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残花を愛でに、吉野山&馬子とかイルカとか【奈良/吉野・明日香】

 2015-04-10
花が名残惜しい季節になってきました。

高野山を訪れた2013年は(特に東京は)記録的に桜の開花も終わりも早かったので、春休みの旅行は、まさに残花を愛でに、という感じでしたが、そのときの桜スナップがちょっと残っていたので紹介します。


西日本の桜の名所といえば、吉野山。
一度は行ってみたい、と思っていたので、桜の季節に近くまでやってきて寄らない手はないだろう、ということで訪問。
東京は桜もすっかり終わり、という感じでしたが、ここは山麓から山頂にかけて1か月くらいの時間をかけて開花してゆくので、さすがにどこかで咲いているでしょう。


近鉄で、終点の吉野まで行って、ケーブルに乗り換えて吉野山駅を降りて15分くらい歩いたところからの写真。

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吉野の桜は、下界から下千本→中千本→上千本→奥千本というかたまりで咲いているのだそうで、たぶんこれは中千本あたりの位置から上千本の方向を映したんじゃないか、と思われます。

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こちらは逆に中千本から下千本方面を写した写真。

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本当は上千本まで行くと、花矢倉という展望台があって、ここが随一の景観らしいのですが、今回は時間が足りず。
しかしまあ、下千本、中千本、上千本ともちょうど満開で、一番いい時期だったのでは、という感じでした。
バスの運転手さんの話によると、例年だと、まだこの時期の上千本は咲かないことも多い、ということでした。



吉野山のあとは、飛鳥京の残花を愛でに、奈良の明日香村へ。

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うちの娘と同じ名前なので、一度本人を連れて行きたかったのです。



あいにくの空模様でしたが、高松塚古墳や岡寺などを見て、石舞台古墳へ。

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残花@石舞台古墳

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残花というより、ここはまだ満開ですね。
東京はすっかり散ってしまってましたが、関西はまだまだ見頃でした。

石舞台古墳の巨石

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石室の中に入って、小学生の娘に、これは昔の偉い人のお墓でね、なんて偉そうに講釈を垂れていたら、じゃあ誰のお墓なの?と逆襲を受けてしまいました。

えっと、確か蘇我だったよなあ、蘇我。
大化の改新のあたりだよたしか。ナカノオオエノオウジとかナカトミノカマタリとかの敵だよ敵。
あ、入鹿だイルカ!
ソガノイルカ!

わずか2秒くらいで、なんとか回答をひねり出し、面目躍如、やっぱパパまだまだいけるじゃん、なーんて思っていたところ
「ソガノウマコですよ、馬子」
どこからかそんな声が。

振り返ると、地元のボランティアガイドのおじさん(元中学校の社会科教諭ふう)がパイプ椅子から立ち上がってこちらの方へ。
「入鹿(イルカ)は馬子(ウマコ)の孫にあたるね。その間に蝦夷(エミシ)がいる」

娘が、ウマコだのイルカだのツッコみどころ満載の名前を聞いて、ニヤニヤしていると
「ウマコったって馬みたいな女の子じゃないよ。イルカも水族館にいるやつじゃないからね」とベタベタなボケをかましてくれたので、なんとか僕の失態は、これ以上追及されることなく終わりました。

ちゃんちゃん。



<2013年4月6日訪問>






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