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史上最高の妄想デート?【2016秋北海道-10 アルテピアッツァ美唄&北菓楼】

 2017-01-20
幌に戻った翌朝は、朝から重い雲。
条件が良ければ「日本で一番美しい道」へ、と思っていたのですが、美瑛も同じような空模様でしょう。
そんなわけでこの日は1日フリー。
日帰りでぶらっと出かけられる紅葉スポットに行ってみることにしました。



アルテピアッツァ美唄。

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そう、2年前の秋、初めてここに来た時に、この世にこんなに天国のような美しいところがあるのか、と思った場所。
もし僕に絶対に落としたい女の子がいれば、10月のよく晴れた日曜日の午前10時に、ここに連れてくる、と宣言した場所です。
史上最高のデートコース アルテピアッツァ美唄

そんなわけで今日は残念ながら晴れてもいないし、日曜日でもなかったけど、今、とても気になっているある女の子を誘ってここにやってきたのです。
(すみません、もしかしたら妄想かもしれませんが、そーいう雰囲気で書きたいのでお付き合いください・・・笑)


前回ここ来たのは10月の中旬。
その時は紅葉の色づきはじめという感じだったので、前回からは時期的に10日ほど遅い今回は、ちょうどピークなのでは、と思っていたのです。

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まだ若干早い気はしますが、彼女の心を一瞬で虜にするには十分でした。
「ねえ、美唄にこんな素敵なところがあるの、今まで全然知らなかったの」


アルテピアッツァ美唄は、美唄出身の安田 侃(やすだ かん)さんという世界的な彫刻家の声掛けで、閉山になった炭鉱の学校跡地に作られた野外彫刻美術館です。

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「アルテピアッツァ」とはイタリア語で「芸術広場」という意味。アルテピアッツァ美唄の広大な敷地には40点あまりの作品が配置され、それぞれが自然と溶け合いながら豊かな空間を創り出しています。

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晴れていれば、勇気を振り絞って彼女の手を取って、この広大な敷地内をぜーんぶ案内してあげよう、と思ったのですが、雨が少し強くなってきました。
改装されてアートスペースとなっているかつての体育館に二人であわてて逃げ込みます。

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この日は午後からコンサートのイベントがあるのでしょうか、館内ではリハーサルが行われていました。
広々とした建物の中は、天井で反響してやまびこのように聞こえるピアノ連弾の音と、ひんやりとした冷気に包まれていています。

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「ちょっと寒いね」

目の前に暖かい暖炉があれば、雨に濡れた洋服をここで乾かすこともできたかもしれません。
振り返ると濡れている服を脱いでしまった彼女は、真っ白なキャミソール1枚。
(「北の国から1987 初恋」でのれいちゃん役、横山めぐみのイメージ)

「ドキドキしていた。」
(純くん役、吉岡秀隆ふうに)
僕はそんな彼女に手を触れるどころか、見つめることさえできません。

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古い木造校舎も残っていて、かつて教室だった場所は、彫刻作品の展示や企画展などが行われるギャラリーとなっています。

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このアルテピアッツァ美唄ですが、なんと入場料はかからないのです。
そのかわり、施設の維持管理・運営は任意の寄付金などで賄われています。
僕はいつも感動した気持ち分を寄附することにしているので、僕の分と彼女の分、1万円札2枚をさりげなくボックスに。

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驚いた顔で僕を見つめる彼女。
ううん、いいんだよ。

「君とアルテピアッツァで過ごす史上最高のデートは、Pricelessだから」
お金で買えない価値がある。買える物はマスターカードで。
・・・と思ったんだけど、カード使えないみたいだから現ナマで!



見てください、この風格ある廊下!

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この学校は1981年に閉校した美唄市立栄小学校。
最盛期は1200人以上の子どもが通っていたこの小学校も、閉校時の在籍児童は62人だったそうです。

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柱には子どもたちの「しんちょうけい」だった木製のモノサシが埋め込まれていたり、廊下には校歌の歌詞が飾られていたり。
ここを初めて訪れた人でもどこか懐かしさを感じるのは、きっとここで過ごした子どもたちの記憶がこうして至るところに刻み込まれているからなのでしょう。

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彼女と身長計の前で並んでみると思ってたよりもずっと小さい。
僕の唇の前に、ちょうど彼女の額がくる感じ。
背丈を比べるふりをして、右手でそっと頭を撫でてみようか。
そのまま左手で彼女を抱き寄せてしまったら、ふたりとも、もうこの場から動けなくなってしまいそう。

と思っていたら彼女はするっと僕の脇を抜けてはしゃぎながら階段を降りていきます。
「あー、かわいい。こんなところに幼稚園があるー」


そう、この校舎の一階には今も現役の幼稚園があるのです。
そして何ともうらやましいのは、この幼稚園の中にも安田侃さんの作品があるのです。

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安田侃さんがここにアルテピアッツァ美唄を創ろう、と決意したきっかけのひとつが、この幼稚園に通う子どもたちの無邪気な笑顔に接したことでした。
「この子どもたちが、心をひろげられる広場をつくろう」

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その願いどおり、子どもたちの歓声が今日も安田さんのアート作品を包んでいます。


さて、彼女はもうオチたも同然。
このあとの誘い出し方が大事だな。。。

「もしよかったら、今日の午後は僕に預けてくれないか?」
(浜田省吾「もう一つの土曜日」のイメージ)

「実は、あなたと行きたいところがあるんです」
こんなお昼時に本当はイケないところなんだけど・・・彼女はうつむきながらそう付け加える。

「かまわないよ。恥ずかしがらずに君の行きたいところに行ってごらん」

いいんですか?本当に。
彼女はそう言って、札幌と旭川を結ぶ国道の途中でウインカーを左に点灯させる。



しかしたとえここが北海道だとしても、ホテルにしてはずいぶんオープンだなあ。
と思っていたらここは「北菓楼」という有名なスイーツの店だったようだ。
まあお腹もすくだろうから、スイーツを買い込んで持ち込むのもいいだろう。


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中に入ると彼女は慣れた感じで窓際の席に座り、メニューも見ずにこうオーダーした。
「ケーキセット、ホットコーヒーで」

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まあ、これで617円は確かに安い。
そうして、その日の午後、僕はスイーツ男子となったのでした。





<2016年10月22日訪問>




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コメント
こんばんは。
とても美しい風景ですね。
まるで絵画のようです。
是非一度行ってみたいですね。
【2017/01/21 01:44】 | QooAIBO #- | [edit]
あえなく玉砕!ってことね(⌒-⌒; )
ここには行ったことはないけど、木造校舎って、昔ここで遊んだような、なんだか懐かしい感覚になるのが不思議。
【2017/01/21 13:32】 | とりよた #- | [edit]
QooAIBOさん

四季それぞれに美しい絵になる場所ですよ。
ぜひ一度行ってみてください。
【2017/01/21 20:34】 | Wanderlust (ワンダーラスト) #- | [edit]
とりよたさん

いや、ホントのことは書かない方がいいこともあるんだよ(笑)
木造校舎だったでしょうよ、あなたの学校も。俺もだけど。
【2017/01/21 20:37】 | Wanderlust (ワンダーラスト) #- | [edit]












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