどんだけ美しいんだよ、旭岳!
姿見駅に到着し、ここから散策コースを歩きます。

去年は雨の中、超軽装で大雪高原温泉の沼めぐりにトライして大変な目にあった我々ですが、今年はまあ天気もいいことだし、1周約1.7キロ、ハードなコースではないので大丈夫でしょう。
姿見駅を出るといきなりこれですわ。。。

晴れ男すぎるわ、俺。。。
晴れ男すぎてまだ全然紅葉してねーでやんの。
第1展望台を過ぎると、北側に見えるこの美しい山は安足間(あんたろま)岳?

いやー、素晴らしすぎるね。
えーと、これは摺鉢池だっけな。

ずっと下の方に忠別湖も見えますね。

少しずつ旭岳の方に近づくと、結構な噴煙が。

ははーん、さては昨日の秘湯密会のせいで、驚天動地がはじまりつつあるんだな。
ここでハグとかしちゃったら、「旭岳令和の大噴火」として後世に記録を残すほどの出来事が起こるに違いない。
くわばらくわばら。
そして旭岳散策コースのハイライト、姿見の池。

この日はほんの少し風が会ったようで、完全なる鏡面という感じじゃなかったけど、なんだよ、この青!

ここから先は旭岳山頂への登山ルート。

天気も良かったので、気力も体力も、人には言えないような力も充実に充実を重ねているナイスミドルならこのまま行けちゃうような気もしたんだけど、登山装備が必要なので、この先はパス。
北海道最高峰だけあって、頂上はやっぱり厳しい山岳地帯みたいだしね。

残念ながら思ったほど紅葉はしてなかったけど、それでも余りある素晴らしい場所だったよ、旭岳。

そんなわけで、旭岳紅葉レポート2019の現場からは以上です!
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
<2019年9月12-13日訪問 つづく> 続き⇒「羊をめぐる冒険ホテル ―北海道美深町 青い星通信社」
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