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行ってきました!能登スローツーリズム専門家派遣ツアー 【石川県・能登半島】

 2017-11-02
登はやさしや つちまでも

去年の夏の北陸家族旅行を書いたブログの一篇(「渚のバルコニーとか、キューティーハニーとか」)を、こんな出だしではじめたところ、
「この言葉を知ってるなんて、さすが日本に恋する伝道師、風祭さん!!あっ、タイトルと中味は別として・・・」
とえらく感動してくれた女子がいました。

彼女は僕と同じ会社で、地域の魅力を発掘して伝道する仕事をしていて、日々日本全国を飛び回っているのですが、特にこの能登地域にも深くかかわっていたため、僕のこの金言にビビビーンと反応したのです。

そんなわけで彼女が「能登半島をスローツーリズムで活性化するための専門家派遣」の仕事を請け負った時、まっさきに「この人しかいない!」と脳裏に浮かんだのがこの僕だったことは当たり前田のクラッカーなのであります。

まー仕方ないな。専門家とか言われるのはズバッとど真ん中のストレートすぎてちょっと照れるけど、そーゆーことなら受けるしかないか。
僕の専門家としての知見が最大に活かせるのは、日本一テキトーな旅ブロガーとして能登の魅力をゆるーく発信することだと勝手に解釈して、いざ、能登に入ることにしたのでした。

あ、そういえばこの「地域に恋する伝道師」の彼女、僕をあの気仙沼に引きずりこんで、「酒と貝と女」まみれにした張本人なのでした。

うっ、大丈夫かな、引き受けちゃて。。。


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秋晴れの能登空港に到着し、ロビーの集合場所で待っていると、ぞくぞくと集まってきましたよ、専門家のみなさんが。

トラベルライターの大大大先輩のおねーさん
神の舌を持つフードジャーナリストのおねーさん
うちの会社の看板旅行誌の編集長のおねーさん
そして僕を誘った、地域に恋する伝道師女子。

げっ、もとい、むふっ、僕以外ぜーんぶ専門家女子ってこと?

と思ったらカメラマンの男性と石川県の担当者の男性も3日間一緒に回ってくれるということだったので、かなり安心、もとい、残念でした。

ぼ、ぼ、ぼくなんて専門家といえるほどの器ぢゃないんで、みなさまと一緒に回るなんて百年早いと思うのですが、とにかくお手柔らか…、もとい、よろしくお願いします。。。。。



さて、能登空港から3台の車に分乗して、さっそく最初の訪問地、能登ワインの里へ。

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今回のこのツアーでの僕たち専門家の役目は、今後「スローツーリズム」の聖地として能登にたくさんの人を呼び込むために観光や食、伝統文化などの素材を体験して評価したり、どんな訴求をすべきかを助言したりすること。

「スローツーリズム」というのは文字通り、ゆっくりと暮らすように旅を楽しむということ。
豊かな里山里海から生まれた食材や食文化を中心に、美しい景観や伝統文化の魅力を「本物志向」「体験型」の観光を通じて提供し、訪れた旅行者にゆったりと滞在していただくのが能登の目指すスローツーリズム。

そのため今回のツアーの中味は普通の観光とはちょっと違うのです。
この能登ワインをめぐる旅もそのひとつで、ここでしかできないワインツーリズムを目指しています。

詳しくはすでにたびねすのこの記事(「この絶景は日本のボルドー?能登ワインめぐりが意外とアツい」)に書いてありますのでここではそのウラ話を中心に書こうと思います。


今回、このワインツーリズムを案内してくれた村山さん。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

おぉー、いきなりイケメンですなぁ。
おねーさまの目が❤になっているかどうか確認しようと思っ・・・・いや、できませんでした。

村山さん、もともとは家業の建設関係の会社をやっていたのですが、ひょんなことから農業の道へと足を突っ込み、今やワイン醸造用のブドウ畑の栽培家、カフェのオーナー、能登の農産物の販売と手広くやってる青年実業家!
おねーさまの目が❤になっているかどうか確認しようと思っ・・・・やっぱりできません。

村山さんの運転するバンでブドウ畑の中にズンズン入っていくとみんなからおおぉー、と歓声。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

いやんワイルド、村山さん!

そんでもってこのブドウ畑でいきなり試飲会がはじまります。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室


いやんしゃれおつ、村山さん!

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

おねーさまの目が❤になっているかどうか確認しようと思っ・・・・
おねーさま、もうワインガンガン飲んで目がトロンってなってるじゃないっすか!

なんだかいきなり楽しいぞ、能登のワインツーリズム!


ブドウ畑からすぐ近くの能登ワインのワイナリーへ。

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ここでワイン醸造のプロフェッショナルからの説明を聞きます。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

しかしなんかこれ、雑誌の記事みたいにカッコいい写真ですよね。
さすが専門家!カメラもプロ並みですなあ、と思っていただいた全国37万人の愛読者のみなさま、ありがとうございます。

が、残念ながら今回は僕の写真でないものも掲載しているのです。
この写真の下に「ⓒ石川県農林水産部 里山振興室」と入っているものは、一緒にまわったカメラマンさんが石川県から委託を受けて撮影してくれたもの。

石川県の里山振興に資するものであれば使っていいよ、というお墨付きをいただいたので、石川県の里山のために日々切磋琢磨しているこのブログでも活用させていただくことにしました。


そしてなんといっても素晴らしかったのがこの眺め。

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これは能登ワインのテラスから眺めるブドウ畑。
まるでボルドーとかシャンパーニュみたいですよね!行ったことないけど。


ワイナリーで試飲やらショッピングやらを楽しんだ後は村山さんのワインカフェ「RYU-CRU」へ。

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あれ、さっきブドウ畑でワイン用意してくれてた娘さんが、いつの間にかカフェのスタッフに。
いい笑顔ですねー
こんな素晴らしい環境でブドウ育てたり、カフェやったりしてれば、こういうイキイキとした表情になるんでしょうね!

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室



さてこのカフェでのランチですが、地産地消のメニューで、かつしゃれおつ。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室


とてもじゃないけど、僕にはこんなに美しく食事の写真を撮れないので山岸さん(カメラマンさんの名前)、写真たくさん使わせていただきます!

もちろん見た目だけじゃなくってめちゃくちゃおいしかったですよ!



<2017年9月14日 訪問 つづく>   続き⇒「人生初の民泊とか、犬のチロとか




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