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渡良瀬橋【栃木県/足利市】 ~名曲をめぐるたび~

 2014-06-17
2年くらい前のことでしたが、朝日新聞の土曜版で「名曲をめぐる旅」といったようなタイトルの連載がありました。

そのシリーズで森高千里の「渡良瀬橋」の記事を読んだときから、いつかここに行ってみたい、と思っていたのですが、1年ほど前、たまたま近くに用事があった帰りに、渡良瀬橋のある足利に行くチャンスがありました。

僕は森高千里の熱烈なファンというわけではないので(ミニスカートの下の足がきれいだ、ということはもちろん知ってますが・・・笑)、「渡良瀬橋」という歌も、オリジナルをじっくり聞いたことはありませんでした。
ただ、有線からときどきBGMとして流れているのを聞いたり、女の子がカラオケで唄っていたのを聞いて、なんとなくいい歌だなあ、とは思っていました。
隣県の群馬出身の僕にとって、渡良瀬川という川の名前に比較的親近感があったから、ということも、この旅のきっかけのひとつになったのかもしれません。



JRの足利駅を出て、西へ向かいます。
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最初の名曲スポットはココ。
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わかりますか?
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答えはこれ。
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そういえば昔は電話ボックスでしたよね。

僕は会社に入りたての頃、北海道に彼女を残してきてしまったので、毎週土曜日の夜、100円玉を10枚握りしめて、家の近くの電話ボックスに行ってました。

今みたいにケータイもメールもなく、固定電話は北海道だと3分100円くらいだったでしょうか。
家からかけると、際限なく話してしまいそうだったので、一週間に1回だけ、100円玉10枚で30分、彼女と話すことにしていました。

いつもあっという間の30分でした。
最後の100円が落ちるときのブー、という無常な音。
「残り3分」。ウルトラマンのカラータイマーみたいな合図です。
だからその音がすると、名残惜しくて寂しくて、でもとても中身の濃い時間だったと思います。

そういえば彼女も足のきれいな女の子だったなあ、なーんてちょっと懐かしくなりました(笑)


続いてココ
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八雲神社は足利市内に複数あるので、どこが歌に出てくる神社なのかは諸説あるようですが。

そして南にちょっと進むと、いよいよ渡良瀬橋です。
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僕は最初、渡良瀬橋、という歌は、きっと森高千里が足利の出身で、この橋にいろいろな想い出があったからできたのだろう、と勝手に想像していましたが、実はそうではないらしいのです。
歌の題材を探していた森高が、たまたま地図で見つけた、『わたらせばし』という名前の響きに魅かれて、ここを題材にした歌が作られた、というのが真実なのだそうです。

なーんだ、という気もしますが、「わたらせばし」・・・言われてみれば、確かにきれいな響きではあります。
まあこれだけ人々にの心に残る歌なのですから、事実はどうであれ、いい歌には違いないのでしょう。
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本当は歌詞にあるように、「渡良瀬橋から見る夕日」を見たかったのですが、初夏の太陽は夕方4時を過ぎてもまだまだ高く、なかなか夕暮れにはなりそうになかったので、それはまた次の機会にして、短い旅を終えたのでした。
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ベタですが、最後に渡良瀬橋を渡りながら、I-phoneで「渡良瀬橋」を聞いたら、ちょっとウルッと来てしまったのでした。


                                                          <2013年7月訪問>


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