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トランスイート四季島に乗って高校野球観戦?【茨城・春の高校野球たび‐1 水戸】

 2017-08-10
GWも終わった5月下旬の土曜日、あまりにも天気がいいので1泊分の用意だけ持って、とりあえず家を出てきたのでした。

ええ、もちろんポケットから変な領収書とか名刺が出てきて、家を追い出されたわけじゃーなく、あくまでも自主的かつ前向きな私の意志による浪漫飛行的な旅立ちですのでご安心ください!

私の家に泊めてあげる!とか言おうと思っちゃった全国45万人の女の子たちにこの場を借りて謝ります。
ゴメンよ期待に応えられなくて!


上野駅に行き、さてこれからどうしようかな、と思っていると、何やら地味に人だかりができているホームがあります。

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おおお、なんかモノモノしいぞ!えきちょーさんと記念撮影なんかしてる。
しかもなんかここ全面に柵が設けられていて、普通のコンコースからは立ち入りできないホームみたいだぞ。

なんだなんだなんだ?
私はPRESSだ、しょーもないなんちゃってブログの運営しかしてないが、一応PRESSということで、もちょと近くで取材させてもらえないだろうか?

そう思って近づいてみると、ホームの発車掲示板には燦然と輝くこの列車名。

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おー、そういうことか。
ここは例の超豪華クルーズトレインの専用ホームだったのね。

ホームの脇にある、この「プロローグ四季島」という専用ラウンジ⇒えきちょーさんと記念撮影⇒四季島に乗車、というストーリーができているのね。

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それなら話は簡単だ。
どーせテキトーに旅しようと思ってたところだ。僕も今から乗せてもらおう!

えっ?3泊4日で100万くらいするって?
宵越しの金は持たない主義なので、今は手持ちがないが、じーちゃんの浮世絵を何枚か売れば、きっと四季島を一編成まるまる貸切するくらいのお金はできるはず。

えっ?予約の倍率6倍以上だって?
上場時に1株だけ買って、すぐに売っちゃったけど、僕だってかつてはJRの大株主だったし、えきちょーやってた友達もいるし、大人の休日倶楽部にだってそろそろ入会しようと思ってるくらいだから、予約なんかなくても顔パスだぜ。

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と思ったのですが、僕の知られざる財力も、知られざる人脈も、知られざるブログの発信力もむなしく、飛び入り参加交渉は不発に終わり、遠くからその姿をカメラに収めるのが精一杯だったのでした。。。



そんなわけで、僕は近くのホームに停まっていた、ひたちに乗ることにします。

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目指すはとりあえず、水戸。
今日は茨城で春の高校野球の関東大会をやっているので、どこにも行くところがなければ、そこに行こう、と思っていたのでした。
東海道テキトー完歩が終わっちゃって以来、土日に暇ができると高校野球ばっかり見に行くようになっちゃって、なんだか年金暮らしのおとーさんみたいですが、こうなったら東海道の次は高校野球観戦で全国制覇でも目指してみようか、という壮大な計画も持ち上がっているくらいですから、まあよしとします。

さて、水戸に到着。
水戸駅から球場までは距離があるので、これまた最近のマイブームのレンタサイクルを借りて、なんとなく楽しそうなところを通りながら向かいます。
まずは水戸の市街から千波湖沿いの道へ。

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千波湖からは偕楽園の脇の小川沿いの道を進み、緑地帯の中を抜けて水戸市内の南側へ。

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のどかでいいですな。

そのまま林に囲まれた道路を行くと、徳川ミュージアム発見!

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おー、なかなかいい感じのミュージアム!と思ったのですが、今日は一応高校野球が目的なので外観だけ。

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そこでお休みになってるのは大御所殿と水戸の御老公ですかな。

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ご老公、できればそれを見せるだけで全国45万人の女の子が僕を家に泊めてくれる、というマル秘の印籠を僕にぜひゆずっていただけないでしょーか?


そんなこんなでほどなく水戸市民球場に到着。

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この日は前橋育英、健大高崎という群馬の2校も揃って登場、両方とも勝ちました!
日本のチベットと小馬鹿にされている僕のふるさと、群馬ですが、高校野球はつえーぞ!

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ま、ここは旅のブログなので、高校野球のウンチクはまた今度にして、帰りに巡った水戸チャリ紀行を続けます。

レンタサイクルの返却までまだ時間があったので、水戸駅周辺までブラブラとテキトーにこいでいると「水戸弘道館」という道路案内看板がやたらめったらと続くので行ってみることにしました。


弘道館は、第9代藩主、徳川斉昭が建てた旧水戸藩の藩校で、当時日本一の規模を誇っていたもの。

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水戸城の三の丸付近に、今もその広大な施設の一部が残っていて拝観もできるのですが、この日はもう夕方で閉館間近だったので、外から眺めることにします。

ほぉほぉ、徳川最後の将軍、慶喜はここで学んだのか!と思っていたら、慶喜の父親はこの弘道館を作った徳川斉昭だったんですね!

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水戸藩、やるじゃん!さすが御三家。

この旧水戸城の敷地跡には僕好みのカッコイイ学校がたくさんあったので紹介します。

まずは水戸三の丸小学校。

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カッコいい名前!
駅前の水戸三の丸ホテルには名前に魅かれてよく泊まるんですが、三の丸小学校もあったとは!

三の丸から大手橋を渡って二の丸に入ると、数字もちゃんと変わって、水戸第二中学校。

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囲いは城壁、入口は城門ですよ!


続いて茨城大学付属小と付属幼稚園。

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むむっ、幼稚園までそう来たか。


その隣りは県立水戸第三高校。

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うーん、二の丸なのに第三高校か、ちょっと惜しい。
でもここは昔の水戸女子高校だったみたいだから特別に許すことにします。


そして二の丸から本丸に入ると出ました、真打、茨城県立水戸第一高校。
旧制茨城一中、旧制水戸中といういわゆる茨城のナンバースクール、さすがに本丸内の一番いいところにあるんですね。

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最近は関係者でもない限り、なかなか堂々と学校に入ることなんかできないのですが、ここは校内にこの薬医門というのがあるので、ここまでは誰でも入ることができるようです。

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「本校関係者および水戸城址見学の方以外は立ち入り禁止」的な、とてもセキュリティーのゆるやかな看板が立っていたので、もちろん敬虔なる城郭研究者である僕はズンズンと学校の中まで入っていき、部活帰りのまじめそーな女の子と結構たくさんすれ違ったのでした。

あー、水戸一って共学だったのね。
東京の開成、麻布、武蔵にも匹敵する、北関東御三家と呼ばれる高校が栃木の宇都宮高校(男子校)、群馬の僕の母校(男子校)、そしてこの水戸一高だったので、てっきり質実剛健な男子校だと思ってたよ!
※諸説あり、というかそんな説はないかも。


まあ、そんなわけでこの数百メートルの間にこんなにたくさんの学校が集まっててびっくりしました。

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古い城下町には、城址内に学校があることも多いのですが、美しい学校マニアの僕でもこんなに密集しているのは初めてみました!


水戸城の本丸跡から駅前まで下ったちょっと先の水戸東照宮の脇にディープな商店街があるというので、最後に覗いてみます。

左が東照宮で、右は宮下銀座商店街。

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なるほど、これはなかなかいい味出してますね、お母さん!

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と呼びかけてみようと思ったら、紛らわしいぞ!トーミ―のキンマネ!!



本当はここでディープな夜を、とも思ったのですが、明日に備えて今日はこのあと隣の勝田まで移動して、そこで泊まることにしたのでした。



<2017年5月20日 訪問 つづく>    続き⇒ なかなかやるじゃんひたちなか海浜鉄道



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