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♪は~るばる来たぜ ほっかいどー♪ 2017北海道テーマは「リベンジ」と「さよならの前に」

 2017-12-02
2017年もまた、恒例の秋の北海道大遠征のシーズンがやってきました。
毎年北海道に行く、というのは確かにここ10数年来の恒例ですが、シーズン的には特に時期を固定しているつもりはありません。
でも秋の北海道の独特の透明感とか脆さとか、朝の奇跡的な青空だとか、夕暮れあとの寂しさだとか、そんなものがたまらなく美しく感じることがあって、なんとなく例年秋に出かけることが多いので、秋の北海道=恒例という感じになっちゃってる感じの私です。


ま、とにかく今年もクリエイティブ休暇(うちの会社にはホントにそんな感じの休暇があります)を使って、10月半ばに10日ほど北海道に行くことになりました。

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まー毎年毎年北海道に入り浸っていて、いったい何してるのよ?
函館小樽苫小牧、網走釧路稚内。
港々にいったい何人女が待っているのよ!とツッコみたくなる貴女の気持ちもよーくわかりますが、ま、そーゆーのとは別に毎年テーマというかコンセプトというか、行きたいところは際限なく出てくるのです。

ちなみに、今年のコンセプトは「リベンジ」と「さよならの前に」。

おおお、なんかこんなふうに言葉にしてみるとカッコいいぞ、俺の旅!
ま、読み進むうちにわかるでしょうから、ここでは無粋な説明は割愛して、函館到着から話をはじめようと思います。


さて、世界35億人のファンのみなさんはすでにご存知のように、僕の北海道へのアプローチは今も昔も陸路ときどき航路。
青函連絡船に乗ってた時代とか東北新幹線が盛岡までしか開通していない時代からくらべたら、函館まで新幹線で入れるなんて楽勝楽勝。

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新函館から在来線に乗り換えて、今日はそのままズンズン帯広まで行こうと思います。


新しくなった特急北斗の車両に乗って新函館北斗駅を出るとすぐに車窓に現れる大沼公園と駒ヶ岳。

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これがいつも僕にとっての「♪はーるばる来たぜ はっこだてへ~♪」
という象徴的な絵なんですが、なんだかだんだんこの景色のありがたみも薄れてきますね。

昔は最速でも8時間以上も東北本線に揺られてようやく青森に着いて、そのまま青函連絡船で津軽海峡を渡り、慌ただしく函館で列車に乗り換えて、ようやくホッと一息ついた頃にこの駒ケ岳と大沼公園が目の前に姿を現わすので、あー、ようやく北海道に着いたぜ!という感慨深いものがありました。
あるいは青函トンネル開通後、北斗星で一晩中東北を走りぬけてきて、長い海底トンネルを抜けるとようやく夜明け。函館で小休止したあと、札幌に向けて出発して、七飯の町を見下ろしながらぐんぐん高度をあげてトンネルを抜けると、朝日に輝く駒ケ岳と大沼がいきなり登場するシーンは何度みても感動しかありませんでした。

でも今は新幹線使うと4時間ちょっとでこの景色ですからね。
やっぱり北海道は遠さをきちんと感じないとありがたみ、ないですよ。
飛行機でささっと1時間半で北海道にやって来て、あー遠くまで来たな!なんて言ってるのはモグリですね。
一度でいいから、陸路(もしくは海路)で北海道を訪れることをおススメします。
ちなみに僕は青春18きっぷを使って2本の夜行を乗り繋いで、群馬から31時間乗り続けて札幌まで行ったことがあります。まあ当時は15歳だったので、夜行7連泊でも夜這い7連チャンでもまったく疲れは感じませんでしたが。


ちなみに今回の北海道に行く前に、ざっくりと計画した日程がこちら。

図1

ひじょーにシンプルですよね。
僕の旅の日程表は、これがお財布に入ってるだけです。
そんでもってこの通りにそのまま日程を消化して帰ってくることはまずありません。
旅は生き物ですから、途中でどんどん変わります。
もちろん今回も4日目以降はほとんど変わりましたが、これぞプロの日程表!ということで本邦初公開?させていただきます。


これは樽前山。
室蘭と苫小牧の間あたりの車窓で眺めることができます。

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帯広に行くには南千歳で乗り換えとなりますが、乗り換え時間が1時間以上あったので隣の千歳空港まで行ってみました。
千歳空港のターミナル、最近どんどん進化していてきれいになっていましたが、まだお土産買うわけにもいかず、スパに行ったり映画見たりするほどの時間もないので結局ボーっとヒコーキを見てました。

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バニラとかジェットスターとか、千歳にも結構LCC来てるんですね。
ヒコーキ乗るのは苦手ですが見るのは好きですよ。


帯広到着はすっかり夜になってしまいましたが、今日の目的は(これも恒例ですが)この北海道ホテルに泊まること。

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帯広でのディナーはなんと390円でジャパニーズカレーの最高峰が味わえる「インデアンカレー」を駅前の長崎屋のフードコートでさくっと食べるのが恒例なのですが、今年は到着が遅くなったので、初めてホテルで豚丼食べてみました。

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まあご覧の通り、相当おいしゅーございました。
帯広といえば豚丼の名店ひしめきますが、そりゃ、北海道ホテルですからね。


そして朝。

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外のテラスからの紅葉ビュー!

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おおお、こんなスイートでプライベートな空間があるんだったら帯広帯子の一人や二人、簡単に口説き落とせるだろー、とかお思いのやじうまワイドの皆様、実は今回は一人じゃないんですわ。。。

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あっ、しまった。
彼女のあられもない姿、見せちゃった。

・・・そんなわけで今回は僕たちふたりを温かく見守っていただければ幸いです。


さてさて、これも恒例中の恒例、僕が1年で一番楽しみにしている朝食の時間。
北海道ホテル、バードウォッチカフェでの洋朝食。

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毎年この写真載せてて思うんですが、皆さまに見せるだけじゃなくって食べさせてあげたいっ!ホントに。

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十勝は本当に食が豊かなんだなあ、といつも思います。


バードウォッチカフェから見える中庭にはちゃんと鳥のえさ箱もありますね。

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おー、来た来たバード!

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って、俺の彼女じゃん!


と、こんな感じで毎年の通過儀礼を終え、後ろ髪をひかれつつ、北海道ホテルをあとにします。
旅の終わりが北海道ホテルだとめちゃくちゃ寂しいので、今回は一番最初にしてみました。
これならまだまだ寂しくないぞ!

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帯広はそこらへんの普通の街路樹でも紅葉がめちゃくちゃきれいなんですよね。

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今日も雲一つない、素晴らしい十勝晴れ。
どこまでもどこまでもどこまでも高く続くようなこの空の透明感。

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これぞ僕の大好きな秋の十勝。
ブラブラと歩いて約10分、帯広駅から2日目をスタートさせます。



<2017年10月12日 訪問>  続き⇒「トマムのヒグマ危険地帯とか、狩勝峠の増田山とか



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