いぶたま、すなわち指宿のたまて箱 【指宿】2015夏九州-23(完結編)
2015-10-28
JR九州のユニークな観光列車のひとつとして有名な「IBUTAMA」、すなわち「指宿(いぶすき)のたまて箱」。今回の旅行の最後を飾るイベントとして楽しみにしていたのですが、最終日はあいにくの雨。
晴れ男、またもや不発、って感じでした。。。
まずはその前日から。
知覧を巡った後、その日の夜は指宿に宿泊。


この日はずっと天気よかったんですよね。
ホテルにチェックインすると客室からは一面の海。オーシャンフロントですよ。
窓の外に見えるのは知林ヶ島。

この角度と時間が合わないので、この写真ではわからないのですが、この島は3月から10月頃の大潮または中潮の干潮時に長さ約800mの砂の道が出現し、陸地側から歩いて渡ることができるのです。
イメージはこんな感じ。

ⓒいぶすき総合観光サイト
陸と繋がる島であることから,縁結びの島とされていて、この砂州を手をつないで渡って、島にある展望台の「チリンズベル」という鐘を一緒に鳴らすと、その夜はムフフになるのだそうです。

ⓒいぶすき総合観光サイト
(・・・・・・ムフフの部分、妄想です)
たまたまこの日は大潮ではなく中潮になるかならないか、なので砂州を渡れるかビミョーな時期だったのですが、翌朝の干潮時、せっかくだから行ってみよう、とホテルから歩いて向かったんですが、途中で雨に降られ結局あえなく断念したのでした。
次回はムフフな相手と再チャレンジ!なんて、けっして思っていません。。。
さて、指宿といえば砂蒸し風呂ですね。
僕たちもホテルの大浴場に併設されている砂蒸し風呂、入りましたよ。
自分たちでは写真が撮れないので、イメージはこんな感じ。

ⓒいぶすき総合観光サイト
(しっかし砂蒸し風呂に入ると、みんなきれいにみえますねー、この写真だけなんでしょうか?)
うちの娘は砂蒸し風呂がすっかり気に入ったらしく、夜も朝も何回でも入りたい、と騒いでおりました。
お前、一回1000円だぞ!
そんなこんなでそれなりに指宿は満喫したのですが、最後の日が雨。。。
指宿駅前の竜宮城も、雨に濡れております。

今回は行きませんでしたが、指宿の南方にある長崎鼻は、浦島太郎伝説の地とも言われていて、竜宮神社もあるのです。

ⓒいぶすき総合観光サイト
浦島太郎といえば「たまて箱」。
そんなわけで、「いぶたま」につながるのです。


「いぶたま」は鹿児島中央~指宿を1日3往復する特急列車。
水戸岡鋭治さん(「ななつ星」もこの人のデザイン)のデザインしたJR九州の人気観光列車です。
外観は、この、ブラックジャックみたいな白と黒。

そして何といっても一番の特徴は、ドアがたまて箱になっている点。

わかりますかね、たまて箱みたいに煙が出てるのが。
ドアが開くと、煙が立つようになっています。
まあ、それだけなんですけどね。
この煙を浴びると、ムフフな気分になったりするわけじゃありません。。。
中のデザインも、やはり水戸岡カラー満載ですね。

このブログでも、水戸岡さんのデザインした「A列車で行こう」(JR九州)、「たま電車」(和歌山電鐵)なんかは紹介していますけど、基本、どれも似てます。
ロビースペースの座席は、常に海の方を向いています。

ⓒいぶすき総合観光サイト
晴れていれば、真っ青な錦江湾と桜島が見られたはずですが。。。

まあ、そんな景色を妄想してください。。。
車内には浦島太郎伝説のストーリーや歌詞が飾られていました。

鹿児島までは50分ほどなので、あっという間に着いてしまった「いぶたま」の旅なのでした。

うーん、どうせだったら「特急 竜宮城」みたいな列車を走らせて、中で海のお姫様たちがムフフな感じで楽しませてくれたら雨でも楽しかったのにな、なんて全然思いませんでした!
<2015 夏九州シリーズ おわり>
行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→


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