鳥取砂丘砂の美術館 【鳥取県・鳥取市】
2014-08-25
鳥取・島根というと、一般的には日本の都道府県の中でも地味な県の最右翼を争う(最近は自らそれを逆手に取ったかなり自虐的な観光プロモーションなんかもやってます)というイメージがありますが、僕は結構よく訪れています。ちなみに、2011年3月11日の東日本大震災の時、僕はたまたま旅行中で鳥取の智頭という町をブラブラと歩いていたのでした。揺れもほとんどなかったので、もちろんそんな大地震が起こったなんて全く気付かず、会社からの安否確認のメールでようやくそれを知ったのでした。
年度末に余った有給休暇を使って、青春18きっぷで山陰をまわろうと前夜の夜行バスに乗って大阪に出て、姫路、佐用、津山、智頭と北に向かったところで地震が発生し、結局その晩は鳥取に泊まって、翌朝東京にとんぼ返りしたのでした。
(そういえば、あの時の青春18きっぷの残り4日分はどう使ったんだろう?)
そんなふうに鳥取にはもう5、6回(米子も含めればさらに多く)行ったことがあったのですが、鳥取出身の職場の同僚から、鳥取砂丘に砂の美術館、というの施設があってこれがなかなかのものなので、ぜひ行ってみてほしいと言われ、去年(2013年)の夏のちょうど今頃、瀬戸内の島に行く前に寄り道をしてみたのでした。
鳥取駅からバスに乗って、鳥取砂丘入口の交差点へ。
この交差点の案内標識、昔から好きなんです。

拡大版は、これ。

左・京都、右・鳥取
大きな文字で、ただそれだけ。潔いですよね。
この鳥取砂丘入口からすぐのところに砂の美術館があります。
美術館の作品は、こんな感じです。
結構スケールも大きいです。

近づいてみると、細かなところも手抜きがありません。

全体を見ると、こんな感じ。

2006年に開館した砂の美術館は、「砂」を素材にした彫刻作品を展示する世界で初めての美術館なのだそうです。
砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年海外各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示しているそうです。
砂像彫刻家って初めて聞きましたが。
最初のころは屋外や、仮設テントの下での展示だったようですが、2012年に屋内展示施設が完成し、このようにスケールの大きな展示も可能になったとのことです。
毎年テーマを変えて展示内容を入れ替えるため、会期が終われば、砂像はもとの砂にかえっていきます。
限られた期間しか存在することができない砂像。永遠に残らないがゆえの美しさが、砂像のもつ大きな魅力なのだそうです。
さて、砂の美術館のあとは、お約束の鳥取砂丘へ。

あまり人が見えなければ、サハラ砂漠だ、と言ってもきっと信じてもらえるでしょう(んなことはないか・・・)。

こうなっちゃうとやっぱり鳥取砂丘ですね。

あまり人がいない、未踏の地っぽいところを探しあてたので、ここに足を踏み入れた証を書き残そう、と思ってたまたま持っていた傘で娘が文字をしたためはじめたとたん・・・

「こちらは鳥取市観光協会です。鳥取砂丘は落書き禁止です」
と拡声器で注意されてしまったことを付け加えておきます。
みなさん、鳥取砂丘に落書きは、やめましょう。
行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→


よかったら、また来てください! → http://mousoukiko.blog.fc2.com/','日本に、もっと恋する旅')" value="お気に入りに追加">
- 関連記事
-
-
たびねすに新着記事掲載!マジであるのかこんな坂?鳥取・ベタ踏み坂の秘密 2017/06/08
-
ベタ踏み坂をママチャリでのぼってみた!【2017隠岐島流れ旅‐2 境港・ベタ踏み坂前編】 2017/05/27
-
2017隠岐の島流れ旅‐1 2017/05/24
-
徹底的にゲゲゲの町! 【鳥取県・境港市】 2014/08/27
-
鳥取砂丘砂の美術館 【鳥取県・鳥取市】 2014/08/25
-
スポンサーサイト
タグ :