チームラボ@福岡城とか博多のカップルとか【2017‐8九州‐2】
2018-02-16
前編「おりづるタワーのキャンドルとか」博多駅前の冬のイルミネーションはいつもきれいですね。

冬に九州に来るときは青春18きっぷを使って丸2日かけて夜に博多に着くことが多いせいか、最近はこのイルミネーションを見ると、ようやく九州ついたどー、という実感が湧いてくる私です。

♪今日は吉原・堀之内~中洲・ススキノ・ニューヨーク~♪
博多の夜と聞けば、そんなタケちゃんマンの歌のような想像しかできないバブル世代の貴女に私は言いたい!
めくるめくような博多の夜を目の前にしても、あえてアートの道へと進む、清く正しく美しい男もいるのだ、と。
そんなわけでこの日、ホテルに荷物を置いてすぐに向かったのはここ。

ライトアップされた福岡城址ですな。
この冬、ここで行われているチームラボのこのデジタルアートが見たかったのです。

「チームラボ」とは、プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団.。
最近は全国津々浦々のこうしたデジタルアートイベントに引っ張りだこですね。
福岡城は城の規模としては九州一の巨城で、本丸・二の丸・三の丸などの中心部は総石垣造りで、別名、石城とも呼ばれています。その美しい石垣を中心に、福岡城が壮大な光のデジタルアート空間として演出されているのがこのイベントなのです。

本丸に入ると、出た!タマゴアート。

このタマゴみたいな柔らかい物体、子どもたちにバンバンキックされたり、地元の大学生くらいのカップルが、
「これ押してみてよかとね?(女子)」
「よかよか!(男子)」
「(ぼよ~ん・・・押し倒す音)」
「きゃあああー!起き上がっとっとー!あんたみたいに元気ビンビンとねー(女子)」
「そりゃ、あんたが美しかけん(男子)」 ※博多弁テキトー
みたいな感じでかなり手荒に扱われています。
おいおい大丈夫かよー、これアートだぜ。
と思っていたのですが、よかなんだそうですとー。

これは「呼応する、たちつづけるものたちと木々」というタイトルのアートで、このタマゴくんが人に押されて倒れかけたり、人々が木々に近づいたりすることで、それぞれの光の色が変化したり、その色特有の音色が響くようになっているんだそうです。
僕も押し倒してよかですかー?
と闇夜につぶやいてみると
「よかよ、ウチ、あんたんこつ、すいとーと」と誰かが答えたような気がして、やっぱり中洲の夜に消えようか、それとも親不孝通りで福岡の港の女を探そうかと一瞬揺れましたが、今宵は清く正しく美しい夜なので、そのままアートの世界に没頭することにしました。
これも「呼吸し呼応する石垣」。

本丸跡の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」に呼応して、まるで呼吸するかのように光ったり色を変えたりしています。
天守台の上に上ると、本丸跡の向こうに博多の夜景が。

何千、何万もの光が呼応し、呼吸するように次々に変化しています。

これは圧巻でした!
インスタ映え、しそうですな。

ただ、この自撮り、大丈夫か?
ちと顔のシェアが大きすぎでないかい?
城内には別名、石垣城と呼ばれる福岡城の特徴を活かしたアートも。
これは「石垣の空書」

大天守台跡の石垣に、空書(空間に書く書)を永遠に書き続けています。
そしてこれが「大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達」。

花々でできた動物が、全長60m、高さ約8.5mの大天守台跡の石垣に住んでいるかのように描き出され、そして散っていきます。
すごい迫力なんだけど、あー、うまく写真に残せなかったな。。。
チームラボ@福岡城、素晴らしかったですよ。
これはこの1月で終わってしまいましたが、今後も全国津々浦々で同様のイベントはあると思うので、ぜひおすすめです。
<2017年12月29日 訪問> 続き⇒祐徳稲荷の左馬並みとか、肥前浜のうなぎ屋さんとか
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