2万円と壱岐での2時間 【青春18 対馬への旅‐7】
2014-12-27
翌12月30日。今日は午前中のフェリーで壱岐に渡り、国盗りゲームの壱岐の国を統一したのちに、壱岐~唐津という渋い航路で九州本土に戻る予定です。
8時50分発のフェリーに乗ります。

ここから壱岐までは約2時間半。

対馬がだんだんと遠ざかっていきます。

船から見ると、対馬はやはり平地がほとんどない、険しい断崖に囲まれた島だ、ということがよくわかりますね。

午前11時15分、壱岐の芦辺港に到着。

壱岐には芦辺港のほかにも、郷ノ浦(たぶん島の中心)、印通寺(ここは小さい港)の二つの港があります。
各港には主要拠点で乗り捨てが可能な「壱岐ちゃり」という便利なレンタサイクルがあるので、芦辺港で自転車を借りて、島内を4時間くらいでぐるっとまわったあと、唐津行きのフェリーが出る印通寺港から帰りの船に乗るつもりでしたが、芦辺港に降り立つと、微妙な小雨が降り始めています。
少し待てばやみそうな感じもしたので、港の前にあるパチンコ屋で少し時間をつぶそう、と入ったのが幸か不幸か、なんといきなり大当たりして、なかなか終わらなくなってしまいました。
ヒマつぶしのつもりだったので、1円パチンコというローリスクローリターンのものだったのですが、2時間近く大当たり状態が続いてしまい、手にしたのは20,000円。
普通はラッキー、と喜ぶところなのですが、2万円と貴重な壱岐での2時間、どっちが大事か、という話ですね。
パチンコ屋を出ると、すっかり雨はあがって、うっすらと晴れ間まで出ています。
中途半端な時間になってしまったので、自転車のレンタルは諦めて、ぶらぶらと歩いて印通寺まで歩くことにしました。
壱岐は対馬にくらべると穏やかな女性的な島でした。
多少のアップダウンはありますが、高い山もなく、なだらかな丘陵地が続いています。
一支国(いきこく)博物館への経路標識。

斬新な展示方法っぽいので、壱岐に来たならばここはぜひ見てみたかったのですが、残念ながら年末年始でお休みのためスルー。
そのかわり、原の辻にある一支国王の復元公園に寄ってみました。

ここは弥生時代の集落跡で、魏志倭人伝に記された「一支国」の王都とされている遺跡だということでした。

芦辺港から印通寺港までは約9キロ。寄り道しながら歩いてちょうど2時間。
港の弁当屋で遅い昼食を買って、唐津行きのフェリーに乗り込みます。
ちなみにこの日は対馬から壱岐までも、壱岐から唐津までも、とても穏やかな波でした。
1時間40分で唐津に到着。
フェリーターミナルからバスに乗り、唐津の大手口バスセンターで下車したあと、唐津駅まで歩く途中の商店街が、なかなか風情ありました。

あと1日で2013年も終わろうとしている、年の瀬の、夕暮れの商店街でした。
<2013年12月30日>
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