廉太郎くんと岡城址を巡る【豊後竹田】2015夏九州‐11
2015-09-27
前編 日本一エロティックなダム
行きはよいよい帰りは怖い、の唄のごとく、電動自転車廉太郎と恐る恐る山を下って、ようやく竹田の町に戻ってきました。
いくつかのアップダウンを経て(もちろん無電動で立ちこぎ)、いくつかのトンネルを越えると滝廉太郎の旧宅のある、歴史の道にたどり着きました。

竹田と言えば廉太郎、廉太郎と言えば竹田、というほど両者は切っても切れない縁。

読んでみると、廉太郎が竹田で過ごしたのは12歳から14歳までの2年半という短い間だったんですね。
ただ、岡城址を唄ったといわれる「荒城の月」があまりにも有名すぎて、廉太郎はまるで竹田で生まれ育ったといったような印象になっているんでしょうね。
ここにもちゃんと書いてありますね。廉太郎は音楽を愛するおとなしい青年に見えて、実は肝の座った腕白だった、ということが。
お前も頑張れ、電動自転車廉太郎!
廉太郎旧宅前の歴史の道と呼ばれる通り。

そしてこれが廉太郎の旧宅。

歴史の道をちょっと外れると、有名な廉太郎トンネルが。

トンネルに入ると「荒城の月」のメロディが流れてきたので、あーやっぱり竹田は町に鳴り響くお昼のチャイムも「荒城の月」なんだなー(ちょうど正午前後だったのです)と思っていると、どうやらそれは僕の勘違いみたいで、このトンネルは人が通ると音楽が流れる設定になっていたようでした。

流れる曲はもちろん廉太郎の代表的な作品です。

廉太郎トンネルを抜けた先には情緒あふれる家並みがならんでいます。

竹田の町並みでもう一つ有名なのが武家屋敷通り。

うん、なかなかいい状態で残ってますよね。
なにより全国によくあるなんちゃって武家屋敷通りみたいに土産屋が並んでたり観光客でごった返していないのがいいのです。

竹田のシンボル、岡城址は町はずれの急な坂をしばらく上って、トンネルを越えたところにあります。
さすがにここは電動自転車、廉太郎の出番なのですが、もう彼の精力、もとい持続力、もとい残りの電力も風前のともしび。
廉太郎を途中で乗り捨てて歩いて行った方が早い気もしたのですが、ここまでずっと一緒に来たので、情が移っちゃって仕方なく立ちこぎしましたよ。。。
山上の、高い石垣に囲まれた岡城は天下の堅城といわれ、難攻不落の名城だったそうです。

これぞ、岡城址。

荒城の月に挿絵が入っていたりすると、それもだいたいこのカットでしたね。
月夜のシーンが多いので、こんなに青々とは書かれていないですが。
この石垣ですよ、それは確かに難攻不落だったでしょう。

二の丸には滝廉太郎の銅像が。

おぉー、廉太郎、ココにいたか。
お前も途中でへばっちゃったけど、40キロも、まあよく頑張ったよ。
観光案内所のおねーちゃんも、まさか白水ダムまでお前を連れていくなんて想像さえしなかったので、お前のことを太鼓判を押して薦めてくれたんだろうよ。
こうしてすっかり廉太郎とマブダチになった豊後竹田の1日でした。
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