世界で最も美しい台北図書館北投分館とか、台湾加賀屋とか【2018台湾インスタ映えの旅‐2】
2018-04-14
前編「ビジネスクラスからの絶景冨士山とか士林市場とか」社員旅行の時くらいゆっくり寝坊したいぜー
というのが市井の庶民のささやかな感覚かと思いますが、高貴なる私の座右の銘は
「オンでもオフでも早寝早起き朝ごはん、人生常に学ばずんば、ズンバでも踊れ!」
なのであります。

※イメージ
そんなわけで、午前9時集合でバスツアーに出発、という庶民を尻目に、僕は朝からひとり地下鉄に乗って早朝さんぽに出かけることにしました。

台北地下鉄(台北MRT)は、地下にもぐっている区間は意外と少なくて、途中からはけっこう地上を走るんですね。
街の雑居ビルの向こうに山が見えるようになってくると、やがて北投(べいとー/ぺいとー)駅。

そう、ここは台北の奥座敷(というのかどうかはわかりませんが)で、台湾随一の温泉の町。
もっとずっと山の中にあるのかと思っていましたが、駅も超近代的で、全然都会じゃん。

でもまあ、なんか楽しそうな温泉地の雰囲気出てるから、ま、いっか。

北投の温泉街は、この先の新北投駅が一番近いので、ここで乗り換え。
北投から新北投の駅までは、たった1区間を10分おきに往復する台北MRT新北投支線に乗ります。

この新北投支線の車両はどれもみんなおちゃめなラッピングがされてますねー
台北市街のホテルを出て1時間かからないくらいでしょうか、やってきたぜ!新北投の港の女よ。
※写真はイメージ

これが新北投の駅。
この門の下に高架線路の車止めがあり、ホームも行き止まりになっています。

新北投駅前の交差点を渡ると、すぐに北投公園があり、その両側に温泉街が広がっています。

「パイセーン、なんで私たちを置いて一人で旅立っちゃうんですかー」と涙にくれる同僚女子たちを振り切って、なぜわざわざこの北投温泉まで来たかというと、ここに来たかったからなのです。

台北市立図書館北投分館。
世界でも有数の美しい図書館、と言われています。

ここまで新北投の駅から歩いて5分ほど。
北投公園の敷地内にあるためでしょうか、散策や太極拳をする市民の姿が目立ちます。

この図書館が有名なのは、この木造のデザインの美しさ。

いやー、この木造テラスのエロティックなボディライン、確かに美しい!
あんぐり口開けて見とれちゃうレベルです。
パッと見、高級リゾートにあるクラシックホテルみたいですね。
台北帝国ホテル、とか台北金谷ホテルとか言われても全然違和感ありません。

この図書館はエコ建築としても知られていて、屋根の太陽光発電パネルやベランダの特殊な手すり、屋上の芝生で天然の雨水などを貯水して、植物の水遣りやトイレの水に使ったりしているそうです。

2014年にCNNの「世界で最も美しい図書館 TOP27」のひとつに選ばれたこの図書館、「インスタ映えの旅」にピッタリの素材ですな。
女性の僧侶でしょうか、展望台から図書館を静かに眺めていたあと、記念撮影してました。

開館時間になったのでちょっとだけ中に入ってみましたが、館内の写真撮影は許可制との案内があったので、受付のおねーさんと交渉すると、パスポートはないか、とのこと。
パスポートはないけど、写真付きのIDなら日本の免許証があるよ、って見せたら、あなたはイケメンだから特別に許す、と言われたのですが(たぶん)、この申請書類を書いてくれ、と全文中国語の書類を渡されたので、今回は残念ながらパスしました。
時間にあまり余裕がなかったんでね。中国語にビビったわけじゃーないよ。

にしてもいい図書館だったな。
置いてある本は読めないけど、森に囲まれたテラスとかで、いつか新北投の港の女とのんびり過ごしてみたいですね。
台北帝国ホテルはなかったけど、こちらの旅館はありましたよ、北投図書館の目の前に!

加賀屋ですよ加賀屋!

身分がばれてしまうと、この日本を代表する名旅館からでさえも「貴賓室に鯛の尾頭1匹とコンパニオンを3人くらい用意しときます!」くらいの勢いで迎えられちゃう高貴な私ですので、今日はおとなしく遠くの方から観察するだけにとどめておきます。

おー、ちゃんと法被も着てるんですね。もちろん台湾娘も着物姿の仲居さんとして働いているようです。

建物の感じもやっぱり加賀屋っぽいですね。
もちろんお値段も加賀屋価格。たぶん1泊2食ひとり3万円から5万円って感じでしょうね。
もともとこの北投温泉は日本の統治時代に開拓されて発展した温泉街なので、和風でも違和感がありません。
これは北投温泉の公衆浴場のひとつ「千禧湯」。
なんと男女混浴の大露天風呂です!水着着用ですが。

ホントはゆっくり温泉にでも入ってみたかったのですが、僕のことを仕事のみならず、恋愛、学び、ファッション、ユーモアのセンス、ついには人生の師として慕う女子社員たちが涙にくれながら僕の戻りを待っていることが十分に予想されるので、早く台北に帰らなければなりません。
そんなわけで再び台北MRTに乗って台北市街方面に向かい、圓山(円山)で下車します。

今日はこのあとバスを1台貸し切って、九份、十分と観光地を巡ることになっていたのですが、最初に圓山大飯店に寄るらしく、
「10時までに現地に直接来ていただければ、涙にくれる女子たちを歓び組に変えることができるので、絶対に戻ってきてください!」
と幹事から強く懇願されていたのです。
圓山大飯店(グランドホテル台北)は現代における中国宮殿建築の代表的な建物で、台北のランドマークとなる超有名ホテル。
台北MRTの圓山駅から歩いても20分くらいなので、よゆーだろうと思って向かってみると。。。

正面に姿は見えるんだけど、この先なんか自動車道しかつながってないぞ!
どこ歩けばええんやー
<2018年1月13日 訪問つづく > 続き⇒日本語上手な陳さんと、圓山大飯店へ
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