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港町の仕事場ちょいのぞき 函屋&氷屋編【気仙沼 酒と貝と女克服のたび‐3】

 2016-01-01
仙沼、酒と貝と女克服のたび、2日目朝。


あー、またやっちまった。
飲みすぎて意識をなくしてるうちに、朝起きたら知らない女が横に寝てるよ。
この俺のバカバカバカバカ!


酒も女も苦手な僕は、一生に一度でいいから、そんな月9のドラマのスタートのような朝を迎えてみたい、と思っていたのです。
苦節4○年、今回の旅で、いよいよそんな朝が迎えられるに違いない、と思っていたのですが、目覚めてみるとベッドには僕一人でした。


昨日の夜、あの、喫茶マンボからどうやって戻ってきたのか覚えていないのです。
きっと、はるかと美玲、どちらかを選ぶことなんてできない!と思って、心を鬼にして部屋に戻ってきたのでしょう。
あるいは、はるかと美玲、どっちも選ぶことができない(理由は略)、と思ったのか、もしかするとあわよくば3人で、みたいな発言をしてぶっ飛ばされて記憶を失っていたのか、まあよくわからないのですが。



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さて、今日も気仙沼は朝からはっきりしない天気ですが、2日目は「港町の仕事場ちょいのぞき」に参加することになっています。
これは気仙沼の観光コンベンションビューローというところが主催する、港町気仙沼に欠かせない仕事の見学ツアーのこと。


まず最初に訪れたのが、ここ。

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おぉーなんじゃこりゃー。


ここは函(ハコ)屋さん、つまり市場に上がってきた魚を入れる発泡スチロールなどの函を作るお店の倉庫なのです。

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函屋さん、なんて聞くと、暗い工場を見学に行くのかなーなんて思ってたのですが、いきなりびっくり。
なんて美しいのでしょう、この積み上がったハコたち。
まるでカラフルな高層ビル群がそそり立っているみたいじゃないですか!

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函自身にも何種類かの色があるようですが、さらにハコのサイズなどを区別しやすくするように包むビニールの色を変えているため、こんなカラフルな装いになるのだそうです。

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函屋さんの倉庫なので、みんなが座っている臨時の椅子も、ハコなんです。

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気仙沼における函屋さんの役割や仕事の説明を聞いた後、体験タイム。
見てください、函屋の部長さんの、このバランス。

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8mもの高さに積み上げられたハコを崩さないように取り出して降ろす技。
なんでも、朝の市場は時間が勝負なので、発注を受けてから1~2分でトラックに積み込まなければならないそうで、取り出しに失敗して、どっひゃーんとかブチまけちゃうわけにはいかないのだそうです。

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このあとツアー参加者から希望者を募ってハコを運ぶ体験などがありましたが、2段でさえバランスよく持つのは大変そうでした。


倉庫での滞在は40分くらいでしたが、なかなか楽しい時間でしたよ。
外国人とかめちゃめちゃ喜ぶんじゃないでしょうか?
彼らにとっては絶対にクールなジャパン!って感じだと思いますよ。

お土産にハコどうぞ持って帰ってください!って社長が言ってくれましたが、車じゃないと厳しいです。。。

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さて、函屋の次は氷屋さん。

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魚を新鮮なまま保存するため、港町気仙沼にとって、氷は欠かせないもの。
今回は、その業務用の大きな氷の製造過程をちょいのぞきします。


この氷のタンクを床下で冷やします。
1本135Kgの氷で丸2日間かかるそうです。

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取り出しやすくするためでしょうか、できあがった氷をちょっと水に浸すような工程があります。

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そんでもってタンクを横倒しにすると、きれいな角氷が出てきて、ベルトコンベアーで運ばれます。

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そしてできあがった氷を貯氷室に運び込むシーンが、圧巻でした。

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フォークリフトを使って、狙った場所に一発で、バーン!と積み上げるのです。

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どうですか、まったく隙間なく積み上げられてますよね。

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反対に、積み上げられている氷を取り出す作業もやってもらったのですが、これもお見事。
失敗すればまわりの氷を傷つけてしまうのですが、リフトのおじさん、狙った場所にズッポシ刺し込みました。やるなあ。


このあと、氷をのこぎりで切る体験があり、最後にかき氷までいただきました。

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気仙沼の「港町の仕事場ちょいのぞき」ツアーは気仙沼の観光活性化のために試験的に始めたイベントで、まだ不定期のツアーなんだそうですが、函屋編も氷屋編もどっちも面白かったです。
所要1時間で、参加費1000円、安い!

ぜひ定期的な商品にしてほしいんですが、ホンモノの仕事場覗きなので、本業に支障が出ないように調整するのが大変かもしれませんね。
でもでも、今後の継続に、期待したい内容でした。




<2015年11月15日(日)訪問 / つづく>




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