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桜えびのち薩埵峠【東海道テキトー完歩 吉原宿~府中宿-2】

 2014-12-31
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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比と言えば、桜えび。
桜えびと言えば、由比。

ということで、地元の知人に聞いていた、桜えびの名店を目指して、旧東海道をひた進みます。
桜えびといえば春、というイメージがあったのですが、10月~12月も秋漁が行われていて旬の時期だということです。
春に比べると小ぶりですが、やわらかくてなかなか、ということ。
いいじゃないか、秋の桜えび。そんなこと考えてたら余計に腹減ったぞ。


由比は蒲原ほど古い建物が立ち並んでいるわけではありませんが、それでも旧街道沿いにはなかなかいい感じの雰囲気が漂っています。

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由比の本陣跡。

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今は昔の敷地跡が公園になっていて、観光案内所と休憩スペースがあります。

その奥にある東海道廣重美術館。

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お腹もすいていたし、あまり時間もなかったので中には入りませんでしたが、名前の通り、安藤広重の作品を中心に浮世絵に関する展示がされているようです。

そしていよいよ桜えび!
聞いていたお店はGoogle Mapだとちょうどこの界隈を指しているのですが、なかなか見当たりません。

ん?おかしいぞ、と思ってよく調べてみると、どうやら旧道沿いではなく、東海道本線の線路の向こう側、車がビュンビュン走っている国道1号のバイパス沿いにあるようでした。直線距離にすれば線路を越えた目と鼻の先、しかしそこまで行くには線路を渡るために2キロも迂回しなければならなかったのです。

なんてこった、と思いつつも、頑張って歩きました!

ウソです。

空腹とここまで歩き続けてきた疲労に負けて、旧道沿いの「東海道由比宿おもしろ宿場館」なんていう名前の、いかにも観光客向けの併設レストランにふらっと入ってしまいました。

展望レストラン、とうたっているだけあって、2階のテーブルからは駿河湾と本来入るべきだったお店(さくら屋、と言う名前です)が目の前に一望できます。なんてこった。

しかししかししかし、なかなかどうして、ここもおいしかったんですよ。
釜揚げ桜えびとシラス丼、生桜えびのセット。

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お腹も減っていたことだし、大変おいしゅういただきました。
ただ、さくら屋に比べると若干観光地料金だったかもしれませんが,まあ良しとしましょう。


すっかり食べることばかり気になっていましたが、由比といえばこの人を忘れてはなりません。
由比正雪の生家、正雪紺屋。

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ところで由比正雪、知ってますか?
高校の時の日本史で由比正雪の乱って出てきましたよね。
なーんてえらそうなこといいましたが、正直どんな内容の事件だったか全く覚えていなかったので、ググってみました。

優秀な軍学者であった由比正雪が、幕府のから厳しい扱いを受けていた浪人たちの救済を求めて起した反乱だったのですが、内部で裏切り者が出て未然に告発され、志叶わずとらえられてしまったようです。

そんな正雪の生家が営んでいた紺屋を再現して、今もこうして営業しているとのことでした。


さて、いつの間にか旧東海道には、由比桜えび通りという名前になって、いよいよ今日のハイライト、薩埵峠(さったとうげ)がだんだんと近づいてきました。

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JR由比駅からみる、薩埵峠方面の山々。

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駅前には桜えび通りのモニュメントがあり、その上に富士山が乗っているように見えます。

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この駅で下車して薩埵峠を歩く人が多いのでしょうか、峠への道を示す看板がところどころに出てきます。

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由比駅を過ぎるとゆるやかな上りになって東海道名主の館、小池邸が現れます。

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途中にあっためちゃくちゃ急な階段の八坂神社。

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再び旧街道っぽくなってきた町並みを過ぎると、いよいよ本格的な上りとなり、峠道へと入ります。

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みかん畑の中、急な上り坂と、ゆるやかな坂を何度か繰り返しながらだんだんと高度を上げていきます。

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眼下に東海道本線と国道1号、そして東名高速が海岸に沿って並走しています。
海のすぐ近くまで険しい山塊が迫っているので、峠を越えるか、新幹線のように長いトンネルで抜けてしまわない限りはこの狭いところを通るしかないので自然にこういう配列になってしまうのでしょう。

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そしていよいよ、峠の頂上に出て、駿河湾の向こうに富士山が見える、展望台に到着したのでした。

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<2014年12月27日訪問 つづく>






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蒲原イルカすまし、逃しちまった!【東海道テキトー完歩 吉原宿(富士)~府中宿-1】

 2014-12-29
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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休み、青春18切符を使って東海道散歩をしながら西の方に行ってみることにしました。
前々から気になっていた、瀬戸内の2つの島、大久野島(毒ガスとウサギで有名)と大崎下島(御手洗の町並みがよさそう)を最終目的として、12月27日の朝の東海道本線に乗りました。

が、今年はカレンダーの並び上、昨日で仕事納めだった人も多く、西へ向かう青春18キッパーで、かなり混んでます。
なので早くもグリーン車に乗ってしまいました(笑)
これから何時間も歩くことを考えると、最初から立つのも嫌だし、まあグリーン券だけ買えば青春18切符でも乗れるので、よしとしましょう。


東海道は、前回、吉原宿を越えて、富士駅まですすんでいたので、今日はその続きから。
富士の駅前からきれいな富士山が半分見えています。

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駅前の商店街から眺める富士山。

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ここを日本一富士がきれいに見える商店街の暫定チャンピオンに認定したいと思います。



住宅街を2~30分歩くとやがて富士川橋梁にかかります。

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江戸の時代、ここは渡し船で越えていたのですが、水量が多く、流れも速いので、結構大変だったんじゃないかと思います。

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高いところが苦手なので、こういう橋の上から写真を撮るのは怖いのですが、あまりにも富士山がきれいなので、何枚も撮ってみました。

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富士川を越えると、旧東海道はしばらく小高い丘陵地帯を進みます。

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山の中を貫く東海道新幹線の下をくぐり抜けて、東名高速の上を越えると住所が富士市から静岡市に変わって下り坂になり、蒲原宿の町並みと駿河湾が見えてきます。

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蒲原は、安藤広重の「蒲原夜之雪」で有名な宿場町で、旧東海道の中でも古い建物が数多くの残っている町並みとして知られています。

しかし旧街道の宿場町に入ると、ほどなくみえてくるのがこれ。

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これは日本軽金属の富士川第二発電所の導水管で、自社の工場用の発電施設らしいのですが、宿場町に突如現れた無機質なパイプラインだったのでちょっとびっくり。


続いて目に入ってきたのが、これ。

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蒲原名物イルカすまし?
あとで調べてみると、これはイルカの背びれの部分を塩漬けにしたつまみあるいはおやつのようなもので、鯨ベーコンのような味がするのだそうです。
別名、蒲原ガムまたは蒲原ゴム。。。
ちょっとチャレンジしてみればよかった。


やがてなまこ壁が印象的な佐藤家へ。

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なんでもいろいろなガイドブックで塗り家造りという特徴的な建物でもある、ともっともらしく紹介されていますが、僕はあまり建築様式には詳しくないのでよくわかりません。
なまこ壁はわかりますけどね。


町の真ん中を流れる川沿いに、蒲原夜之雪の記念碑がありました。

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広重が東海道五十三次で唯一描いた雪景色として、最高傑作とも言われているらしいです。
昭和35年の国際文通週間の記念切手の絵柄に採用されて有名になったそうです。
僕は昔切手集めてたので知ってましたよ、この作品。



蒲原の町並み。

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やはり白黒の方が映えますね。



和風の建物が続く中、蒲原の洋風建築を代表する建物として有名な、旧五十嵐歯科医院。

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これは大正時代の建物で、町家を洋風に改築したもので、外観は洋風、内装は和風になっているそうです。
残念ながら年末年始のお休みで中には入れませんでした。

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旧五十嵐邸を過ぎてしばらくすすむと街道は左に曲がって旧国道1号に合流します。

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西木戸跡の道標が現れて、ここで蒲原の宿場町は終わります。

富士駅を9時に出てここまで3時間で10キロちょっと。ずいぶんのんびりしたペースで来てしまいました。
次の宿場、由比で、桜えびでも食べようと思っていたのですが、朝早かったこともあり、もう空腹感でかなり切迫した状態になっています。

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ちらほらと桜えびをうたう店が現れ始めましたが、地元に近い友達に聞いた店にたどり着くまでは、と我慢を重ねます。

蒲原から由比までさほど距離はありませんが、とても長く感じた1時間でした。


<2014年12月27日訪問 つづく>






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2万円と壱岐での2時間 【青春18 対馬への旅‐7】 

 2014-12-27
12月30日。

今日は午前中のフェリーで壱岐に渡り、国盗りゲームの壱岐の国を統一したのちに、壱岐~唐津という渋い航路で九州本土に戻る予定です。

8時50分発のフェリーに乗ります。

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ここから壱岐までは約2時間半。

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対馬がだんだんと遠ざかっていきます。


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船から見ると、対馬はやはり平地がほとんどない、険しい断崖に囲まれた島だ、ということがよくわかりますね。

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午前11時15分、壱岐の芦辺港に到着。

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壱岐には芦辺港のほかにも、郷ノ浦(たぶん島の中心)、印通寺(ここは小さい港)の二つの港があります。

各港には主要拠点で乗り捨てが可能な「壱岐ちゃり」という便利なレンタサイクルがあるので、芦辺港で自転車を借りて、島内を4時間くらいでぐるっとまわったあと、唐津行きのフェリーが出る印通寺港から帰りの船に乗るつもりでしたが、芦辺港に降り立つと、微妙な小雨が降り始めています。

少し待てばやみそうな感じもしたので、港の前にあるパチンコ屋で少し時間をつぶそう、と入ったのが幸か不幸か、なんといきなり大当たりして、なかなか終わらなくなってしまいました。
ヒマつぶしのつもりだったので、1円パチンコというローリスクローリターンのものだったのですが、2時間近く大当たり状態が続いてしまい、手にしたのは20,000円。

普通はラッキー、と喜ぶところなのですが、2万円と貴重な壱岐での2時間、どっちが大事か、という話ですね。


パチンコ屋を出ると、すっかり雨はあがって、うっすらと晴れ間まで出ています。
中途半端な時間になってしまったので、自転車のレンタルは諦めて、ぶらぶらと歩いて印通寺まで歩くことにしました。


壱岐は対馬にくらべると穏やかな女性的な島でした。
多少のアップダウンはありますが、高い山もなく、なだらかな丘陵地が続いています。


一支国(いきこく)博物館への経路標識。

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斬新な展示方法っぽいので、壱岐に来たならばここはぜひ見てみたかったのですが、残念ながら年末年始でお休みのためスルー。

そのかわり、原の辻にある一支国王の復元公園に寄ってみました。

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ここは弥生時代の集落跡で、魏志倭人伝に記された「一支国」の王都とされている遺跡だということでした。

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芦辺港から印通寺港までは約9キロ。寄り道しながら歩いてちょうど2時間。
港の弁当屋で遅い昼食を買って、唐津行きのフェリーに乗り込みます。
ちなみにこの日は対馬から壱岐までも、壱岐から唐津までも、とても穏やかな波でした。


1時間40分で唐津に到着。
フェリーターミナルからバスに乗り、唐津の大手口バスセンターで下車したあと、唐津駅まで歩く途中の商店街が、なかなか風情ありました。

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あと1日で2013年も終わろうとしている、年の瀬の、夕暮れの商店街でした。




<2013年12月30日>




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韓国展望所/対馬はすっかり韓国だった!【青春18 対馬への旅‐5】

 2014-12-23



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韓国展望所とか国境の島のコリアンタウンとか【長崎県・対馬市】



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「フェリーちくし」と対馬の夜 【青春18 対馬への旅‐4】

 2014-12-21




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「フェリーちくし」と対馬のせつないマッサージ【長崎・対馬市】



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A(アダルト)列車で行こう!【青春18 対馬への旅‐3 熊本県】

 2014-12-17



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JR九州「A列車で行こう」でアダルトトレインの旅【熊本県】



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雪の酒都、西条 【広島県/青春18 対馬への旅‐2】

 2014-12-15
個荘、安土のあと、1日目は神戸に泊まって、翌2日目。

この日は一日山陽本線を徹底的に移動して、夜、九州に入る予定でした。
波が悪くなければ、そのまま対馬行きの夜行フェリーに乗ってしまおうか、と思ってインターネットの天気予報サイトで波予想を見ていたのですが、この日の夜はこんな感じ。

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青が凪で暖色系が強くなるほど荒れ。
オレンジとかピンクだと、もう5,6mの波って感じで最悪です。
今日の博多から対馬に向かう玄界灘は黄緑なので、最悪な状態ではありませんが、3m前後の波。結構揺れそうです。
翌日だともう少し穏やかそうな予報だったので、今日のフェリーはやめて1日遅れで対馬入りすることにしました。


そんなわけで、とりあえず急ぐ必要はなくなったこともあり、今日中に博多に着くくらいの目標に変更して、途中どこかで寄り道をしてみることにしました。


なんとなく気になっているんだけど、いつも通り過ぎてしまう場所・・・・・
ということで今回選んだのは、西条。

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西条は広島県東広島市の中心となる駅です、というとなんだかピンときませんが、酒の町、西条と紹介するとあぁ、とわかる人が多いかもしれません。

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首都ではなくて「酒都」西条です。
マンホールもなかなかイケてますね。

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西条は町の中心部に白壁の酒蔵が並ぶ、情緒ある町でした。

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明治の時代に、安芸津の杜氏が生みだした吟醸造りに、ここ西条の気候と水が最適だったことから、それ以来最高級の吟醸酒の一大銘醸地となっています。

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日本酒が好きな人にはたまらない町なんでしょうね。
僕は下戸なので、日本酒はほとんど飲まず、せっかく酒蔵がこんなにあっても飲み比べできずに残念なのですが。

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それぞれの酒蔵から銘柄の名前の入った煙突が、町じゅうに立ち並んでいます。

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みんな同じような白壁づくりで、同じような赤レンガの煙突なのは何か理由があるのでしょうか?
景観としては統制が取れていて美しいのですが。

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やがて、どんよりと曇っていた空から、チラチラと雪が舞ってきました。
雪もまた、この町に似合う気がします。

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西条は内陸部にあるので、穏やかな瀬戸内の沿岸に比べると雪が降りやすいのでしょう。
積もるほどではありませんが、広島に向かう電車に乗ってからも、しばらくの間は、車窓の外を雪が舞っていました。

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同じ東広島にある、白市の町並みもなかなかのようなので、今度また機会あれば降りてみたいと思います。


午後は予定通り、徹底的に山陽j本線を西へ進んで、東京を出てから約2日、ようやく博多に到着しました。

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博多駅前はたくさんのイルミネーションで彩られていて、まるで札幌のホワイトイルミネーションにでも来たかのような錯覚をおこしてしまうほどでした。

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<2013年12月27日訪問>




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ひこにゃん経由、五個荘町並み、ちょっと信長 【青春18 対馬への旅‐1】

 2014-12-13

春18きっぷで、日本の西北端、対馬まで行ってみる、という企画のスタートは、やはりこれ。

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12月25日のクリスマスの夜、ちょっと早めにこの日で仕事納めにして、その夜からソッコーで旅立つことにしたのでした。
やっぱり青春18きっぷで九州まで行くとなると、「ムーンライトながら」で夜のうちに距離を稼いでおきたいですからね。



日付変わって終点の大垣で米原行きに乗り換えて、米原でさらに新快速に乗って着いたのはココ。

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ただし、今回はひこにゃんに会うために降りたのではなく、ここから近江鉄道に乗り換えるためでした。

ちょっと時間があるので駅周辺を散歩。
駅前にもひこにゃん。
さすがゆるキャラ界の重鎮。

ずっと前に僕が彦根城に行ったときはまだひこにゃんが生まれる前だったのですが、今の彦根城にはひこにゃんがいるんでしょうか?

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駅の南北をつなぐ陸橋からの絵。

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手前に近江鉄道の車両基地、向こうに見えるのは石田三成の佐和山城址あたりでしょうか?



さて、なぜに近江鉄道に乗り換えたかというと、五個荘(ごかしょう)の町に行ってみたかったからです。

彦根から電車で約30分、五個荘駅で下車します。
東海道新幹線に乗っていて、米原を過ぎたあたりで車窓左側に「滋賀県立愛知高等学校」という看板を掲げた学校を見たことありませんか?
僕は毎回目に入ってくるのですが。。。

あの学校より少し新大阪寄りに五個荘の駅があります。

五個荘駅から町並みの中心部までは20~30分ほど歩きます。
ここは僕の旅のバイブルの一つである「日本の町並み250選」の本に紹介されているうちのひとつで、しかもなんと表紙の写真に使われているほどの町並みだったのです。

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飛騨高山だの、津和野だの、といったようなよく名前を聞く場所ではなかったので、僕もこの本を読むまでは知りませんでしたが、近江商人で財を成し遂げた豪商の屋敷が残るなかなか見事な町並みでした。

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町なかでは、いくつかの代表的な近江商人の屋敷が公開されています。

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このあたりは、萩の武家屋敷通りのような雰囲気です。

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五個荘、なかなか雰囲気のある街並みでした!


さて、このあとは五個荘の駅に戻らずに、北西の方角へと歩くと、ちょっとした山を越えたところに東海道本線が走っているので、そのままJRの安土駅まで歩いてしまうことにしました。

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五個荘側からトンネルを越えて安土側に出て、しばらく歩くと、安土城址の下に出ます。

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安土城は今はもう天守閣もなく、石垣が残っているくらいですので、さらっと通過してしまいました。
五個荘の駅を出てぶらぶらと2時間半、安土の駅前に着くと信長が出迎えてくれました。

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安土の駅は思いのほか小さくて静かな駅でしたが、駅の南北を結ぶ地下通路の入口となる建物が、安土ふうというか、信長ふうというか、なかなかユニークでした。

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<2013年12月26日訪問>




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ケータイ国盗りで、とうとう対馬へ 【青春18 対馬への旅/出発前】

 2014-12-11
図1 (640x417)

は、4,5年前からケータイ国盗り合戦という位置ゲーをやっています。

全国が600の地区に分かれていて、実際そこを訪れて携帯電話の位置測定機能を使用して位置登録をすると、その場所を制覇したことになり、これを600か国すべてで完了するとゴール、という極めてシンプルなゲームです。
全国を制覇しても特に賞金があるわけでもないようですが、旅行するならやってみたらいいよ、と友達から紹介されて、なにげなくはじめてみたら、いつの間にかすっかりハマってしまったようでした。

はじめた1年目で600か国中、450か国を制覇。
数えてみたらこの年は1年間で奈良と沖縄を除く45都道府県を旅行していたのですが、それはこの国盗りゲームを始めたからなのかもしれません。

2年目は80か国くらい(計530か国)
一度制覇した場所は、何度通ってもカウントされませんので、最初はどんどん制覇できても、だんだんとペースは鈍くなります。

3年目は30か国くらい。(計560か国)
このくらいになると、1週間旅行しても5か国しか制覇できない、というような感じになります。

4年目で20か国(計580か国)
このあたりになると、残っているのは離島ばかりになります。
そんなわけで、この2,3年で、僕は屋久島、五島列島、宮古島、奄美大島、対馬、壱岐、天草などなど、離島めぐりばっかりしていたのでした。

2014年12月現在、なんと597か国制覇!天下統一まで、残りあと3か国!
しかし残っているのは隠岐、伊豆大島、佐渡、と見事に離島ばかりです。
この3つ、もちろん一度の旅行でまとめて行けないので、まだまだ時間かかりそうです(笑)



さて、今日から新しいシリーズとして、去年の冬休みに、青春18きっぷでブラブラ放浪しながら少しずつ西に移動して、国盗りゲームの「対馬」「壱岐」の国を制覇するために出かけたときの話をスタートしようと思います。

覚えている限りを日程にしてみると

①東京🚝(ムーンライトながら)🚝大垣🚝彦根🚝五個荘・・・・安土🚝三宮(泊)
②三宮🚝姫路🚝岡山🚝西条🚝広島🚝博多(泊)
③博多🚝熊本🚝(A列車で行こう)🚝三角🚢天草🚢三角🚝熊本🚝博多🚢(船中泊)
④厳原港(対馬)🚍比田勝・・・韓国展望台・・・比田勝🚍厳原(泊)
⑤厳原港🚢芦辺港(壱岐)・・・印通寺港🚢唐津🚝博多(泊)・・・・・ここで家族合流し、以後家族旅行へ。
⑥博多🚝長崎🚢軍艦島🚢長崎(泊)・・・・・ここで年越し
⑦長崎🚝ハウステンボス🚝佐世保(泊)
⑧佐世保🚝佐賀🚝吉野ヶ里🚝博多(泊)
⑨博多🚝太宰府🚝柳川🚝博多🚅東京

途中から家族旅行になったり、年越ししたり、かなりあわただしい感じですが、次回からこの、「(だいたい)青春18きっぷで対馬への旅」シリーズを書いてみたいと思います。

対馬・壱岐なんて、このゲームをやっていなかったら、僕はずっと行かない場所だったかもしれません。
僕が国盗りゲームにハマったのは、今まで全然知らなかった(興味がなかった)場所に行くきっかけを作ってくれて、しかも行ってみたらそこが意外と良かった、なんて例もけっこうあるからかもしれません。

さあ、冬の厳しい玄界灘を越えて、無事に対馬までたどり着けたのでしょうか?
乞うご期待!(笑)



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上越線土合駅~日本一のもぐら駅ワンダー紀行

 2014-12-09


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地上まで486段!上越線「土合駅」は日本一のもぐら駅【群馬県】


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