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栃木のナイアガラ龍門の滝とか、那須烏山の祭り美女とか【烏山 山あげ祭り】

 2017-08-28
年の冬休みが終わっても青春18きっぷが余ってたので、年明けの3連休に、まー仕方ねーけどいっか、というくらいの感じで出かけた茨城と栃木、いわゆる「都道府県魅力度ランキングブービー&ブービーメーカー 北関東の旅」。

図1


しかしこれが行ってみたら意外に面白くって「まだまだのびしろあるじゃん茨城!」とか「栃木はB級が似合う場所!」といった僕の励ましに296万人の茨城県民が胸を熱くし、199万人の栃木県民が感涙にむせんだことは記憶に新しいと思います。

その時に行った栃木の烏山で、毎年7月に「山あげ祭り」というのが行われていることを知り、これは機会あれば行ってみたい!と思ったのでした(が、実はすっかり忘れていました)。
クマさんデザインの駅舎とか懐かし色のディーゼルカーとか


7月下旬の土曜日、どこかで夏の高校野球のいいカードがないかなあ、と調べていると、どうやら翌日の日曜が栃木の決勝戦らしく、そーか、じゃあちょっくら宇都宮まで見に行ってみよーか、と思い、ついでに近くで何か面白そーなことやってないか調べてみたら、ちょうど烏山で山あげ祭りをやっていることに気づいたのでした。

おおお、山あげ祭り。
すっかり忘れてたけど、見に行きたかったぞ!
そんなわけで土曜日の朝、突然思い立って家を出たのでした。



宇都宮で新幹線からJR烏山線に乗り換えたのですが、あのレトロなディーゼルカーだった烏山線の車両は3月のダイヤ改正で、すべて最新鋭のEV列車(蓄電池駆動電車)に入れ変わっていました。

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続きは新サイトに移動しました。
ぜひお読みください!
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え、そんなところで歌舞伎やっちゃう?【那須烏山/山あげ祭り】




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台湾/十分でランタン飛ばし~愛とか平和とか、ムフフな願いをのせて【2017台湾の旅‐3】

 2017-08-25
前編「鹿港のおっぱい通りとか、台中の宮原眼科とか


湾の九份(きゅうふん)といえば、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのひとつではないか、とも言われていて、最近は日本人にも大人気のスポット。

しかし、今回最終日に僕たちが行ったのはその九份からさらに山間に入ったところにある十分(じゅっぷん)。
日本の一戸、二戸・・・八戸、九戸みたいに台湾にも一分、二分・・・九分、十分とあるのでしょうか。
地図で見ると五分とか八分といった地名は見かけるのですが定かではありません。

実は僕は九份には行ったことがなかったので、最終日の日程が九份だといいなあ、と思っていたのですが、当日の朝、伝えられた行き先は「十分」。

十分?・・・知らんぞい。
九份にせーや。

なーんて思っていたのですが、実はこの十分が素晴らしかったのです。


台北からバスに乗って高速道路で東へ30~40分、基隆という台湾北部の町の手前から山間部に入ってさらに20分ほど進むと、基隆河の谷間の少し開けた場所に古い街並みが現れてきました。

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ん?なんか空に飛んでる。

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・・・ランタンみたい。

そう、十分の町あたりから、次々と空に舞い上がっているのは紛れもなく天燈(ランタン)なのです。


坂道を登って十分老街と呼ばれる中心地に入ってみると、こんな風景。

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おおおおお、これ、見たことあるぞ!
うちの娘が最近入れ込んでる「超特急」とかいうアイドルグループが「台湾駅弁探しの旅」みたいなTV番組をやってて、そこでここに来てたぞ!

そう、ここは江ノ電ばりに民家の軒先を走る線路の両脇にカラフルな商店街が並び、その線路の上からランタン飛ばしができるという知る人ぞ知る観光地だったのです。

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線路脇にはこんなふうにランタンを売るお店が並んでいます。

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お店でランタンを購入し、そこに筆で願い事を書くのです。
意外と大きくてびっくり。

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このランタンはその色によって叶う願いが変わるようで、最大4面4色まで選べるみたいです。

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ちなみに赤が健康、黄色が金運、藍が事業運、紫が学業。
白が明光運、橙が愛情、緑が順調、さくら色が幸福、桃が人気運とのこと。


僕は「金運」と「人気運」をベースに「ムフフ運」とか追加したかったんですが、十分の娘さんに

「そーゆーのありません!ニホンジン、やらしい」

とか言われてしまいました。


願い事を書き終わると、みんなで記念撮影。
撮影が終わると、いっせーのせーで手を放します。

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するとランタンは熱気球の原理で空高く飛んでいきます。

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これが遠くから見えていたんですね。

ところでこんなふうに線路の上でみんな好き勝手やってますが、列車走ってるんですか?


走ってるんです!

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1時間に上下1本ずつ、平渓線とよばれるローカル線の列車がやってきます。

列車が近づくと、商店街の誰かが「ピピピー」と笛みたいなのを吹いてみんなササっと線路わきに避難します。

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それでもこの近さ。
日本じゃありえないユルさですよね。

列車が通過したとたん、みんなすぐに線路に戻って何事もなかったようにまたランタン飛ばしがはじまります。

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十分老街のすぐ先には十分駅があります。

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やまあいのいい駅ですね。
今度列車でもここに来てみたくなりました。

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出発時間が近づいてきて、あわててバスまで戻る途中でも、昔、夢の中で見たことのあるような家々の軒先から、いくつものランタンが願いをのせて次々と空に舞い上がっていくのが見えました。

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メジャーな九份にも行かず、いきなり十分にきちゃいましたが、これが結果的には台湾研修の一番のお土産になりました。




<2017年6月18日 訪問 このシリーズ終わり>



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台湾・鹿港のおっぱい通りとか、台中の宮原眼科とか【2017台湾の旅-2 摸乳巷・天后宮】

 2017-08-22
前編「李製餅家のパイナップルケーキとか、台湾新幹線とか



湾・鹿港のおっぱい通りの正式な名称は「摸乳巷」。

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夜の町にあるわけではありません。
3日間、続きはまだか、と期待して待っていたおっぱい星人のみなさま、スミマセン!


摸乳巷の読み方がわからないので、おじさんたちみんな勝手におっぱい通りと呼んでましたが、ここはなぜおっぱい通り、じゃなかった、摸巷と呼ばれているのでしょうか?

仕方ない、文学部で人よりも長く、5年間も学んできた僕なので今回特別に解説しましょう。

「摸」という漢字は「触れる」とか「なでる」といった意味。
「乳」は文字通り、おっぱい星人が想像する「乳」。
「巷」はここでは「人家の集まった中の小道」。

・・・・ということは、直訳すると
「人家の集まった中の小道でおっぱいをなでちゃう」!!!!????

いやーん。


・・・失礼シマシタ。
「乳が触れちゃうほど狭い小路」
という意味なんだそうです。

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なるほど確かに!!!

ここは100mほどの長さの、大人 1 人が通れる程度の幅の狭い小路で、最も狭いところは幅70cm以下なのだそう。
もし女の人とすれ違ったとしたら、きっと胸に触れてしまうよね、という発想からつけられた名前なのだそうです。

これは厳しい道のりだ!
僕たちも厳しい研修のために台湾に来ているからには、この困難な状況を前にしたら果敢にチャレンジしないわけにはいかないでしょう。

途中で運悪く胸の発達しすぎた女子大生とかが向こうから歩いてきたらどうしよう。
まさに生死を分ける冒険です。

・・・おおお、誰か来たぞ。

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いいかみんな、いざとなったら背筋を170%くらい延ばして壁に張り付いて、妖怪ぬりかべみたく固まるんだぞ!
それでも意図せずに乳が触れてしまい、万一命を落としてしまったら、それはそれで仕方ない!!!


やがて目の前に現れたのはスマホに熱中するがきんちょの大群でした。。。。。。。

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さて、せっかく鹿港に来たので、レトロな町並みを歩いてみよう、ということで露店街をブラブラ。

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鹿港は肉包ローパオ(肉まん、豚まん)やまん頭(中華蒸しパン)がとても有名なところだ、ということで途中でおいしそうな饅頭やさんがあったので食べてみます。

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黒糖饅頭というのが10元くらい(日本円で40円)であったので、これは安い!と思って食べてみたら、中に何も入っていない饅頭の生地でした・・・


やがて賑やかな商店街が現れてこの奥にある天后宮に続いています。

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これも一袋200円くらいからみたいなんだけど、買っても食べきれないよね。

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やがて参道となっている商店街の突き当りに出てくるのが清朝の初期に建立されたと言われている天后宮。

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ゴールドの門がそびえる入口近くには屋台や商店が並んでいて龍山寺に比べると華やかな雰囲気ですね。

天后宮の本尊は「媽祖」と呼ばれる少女で、海の守護神だということですが、正殿以外にも奥の方にたくさん分殿があります。
子宝祈願なのか安産祈願なのか、参拝する女性が並んでいる部屋がありました。

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台湾の人のお祈りは真剣そのもの。
祈願成就するといいですね。

バスの駐車場に向かう途中、なんだか賑やかな団体に出くわしました。

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これは何ですか?とガイドさんに聞いてみると、日本のお伊勢参りみたいなもんです、という回答。
ほー、そんなにすごい場所だったのね、鹿港。


鹿港からバスで台中に戻り、市街中心地にある宮原眼科へ。

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眼科といってもものもらいの治療するとか、カラーコンタクトをつくってハーフっぽい瞳に変身しに行くとかではありません。
ここはもともと日本人による眼科医院として使われていた立派な歴史的建造物をリメイクしてできたスイーツショップなのです。

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見てください、このゴージャスな店内!

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天井の高い館内は図書館をイメージしていてまるで「ハリー・ポッター」の子どもたちが通う学校みたい!なんだそうです。
ハリーポッターみたことありませんが。

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看板商品は台湾産パイナップル100%使用のパイナップルケーキらしく、美しい包装で売られていました。

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なので予定外でしたが、台北の李製餅家のパイナップルケーキを僕に頼んだお土産メモ女子に、ここのパイナップルケーキも買っていってあげることにしました。
やさしいパイセンだな、俺。

ここはアイスクリームでも超有名なお店なので、おっさん軍団とはいえせっかく台湾に来たからにはぜひアイスクリーム食べましょう!とみんなに提案していたのですが、アイスクリーム売り場は想像以上の混雑。

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僕が予定外だったおっぱい通りをリクエストしちゃったせいか、時間がかなり押しているらしく残念ながら割愛。

海外旅行イヤだ!とか言ってたくせに、一番あれこれリクエストしてたのは僕だったみたいですね。




<2017年6月17日 訪問 つづく>     続き⇒ 十分でランタン飛ばし。



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李製餅家のパイナップルケーキとか、台湾新幹線とか【2017台湾の旅-1 台北~鹿港】

 2017-08-19
ったに海外には行かない(行きたくない)僕ですが、3月のハワイからまだ3か月しかたっていないのにわけあって今度は台湾に行くことになりました。

僕がわざわざプライベートでニガテな飛行機に乗って海外まで行くはずはないので、今回はとある厳しいビジネス上の研修で、ということになります。

これからのビジネスマンは、たとえもう仕事人生の折り返し地点を越えたおっさんでもグローバルな視点を持たにゃあかん!という研修プログラムで、話題の観光スポットをめぐりながら伸びゆくアジアの胎動を肌で感じたり、現地でお腹がはち切れるまで人気のグルメをはしごして研究したり、英語も通じない状況でグローバルな女性とのコトバだけじゃないコミュニケーションを学んだりと、それはまあ血を吐くようなハードな研修なのであります。


そんなわけで、重ーい気分で台北に着いたら、僕の心を代弁するような重ーい雨。

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6月の台湾って思いっきり雨季なんですけど。。。


初日は夜のグルメ研究までホテルで自由時間だったのですが、出発前に会社の女の子にそっと1枚の紙片を渡されて、
なんだよ参ったな、いまどき「今夜空いてますか?」ってメモで渡すのなんて昭和バブリーっぽくってなかなか悪くないぞ!
とか思っていたらそこには地図が書いてあって
「パイナップルケーキは絶対ここの『李製餅家』のをお願いします、24個入り2箱希望」
とか書いてあったので、大雨の中、仕方なくホテルから30分も歩いて台北の街を彷徨うことになったのでした。

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おー、いいですな。
これぞアジアの胎動!

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「一級棒」と書いて「いちばんマッサージ」。

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いいじゃないか一級棒!まるで自分が褒められてるようで悪い気はしないぞ!

とか何とか言いながら10年ぶりの台北を意外と楽しんでいると、おー、ここだここだ「李製餅家」。

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なんかもっとすごいお店だと思ったら、通りに面したガラスケースがひとつあるだけの小さなお店だったのねん。

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よくこんなちっちゃい店知ってるなー、と思いながらご指名のパイナップルケーキを買うと、なんだか見たことのあるパッケージ。
食ったことあるぞ、これ!と思ったら、その女の子がよくお土産で買ってきてみんなに配っていたものでした。
ここ、すごく有名なお店らしいです。。。


台北のメインストリート中山北路を歩いて戻ると途中で台北駅の横を通ります。

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明日はここから台湾新幹線に乗って「伸びゆくアジアの胎動を身を以て実感するための1日観光」ということで台中まで出かけなければならない、と思うとその厳しさを想像して自然と身が引き締まる思いです。



そんなわけで2日目。
台北駅の広いコンコース、なかなか立派ですな。

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チケットも日本っぽいのでわかりやすくていいですな。

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で、これが台湾新幹線。

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何系だかわかりませんが、台湾新幹線は日本の車両技術を導入したので外も中も日本の新幹線ほぼそのままですね。色と行先表示の文字が違うだけくらいの感じ。
なので何の違和感もなくあっという間の45分で台中に到着。
感覚的にはひかりで静岡に行く感じですね。


台中は人口270万人で台湾で第3の大都市ですが、新幹線の台中駅は市街地からは少し離れた場所にありました。

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この日はこのあと台中から貸切バスに乗って鹿港という古い町に向かいます。

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鹿港は貿易港として18世紀から19世紀の半ばにかけて台湾第2の都市として栄えた都市ですが、船舶から鉄道輸送が盛んになると鉄道網から取り残された鹿港の繁栄は終わり、今では古い歴史ある町並みが残る場所として観光地として人気なのだそうです。


まずは鹿港の代表的なスポット、龍山寺。

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ここはかつて「台湾の紫禁城」の異名を取ったほどで、台湾に残る清朝の建築物では最高の建物だと言われています。北宋の宮殿を模したという建築様式は、優美で独特な格式あるお寺として知られ、現在は「一級古跡」にも認定されているのだそうです。

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なるほどー、でも僕はこの鹿港でどうしても行ってみたいところがあったので、ガイドさんにおねだりしちゃいました。

「ガイドさん、お、お、おっぱい通りに連れて行ってください!」と。



<2017年6月16~17日 訪問 つづく>    続き⇒ 鹿港のおっぱい通りとか、台中の宮原眼科とか



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ひたちなか海浜鉄道【2017 茨城・春の高校野球たび‐2 阿字ヶ浦】

 2017-08-13
前編「トランスイート四季島に乗って高校野球観戦?


野あたりの駅にいると、よく常磐線の「勝田行き」という列車をみかけるのですが、その勝田とは水戸からひとつ先、現在は合併してひたちなか市と呼ばれている町の駅なのです。

翌日の日曜日はそのひたちなか市民球場にあの早実の清宮くんが登場することになっていました。
僕は清宮くんのことを1年生の時からよく知っていて、2年前に僕が甲子園に観戦に行く、と言ったら「パイセンくるんすか、じゃあいっちょホームランでも打ちますよ!」ということで、彼の甲子園初ホームランも僕へのプレゼントだったことは僕の妄想脳以外誰にも知られていません。

まあそんなわけでわざわざ茨城くんだりまで来て清宮くんを見なくても、と思っていたのですが、ひたちなかには降り立ったことがなかったので、今回はここに泊まってみることにしました。

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ひたちなかといえば、ネモフィラやらコキアやらで最近話題の国営ひたち海浜公園もあるし、ひたちなか海浜鉄道ってのも面白い、と聞いていたので、これを機会にちょっと行ってみようかな、と。


続きは新サイトに移動しました。
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なかなかやるやん、ひたちなか海浜鉄道と国営ひたち海浜公園【茨城県】



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トランスイート四季島に乗って高校野球観戦?【茨城・春の高校野球たび‐1 水戸】

 2017-08-10
GWも終わった5月下旬の土曜日、あまりにも天気がいいので1泊分の用意だけ持って、とりあえず家を出てきたのでした。

ええ、もちろんポケットから変な領収書とか名刺が出てきて、家を追い出されたわけじゃーなく、あくまでも自主的かつ前向きな私の意志による浪漫飛行的な旅立ちですのでご安心ください!

私の家に泊めてあげる!とか言おうと思っちゃった全国45万人の女の子たちにこの場を借りて謝ります。
ゴメンよ期待に応えられなくて!


上野駅に行き、さてこれからどうしようかな、と思っていると、何やら地味に人だかりができているホームがあります。

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おおお、なんかモノモノしいぞ!えきちょーさんと記念撮影なんかしてる。
しかもなんかここ全面に柵が設けられていて、普通のコンコースからは立ち入りできないホームみたいだぞ。

なんだなんだなんだ?
私はPRESSだ、しょーもないなんちゃってブログの運営しかしてないが、一応PRESSということで、もちょと近くで取材させてもらえないだろうか?

そう思って近づいてみると、ホームの発車掲示板には燦然と輝くこの列車名。

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おー、そういうことか。
ここは例の超豪華クルーズトレインの専用ホームだったのね。

ホームの脇にある、この「プロローグ四季島」という専用ラウンジ⇒えきちょーさんと記念撮影⇒四季島に乗車、というストーリーができているのね。

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それなら話は簡単だ。
どーせテキトーに旅しようと思ってたところだ。僕も今から乗せてもらおう!

えっ?3泊4日で100万くらいするって?
宵越しの金は持たない主義なので、今は手持ちがないが、じーちゃんの浮世絵を何枚か売れば、きっと四季島を一編成まるまる貸切するくらいのお金はできるはず。

えっ?予約の倍率6倍以上だって?
上場時に1株だけ買って、すぐに売っちゃったけど、僕だってかつてはJRの大株主だったし、えきちょーやってた友達もいるし、大人の休日倶楽部にだってそろそろ入会しようと思ってるくらいだから、予約なんかなくても顔パスだぜ。

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と思ったのですが、僕の知られざる財力も、知られざる人脈も、知られざるブログの発信力もむなしく、飛び入り参加交渉は不発に終わり、遠くからその姿をカメラに収めるのが精一杯だったのでした。。。



そんなわけで、僕は近くのホームに停まっていた、ひたちに乗ることにします。

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目指すはとりあえず、水戸。
今日は茨城で春の高校野球の関東大会をやっているので、どこにも行くところがなければ、そこに行こう、と思っていたのでした。
東海道テキトー完歩が終わっちゃって以来、土日に暇ができると高校野球ばっかり見に行くようになっちゃって、なんだか年金暮らしのおとーさんみたいですが、こうなったら東海道の次は高校野球観戦で全国制覇でも目指してみようか、という壮大な計画も持ち上がっているくらいですから、まあよしとします。

さて、水戸に到着。
水戸駅から球場までは距離があるので、これまた最近のマイブームのレンタサイクルを借りて、なんとなく楽しそうなところを通りながら向かいます。
まずは水戸の市街から千波湖沿いの道へ。

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千波湖からは偕楽園の脇の小川沿いの道を進み、緑地帯の中を抜けて水戸市内の南側へ。

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のどかでいいですな。

そのまま林に囲まれた道路を行くと、徳川ミュージアム発見!

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おー、なかなかいい感じのミュージアム!と思ったのですが、今日は一応高校野球が目的なので外観だけ。

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そこでお休みになってるのは大御所殿と水戸の御老公ですかな。

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ご老公、できればそれを見せるだけで全国45万人の女の子が僕を家に泊めてくれる、というマル秘の印籠を僕にぜひゆずっていただけないでしょーか?


そんなこんなでほどなく水戸市民球場に到着。

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この日は前橋育英、健大高崎という群馬の2校も揃って登場、両方とも勝ちました!
日本のチベットと小馬鹿にされている僕のふるさと、群馬ですが、高校野球はつえーぞ!

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ま、ここは旅のブログなので、高校野球のウンチクはまた今度にして、帰りに巡った水戸チャリ紀行を続けます。

レンタサイクルの返却までまだ時間があったので、水戸駅周辺までブラブラとテキトーにこいでいると「水戸弘道館」という道路案内看板がやたらめったらと続くので行ってみることにしました。


弘道館は、第9代藩主、徳川斉昭が建てた旧水戸藩の藩校で、当時日本一の規模を誇っていたもの。

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水戸城の三の丸付近に、今もその広大な施設の一部が残っていて拝観もできるのですが、この日はもう夕方で閉館間近だったので、外から眺めることにします。

ほぉほぉ、徳川最後の将軍、慶喜はここで学んだのか!と思っていたら、慶喜の父親はこの弘道館を作った徳川斉昭だったんですね!

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水戸藩、やるじゃん!さすが御三家。

この旧水戸城の敷地跡には僕好みのカッコイイ学校がたくさんあったので紹介します。

まずは水戸三の丸小学校。

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カッコいい名前!
駅前の水戸三の丸ホテルには名前に魅かれてよく泊まるんですが、三の丸小学校もあったとは!

三の丸から大手橋を渡って二の丸に入ると、数字もちゃんと変わって、水戸第二中学校。

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囲いは城壁、入口は城門ですよ!


続いて茨城大学付属小と付属幼稚園。

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むむっ、幼稚園までそう来たか。


その隣りは県立水戸第三高校。

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うーん、二の丸なのに第三高校か、ちょっと惜しい。
でもここは昔の水戸女子高校だったみたいだから特別に許すことにします。


そして二の丸から本丸に入ると出ました、真打、茨城県立水戸第一高校。
旧制茨城一中、旧制水戸中といういわゆる茨城のナンバースクール、さすがに本丸内の一番いいところにあるんですね。

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最近は関係者でもない限り、なかなか堂々と学校に入ることなんかできないのですが、ここは校内にこの薬医門というのがあるので、ここまでは誰でも入ることができるようです。

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「本校関係者および水戸城址見学の方以外は立ち入り禁止」的な、とてもセキュリティーのゆるやかな看板が立っていたので、もちろん敬虔なる城郭研究者である僕はズンズンと学校の中まで入っていき、部活帰りのまじめそーな女の子と結構たくさんすれ違ったのでした。

あー、水戸一って共学だったのね。
東京の開成、麻布、武蔵にも匹敵する、北関東御三家と呼ばれる高校が栃木の宇都宮高校(男子校)、群馬の僕の母校(男子校)、そしてこの水戸一高だったので、てっきり質実剛健な男子校だと思ってたよ!
※諸説あり、というかそんな説はないかも。


まあ、そんなわけでこの数百メートルの間にこんなにたくさんの学校が集まっててびっくりしました。

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古い城下町には、城址内に学校があることも多いのですが、美しい学校マニアの僕でもこんなに密集しているのは初めてみました!


水戸城の本丸跡から駅前まで下ったちょっと先の水戸東照宮の脇にディープな商店街があるというので、最後に覗いてみます。

左が東照宮で、右は宮下銀座商店街。

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なるほど、これはなかなかいい味出してますね、お母さん!

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と呼びかけてみようと思ったら、紛らわしいぞ!トーミ―のキンマネ!!



本当はここでディープな夜を、とも思ったのですが、明日に備えて今日はこのあと隣の勝田まで移動して、そこで泊まることにしたのでした。



<2017年5月20日 訪問 つづく>    続き⇒ なかなかやるじゃんひたちなか海浜鉄道



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たびねすに新着記事掲載!おわら風の盆は前夜祭がおススメ。艶なる踊りに惚れてもOK!

 2017-08-08
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



本番は身動きが取れなくなるほどの「おわら風の盆」ですが、前夜祭ならゆっくりとその艶なる踊りを見ることができます。
立ち止まって見惚れてても全然OKですよ!



 入口 ⇒ おわら風の盆は前夜祭がおすすめ。艶なる踊りに惚れてもOK!




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たびねすに新着記事掲載!意外な二人が夜に合体?錦帯橋の鵜飼が幻想的!

 2017-08-04
門家が教える旅先ガイド「たびねす」に新着記事掲載しました!



錦帯橋といえば誰もが思い浮かべるのが山口県岩国市にある日本を代表する美しい木造橋。
鵜飼といえば誰もが思い浮かべるのが岐阜県の長良川で行われている日本の美しき伝統川漁。
その意外な二人が夜に合体すると・・・・・



 入口 ⇒ 意外な二人が夜に合体!錦帯橋鵜飼が幻想的!



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