行くなら、今でしょ!お得に伊豆大島 三原山編【東京都・大島】
2015-02-27
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伊豆大島で三原山登山 ~砂漠・ゴジラ・マグマと競争【東京都】
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たびねす新着記事掲載!「うさぎのち毒ガス跡、ときどきラピュタ」
2015-02-20
専門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!うさぎのち毒ガス跡、ときどきラピュタ 【広島県・大久野島】



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真壁のひなまつり 陸の孤島 到着編 【茨城県・桜川市】
2015-02-18
茨城の真壁には、ずっと前から行ってみたいと思っていました。真壁は、戦国時代の大名、真壁氏によって形づくられた町割りのなかに蔵や門などの歴史的建造物がたくさん残されていて、茨城県で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていたので、古い町並みマニアの僕としては当然外せない感じだったのです。
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関東の陸の孤島 真壁のひなまつり【茨城県・桜川市】
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真田幸村隠しの湯で、由美かおる似のくノ一と。【長野・別所温泉】
2015-02-15
前編:信州温泉人体実験の旅 その1中編:戦没画学生慰霊美術館 無言館
無言館のある丘陵を下って、南の独鈷山の方へと進むと、その山麓に前山寺があります。

ここは今から約1200年前、空海が護摩修行の霊場として開創したと伝えられていて、国の重要文化財となっている三重塔が有名です。

普通、塔には一層にも二層にも三層にも、縁(えん)と手すりがついているのですが、この塔には一層目にしかありません。二層と三層には、縁の板をのせるための四角い貫(ぬき)は出ているのですが、縁も手すりもありません。その他ところどころに未完成と思われる所があるのですが、眺めてみると何の不調和感もなく、各層の重なり合った曲線の美しさなどから、この三重の塔は「未完成の完成の塔」と言われているそうです。
そのあとは塩田城址のある山の麓の集落を歩いていると、ひだまりにねこ軍団。

しばらくして見えてきたのは懐かしい木造校舎。

ここは旧西塩田小学校の校舎だったのですが、なんと今はさくら国際高等学校という通信制・単位制の高校として使われているそうです。

舌喰池の横を通って、低い峠を越えると、やがてあざやかなレモン色の駅舎、上田電鉄の別所温泉駅に到着します。

高い天井が、昔懐かしい駅の佇まいを醸し出してますね。

駅の近くには旧型の車両が展示されていました。

別所温泉の中心部は駅からさらに500mほど先にあります。
温泉街のほぼ真ん中にある北向観音への参道。

北向観音は名前の通り北を向いていて、南を向く善光寺と向かい合うように立てられていることから、来世の利益を願う善光寺と、現世利益を求める北向観音の両方に参ることで、現世と来世の幸福が約束されるという信仰があるそうです。
『特に、片方だけにお参りすることを「片参り」という』なんていう説明を見てしまうと、なんだか両方参らないとよくないような気がしちゃいますよね。
(なので翌日、善光寺に行きました・・・)

おおっ、真田幸村の隠し湯「石湯」発見!
ここにあの「真田太平記」で、若き幸村が女忍者のお江に導かれて、初めて大人の世界に仲間入りした、なまめかしい湯壺があるのかぁぁぁぁ(詳しくは池波正太郎「真田太平記」新潮文庫版第2巻で)。
中に入ったら水戸黄門の由美かおるみたいな「くノ一」がたったひとりで湯あみしていて、狭い石の湯船にふたりっきりになっちまったらどうしよーとちょっと妄想してみましたが、今はもう混浴ではなく、いかに現代の真田幸村といわれている僕でもそれは無理だということに気づいたので、今回の入浴はやめておきます。

ちなみに、この「真田幸村公 隠しの湯」という文字は池波正太郎さんの筆だそうです。
さて、信州の鎌倉と言われる別所温泉の中でも、もっとも有名なのは安楽寺の国宝、八角三重塔でしょう。

木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、昭和27年長野県で一番最初に指定された国宝です。

僕は、この三重の塔のことは小学校の時から知ってましたよ。
昔集めてた切手の「国宝シリーズ」にあったので。。。
こうして来たのはもちろん初めてでしたが。
帰りは上田電鉄別所線に乗って上田駅まで戻ります。

電車の丸い窓の外には、さっきまで歩いていた塩田平ののどかな風景が続いていました。

<2013年3月3日 訪問 このシリーズ終わり>
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2015-02-13
前編:信州温泉人体実験の旅 その1この記事は新サイトに移動しました。
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一度だけでも見てほしい「戦没画学生慰霊美術館 無言館」【長野県・上田市】
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小岩井農場一本桜の絶景 「たびねす」に新着記事掲載!【岩手県】
2015-02-11
専門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!孤高の一本桜はGWが見頃!絶景の岩手山と小岩井農場一本桜

この実際の景色は、絶景本の写真よりもずっと迫力があってよかったです。
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信州温泉人体実験の旅 前編 【長野県・鹿教湯(かけゆ)温泉】
2015-02-10
「今度、一緒に温泉に行きませんか?」以前から、眼鏡を外したら、かなり美形に違いない、と踏んでいたある女性から、そんなメールが来ました。
彼女は東大のある研究室で「旅」が人間にもたらす様々な効果を科学的に研究していて、僕は仕事上で何度か彼女と同じ会議に出たり、意見交換をしたことがあったのでした。
「もちろん、喜んで!」
「では今度、会社の方にお邪魔します!」
ん?会社??・・・・・
数日後、彼女は大学の教授とともに僕のオフィスにやってきて、こう言いました。
「実は、都会で働く社会人に対して温泉がもたらす肉体的、精神的な効果の実験をしたかったのですが、あまり社会人の知り合いが多くなかったので、快諾いただけて、本当に助かりました!」
そして彼女は腕時計のようなウェアラブル測定機器と、お年寄り向けのらくらくスマホのような端末、毎日の測定結果を書き込むシートについてひととおり説明した後、こう言い残して去っていきました。
「では、2週間後の土曜日、長野県の鹿教湯温泉でお待ちしております。あっ、もちろん宿泊代はすべてこちらで負担いたしますのでご安心くださいね」
そして僕はそれから2週間、朝起きてから寝るまでの間、3時間おきに携帯端末がブルンブルンと鳴り、「今の気分は晴れやかだ」とか「心配事がある」とか「体がだるい」などに何%該当するか、といった質問に何度も何度も答え続けることになったのでした。
さて、こうして温泉モルモットの旅は、2013年の3月2日、信州上田の鹿教湯温泉で行われたのでした。
長野新幹線で上田駅に着き、待ち合わせの時間まで上田市内を散策します。

上田城下の路地をウロウロと歩いていると、藩主居館跡地に建っている上田高校の立派な校門の前を通りかかりました。
どうやらこの日がちょうど卒業式だったようです。

すでに卒業式が終わったのか、体育館から出てくる卒業生を出迎える在校生たちが校庭でたくさん待っています。
部活ごとなのでしょうか、いろいろなグループに分かれた後輩たちが、伝統校らしいユニークなエールを送ったりしながら先輩たちの旅立ちを祝福しています。

こういうの、いいなあ。
ちょっとウルッと来ました。
上田駅から旅館の送迎車で鹿教湯温泉へ。
鹿教湯温泉は「傷ついた鹿が教えた湯」として、昔から効能あらたかな温泉と言われ、湯治場として栄えてきました。
また国民保養温泉地の指定を受け、今では温泉療法の国内最先端の地でもあります。
温泉モルモットの実験としては、確かにこれ以上ない環境の場所なのです。

温泉街の中央近くに鹿教湯病院という温泉療法の権化のような大きな病院があるほかは、比較的中小規模の旅館やホテルが並んでいて、有名温泉地のような大型の歓楽型の旅館はありません。
僕たち(結局、僕の会社の同僚5人が今回のモルモット役でした)は、その中でも比較的大きなホテルに到着し、正しい温泉入浴についての講義を受けたあと、2時間程度の散策を行い、あとは温泉に入ってゆっくりしていい、ということでした。
ただし、と最後に彼女は言いました。
「健康のため、お酒と女は2合(号)までですよ」
・・・ウソです。本当は、検査結果に影響するのでお酒は1杯までにしてください、ということでした(女に関しては言及なし)
要は、普段は都会で働いている人間が、旅先で温泉に浸かってリラックスしたあとで再び都会に戻ると、同じ日常でも以前と肉体的、精神的に違いがでるのか、ということを科学的に証明するための実験だったのです。
だから温泉では軽く運動して、あとはひたすらリラックスして過ごせばよかったのです。
翌日も、午前中に近くの体育館で軽くストレッチのようなことをして、この鹿教湯ツアーは終了となったのでした。
最後に東京に戻ってからまた2週間、日常の肉体・精神状態を図る例の検査が続いて、この調査が終了しました。
ちなみに調査結果ですが、都市の勤労者が、田舎の自然の中で軽い運動と温泉生活を経験すると、再び都会に戻ったあとも以前ほどストレスは強くない、といった当初の仮説通りの結果が出たようです。
ただし一部例外を除いて。
実は僕だけが例外だったようで、日常でもストレス・疲れともほどんどなかったので、前後の違いがわからなかったそうです。
「たぶんAさんは普段から毎日旅しているようなものなので(僕はその当時、毎日通勤の途中で1時間くらい知らない道を歩くのが習慣だったのです)、きっと普段からストレスもないんですよ。そのことも旅の効果の証明の一つになりそうなので、今度別の論文に使わせてください」
かくして彼女の別の論文に、僕は後日改めて登場したそうです。
さて、せっかく初めて鹿教湯まで来て、そのまま帰るのはもったいないので、僕は東京へ帰るメンバーから途中で離団して、このあたりをブラブラ歩きながら別所温泉まで行ってみることにしました。

鹿教湯から上田に戻る途中の下之郷あたりから別所温泉にかけては塩田平と呼ばれる盆地で、かつて塩田氏の居城「塩田城」がありました。その周りには数多くの神社仏閣が点在し、現在なおその面影を残しているため「信州の鎌倉」とも言われています。
別所温泉まで、直線距離なら6~7キロですが、いざ歩きだしてみるといろいろと見どころが多いので、結果的にはかなり寄り道・遠回りしてしまったのでした。
<2013年3月2日 訪問 後編へつづく>
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田園調布・秘密地下都市 後編 【東京都・大田区】
2015-02-08
田園調布 地下秘密都市 前編
<つづき>

次第に濃くなってゆく闇に包まれながら、まるで村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」みたいだな、と思っていました。きっとこのあと「やみくろ」とかいう地中に棲む謎の生き物が攻撃を仕掛けてきて、世界を終わらせないために、僕が戦わなくてはならないんじゃないか。そんな妄想をはじめたところで、田園調布の女の子28歳が急に立ち止まったため、僕は彼女の背中からお尻にかけてドスン、とまともにぶつかってしまいました。

しかし不思議なことに、彼女はびくともせず、僕だけが彼女に弾き飛ばされるように尻もちをついていました(そういえば、「世界の終わり・・・」にもこんなシーンがあったなあ)。
ちょうどそこで階段が終わって、あたりは急に明るくなり、長い廊下がまっすぐに続く、広い通路に出たのでした。
「ここが、田園調布の、本当のメインストリートなんです」
彼女は僕の方を振り返って、珍しくいくぶん湿った重々しい口調で、そういいました。
「ここで見たこと、したことは、絶対に外の世界で口外しないでくださいね」
メインストリートの両側には、田園調布の住人たちを満足させるための、ありとあらゆるモノやサービスが揃っていました。
たとえばそれは、スポーツクラブ。あの、有名な五輪のメダリスト××××がときどき飛び入りでインストラクターをつとめることもあるスイミング。
たとえばそれは、ダイニング。あの和食の巨匠▲▲▲▲が、ときどきふらりとやってきて、気まぐれに包丁を握り、振舞ってくれる気さくな、しかし絶品の手料理。
ショッピングモール、金融機関、医療機関、音楽サロン、ライブラリ、バー、シアター、リラクセーションなどなど、さまざまなサービス&エンターテイメントが、このIDパスひとつでフリーに楽しめるというのです。

僕たちは、彼女おすすめのヒーリングカフェで、ランチ&リフレクソロジー(リクライニングの高級ソファで、のんびりとフィンガーフードの軽いランチをとりながら、足裏のソフトなマッサージを受ける)を楽しんだ後、彼女の案内で、いろいろなサービスを楽しんだのでした。
「なんだか使い古されたセリフだけど、まるで竜宮城みたいだね。もう帰りたくないよ」
僕がそういうと、彼女は、だったら泊まっていけばいい、とこともなげに言うのでした。
「あなたがきっとそう言うだろうと思って、もうちゃんと予約してありますから」

彼女が僕を引っ張るようにそのまま廊下をズンズンまっすぐ進むと、照明がだんだんと暗くなってゆき、やがて眠気を誘うようなお香の匂いが漂い始めました。廊下の最深部、突き当りの手前に、提灯の炎に照らされた門が見えると、彼女はその中へと僕をいざないました。
「ご覧のとおり、ここは大人の隠れ家です。すべての部屋が一棟造りの離れになっていて、温泉もダイニングもすべて部屋付きです。だからこの中で起きたことは、絶対に誰にもわかりませんが、お忍び専用の宿なので、ひとりでは入れません」
そして彼女は僕をまっすぐに見て、こう言いました。

だから今日は私がご一緒しようと思うんですけど、いいですか?
(了)
※写真はイメージです(笑)
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2015-02-06
日本で屈指の高級邸宅街、といわれる田園調布に行ってきました。 なんでまた、田園調布なのかって?
仕事でたまたま知り合った女の子(28歳独身)が田園調布に住んでいたからです。
何かの会話の流れで、彼女とその家族の話になったのですが、これがめちゃくちゃブッ飛んでて面白かったのです。
そもそも田園調布に住むくらいの相当な資産家だからだとは思いますが、朝の挨拶が「愛してるぜBaby!」からはじまる職業不詳(本当のところ、私もお父さんが何で生計を立てているのかわからない、と彼女は言ってました)のロケンロールの父親とか、最初の海外旅行で中東とかアフリカに連れていかれた話とか、その家族の話にはまるで生活感がなく、僕たちとは違う世界に住む人種のように思えたのでした。
そんなわけで、「どんな人が住んでるのか見てみよう@田園調布の旅」に出てみたのでした。

田園調布は、東横線の駅の西側が高台、東側が谷という地形になっていて、高台側の田園調布3丁目を中心とした一帯が、いわゆる超豪邸街になっています。駅の東側の坂道沿いには、わりとどこにでもありそうな商店街もあるのですが、西側の豪邸街に一歩入ると、商店もレストランも見当たりません。
駅を中心に半円を描く形で、緩やかにカーブした道が同心円状に3重4重に連なっていて、地図で見ると、上品なバウムクーヘンを半分に切ったような形になっています。そのバウムクーヘンをさらに3等分するような感じで、両側に立派な街路樹を備えたメインストリートが、駅からまっすぐに放射線状に延びています。

このバウムクーヘンの中に、長嶋茂雄や石原慎太郎、鳩山由紀夫などなどなどなど、その他たくさんの著名人の豪邸があるのかなーと、まるであみだくじみたいにうねうねうねうねと路地を歩いてみました。
2月の日曜日、午前10時。田園調布はとっても静かです。

そもそも田園調布に住む人種を研究するために来てみたわけですが、どうも地元の人間らしい人にあまり会いません。
どうせ暇だしTwitterのネタにも尽きたんで、ちょいと有名人の邸宅でも探して呟いてみようか、的な雰囲気を醸し出した♂(独身35歳、彼女いない歴15年)とか、子供もようやく巣立ったし、家も少しダウンサイジングして、第2の人生を過ごす場所の候補として、絶対に無理だとはわかってるけど、一応なんとなく見に来てみた、という感じの♂♀(夫婦とも53歳、練馬区豊玉在住)みたいな人々とばかりすれ違います。
うーん、困っちゃうね、こういう野次馬。超高級邸宅街に住むのも大変だよな。
なーんて考えながら、「俺はこういう野次馬とは違うんだぜビーム」を全身から醸し出してみたのですが、やっぱりエディーバウアーのダウンジャケットとユニクロのジーンズでは、あまり効果がなかったようで、僕も向こう側からは同じような目で見られていたようでした。
3,40分くらい経過したでしょうか、バウムクーヘンの縞々をほとんど歩きつくしましたが、ミスターや暴走老人や鳩ポッポどころか、田園セレブのひとりにさえ会うことができずに、失意のまま駅の方へと踵を返そうとしたその時です。
「Aさん、こんなところでどーしたんですか?」
僕を呼び止める声が聞こえました。
振り返ると、あの、田園調布在住の女の子28歳が、通りに面した2階の広いベランダから身を乗り出して叫んでいます。
SECOMを解除し、門の中に僕を招き入れてくれた彼女に、かくかくしかじか、と経緯を説明すると、彼女は相変わらず生活感なく、カラカラと乾いた笑い声をあげてこう言いました。
「Aさん、何も知らないんですねー。ここに住む人が表通りを歩くわけないじゃないですかー」
彼女の家の中から、地下へと通じる階段を下りながら、彼女は僕に特殊なIDパスを貸してくれました。
このパスがあれば、ここから先にある場所どこにでも入れるけど、これをなくしたら生きてはここから出られない、彼女はそんな意味のことをさらっと言いました。
どうやら田園調布の豪邸街の下には、類まれなる巨大な地下都市が存在しているようなのです。
カントクもシンタロウさんもユキオチャンもきっとここのどこかにいると思いますよー
彼女はそんなことをさらっと言いながら、ズンズン下の方へ下りて行くのでした。
(つづく)
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なんちゃってトラベルライター、はじめました【自己紹介・番外編】
2015-02-04
なんと2月1日から、縁あって、念願のトラベルライター稼業への仲間入りをしました。専門家が教える旅先ガイド 「たびねす」
↑このサイトの旅行ナビゲーターとしてこれから記事を書くことになりました。
旅行サイトなので、掲載するのは個人の旅行記ではなく、ガイド記事、だそうです。
なので、このブログで書いているような、なんちゃって旅日記や妄想日記はNGだそうです(笑)
ということで、今まで通り、ホントの僕らしい旅はこっちのブログで、それをちょっとまじめなガイド風に書き換えたものは「たびねす」で、というように二つをうまく使い分けながら進めて行きたいと思います。
新着記事を掲載しましたら、このブログでも紹介しますが、ぜひ皆さんもブックマークしていただき、ときどき覗いてみてください。
今後ともこのブログともども、よろしくお願いいたします。
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ブログ引っ越しのお知らせ 2020/01/01
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なんちゃってトラベルライター、はじめました【自己紹介・番外編】 2015/02/04
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