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宗谷本線・利尻富士の絶景車窓とかジェットコースターの線路とか【2017北海道-9】

 2018-01-01
 前編「オロロンラインのオトンルイ風力発電所とか北緯45度の駅長さんとか



内滞在3日目の朝。

前の日の夜は、初めて稚内駅ではなく南稚内駅の近くのホテルに泊まってみました。
駅の名前だけ見ると「稚内」が町の中心のように見えますが、実は「南稚内」のほうが町としては賑やかなんです。

今までは、やっぱり日本の北のはずれまで行って「稚内」に泊まるのが当たり前、みたいな感覚でいたのですが、稚内の駅前には小さいアーケード街みたいな市街地はあるものの、夜も早く、港の女もいない僕としては寂しいだけの街でした。
その点、南稚内駅前には日本最北端の繁華街があり、結構夜遅くまでにぎわっています。



そんなわけで、今回のホテルのすぐ裏にある小さなスナックにぶらっと入ったら、そこにいたのはちょうど利尻出身のママ。

島にいたときは、利尻富士の美しさには全然気づかなかったけど、海を渡ってこっちに来てからは、利尻富士が心の支えなのよ。
どんなに辛くても、海の向こうに見える利尻富士を見ると、またちょっと頑張れるかなって。

誰もお客さんの来ない北のはずれの小さなスナック。
いつの間にかカウンターの僕の隣りに座っているママのそんな独り言を聞きながら、記憶がだんだん遠くなっていき、気づいたら朝を迎えていました。。。

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なーんて港のロマンスがあったらよかったんですが、酒も女も苦手な僕は早寝早起き朝ご飯、ということで、今日も南稚内から朝一番の特急サロベツに乗り込みます。

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稚内滞在3日目にして、この日は朝から青空が見えているので視界良好!
利尻富士が見えれば、このまま稚内に別れを告げ、旭川まで向かうつもりで荷物を全部持って出発しました。

南稚内を発車すると利尻富士のビューポイントまではほんの数分。
2台持ってきたカメラの1台をVTRモードにして窓際に設置し、もう1台は手持ちにしてその時に備えます。

そして迎えたその瞬間がこれ。

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サロベツの原野を駆け抜けていた列車が、突然海に浮かび上がったかと思うと、目の前に朝日を受けた雪の利尻富士が。

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今回6回目のチャレンジでした。
感無量です。

きっと利尻出身のママもこの姿をみて、頑張ろう!って思ってるんだと思います。



こうして稚内にようやく別れを告げ、お昼少し前に旭川に到着しました。

DSC04076 (640x480)

駅前の紅葉もピークで、青空に良く映えてますね。
今日は絶好の天候なので、3日前に先送りした「日本で一番美しい道」にチャレンジしてみたいと思います。

旭川から富良野線に乗って美瑛へと向かう途中の車窓からはこの景色。

DSC07395 (640x480)

この2日の間に、十勝岳連峰もすっかり雪化粧していました。

雲一つない青、真新しい綿をかぶったような白。
あとは燃えるような紅葉の赤が残っているかどうか。



乗った列車が美瑛駅止まりだったので、隣の美馬牛までタクシーで移動します。
美瑛にもレンタサイクルはたくさんあるのですが、白金温泉近くまでの距離と上りを考えると、超強力な電動サイクルが必要です。
去年もそうですが、僕が愛用しているのは美瑛の隣、美馬牛駅の近くにある「ガイドの山小屋」というレンタサイクル屋さん。

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どうですか、このラインナップ。
この白い電動スポーツサイクルが今まで乗った中で最高性能のものだと思います。


美馬牛から自転車を借りて最初に行ったのはこの踏切。

DSC04097 (640x480)

わかりますよね、この線路のアンジュレーション感。

この美馬牛には「ジェットコースターの道」と呼ばれる有名な直線道路がありますが、ここはそれを真似てか「ジェットコースターの線路」と呼ばれる知る人ぞ知る場所。

ここを通る列車には何回も乗ったことがあるのですが、このジェットコースターを上ってくる(あるいは下っている)列車の写真を撮ったことがなかったので、今回来てみたのでした。

ところがこの線路が見える踏切脇の空き地スペースにはかなりの広範囲に立ち入り禁止の柵やロープが張られていて、なかなかいい角度から列車の撮影は難しそうです。
きっと撮影のために線路際ギリギリに三脚置いたりするようなルール知らずの輩がいたんでしょうね。そのせいで必要以上に立ち入り禁止区域が設けられちゃってるのははなはだ迷惑です。

そんなわけでかなり遠くから写してるので、全然ジェットコースター感のない写真になっちゃいました。。。

DSC04108 (640x480)


ちなみにVTRだとこんな感じです。
車内から撮ったシーンのほうが感じがわかるかもしれませんね。

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さて、ジェットコースターの線路から「日本一美しい道」までは20キロ弱。
丘に登ると、この眺望。

DSC07431 (640x480)

常々旅好き女子から「晴れ男」と呼ばれ、絶対晴れてほしい旅行への同行依頼が絶えない私ですが、これからは「晴れの神」という称号を気象庁長官、もしくは昔、合コンで知り合った気象庁のおねーさんから授与されてもいいほどの素晴らしい光景ですね。

去年も通った峠道の手前に来ると、十勝岳が目の前をふさぐようにそびえてきます。

DSC04122 (640x480)


が、このあたりになると紅葉はピークを過ぎてしまったにようにも見えます。


果たして日本一美しい道にまだ紅葉は残っているのでしょうか。
今回は去年のリベンジなるのでしょうか。



<2017年10月19日 訪問つづく>    続き→「日本で一番美しい道、リベンジとか四季彩の丘とか





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