那智大社・青岸渡寺の三重塔・那智の滝ハイライト【那智山】
2016-01-18
前編 那智駅の日の出と、熊野古道大門坂より大門坂の長い階段を上り終わったと思ったら、門前町から那智大社までさらに473段という長い階段が。
ちなみにスマホのアプリの計測によると、この日僕はビルの階段97階分を登ったみたいです。

階段をズンズンあがり、お土産屋さんを抜けるとようやく見えてきました。那智大社の社が。

普通はそのままこの鳥居をくぐって最初に那智大社に行くのでしょうが、僕は先に青岸渡寺の三重塔に行くことにしました。
なんとなく混む前に先に三重塔に行ったほうがいいような気がしたのです。

那智の景観といえば、これですよね。
青岸渡寺の三重塔と那智の滝の図。
ここが人であふれる前に写真を撮っておきたかったのです。
今日あたりから年末年始の行楽のピークですが、まだ9時前だったせいか、誰もいない絵を写真に収めることができました。

三重塔の脇からぐるっと半円を書くように登ると、高台から滝と塔を見下ろすような位置に出ます。

この絵も素晴らしいですね。

登り切ったところにあるのが、那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)。
僕は那智にあるのは那智熊野大社と那智の滝だけだと思っていたんですが、この青岸渡寺も仁徳天皇時代に開山されたと言われ「西国第一番の礼所」でもある、由緒ある寺院だ、ということを初めて知りました。

その青岸渡寺とほぼ同じ敷地内のような感じで隣接して那智熊野大社があります。
神と仏がこんなに近すぎていいんだろーか、と思っちゃうくらいなんですが、もともと那智大社と青岸渡寺は神仏習合の修験道場だったそうなので、いいみたいです。

那智大社も新年を迎える準備の最中で、慌ただしい中にもなんとなくウキウキした感じがありました。

青岸渡寺から那智大社と反時計回りにぐるっと一周したので、三重塔の横あたりから森の中の参道をズンズン下って那智の滝に向かいます。

下り切ったところで県道に交差すると、そこが那智の滝前のバス停です。

まえはここは「滝前」という名前だったような気がします。
というのも、昔、この「滝前」というバス停で、雨の中、傘を差して、僕がひとりで立っているモノクロームの写真があったのです。
ある年の年賀状にその写真を使ったのですが、確か、当時発売されていたキムタクの写真集並みに増刷が必要だったことを覚えています。
あー、今残ってたら見せてあげたいんですけどね。残念ながら残ってないんですよねー。
さて、那智の滝の前には飛瀧神社(ひろうじんじゃ)があり、那智の滝はこの飛瀧神社のご神体そのものなのだそうです。
この「一の滝」が日本三大名滝の一つとされています。

確かに、見るからに厳かで、御神体っぽいですね。

熊野の山塊の奥から落差にして133mも一挙に流れ落ちてくる姿は圧巻です。

一般の見学は飛瀧神社の鳥居のところまでなので、下から見上げる形になってしまいますが、別途300円を払うとその先の那智御滝拝所まで行くことができます。

ここが一番近くで拝める場所になるのでしょうか。
ここのところ雨が降っていないため水量も少なく、浴びると延命長寿の霊験があるという滝の飛沫はここでも届かないようでした。
ちょっと物足りない感じはしましたが、新緑の季節や梅雨の水量の多い時期だと、また全然違った姿を見せるんだと思います。
<2015年12月30日訪問>
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