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横手かまくら【秋田県】

 2015-01-28

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念願の横手かまくら初体験!【秋田県】




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軍艦島、初上陸メモ。【青春18 対馬への旅‐番外編】

 2015-01-26
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艦島に、2度目のチャレンジで初上陸しました。

っといってもこれは2013年の大晦日のお話。
年末の東海道&瀬戸内紀行が間に入ったため、すっかり忘れていましたが、連載中だった「青春18 対馬シリーズ」の帰りに長崎の軍艦島に寄ったので、今回はその報告です。



念のため、軍艦島の概要をまとめると。。。

長崎市の西約19キロメートルの沖合に浮かぶ小さな島。面積6.3ヘクタール、外周約1.2キロメートル。
外観が軍艦に似ていることからこう呼ばれるが、正式名称は端島。
かつて海底炭田の採掘地として栄え、狭い土地にたくさんの労働者(とその家族)が住むために、1916年には、日本初の鉄筋アパート(7階建て)が建設された。その後、7~9階建ての高層住宅が次々に建てられ、最盛期には東京ドームの1.3倍ほどの面積に約5200人が暮らし、人口密度はぶっちぎりの世界一だったという。
現在は無人の「廃虚の島」。炭鉱施設の多くは解体されており、朽ちたコンクリートの高層住宅群だけが往時のおもかげを伝えているが、貴重な明治期の産業施設として世界遺産に申請しようという動きがある。。。こんな感じでしょうか。



実は数年前にも一度、軍艦島上陸ツアーに参加したことがありましたが、その時は悪天候のため船が接岸できず、上陸は中止となり、海上で島を一周しながら見学をするコースに変更になってしまったのでした。
聞くところによると、軍艦島上陸ツアーをはじめた頃は、リスクを考慮したり慣れていない点があったので上陸率は1/3くらいだったのですが、今は(運航会社や季節によって違いますが)2/3以上の確率で上陸できるということです。

軍艦島へはいくつかの運航会社が上陸ツアーを出していますが、僕が乗ったのはやまさ海運、という会社のもの。
前の時は確かこの会社しか軍艦島ツアーがなかったような気がしますので、このツアーでは一番の老舗という感じです。



ツアーは大波止の長崎港から13時ちょうどに出発して、所要時間は約150分です。
長崎港を出て軍艦島まで片道30分、上陸して見学を1時間、再び船に乗って海上を30分ほど周遊したのち、30分かけて長崎港に帰ってくる、といったような日程です。

途中、この図のように女神大橋やら三菱重工の造船ドックやら伊王島やらを船の上から眺めながら進みます。

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そして見えてきました、軍艦島。

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最初に上陸するため、ドルフィン桟橋という軍艦島唯一の船着場に到着します(これは帰りの写真ですが)

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上陸後の観光コースは決まっていて、すべて集団行動、このコースを外れての自由行動は許されていません。
掟破りが見つかったら帰りの船に乗せてもらえず、このままここにおいて行かれ、軍艦島に今も夜、現れる人食い猫の餌食になるそうです。

そんなわけでこの赤い見学通路の部分しか観光できないようになっています。

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船を降りて見学通路を歩き始めると、いきなりこんな眺め。
来たぞー軍艦島って感じです。

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島内ではガイドさんが説明してくれる場所が決まっていて、まず第1見学広場というところで最初の説明があります。
山の上のほうに見える建物は、確か三菱石炭鉱業の幹部職員の社宅だということでした。
一番見晴しのいいところに建っていて、この社宅だけは内風呂があったそうです。

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少し移動すると竪鉱桟橋と呼ばれる階段付きの建物があrます。
これはこの島の主力鉱であった第二竪鉱への「桟橋」へ出入りするための建物だったそうです。

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続いて現れるレンガ造り建物は、資材置き場や総合事務所として使われていたところ。
ここには大浴場があって、さっきの坑道桟橋から戻ってきた人が、みんなここで風呂に入ったそうです。

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第2見学広場にて。
みんなこんな感じでガイドさんの解説を聞きます。

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これは総合事務所と会議室とをつなぐ建物の下を道路がくぐっているので、トンネルと呼ばれている場所。

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やがて島の先端付近(軍艦の船首、へさきの部分)に着くと、第3見学広場があって、ここで見学通路は終わりになります。
目の前に見えるのが仕上工場と言われている建物。

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そしてその向こうに30号アパートと31号アパート。
手前の30号アパートは、大正5年(1916)築で、日本最古の高層アパートとも言われています。

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奥の31号アパートは昭和32年築と比較的新しいのですが、屋上付近が崩落しています。潮風の影響かなにかでしょうか。
ここが上陸ツアーの最奥の場所となり、あとは桟橋まで引き返すのみとなります。

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ツアーで歩くのは島の外周の1/5程度ですので、ほんの一部です。
また、崩落の危険がないように、建物の密集していない比較的安全な場所が多いため、本当に迫力のある廃墟部分は見られません。

土地がないので、7階建てにもなってしまった端島小中学校、ビルとビルの間の狭い路地に行商の露天が並んでいた端島銀座通り跡と地獄坂階段などいろいろ見てみたい場所があったのですが、これはまあ、仕方ありません。



脱走者がいないように一人残らず船に案内されると、今度は海上からの軍艦島見学のため出航します。
ところどころ解説をするために海上で停泊してくれるのですが、これが結構揺れるのです。
高速で走っている分には多少の波は気にならないのですが、停まっていると少しの波でもまともに揺れの影響を受けるようです。

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なので、写真はこれでおしまい。
なるべく船と一緒に自分の意思で揺れる、という船酔い防止の鉄則に従って、甲板でゆらゆらとしながら、ぼんやりとこの島の過去を妄想していたのでした。



<2013年12月31日 訪問>




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桶狭間で戦国女子奇襲か?【東海道テキトー完歩 鳴海~池鯉鮒‐後編】

 2015-01-24
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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会館を過ぎてしばらくすると、有松の古い町並みは終わります。
大晦日だったおかげでほとんど観光客もいなかったので、ここでも写真撮りまくり、ゆっくり満喫できました。


有松の町を通った旧東海道が国道1号線に合流するとすぐに見えてきたのが、これ。

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おー、桶狭間、こんなところにあったのか。
地名も史実も知ってたけど、こんな場所にあるなんて全く想像もしてなかったぞ。
名前からして、もっと山に囲まれた谷間のようなところだと思ってた!
しかも中京競馬場と看板並んでるし!!

でもまあ、とにかく行ってみます。

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公園のような感じに整備されていますが、敷地はさほど大きくはありません。

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桶狭間の戦いとは、織田信長が自軍の10倍もの兵を率いる今川義元を悪天候にも乗じて奇襲、見事討ち取り、新たな時代の幕を開いた戦いとして有名です。

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勝利を確信した今川義元が一瞬の隙を見せ、陣中で宴席を開いていて信長に急襲されたのがちょうどこのあたりだったのでしょうか、ここが今川義元の墓とされています。

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いつの間にかどこからか戦国女子が現れ、ひととおり史跡を写真に収めると、義元が急襲されたあたりの石の上に座り、弁当を広げはじめたではありませんか。

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その背中がまるで、信長サマ、私を襲って、と言っているように見えたので、「21世紀の信長」との呼び声高い僕が一戦交えるしかないか、と迷いましたが、奇襲は100%成功してしまいそうだったのでビビッてやめておきました。。。



桶狭間を過ぎると、住所が名古屋市から豊明市に変わりますが、これといって特徴のないベッドタウンのような町並みがずっと続きます。
どこかで休んでランチでもとりたいんだけど、なかなかよさそうな店がなく、ダラダラと歩くよくないパターン。
おまけになんだか右足の裏に違和感が。
今日は出だしは快調だったのですが、やっぱり往路の静岡ロードの疲れが抜け切れていないのでしょうか。
ようやく名鉄の富士松駅に隣接の喫茶店を発見し、遅いランチで休憩。

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再び歩きだしてみたものの、違和感が痛みに変わって次第に強まっていくような気がします。
富士松駅でリタイヤして名鉄に乗っちゃえばよかったな、と思うも後の祭りで、すでに東海道は国道1号に合流し、しばらく名鉄とは離れた場所を進まなくてはなりません。
残り3~4キロ、無理すればこのまま歩けない距離ではないのですが、無理するとしばらくの間痛みが残ってしまうのです。
一度同じような状態で無理をして、その後3日間、歩くだけでもつらかった時がありました。

ときどき立ち止まったり、伸ばしたり、足の裏を地につけないように歩いたりしながら、国道沿いの特徴のない道をだましだまし進みます。

途中で目に留まったのはこの看板くらい。

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どんなに苦しくてもこんな看板に反応しちゃうなんて、さすが21世紀の信長だな、俺。

なーんて思ってたら次から次へと逢妻シリーズ。

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そんなこんなでなんとか気を紛らわせながら歩いていると、ようやく池鯉鮒の文字が。
池鯉鮒と書いて「ちりゅう」とは読めませんでした。
なんかこの宿場町、名鉄の知立駅に近いけど、なんて読むのかな、なんて思ってたらまさか「池鯉鮒=知立=ちりゅう」だったとは。

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池鯉鮒は宿場としての面影を残すものはほとんどなく、ちょっとした市街地を通るとすぐに名鉄の知立駅でした。

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今日のテキトー散歩はここまで。
このまま名鉄で豊橋まで行って、青春18きっぷ旅、無駄遣いパターンで、新幹線を使って東京に帰ります。

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なんとか紅白のスタートには間に合いそうな感じです。
かえずがえすも、紅白は見ないけど。



今回の結果:鳴海宿~池鯉鮒宿 12kmを制覇! 
実際の歩行距離は寄り道入れて13.87キロを3時間26分
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 221㎞/512km



<2014年12月31日訪問>





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大晦日、紅白・有松・50万【東海道テキトー完歩 鳴海~池鯉鮒‐前編】

 2015-01-22
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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戸内と吹屋の帰り道、関西の友達のところに立ち寄って1泊し、いよいよ今日は大晦日。

大晦日だし早めに家に帰ろうか(紅白がはじまるまでに帰るイメージ。紅白は見ないけど)、それともせっかくここまで来てるので目一杯時間を使おうか(除夜の鐘までに帰るイメージ)と悩みます。
青春18きっぷで帰るとなると、大阪から東京まで全部各駅停車で10時間。朝から電車に乗りっぱなしでようやく紅白間に合うかな、という感じ。ちょっとでも寄り道したら、除夜の鐘コースです。

うーん、せっかくなので寄り道したいけど、さすがに今日は早めに帰りたい。
ということで目一杯遊んで、途中から新幹線で早めに帰る作戦に。

青春18きっぷでは新幹線、乗れません。
なので特急券と乗車券、別途買うことになります。青春18きっぷ、もったいないじゃん。。。

でも、よくやっちゃうんですよね、これ。
特に大阪方面から東海道本線を戻ってくるときに多い現象で、だいたい豊橋から東京までの区間が新幹線となります。
なぜ豊橋なのか?
豊橋までは新快速が走っているので、青春18きっぷでも早く快適に移動できるという点と、名古屋からのぞみの自由席だとなかなか空いていないけど、豊橋からひかりの自由席だと結構座れるという点が、その理由であろうということが最近の研究で明らかになってきました。
この「青春18キッパーは、なぜわざわざ新幹線を使うのか」という論文が完成したら、JR東海から表彰してもらい、今まで余計に使った切符代、10万円くらいは賞金としていただきたいと思っています。



さて、それはそれとして・・・
夏の青春18きっぷの旅では、同じように関西からの帰りがけに旧東海道の宮宿から鳴海宿までを歩いたので、今回はその続き、鳴海宿から東へ向かうことにしました。


金山駅でJR線から名鉄へ乗り換えます。
山陽本線の姫路のあたりで事故があったらしく、JR西日本の新快速が運休していた影響で、結局名古屋に着くのが12時近くになってしまいました。

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4か月ぶりの鳴海駅。
ここからスタートします。

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鳴海駅から細い川を渡って旧街道を東へ。
穏やかな冬晴れの大晦日。
窓のサッシを拭いているおばさん、庭で水撒きをしているおじいさん、車に乗り込む家族連れ。
普通の住宅街を歩いていても、のんびりとした、しかしどこかウキウキしたような空気が流れています。

鳴海の住宅街を抜けて、名古屋環状高速の下をくぐると、有松の一里塚があります。

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するといきなり街道脇の眺めが変わって、ここから有松の町並みがはじまります。

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有松は池鯉鮒宿と鳴海宿の間の宿として設けられた宿場でしたが、江戸の初めに竹田庄九郎によって誕生した有松絞がのちに街道一の名産品となり、旅人が故郷へのお土産に競って絞りの手拭、浴衣などを買い求め、大いに繁栄しました。
そしてその当時の町並みが今でもそのまま残り、江戸時代の風情が味わえる、東海道でも有数の町並みです。

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当時の商家の繁栄ぶりを、今に残している竹田家住宅。

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今でも街道沿いには有松絞りのお店が並んでいます。

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有松は、1784年の大火で村の大半が焼失したことの反省から、火災に備えて建物は漆喰による塗籠造とし、萱葺きだった屋根を瓦葺とした、ということです。

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見事な蔵ですね。塗籠造とはこういう壁、ってことなんですよね?スミマセン、ちょっと自信ありませんが。。。

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服部家住宅。
愛知県の有形文化財になっていて、有松を代表する建物です。

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ここは今も井桁屋の屋号で有松絞りの製造販売を行ってますが、今日は年末で臨時休業。
一着50万円くらいの着物をオーダーメイドしようと思ったんですが。。。残念!

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さて、服部家住宅(井桁屋)の向かいにあるのが、有松の観光の中心となるスポット、絞会館。

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絞りに関する歴史資料の展示や伝統工芸士による絞実演、絞り体験なんかもできるようですが、ここもお休み。

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有松絞ののれんにも、お正月飾り。

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まあ、おかげで人が少ないからよしとしましょう。




<2014年12月31日訪問 続く>





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もんげー紅い、吹屋の町並み  【岡山県・高梁市‐前編】

 2015-01-18
回、御手洗、竹原、大久野島、と広島県内を中心に瀬戸内の島々をめぐったあとの予定を決めていませんでした。
途中で天気が崩れそうだったので、予備日のようなつもりで天気次第でどうするか決める1日を用意しておいたのですが、なんと予報に反して毎日好天となってしまったので、さてどうしようか、という感じです。
結構なことなんですけどね(笑)

このあたりだと呉にある江田島も未踏の地だったので行ってみたかったのですが、メインとなる海上自衛隊の第1術科学校(旧海軍兵学校跡)が年末でクローズされているので、さすがにこれは外せないだろう、ということで今回は見送り。
あとは瀬戸内国際芸術祭の際に回り切れなかった塩飽本島(香川県丸亀市)にも前々から行きたかったのですが、やはりここは次回の芸術祭の時に行って、アートもみたいなあ、という気もするので今回どうしても、という気にはなりません。

そんな消去法的な理由で出てきたのが、岡山県の中国山地にある吹屋という町。
でも、ここは僕の「いつか行きたい場所ノート」の中でもかなりの大物としてずっと前から大事にとっておいたところで、消去法で決めてしまうのにはもったいないくらいの場所なんです。

ただ、今回は瀬戸内中心に回るつもりだったので、予想外の出番になってしまったということだけです。


吹屋といえば、ベンガラの町として美しい紅色の建物が並ぶ景観で知られています。
ただ、関東の方にはあまりなじみがなく、距離的に近い関西の方々の知名度の方が高いかもしれません。



前夜、岡山に泊まっていた僕は、JR伯備線の黄色い電車で、吹屋への玄関口、備中高梁駅に向かいます。

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備中高梁は、岡山平野の北にある盆地の町。
ここに降り立つのは2回目ですが、ここから先は本格的な中国山地がはじまるから覚悟しろよ、という雰囲気があります。

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備中高梁といえば、備中松山城。
今でこそ、天空の城といえば但馬の竹田城が有名ですが、ここが元祖天空の城。
標高430メートルの臥牛山山頂にあり、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあるお城らしいのです。

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デジカメのズームを最大にしてみると、山の上にちょこっと天守閣が見えますよね。
岐阜城とか岩国城も結構な山の上にあったと思うのですが(両方ともロープウェイがあるくらいですから)、それより高いってことですね。
確かに僕も初めて備中高梁駅に降り立った時、せっかくなので、と無謀にも徒歩で頂上までチャレンジしてみたのですが、あまりにも急坂が続くので予定より時間がかかりすぎ、途中で時間切れでリタイヤしたことがあります。

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今回は吹屋行きのバスが出るまでの30分しか時間がないので、もちろん遠くまではいけませんが、ちょっと駅から足を延ばして武家屋敷が並ぶ地区の手前まで行ってみました。
伯備線の黄色い電車がちょうど通りかかります。

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備中高梁駅前の高梁バスセンターに戻って、吹屋行きのバスに乗ります。



続きは新サイトに移動しました。
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もんげー紅い!吹屋の町並み【岡山県・高梁市】




<2014年12月30日訪問>


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ウサギのち毒ガスの島 【広島県・大久野島】

 2015-01-12



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大久野島 ーうさぎのち毒ガス、ときどきラピュタ【広島県】




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【広島県・竹原の町並み】

 2015-01-10


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マッサン、たまゆら、かぐや姫 ~安芸の小京都・竹原【広島県】


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「いつか行きたい場所ノート」から【広島・大崎下島 御手洗】

 2015-01-06



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御手洗は、時が止まった懐かしい島【広島県・呉市大崎下島】


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ガンダムと、静鉄と、やっぱり富士山【東海道テキトー完歩 吉原宿~府中宿‐4】

 2015-01-04
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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日、頑張って清水まで歩いたので、翌朝はホテルの送迎バスで清水駅まで来て、ここからスタートです。

清水駅前から見た朝の富士山。

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清水駅の連絡通路からの眺め。

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(好天ならば)毎日こんな朝の富士山が眺められるなんて、羨ましい限りです。


今日はこのあと、青春18きっぷを使って一挙に広島県まで行こうと思っているので、東海道散歩は午前中に切り上げなくてはなりません。
なので、区間は江尻宿(清水駅前)から府中宿(静岡駅前)までの1区間、約12キロにしておきました。
府中から先、藤枝宿までは、夏に歩いていますので(これが僕の東海道テキトー散歩のきっかけでした)、ちょうどいい区切りでもあります。

午前8時ちょっと前に清水駅前を出発します。
予定している静岡駅発12:04の列車まで4時間ちょっとあるので、多少の寄り道はできそうです。

JRの清水駅前を左折ししばらく進むと、旧街道は右へ曲がり、清水銀座という商店街になります。

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このまま先に進んでしまうと、初めて訪れた清水の町のほんの一部しか知らずに通り過ぎてしまうことになりますので、さっそく東海道をちょっと外れて、静岡鉄道の新清水駅のあたりまで行ってみました。

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静鉄は静岡市内の新静岡と新清水の間を結ぶ、11kmの短い路線ですが、地方私鉄にしては珍しく日中も7分間隔で走っているらしく、たまにちびまる子ちゃんにも登場する有名な鉄道なので(笑)ちょっと見てみたかったのです。

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JR清水駅前は広い通りに比較的新しくて大きなビルが多かったのに対し、新清水駅の周りは狭い道に渋いお店が多い感じがします。町のこういう違いも面白いですよね。


さて、旧東海道に戻って清水銀座を越えると、ちごばしという橋を渡ります。

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江戸時代に徳川の命を受けてこの巴川に初めて橋が架けられた際、古くからのならわし通りに、皆から選ばれたおじいさんとおばあさんが渡り初めを行おうとしたところ、どこからかおかっぱ頭の男の子が現れてアレヨアレヨという間に渡ってしまったという事件があったのだそうです。

その男の子はきっと巴川に住む河童に違いない、ということで、この橋は「稚児橋」と名付けられ、河童の銅像が建てられているようです。

そのあとは、しばらく清水の住宅街を進みます。
比較的近くを並走する静鉄の踏切を渡るとき、ラッピング電車に遭遇しました。

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JRと静鉄両方に駅がある草薙の手前に一里塚がありました。
タヌキはよくわかりません・・・・・

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ん?もう広島に着いたか?と勘違いしてしまうような看板が。
静岡市清水区草薙周辺の方も、太陽が西から出てもカープじゃけえ、だそうです。うーんなんか不思議。

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最初は調子よかったのですが、やっぱり昨日の疲れが抜け切れず、だんだんと響いてきました。
途中どこかでモーニングでも食べながら休もう、と思って歩いていたのですが、なかなかそれらしいお店が見つからずに、中途半端にダラダラと歩いてしまっている、というよくないパターンだったので、草薙の駅を過ぎたところで休憩はあきらめ、早めに静岡駅に着いてしまうことにしました。

一番つらい頃、僕を、一瞬はっとさせてくれたのが、これ。

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バンダイのホビーセンターだそうです。
静鉄の長沼駅のすぐ横、旧東海道からもよく見える場所にありました。

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僕は特にガンダムに愛着があるわけではないのですが、まあこういう予想外の発見は、元気出ますよね。
静岡はプラモデルで有名なタミヤのおひざ元でもあり、まさにホビーの町なんだなってことが実感できました。


そしてガンダムの横には静鉄の車庫が。

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いろんなラッピング車両もいいですが、なんといってもその向こうにある富士山が見えるってのもいいですね。

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ここからしばらく富士山をバックに静鉄と並走します(写真へタですみません。電車の顔がミラーにかぶっちゃいました)

ここを過ぎるとJRの東静岡駅付近となり、静岡の町はもう目前。
旧東海道は蛇行しているので、東海道本線と東海道新幹線を2度ほど横切り、伝馬町通りを通って静岡市街に入ります。


そして午前11時30分、府中宿、静岡駅前に到着。

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4か月前、夏休みに台風で足留めされたことをきっかけに、たまたま始めた旧東海道テキトー散歩の出発点がここでした。
東京からとうとうここまで歩いてきたのか、と考えると、うーんなんか感慨深いなあ。

なんだか想像してたよりずっと早いペースで進んでいるような気もするけど、ここから先は行き帰りだけでも時間とお金がかかるので、そんなに簡単には行かないんだろうな、なんて思いながら、結局列車の時間まで30分しか余裕がなかったので、駅前のマクドナルドを胃袋に詰め込んで、いざ11時間の各駅停車の旅に向けて、静岡駅のホームに駆け降りたのでした。



今回の結果:江尻宿~府中宿 12kmを制覇! 
実際の歩行距離は寄り道入れて16.03キロを3時間42分
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 209㎞/512km



<2014年12月28日訪問>





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これがホントの薩埵峠【東海道テキトー完歩 吉原宿~府中宿‐3】

 2015-01-02
『東海道テキトー完歩』とは・・・・・
 

とある本に触発され、旧東海道に沿って五十三次、約500㎞をテキトーに、しかし完歩しようという試み。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。歩く順番もランダム。よって何年かかるか不明。
名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想なんかも入れながら紹介する滑稽本(になったらいいな)。

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埵峠といえば、上の写真のように駿河湾の向こうに富士、眼下に東海道本線、国道1号、東名高速、という3兄弟の図柄が定番なんですが、この展望台からの眺めはちょっと変です。
眼下の3兄弟も見えるには見えるのですが、相当下をのぞき込まないとよくわかりません。

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おかしいなあ、ここじゃないのかなあ、と不思議には思ったのですが、展望台、とあるのでやっぱりここなのか?と悪戦苦闘して写真を撮って、仕方なく次の宿場町興津に向けて峠を下る道を進みます。

するとすぐ先に人だかりが。
おー、ここなのかホントの撮影スポット。
展望台までは旧道とは別の道を使って車で来られるのですが、ここには歩いてしか来られません。
なので何も知らずに車では来た人は、ここに気づかずに展望台だけを見て帰ってしまうかもしれません、もったいない。

いざ、ホントの撮影スポットから見た薩埵峠が、これ。

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夕暮れなので日蔭になってしまい、富士山と3兄弟を両方しっかり写しこむのがなかなか難しいんですが、さっきよりは眺望も開けて見えてますね。

なのでちょっとデジカメマジックを使って、こんな感じに仕上げてみました。

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僕は何枚か写真を撮るとすっかり満足して、峠を下ったのですが、撮影スポットにいた人々は、写真も撮らずに何かを待っている様子。
みんなカメラを持って、三脚を立てている人も多数なので、撮影のためにいるのでしょう。
下を走る東海道本線の撮り鉄か、と思ったのですが、列車が通ってもあまり反応なし。

まだ明るいとはいえ、16時近くになるので、きっと夕暮れの富士山狙いなんでしょうね。
薩埵峠は、ちょうど西からの夕日が富士山に映える角度でもあります。
紅富士、というんでしょうか、山頂の雪が夕日で燃えるように染まったら、たしかにきれいだろうと思います。
今日は夕方になっても雲を被ることもなく富士山バリバリ見えてますので、みんなそれを狙っているのでしょう。

僕はこのあともうちょっと歩きたいので、峠を下ります。

しばらくは富士山と駿河湾を見ながら山肌に沿って歩き、やがて急な坂道(階段)となって、海側ではなく、山側に大きく迂回しながら下り、小さな集落を過ぎると興津の海岸沿いに出ます。


僕は今日は興津の海岸沿いにあるこのホテルに泊まります。

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温泉ランド併設のホテルなので、今日みたいにヘトヘトになるまで長く歩いた後に、泊まるには最高です。
まあ、そんなときはだいたいマッサージとかあかすりとかで宿泊代以上にお金使っちゃうんですが・・・


予想以上にのんびり歩いてきてしまったので、17時近くになっていたのですが、いったん部屋に荷物を置いて、再び歩き始めます。

明日からの予定を考えると、今日は頑張って江尻宿(清水)まで行きたいのです。
ホテルから興津宿を越えて江尻までは6キロ程度なので、疲れてはいますが、何とかなるでしょう。
昼に続き、夕食にぜひ、ということで地元の知人から清水駅近くのおいしい店情報も仕入れたので、行くしかないでしょう。


さて、興津駅前を過ぎてしばらく行くと、興津宿の最大の見どころ、清見寺が現れます。
ここは徳川家康が、幼少時今川氏の人質として駿府に住んでいた頃、清見寺住職の太原和尚より教育を受けていた、という東海道でも有数の由緒あるお寺です。

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すっかり夜になってしまったので中には入れなかったのですが、この踏切を越えた先に6000坪の広大な敷地が広がっているとのことです。


清見寺の向かい側にあるのが興津坐漁荘。

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ここは明治から昭和にかけての政治家、西園寺公望が引退後に建てた別荘跡。最後の元老である西園寺を頼って当時の日本政界の中枢人物による興津の坐漁荘詣でが頻繁に行われたと言われています。

興津の宿場町を過ぎると、やがて清水の街の明かりが前方に見えてきて、やがて賑やかな清水駅前に到着します。

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今日は、ここまで。
この後、駅の反対側にある清水魚市場、河岸の市にある「まぐろ館」という、名前の通りまぐろが食べられるお店が集まった建物に行ってみます。

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この中のあるお店をおススメとして紹介されていたのですが、残念ながらこの日は夜貸切ということで入れず。
昼に続き夜も目当てのお店には入れませんでしたが、代わりのお店でちょっとした定食を頼んだら、これがまぐろずくしでなかなかボリュームがありました。

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やっぱり静岡は海の幸、いいですね。


今回の結果:吉原宿~江尻宿 30kmを制覇! 
実際の歩行距離は寄り道入れて31.97キロを8時間29分
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 197㎞/512km



<2014年12月27日訪問>





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