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絶品の能登米とか昭和の仲良し兄弟とか【能登スローな旅-4】

 2017-11-14
 前編「塗師の女将とか、えびぞーシェフとか、太っ腹なおとーさんとか


ちに待った炊きたてご飯。
お米を選んでその場で炊いて、できたてを食べるというのはこんなにウキウキするのか!という不思議な感じ。

ふたを開けたときのもわっと上る湯気と炊きたてのお米の香り。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

いやー、これたまんないっす!
出来上がった何種類かのお米を少しずつお茶碗に盛って食べると確かに品種によって甘みや歯ごたえは違うのですが、どれもうまい。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

フードジャーナリストのおねーさんもホクホク顔で何杯もお代わりしてたので、これはホンモノだったのでしょう!

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

おかずがシンプルなのもすごくいい!
ご飯ですよ、ご飯。ご飯の味を引き立てる添え物があれば充分、って感じでした。


山本さん、これいいよ!
ちょっと手間がかかるので、オペレーションは工夫が必要かもしれないけど、こういう贅沢こそ、スローな旅の真骨頂だね。
来年4月の里山まるごとホテル開業に向けて頑張ってくださいね!
ちなみにこの食事プランはホテル開業を待たずとも今でもやってるのでみなさんもぜひ炊きたてのご飯、食べに行ってみてください!


ご飯をお腹いっぱい食べたあとのひととき。
この古民家にすごくいい縁側があるので、みんな自然とそこに集まります。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

本当はおねーさんがたに挟まれて、緊張でココロもカラダもビンビンに、もとい、ガチガチにこわばっているのですが、なんかこう見るといい雰囲気じゃないっすか!
なんか昭和の7人兄弟みたいですな。


さて、そのあとはこの古民家からちょっと山間部に入ったところで和紙づくり体験。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

庭に咲いている草花から好きなものを摘んできて、花柄の和紙を作るのです。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

女子たちが摘む花はみんなこんな感じ。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

さすが、お上品ですな。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

日本男児たるもの、和紙作りなんてできまへんよ、と僕は遠巻きにみていたのですが、いーから早く花とってきさい!とおねーさんに一喝されたのでしかたなく草花を摘んできます。

おおお、ワイルドだぜ!

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

後日送られてきた完成品がコレ。

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意外とセンスあるじゃん、俺!
・・・そーでもないか。。。

この和紙作りも、さっきのお米が炊き上がるまでのアクティビティのひとつとして検討してるようですが、移動も入れて1時間だとちょっと忙しいかな。和紙作りは日本男児がやってもなかなか面白かったけど。


午後は能登半島をずっと東の方へ。

まずは道の駅すず塩田村。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

おー、懐かしい!
ここは去年の夏の家族旅行でも途中で休憩したところでした。

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ここは日本で唯一昔ながらの製塩法として知られる「揚げ浜式製塩法」を続けていて、その製法を体験したり見学したりすることができます。


その製法をずごーくシンプルに説明すると、海水を塩田に撒いて日干しし、塩の結晶を集めた水をつくり大釜で煮詰めて完成!ということなんだと思いますが、これが見ただけでえらく重労働。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

大釜で煮立ってできてきた塩の山。
この塩の形の変化から火のタイミングを見極めて加減をすることが味に大きく影響するのだと言います。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

グツグツ煮立った大釜なので、この作業小屋がめちゃくちゃ暑いのですが、そんな中でこの重労働はキツいですよね。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

こうしてかなりの手間がかかっているぶん、珠洲の揚げ浜式製法でできた塩は塩辛さが少なく、豊かな海の旨みと甘みがあるのだそうです。

今まで塩とかまったくこだわりはなかったんですが、こうして聞くとなかなか深いですね。
全国35億人の僕のファンクラブ会員の主婦にも「もっと塩にこだわりなさい!」と伝えたいと思います。


そして白米千枚田。

ちょうど稲刈りの直前くらいの時期でした。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

ちなみに、去年の夏に来た時の写真がこれ。

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一面緑の夏にくらべて秋は少しスカスカした感じに見えちゃう気もしますが、これぞ世界農業遺産能登を代表する景観ですね。


そして夕刻。
輪島市内に戻ってある1軒のシブい古民家に向かいます。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

そこで出迎えてくれたのは、能登のえびぞー、もとい池端シェフ。

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ⓒ石川県農林水産部 里山振興室

そう、今朝、輪島の朝市で仕入れた食材が、僕たちだけのためのディナーとして用意されているのでした。



<2017年9月15日 訪問 つづく>  続き→ 輪島の和フレンチ「ラトリエ・ドゥ・ノト」とか火中の栗ひろいとか




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